バイトテロ
バイトテロは、いわゆる「ツイッター悪ふざけ投稿問題」の絡みで用いられるインターネットスラングである。テロという語には「実行犯を実行計画や事前に察知することが困難」、「罪のない人々が巻き添えになる」といった意味合いがテロリズムになぞらえられているものと解釈できる。
バイトテロの多くは、店内の設備を使って(衛生的に問題のある、あるいは嫌悪感を覚えるような)悪ふざけしている様子をスマートフォン等のモバイル端末で撮影し、その画像をTwitter等のSNSに投稿するというものである。投稿された画像はウェブ上で広く拡散され、実際の顧客・利用者の目にも触れる。
店舗側は、バイトテロによって損なわれたイメージを挽回するために臨時休業して厨房の徹底洗浄を行ったり、場合によってはそのまま閉店・廃業に追い込まれたりする。
2013年半ばには、コンビニエンスストアやレストランなどでアルバイト勤務する若年の店員が店内の商品や備品を使って悪ふざけをした様子をウェブ上で公開するケースが相次ぎ、ウェブ上のメディアに留まらずテレビ等でも頻繁に取り沙汰される社会問題に発展した。中には廃業に追い込まれた店舗がアルバイト店員を相手取り損害賠償請求を行う事例も出ている。
バイト‐テロ
バイトテロ
バイトテロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/16 03:15 UTC 版)
バイトテロとは、アルバイト・従業員が職場で適切ではない行為、またその様子をスマートフォンなどで撮影し、TwitterやYouTubeなどのSNS・動画共有サイトに投稿して炎上する不祥事のことである[1][2]。典型的には、飲食店や小売店の従業員が、勤務先の商品(特に食品)や什器その他の備品を使用していたずら・悪ふざけを行い、SNS上で炎上することである。SNSへの動画投稿が容易になり、事案は年々増加している[3]。
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