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ブログを運営するに当たっての試行錯誤や考えを述べるブログです。
 一時は一日のアクセス数が3000ユニークを超えるのが普通だった私の漫画ブログだが、だんだんと低下していって今では2000を切ることも、ざらになってしまった。これを何とか復活させる方法がないものか、知恵を絞ってしまう。その時間で記事のひとつも絞った方が効率的かもしれない……。

特定の記事を定期的に投稿する
 昔はハヤテのごとく!でやっていたわけだが、現在は週刊少年誌の感想があるのみで、個別記事もなし、リピーターをキープする力が低下しているのは否めない。月刊誌では個別記事を書いている作品もあるのだけど、感想が月に一回では定期的に来てもらう効果は週刊誌に大きく劣る。
 さりとて週刊誌から個別記事を書き続けられそうな作品のあてもないので、月刊誌のお気に入り作品の考察記事をきまぐれではなく定期的に投稿するようにしてみたい。とりあえずは将国のアルタイル記事を毎週日曜日に投下することを目標とする。

扱う作品のジャンルを絞る
 傾向を揃えることで違う作品の記事でもリピーターを確保できるのではないか。そんな考えは前々からあるのだが、やるとすれば歴史漫画で、歴史趣味は多少騒がれることがあっても基本的に裾野が狭い。週刊少年誌感想との兼ね合いもあり、アクセス数に関していえば逆効果になりかねない。
 とりあえずは自分の好みにお任せとしたい。

過去の名作に力を入れる
 SEO的な話。過去の名作感想は新しく記事が増えにくいわりに、検索はそこそこ期待できる。そのため、たくさん揃ってくると無視できない存在になる。これも定期的に増やすようにできれば頼みになる。

センセーショナルな記事を書く
 炎上覚悟というわけではないが、思い切って言いたいことをぶちまけてしまった方が気持ちも乗って、良い記事が書けるかなぁ、と。ブログタイトル通りに初心を忘れず攻めの姿勢で行こうと心掛けていても、ついつい6年の生んだ“立場”に縛られている気が……。
 考えている事はいくらかあるのだ。上手く文章にできるか、検討する。

こまめにトラックバックやテーマ投稿をする
 忙しさに負けてやらなくなっていたけれど、基本に戻ってしっかりやれば多少なりとも効果があるはず。SEO的にも無視できない。

あきらめる
 というか、他に力を回す。発展性でいえば読書は呼吸の方が期待できる気配も……漫画はアシが早いのだ。

ひたすら面白い記事を書く
 できれば苦労しねーーっ!!!


 などなど考えはするけれど「数」のためにスタイルを曲げるのもやりたくないし、できない。無理にやっても質が下がれば逆効果を招くわけで、難しい面がある。まぁ、落ちていくばかりじゃ面白くないし、苦境を愉しむためにも、あがくための「方針」は欲しい。
 そんなわけで、アルタイル記事の週刊化と、週刊少年誌感想記事を投稿するときにトラックバックピープルを欠かさず利用する辺りを心掛けてみる。
 ひゃっほー!
 あーははははは。
 ふーふふふふぅーー
 ―――――はぁ。
 なんだ、この達成の波の後に押し寄せる諦観にも似た静けさ……
 私、今まさに賢者の境地。


 元が遊び人だったから賢者に転職できても不思議はない。
 そんなわけで、360度の方針転換が500万ヒット達成である。それ自体は喜ばしいことだが、アクセス数自体は減少傾向が見られる。
 ジャンプ感想の問題もあるが、タイミング的に微妙なアニメ感想が足を引っ張っているのかもしれない。でも、見た直後に書いて、すぐ投下したくなるのがアニメ感想なのだ。一足先に電波が断裂したこともあって、他にどうしようもないしー。
 まぁ、ここは足場を固めて地道にいきまっしょい。外的満足が得られにくいからと言って、あまり自己満足性の高すぎる記事を書きまくっていると、そのまま縮小していく恐れがあって難しい。

