旅する人のニュースサイト From VALVANE にようこそ!
どんな国を、旅してみたいですか…? From VALVANEでは、海外旅行をされる方がもっと旅を楽しめるよう、旅の情報を集めるお手伝いをしたいと思います。
旅を楽しむために、大切なこと…。
海外旅行を楽しむためには、もちろん観光地の見どころや宿泊施設、航空チケットについての情報も大切ですが、From VALVANEでは何より「安全であること」が大切であると考えています。
安心出来てこそ、旅は楽しめるものですからね。そしてその上で、「その国、その地域の歴史や文化、習慣について」もっと理解を深めることが出来たら…。旅はもっと楽しくなると思いませんか?
そのためにFrom VALVANEでは、旅行先の安全性やお国柄などが良く現れていると思われるニュースを中心に、ピックアップしていきます。
・ Wikipedia「バクラヴァ」にて、紹介されています。
・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)
旅を楽しむために、大切なこと…。
海外旅行を楽しむためには、もちろん観光地の見どころや宿泊施設、航空チケットについての情報も大切ですが、From VALVANEでは何より「安全であること」が大切であると考えています。

そのためにFrom VALVANEでは、旅行先の安全性やお国柄などが良く現れていると思われるニュースを中心に、ピックアップしていきます。

・ Wikipedia「バクラヴァ」にて、紹介されています。
・ カナダ、バンクーバーの日本語情報雑誌「Oops!」にて、紹介されました。
http://www.oopsweb.com/2007/focus/new/1b1.htm (ウェブ版)
日本が非常にもったいないことをしていると言うこと、ご存知ですか? 日本はアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国として、16.624%(約322.4億円)ものお金を国連に拠出していますが、にもかかわらず、日本の意見はほとんど通ることなく、常任理事国入りもなんだかんだで見送られています。原因は日本が平和憲法を建前に、お金のみ出して人力(=軍隊=自衛隊)を出してこなかったことと、国連職員という、一種の根回し部隊に人員を送り込んでこなかったからです。韓国は潘基文氏の国連事務総長就任をきっかけに、元々採用が決まっていたのだという人員を含め、実に25%もの職員を増強しましたが、日本は…。
負担金に見合った数の人員を出していない…「いびつな状態」は、ただ単にその国が得をしないだけではなく、国連にとっても好ましくない状態です。しかし、あまりに日本からの応募が少ないようで、、
業を煮やした国連は、人事トップのキャサリン・ポラード事務次長補を「リクルート・ミッション」として送り込んできました。「足りない人数は130人以上。今後7、8年間で足りない人数を採用したい。」とのことですが、さて… おっかなびっくりの日本人は、どのように反応するのでしょうか。。
ちなみに…
国連事務局には1万4000人が、ユニセフのような国連の下部機関やユネスコのような専門機関をすべて含めた広い意味での国連システム全体では6万5000人が働いている。こういった国際機関の職員を国際公務員という。仕事の内容は機関によって異なるが、基本は経済、医療、開発途上国支援などの専門家を中心にした官僚組織。勤務地は世界中に広がっている。各機関の職員の採用は、空席が出たときに随時行われるが、これは国際的な業務について相当なキャリアがある人を対象としたもの。若手職員の採用については、国連事務局が国連職員採用競争試験を行っている。受験資格として「大学卒」「英語かフランス語で仕事をすることが可能」などがあげられているが、実質的には修士以上の学歴と経済、法律などの専門知識、2カ国語以上の外国語の能力が必要といわれている。またこのほかに、外務省が一定期間、各機関の職員として派遣するアソシエート・エキスパートなど派遣制度のようなものもある。

負担金に見合った数の人員を出していない…「いびつな状態」は、ただ単にその国が得をしないだけではなく、国連にとっても好ましくない状態です。しかし、あまりに日本からの応募が少ないようで、、


グローバルリンクマネージメント
アルク
売り上げランキング: 49509おすすめ度の平均:豊富な情報量
役に立つ本
個人的に残念
国際協力
国際機関で働きたい人、必読の一冊
ちなみに…
国連事務局には1万4000人が、ユニセフのような国連の下部機関やユネスコのような専門機関をすべて含めた広い意味での国連システム全体では6万5000人が働いている。こういった国際機関の職員を国際公務員という。仕事の内容は機関によって異なるが、基本は経済、医療、開発途上国支援などの専門家を中心にした官僚組織。勤務地は世界中に広がっている。各機関の職員の採用は、空席が出たときに随時行われるが、これは国際的な業務について相当なキャリアがある人を対象としたもの。若手職員の採用については、国連事務局が国連職員採用競争試験を行っている。受験資格として「大学卒」「英語かフランス語で仕事をすることが可能」などがあげられているが、実質的には修士以上の学歴と経済、法律などの専門知識、2カ国語以上の外国語の能力が必要といわれている。またこのほかに、外務省が一定期間、各機関の職員として派遣するアソシエート・エキスパートなど派遣制度のようなものもある。

