jerk
「jerk」とは、急にガクンと動く・グイッと引っ張る・揺り動かすということを意味する英語表現である。
「jerk」とは・「jerk」の意味
「jerk」とは英語の動詞・名詞である。動詞「jerk」として、主に「急にガクンと動く」「グイッと引っ張る」「揺り動かす」「急に放る」「突然言い出す」といった意味を表現する。また肉類を「細かく切って干す」、アメリカ英語でソーダ水を「作って渡す」といった意味をも持つ。動詞「jerk」の活用形は、三人称単数現在形が「jerks」、現在分詞が「jerking」、過去形が「jerked」、過去分詞が「jerked」と変化する。名詞「jerk」として、主に「急に動くこと」「突然引っ張ること」「痙攣」「引き攣り」、バーベルを肩から上に持ち上げる重量挙げの種目「ジャーク」、単位時間あたりの加速度の変化率「加加速度」「躍度」といった意味を指す。また名詞「jerk」がスラングとして使用されると、「バカ」「マヌケ」「最低なやつ」「不愉快なやつ」といった意味を持つ。名詞「jerk」の複数形は「jerks」となる。「jerk」と同じ語源を持つ派生語として、名詞「jerker」、形容詞「jerky」、副詞「jerkingly」が挙げられる。
「jerk」の発音・読み方
「jerk」の発音記号は、アメリカ英語で「dʒə́ːrk」、イギリス英語で「dʒə́ːk」と表記される。「jerk」の読み方をカタカナで表記すると、アメリカ英語で「ジャーァク」、イギリス英語で「ジャーク」になる。「ジャーァク」「ジャーク」の「ジャ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「jerk」の語源・由来
「jerk」の詳しい語源・由来は不明とされているが、おそらく鞭で打つ音を基にして成立したと考えられている。そのため初期は「鞭で打つ」「鞭のように叩く」といった意味であったが、1600年代に「急にガクンと動く」という意味に変化したとされている。「jerk」を含む英熟語・英語表現
「jerk around」とは
スラングとして使用され、「手間をかける」「迷惑をかける」「ふざける」「ぶらぶらする」といった意味を持つ。
「jerk yourself」とは
「君の身体を動かせ」「君の身体を持ち上げろ」といった意味を表す。また「jerk oneself awake」の形式で、「目が覚めて身を起こす」「ふいに起こす」といった意味を指す。さらにスラングとして、「jerk yourself off」の形式で、「マスターベイションする」という意味になる。
「jerk over」とは
「(人に)嫌がらせをする」「(人を)いじめる」といった意味を表す。
「jerk」に関連する用語の解説
「jerky」とは
英語の形容詞として、動きが「ギクシャクしている」「ピクピクしている」といった意味を表す。また「jerky」がスラングとして使用されると、「バカな」「間抜けな」「愚かな」といった意味を指す。名詞として使用されると、牛肉を細く切った「干し肉」のことを意味し、日本語で「ジャーキー」として定着している。
「jerks」とは
動詞「jerk」の三人称単数現在形、名詞「jerk」の複数形である。名詞「jerks」は「physical jerks」の略語として「柔軟体操」「美容体操」、宗教的興奮による「痙攣」といった固有の意味を持つ。
「jerker」とは
英語の名詞で「強い力で引っ張る人」を意味する。またアメリカ英語でソーダ水を売る「売り子(soda jerker)」のことを指す。さらに「tear-jerker」で「感動的な(物語など)」「涙を誘うような」「お涙頂戴」といった意味を表す。
「jerk chicken」とは
ジャマイカで作られる「チキン料理」である。日本語で「ジャークチキン」と言う。「ジャークチキン」は「ジャークスパイス(jerk spice)」と呼ばれる辛い香辛料を鶏肉に漬けて、炭火で焼き上げたものである。
「jerk」の使い方・例文
「jerk」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・Suddenly the train jerked to a stop.(突然電車がガクンと止まった。)
・He angrily jerked the child's smartphone away.(彼は怒って子供のスマートフォンをグイッと引き離した。)
・An unexpected visitor jerked me awake.(予期せぬ訪問者が私を不意に目覚めさせた)
・She's an jerk. I can't keep up with her.(彼女はマヌケだよ。彼女とは付き合いきれない)
ジャーク
ジャーク【jerk】
ジャーク
ジャーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 22:02 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ジャーク
- 英語で躍度のこと。
- 重量挙げの競技の1つである「クリーン&ジャーク」の略称。
- ジャークスパイス - ジャマイカ料理に使用される香辛料。
- 入眠時に発生する痙攣 ⇒ ジャーキング
人名
実在
- ジャーク・プズー=マサビュオ - フランス出身の地理学・人類学者。
- ジャーク・ヒニズドフスキー - アメリカの芸術家。
架空
- ジャーク将軍 - 『仮面ライダーシリーズ』の登場人物。
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ジャーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:42 UTC 版)
「スライムもりもりドラゴンクエスト」の記事における「ジャーク」の解説
三大しっぽ兵の一人であるじごくのもんばん。鎌を使って攻撃する。
※この「ジャーク」の解説は、「スライムもりもりドラゴンクエスト」の解説の一部です。
「ジャーク」を含む「スライムもりもりドラゴンクエスト」の記事については、「スライムもりもりドラゴンクエスト」の概要を参照ください。
ジャーク
「ジャーク」の例文・使い方・用例・文例
- どうすべきかをマネージャークラスで議論しないと、絶対に改善できない。
- 重量挙げで,ジャークという競技種目
- 三宅選手は48キロ級でスナッチ81キロ,クリーン&ジャーク110キロ,トータル191キロを挙げ,3つの日本国内記録を更新した。
- 中国の楊煉(ヤン・リエン)選手がクリーン&ジャークで117キロを挙げ,世界記録を更新して金メダルを獲得した。
- ロンドンでは,スナッチ87キロ,クリーン&ジャーク110キロ,トータル197キロを挙げ,日本記録を樹立。
- ウエイトリフティング種目はスナッチとクリーン&ジャークの2つに分かれている。
- クリーン&ジャークでは,選手は肩の高さまでバーベルを持ち上げ,立ち上がり,その後,バーを頭上に挙げる。
- スナッチとクリーン&ジャークのどちらも,選手は重量を持ち上げるために3回試せる。
- スナッチで挙げた一番重い重量とクリーン&ジャークで挙げた一番重い重量の合計が選手の成績となる。
ジャークと同じ種類の言葉
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