opposite
「opposite」とは、反対側の・向こう側の・正反対のことを意味する英語表現である。
「opposite」とは・「opposite」の意味
「opposite」とは、反対、反対側の、向かい合っているという意味で用いられている表現である。「opposite」は形容詞、名詞、副詞、前置詞と様々な品詞として用いられる。場所や位置が反対・向かい合っていたり、考え方や意見が相反して敵対していたりする時に用いる。「opposite」の発音・読み方
「opposite」の発音は、カタカナ語では「オポジット」と表記されるが、発音記号ではイギリス英語は「ɒpəzɪt」、アメリカ英語は「ɑːpəzɪt」となる。イギリス英語の発音記号はカタカナ表記にすると「アパァズィトゥ」となり、アメリカ英語の発音記号をカタカナ表記にすると「アァパァズィトゥ」となる。「opposite」の語源・由来
「opposite」の語源は、向かい合わせに置くという意味のラテン語「oppono」である。ラテン語の「oppono」が、向かい合わせに置いたという意味のラテン語「oppositus」に変化し、反対側のという意味の古期フランス語「oposite」に変化した後に「opposite」になった。「opposite」の覚え方
「opposite」は、語呂合わせで覚えるのが良い。「向かい合った尻尾をじっと見る猫」という語呂合わせは、「向かい合った」と「尾っぽをじっと(opposite)」を関連付けて覚え、「opposite」が「向かい合った」という意味であることを思い出すことができる。「opposite」と「oppose」の違い
「opposite」と「oppose」は、どちらも反対という意味で用いられる表現である。しかし、同じような意味で用いられていてもニュアンスが異なる。「opposite」は場所や立場、傾向、考え方などが反対・対立するというニュアンスであるのに対し、「oppose」は行為に対して反対するというニュアンスがある。また、「opposite」とは反対する対象とのコントラストが強い・正反対の場合に用いる表現で、具体例としては「Tall is the opposite of short(高いは低いの反対)」という表現があげられる。「oppose」は拒否したり、嫌ったりするほか、別の選択肢を選ぶというニュアンスで用いられるため、反対する対象との間に強いコントラストはない。「He chose red, as opposed to yellow(彼は黄色ではなく赤を選んだ)」というように、2色間など狭い幅においての反対というニュアンスがある。
「opposite」と「opposite to」の違い
「opposite」と「opposite to」は、どちらも「反対に」や「正反対の」などの意味で用いられる表現であるが、使い方が異なる。「opposite」は名詞や前置詞として単体で用いられるのに対し、「opposite to」は動詞や形容詞として用いられる場合の構文である。「opposite」の対義語
「opposite」の対義語は、「adverse」、「antagonistic」、「antithetical」である。adverse:逆らう、反対の、反して
・His strategy may have adverse effects on this project.(彼の戦略は、このプロジェクトに悪影響を及ぼす可能性がある)
antagonistic:反対の、敵対する、相反する
・She's extremely antagonistic towards all teachers.(彼女はすべての教師に対して非常に敵対的だ)
antithetical:正反対の、~と対照をなして、対照法の
・Water and oil are antithetical.(水と油は対照的である)
「opposite」を含む英熟語・英語表現
「opposite of」とは
「opposite of」とは、正反対のものという意味である。
・Rich is the opposite of poor.(金持ちは貧乏の反対のものである)
「opposites attract」とは
「opposites attract」とは、1989年にリリースされたポーラ・アブドゥルの楽曲である。邦題は「甘い誘惑」で、アメリカでビルボードチャート1位を獲得した。ポーラ・アブドゥルのファーストアルバムの「あいつにノック・アウト」に収録されている曲である。
「opposite word」とは
「opposite word」とは、反対語のことである。「暑い」と「寒い」のように、正反対の意味を持つ言葉のことを指す。
「opposite」の使い方・例文
・She held the opposite view to her sister.(彼女は妹とは反対の見方をしていた)・The story was supposed to be touching, but it had the opposite effect on him.(その話は感動的なはずだったが、彼には逆効果だった)
・The map on the opposite page shows where these animals commonly inhabit.(反対側のページの地図は、これらの動物が一般的に生息する場所を示している)
・If you want to buy the phone, you need to go to the shop opposite.(電話を購入したい場合は、向かいの店に行く必要がある)
・He drove away in opposite directions.(彼は反対方向に車を走らせた)
オポジット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 08:18 UTC 版)
バレーボールの ポジション |
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オポジット(英: opposite)は、バレーボールのポジション名称の一つ。極めて攻撃力の高い選手を配置する場合は スーパーエースとも呼ばれる。やや守備的位置づけの補助アタッカーに対しては、ユニバーサルもしくはユーティリティープレイヤーと呼ばれる場合がある[1][2]。 OPと略表記されるほか、OS(Opposite Spiker)と書かれることもある[3]
概要
セッターの対角に配置されるポジション(オポジット)[4]は、リベロ採用以前の時代においては、状況に応じてセッターの代わりにトスアップを行うサブセッターないしは補助アタッカーとしての役割が主であった。近年、特に男子のチームにおいてはより攻撃的な選手がこのポジションに配置されるようになり、前衛・後衛を問わず、常時攻撃に参加することが求められるようになった。こうした攻撃的なオポジットはサーブレシーブ(レセプション)は免除されることも多い。攻撃的なオポジットには高いジャンプ力と、強烈なスパイクを繰り出すパワー、さらにはスタミナが要求される。 一般に前衛でレフト側のポジションをとる2名のアウトサイドヒッターとの位置関係から、ライト側に回って攻撃する機会が多くなるため、山本隆弘や清水邦広、西田有志のように左利きの選手が起用されることが多いが、右利きであっても中垣内祐一に代表されるようにチームで一番打数が多く、信頼の厚いスパイカーがスーパーエースとしてこのポジションに置かれることもある[5]。
ちなみに、オポジットの選手が、やや守備的性格のスパイカーである場合は、オポジットの呼称は用いずにユニバーサルないしはユーティリティープレーヤーと呼ばれることが多い。しかしながらこれら呼称の区別は必ずしも明確でなく、サーブレシーブ(レセプション)に参加させるかどうかといった役割分担も含めて、個々のチームによって様々である。女子チームにおいては現代においても攻撃的なオポジットを置かず、守備力の高いユニバーサル的選手を配置するケースが見られる。アウトサイドヒッター、ミドルブロッカー、さらにはセッターもこなせるといったオールラウンドプレーヤーがオポジットに起用されることも多い。
ギャラリー
- ライト攻撃と1枚ブロック
- ライト攻撃と2枚ブロック(厳密には1枚半[6])
- ライト攻撃と3枚ブロック
- 右側へ回り込む14番
脚注
- ^ FIVB Women's Volleyball Olympic Games 2012 ベタニア・デラクルス
- ^ FIVB Women's Volleyball Olympic Games 2012 ヨバナ・ブラコチェビッチ
- ^ ODF Volleyball Data Dictionary Page 10/74
- ^ “バレーボール用語がわからない!オポジットってなに? 調整さん”. 2019年11月15日閲覧。
- ^ “中垣内祐一(なかがいちゆういち)全日本男子監督 現役時代はスーパーエース、“ガイチ”龍神NIPPONの課題と希望”. 2019年11月15日閲覧。
- ^ バボChannet(バボちゃんネット) - フジテレビ
外部リンク
- にわか解説者養成講座 - ポジションと役割 - ウェイバックマシン(2000年5月10日アーカイブ分)
関連項目
オポジット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 04:43 UTC 版)
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