ヘイキューブ
ヘイキューブは、乾草の一種です。乾草とは、乳牛の飼料となる牧草を乾燥させたもので、その中でもキューブやペレットと呼ばれている種類は成形乾草といわれ、細切りした牧草を成形したものです。これらの成形乾草は、牧草の収穫から貯蔵、そして牛に飼料として与えるまでの機械化を目的として作られるようになりました。 ヘイキューブとして作られる牧草は、80%以上がアルファルファ。強制乾燥という方法で作られていますが、これは加熱した風などをあてて、乾燥させるという方法。乾燥の課程で、ビタミンやカロチンなど栄養素の破壊を防ぐことができるというメリットがあります。ちなみに、牧草を乾燥させることは、保存性を高めると同時に、牛の唾液の分泌を高めたり、胃の中で微生物が繊維分解をする働きをサポートするなど、乳牛の健康維持にたいへん役立っています。出典:「酪農大百科」 |
<ミルククラブ情報誌'2000 SPRING vol.35より> |
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