ロールとは? わかりやすく解説

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roll

別表記:ロール

「roll」とは、回転のことを意味する表現である。

「roll」とは・「roll」の意味

「roll」には動詞名詞2種類使い方があり、動詞では主に「転がる・丸める」、名詞では「巻いたもの・揺れる」を意味する。本来は「巻物」を指す単語であったが、現在ではロールケーキなどの巻物状の食品や、映画などエンディング制作関わった人物企業紹介するスタッフロールなど、「回転するもの」や「巻いているようなもの」に対して幅広く使われる単語である。また、トイレットペーパーキッチンペーパーなどの巻いた紙製品数える際の単位としても使われる

「roll」の活用変化一覧

「roll」は名詞としては複数形の「rolls」、動詞としての活用変化三人称単数が「rolls」、過去形過去分詞は「rolled」、現在分詞は「rolling」となる。

「roll」の語源・由来

「roll」は印欧語根の「回転する」を意味する「Hret-」で、「小さ車輪」や「巻いたもの」という意味のラテン語「rotula」に変化し「roll」になった

「roll」を含む英熟語・英語表現

「rock and roll」とは


1950年代アメリカで誕生した音楽ジャンルのこと。一般的にはRock’n’rollロックンロール)」と表記する。もともとは黒人使っていたスラング名前の由来で、「rock」には「岩」という意味の他に「揺らす振動する」という意味があり、「roll」は「回転・巻く」という意味があることから「巻いて揺らす」、すなわち「性交」を指す言葉であった

音楽ジャンルとしては、ブルースカントリーミュージックルーツとしたメロディー8ビートで刻むスタイルで、リズム感のあるノリ良い音楽である。演奏スタイルはボーカル・エレキギター・エレキベース・ドラムなどシンプルな構成基本で、ソロではエルヴィス・プレスリーチャック・ベリーバンドではビートルズローリング・ストーンズ代表的なミュージシャンである。

ロックンロール日本入ってきたのは1950年代後半で、当時ジャズ流れをくむ音楽として紹介された。後にエルヴィス・プレスリービートルズ世界的に有名になるエレキギター中心としたバンドサウンド人気となり、グループサウンズブーム先駆けとなった

「let's roll」とは


ネイティブが好むフレーズで「さあ、行こう!」という意味である。同じような意味の「let's go」よりもカジュアルな言い回しで、遊びに行くときやお店から出るときによく使われる

「on a roll」とは


気分乗っている状態を指す表現回転し続ける(roll)ことは調子良いことなので「絶好調」という意味になる。「You're on a roll!(調子良さそうだね!)」のように使う。

「have a roll」とは


rollには「出席簿」という意味もあるため、「出席を取る」という意味で使われる表現

「rolling stone」とは


「職や住所をよく変える人」のことを表わす表現イギリスことわざA rolling stone gathers no moss. (転がる石には生えない)」が転じ、「職や住所をよく変える人は成功しない」という意味が語源

「Fruit Roll-ups」とは

アメリカの子供に人気の、果物の味がする平たいグミのようなお菓子のこと。日本でも大手通サイト購入できる

「roll」を含むその他の用語の解説

「The Rolling Stones」とは


1962年イギリス誕生したロックバンドのこと。ボーカルミック・ジャガーギターキース・リチャーズ中心に結成から現在まで一度解散せずに第一線活躍続けている伝説的なバンドとして知られる代表曲は「サティスファクション」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」など。

「roll」の使い方・例文

「roll」には動詞名詞使い方があり、動詞では「The water wheel is rolling.(水車回転しています)」や、「He rolled the ball.(彼はボール転がした)」、「He rolled up his sleeves.(彼は袖をまくった)」のように使う。

名詞使い方としては、「A rolled cake, please.ロールケーキください)」や、「What causes a plane to roll?(飛行機揺れ原因は?)」のような表現となる。

role

別表記:ロール

「role」とは、役や役柄役割役目意味する英語表現である。

「role」とは・「role」の意味

「role」とは役や役柄役割役目意味する英単語である。役や役柄を指す場合は、劇や映画での俳優に対して使われることが多く役割役目を指す場合は、職業など人が果たすべき仕事に対して使われることが多い。
「role」は名詞として使う単語だが、頭に「play a/an」をつけると、roleを「役割を果たす」という意味の動詞として使うことも可能である。また、roleの変形として複数形の「roles」がある。

「role」の意味覚え方はいくつかある。語呂合わせの例として、
・ロール(role)キャベツ役割はおかずの代わりになること
ロウを売る(=ロール)役割ロウソク屋さん
などがある。

「role」の発音・読み方

「role」の発音記号は、「róʊl」である。カタカナ表記する場合は、「ロウル」もしくは「ロール」となることが多い。ただ、実際に発音する場合は、「ローウ」に近い音となる。「róʊ」の部分カタカナでは「ロ」と記載することが多いが、実際発音はむしろ「ラ」に近い。

「role」の語源・由来

「role」は、「rotula」というフランス語で「役者のせりふを書いた巻物」の意である単語語源になっている

「role」の類語

「role」には、意味に応じた類語いくつか存在する。「役・役柄」の意味合いであればpart「character」persona」「theatrical role」で言い換え可能になっており、「役割役目の意味合いであればpart」「function」「office」で言い換え可能になっている。また、contribute to A」で「Aに貢献する」、「have a hand in A」で「Aに関与する」といった言い換え使われており、日常会話では場面応じた言い換えが可能となっている。