 同日に読書は呼吸が25万ヒット達成で、前日に馬鹿はシネマで直らないが5万ヒットを達成していることは別に秘密じゃない。360度と読書で20:1になっているのは、納得できる比率だ。いまは段々と差が縮まっているけれど――比率はそのままアクセスを増やせれたらなぁ。
 SSは感想記事以上に本当に読まれているのか特に気になってしまう。しかし、コメントはもらいにくい傾向がある。そこで、物凄く久しぶりにWeb拍手をつけてみた。
 結果は……投下から半日で一人だけ拍手してくれた。

 内容が悪いのもあるのだろうが、それ以外で最大の問題は「需要のあるところに供給」しているのではなく、自分のブログに放り込んでいることにあると考えている。
 ハヤテSSを書いていたころは、まだハヤテブログとして来る人がいたから需要があったのだと思うけれど、いまは特別な核のない状態だからなぁ。そんなブログにSSを放り込んでなんとか読んでもらうには、どうすれば良いのやら。いくつか考えてみた。


SSを書く作品の関連ブログとして認知される
 ブログの体質自体を変えてしまう。そうやって固定客がつけば需要も喚起されよう。でも、去る人も出ないとは限らない。いつまでも、その路線で続けていけるのかも不透明だ――ブログ自体がそうだな。

SSブログとして認知される
 まぁ実行は無理なんだけど、いろいろな作品のSSを書くブログとして固定客がつくようになれば、複数の作品について扱っていても一定数の需要があることになりはしないか。

誘導する
 あまりお行儀のよい方法ではないけれど、pixiv辺りにSSを放り込んで、そこから誘導してみるのも一手ではあると思う。絵では差分を使ってやっているのを見かけるので、向こうとこちらでマルチエンディングにしてみるとか工夫するのは面白そうだ。

タイトルにSEOをする
 SSが読んでもらえているか気になる理由のひとつに、タイトルに凝っている関係で検索で来る人がいるとは思えないことが挙げられる。多少冗長になっても「~~:○○SS」という形式にした方が効果が期待できる――作品に自信がないとやりにくい面もあるが。

無策
 開き直る。少なくとも一人は読んでくれた人がいたわけで、そういう少数のために書いてもいいのではないか。私の場合、日常的なアクセス数は検索エンジンが何とかしてくれよう。
 多寡をくくって、コツコツやっていれば、何かいいことがあるかもしれない。


部屋とこたつと俺の妹3:360度の方針転換
ななか1/365歩:神のみぞ知るセカイSS:360度の方針転換
 まぁ、だから何ってわけでもないのだけれど……そういう気持ちでいると消極的な意味での「キリ」になっちゃって拙いな。とりあえずは書きためた感想があることがキリからの脱出を約束してくれている。

 今はしょうじき調子が悪くて――先週水曜日に無理をしすぎ、週末もバカげたことで調子を崩した――それでも発売日や何やらにあわせて駄文を書いていることが傷口を広げている感じだ。せっかく面白い作品なのに自分の作文があまりにも追い付いていないと絶望してしまう。かといって完全に手を止めると再始動すら困難になっていくのが目に見えている。
 本当は目先をかえて、あえて高コストで満足のいく内容の長文記事に挑んでみるのがよいと思うのだけど、そこまでのテンションと余裕が微妙に得られなくなっている様子だ――ひとつやりたいと考えていた企画は機材の故障により無期延期になっちゃったしなぁ。

 一時的には普通の感想でしのげるだろうが、それじゃあ行くところまで行ってしまったブログの存在意義を自分の中で確認しつづけられるとは思えない。最終的にはコストの高い記事をぽつぽつと更新する形にもっていきたいと思っているのに、現実は逆をいっている。

 多少ネガティブな方向になっていても時間が解決してくれることも経験的に承知しているので我が忍耐力の発揮に期待することとしよう。されなかったら知らねぇ。
 ずいぶんと遠い目標だったと述懐せざるをえない……写真サイトはあまたあり、特殊化できるほどの要素をもっていたわけではないから。

 それでも最近は鉱物写真を載せることでアーカイブ的な価値を高めようとしている。壁紙カテゴリもそういう狙いがないではなかったのだけど……。鉱物写真についていえば、いずれはパワーストーン系の通販サイトを押さえられるようにしたい――って大目標だな。向こうは商売でやっているからなぁ。

 次の目標は2万といいたいところだが、1万1千くらいにしておいたほうが精神衛生に良いに違いない。

上弦の月を食べる日々