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ブログを運営するに当たっての試行錯誤や考えを述べるブログです。
 良い記事タイトルをつけようとすればセンスはいうに及ばず、相応の時間が掛かる。内容は書き上げたのにタイトルがしっくりこなくて悶々とすることさえある。思い返してみれば、これらの手間は記事の性質によって随分変わってくるようだ。
 私が考えるそれぞれのタイトルタイプとタイトル決定に掛ける記事全体中の労力パーセンテージを並べてみる。

作品の感想:3%未満(例 みつどもえ1巻 桜井のりお
 これはほとんど機械的でタイトルと巻数、作者名を列挙するだけの形をとる。SEOにはコンパクトに必要な単語が入っていることが望ましいからだ。メジャーすぎる作品の場合、正攻法を仕掛けても勝ち抜けないので迂回の道をたまに考える。「はぴねす!1巻 藤井理乃 月刊コミックアライブ」のように掲載誌名を加えるとか。

内容の要約:5~10%(例 打ち切りとエロとアニメと
 これは考えるけど書き上げた後には決まっているレベル。内容を分かったつもりでいると、案外タイトルとズレてしまっていることがあるので読み直して考える手間も掛けた方がいい。

気の効いたタイトル:15~25%(例 アーたんは無慈悲な悪の女王
 ちょっと上手いこと言ってやろうと気合をいれたくなる記事だと、タイトル設定のコストは途端に跳ね上がる。あれでもないこれでもないとうんうん唸りながらの難産。場合によっては簡単な記事1個を着想展開するほどの手間を掛けることも。私はえてしてパロディに逃げてしまうわけだが――未熟さの表れかもしれない。

ニュースサイト最適化対策を意識したタイトル:10~50%(例 大手サイトの定義を考える
 どこまでがそれを狙ったものか線引きは難しい。更新すれば阿吽の呼吸で紹介されるような大手サイトの運営者は常にニュースサイトに自分の考えたタイトルが並ぶことを意識して決めなければならないわけで……大変そうだなぁ。完全にニュースサイトを意識して詰めていくのなら、コストは記事を書く手間の半分にまで達するだろう。
 個人的にはニュースサイトに向いたタイトルは思いつくのが記事を書くより先行するので、コストがどれだけ掛かるとしても意識しなかったりする。

ひとりごと:5%(例 1/12 今日もいい天気
 主にニュースサイト記事用のよしなし言。更新の直前にとって付けるのだが、これで無難な言葉を選択するのに悩んだりするのだ。いざとなったら日付だけで更新しちゃう。まぁ、気にする人もほとんどいないだろう。


 振り返ってみれば記事タイトルに費やすコストは膨大なものになっている事に気付く。私が記事を量産できるのは作品の感想記事がとても多いからなのかもしれない。もちろん記事本文にかける労力が減るわけではないのだが……。
 というわけでこういうニュースサイトはどこかにないか?への反応としてまなめはうすさんと誠天調書さんから紹介されたugNews.netさんの仕事量は相当のものだと思われる。
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