ただし、「play a role」の後には分野範囲を表す言葉が来るのに対し、「contribute to」と「have a hand in」の後には結果を表す言葉が来ることが多いため、使い間違えないように注意する必要がある

「role」を含む英熟語・英語表現

「play a role」とは


play a role」は「役割を果たす」という意味のフレーズである。割り当てられ役目を果たす活躍見せるといったニュアンス含まれており、日常会話でもライティングでもよく使う表現一つとなっている。「play a/an」の後に「important」や「significant」などの形容詞加えることで、重要な役割である事を強調した使い方ができる。また、roleの代わりにpart」を置き換えて使うことも可能である。

「fill the role of」とは


fill the role of A」は「Aの代わり務める」といった意味のフレーズである。主に人事異動などで役割転換発生した際に使われる

「role」に関連する用語の解説

「role-play」とは


role-play」は、主に「役割演じる」という意味であり、子供たちごっこ遊びをする際にも使われる名詞として「役割練習」という意味でも使うことがあるビデオゲームジャンル一つである「ロールプレイングゲーム」は、ゲームプレイヤー主人公役割演じることから、この言葉元になっている。ロールプレイングゲーム略してRPGとも言われる

「role model」とは


role model」は、「模範となる人・他の人のお手本となる人」という意味である。「role」の意味は、「役割、役目」で、「model」は「手本ひな型」という意味になり、「role」と「model」を合わせると、「手本役割」になり、模範的考える人に対して使われる

「my role」とは


「my role」は、「自分役割」という意味である。仕事退職引き継ぎ発生した場合に、退職時の挨拶自身役割引き継ぐ人物誰か知らせ為に使うことがある

「role」の使い方・例文

She performed the role with great ability.
「彼はその役を見事に演じた。」の意味。roleを「役・役柄」として使用している。

Education plays an indispensible role in cultivating children’s values.
教育子供価値観を養うことにおいて、重要な役割を果たす。」の意味。roleを「役目役割」として使用している。

Who will play the role of the prince?
誰が王子様の役を演じるのか。」の意味。「role of A」は「Aの役・役柄」を表している。

ロール【role】

読み方:ろーる

役割役目任務。「—プレーイングゲーム」


ロール【roll】

読み方:ろーる

[名](スル)

巻いて作ったもの。巻いてあるもの。「—カステラ」「バター—」

ローラー1」に同じ。

ローリング2」に同じ。

「船全体を軋(きし)ませ、ぐうっと右に—した」〈宮本伸子

ロールフィルム」の略。


【ロール】(ろーる)

roll
横転乗り物など移動体が、進行方向の軸を中心にして左右に傾き、あるいは回転すること。

重航空機場合は、左右旋回するためにロールをすることが重要となる。
浮くための大きな揚力偏らせることにより、ヨー比べて素早く旋回することができる。

いっぽう車輌船舶ヨー転進することが前提であり、ロールは転覆原因となるため、ロールを抑制することが重要となる。
ロール抑制策としては、重心低くとる、車輪キャンバー設ける、船体スポンソンビルジキールフィンスタビライザー等を装備することなどが挙げられる


ロール

名前 Laure; Roll; Kroll; Roel; Rohl; RohrRolRolle; Rool

ロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/18 17:03 UTC 版)

ロール(roll、role、Rohr、Lohr)

roll

英語圏の姓

role

Rohr

Lohr

関連項目


ロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:54 UTC 版)

スネアドラム」の記事における「ロール」の解説

管楽器のような持続音を得るための奏法下記方法がある。 オープン・ロール 粒立ちがはっきりしたロールで、基本的に左右が2打ずつになるように押し付けて演奏する。ただし、ダブルストロークとは別物である。マーチングドラムコー分野では主にこちらのロールが用いられるクローズド・ロールザー」という波音のような音を奏でる奏法。打面を叩いた時のスティック反発利用し一回の手動きで3打音上の音を発する。粒立ちをきれいにつぶすように、かつ、打面の上を転がすように演奏する。主にクラシックの分野用いられるバズ・ロール クローズドロールよりも少し荒いロール。左右それぞれ3打ずつになるよう演奏する。打面を転がすようには演奏しない。 プレス・ロール スティック強め握り締めて押し付けるロール。押し付けるためプレスという。 シングルストローク・ロール 連打右左右左順番高速ストロークする。スネアでロールとして使用するにはかなり高速ストロークする必要がある一般的には、ティンパニー・バスドラム・テナードラム(タム)・鍵盤打楽器でのロールで用いる。 ダブルストローク・ロール ダブルストローク高速持続させるロール。オープンロール押し付けて2打ずつ。ダブルストロークは指でコントロールして2打ずつであるため区別されることがしばしばある。

※この「ロール」の解説は、「スネアドラム」の解説の一部です。
「ロール」を含む「スネアドラム」の記事については、「スネアドラム」の概要を参照ください。

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ロール

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 23:33 UTC 版)

名詞1

  1. 巻物
  2. 巻き込み回転
  3. 円筒状の

語源

関連語

名詞2

  1. 役割

語源

  • 英語:role.

関連語


「ロール」の例文・使い方・用例・文例

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