(写真は宮里善昌さん。使い込まれた診療かばんを手に「最後の医介輔」体験を語った。 by 琉球新報)
医介輔は、沖縄・奄美だけに認められた特別医療制度です。本来であれば、日本国内で医療に従事して良いのは医師免許を交付された「医師」のみ、と「医師法第17条」で規定されていますが、沖縄では、激しい戦闘によって、医師の数が60数人まで激減したため、医師不足を補おうと、旧日本軍衛生兵の他、医師の手伝いをしていた者、医学校中退者など、医療経験を有する者に、1945年「医師助手」 (Assistant Doctor)、「歯科医師助手」(Assistant Dentist)という資格を与えて、医療に従事させたのがきっかけで生まれました。そして1951年、米国民政府は試験を実施。奄美を含め、126人が正式に「医介輔」として合格したのです。
沖縄の本土復帰時に、この「医師法第17条」(医師以外による医療行為を認めない)によって、医介輔制度は存続が危ぶまれましたが、慢性的な医師不足は、この頃になっても解消されておらず、そのままでは無医村になってしまうことが明らかであったことと、地元住民から厚い信頼を受け、地域医療の要となっていたことから、介輔を廃止することは出来ず、「限定した地域における一代限りの診療」であることを条件に、医介輔制度は存続を認められたのです。
ソロモン諸島で、補助衛生兵として終戦を迎えた宮里さんは、「餓死する仲間が最期に口をもぐもぐさせていた」様子を目にし、また、同じ勝連地域から12、3人はブーゲンビル島に行ったにも関わらず、生き残ったのは宮里さん1人であったことから、「人を救うために生かされた」と感じたと言います。そのためでしょうか。台風で波が荒れ狂う中でも船を出して往診し、時には正式な医師ではないことから馬鹿にされることもあったそうですが、こうしてこの歳まで、沖縄の地域医療のために働いてくださいました。残念ながら、、1979年に、医師不足の解消になることを期待して設立された、琉球大学医学部の卒業生のほとんどは、地域医療よりも先端医療に意識が行ってしまい… 本来の目標は達成出来ていないようですが、これは沖縄に限った話ではありませんね。慢性的医師不足、地域医療問題は何も解決されないまま、「最後の医介輔」としての勤めを終えることになったことを、宮里さんはどのように思ったでしょうか。「戦後日本」は60年を経てなお、何も変わらず、終わっていない部分が多いように思います。
参考:
介輔 - Wikipedia
沖縄の医介輔、医介輔とは
長寿の島の岐路 医介輔の時代(4)、医師増えるも離島へ向かず、若手らが再び注目
最後の医介輔が引退 へき地・離島医療支え60年
戦後沖縄で、へき地・離島の住民の命を支え続けてきた
医介輔制度。宮里善昌さん
headlines.yahoo.co.jp
柔道家として知られる、ロシアのプーチン首相が柔道を指導するDVD教材、「ウラジミル・プーチンと柔道を学ぼう」の発表会が、6日にサンクトペテルブルクで開かれ、翌日7日のプーチン氏の56歳の誕生日に、正式に公表されました。このDVDは、ワシリー・ショスタコフ下院議員(野党「公正ロシア」所属)との共著である、柔道教本『ウラジミル・プーチンと柔道を学ぼう』の“映像付録”で、柔道5段のプーチン首相がみずから黒帯をつけて登場し、背負い投げや寝技などを披露。また、親交のある山下泰裕氏も、実技出演しているとのことです。
…と言ったら、実技中心かと思いがちになりますが、DVDでは、黒帯を締めたプーチン首相が「『柔らかな道』という言葉そのものに、このスポーツの信条が込められている。肉体の鍛錬だけでなく、精神的な訓練にもなる」と語るなど、柔道の歴史や哲学面にも重きを置いた内容となっているようです。残念ながら、現段階で出来上がっているのはロシア語版のみで、日本語版の予定はない(英語版は予定あり)とか…。
このDVD、当初は昨年中の発売予定だったようですが、計画が持ち上がった時点でのプーチン氏は、大統領。超多忙の身にも関わらず、この書籍付録ビデオを撮影する企画をよろこんで引き受けたものの、
…こういう物に撮り直しは必至ですし、人間だれでも、体は1つきりですからね、、
今月になってしまいました。
ちなみに、プーチン氏が柔道を始めたのは、13歳の時。10歳頃から始めたボクシングを、鼻を骨折したのを機に止めて、サンボに転向したのですが、そのサンボのコーチが自分の弟子たちを柔道に転向させたのがきっかけで、プーチン氏も柔道を始めたそうです。
以下、『狐と狸と大統領 ロシアを見る目』(小林和男著、日本放送出版協会、2008.2)より。
+++++++++++++++++++++++++++++
以下、プーチン氏より :
私は少年時代、ワルだった。
街で喧嘩ばかりしていた。
相手をやっつける力をつけるためにボクシングやレスリングをやった。
その中で柔道に出会った。
柔道のセンセイがよかった。
まず柔道は礼だと教えられた。
何のことか分からなかった。
次に柔道は相手に対する敬意だと言われた。
これも分からなかった。
しかし練習を重ねるうちに分かってきた。
力を見せるには畳の上で鍛錬し、畳の上で相手を負かせばいい。
街で喧嘩をしなくてもいい。
私は柔道に出会って助けられた。
柔道のセンセイに出会っていなかったら、今そうなっていたか分からない。
+++++++++++++++++++++++++++++
この、プーチン氏が言う「センセイ」とは、セルゲイ・ラフリン氏(66)のこと。プーチン氏は自分がワルだったから…と言っていますが、ラフリン氏によると、それは当時の、仕方ない事情もあったようです。
+++++++++++++++++++++++++++++
以下、ラフリン氏より :
彼が仲間とともにサンクトペテルブルク(当時はレニングラード)の道場にやってきたのは1965年、彼が13歳の時だった。
不良といえば不良だったのかも知れない。
対ナチス・ドイツ戦の後遺症で生活はまだ苦しく若者は皆荒んでいて、喧嘩するのが当たり前だった。
その中で特にプーチンが悪かったということは気がつかなかった。
プーチンは真剣に真面目に練習に取り組んだ。
その結果二・三年後には、確かに態度が変わってきた。
+++++++++++++++++++++++++++++
…自身の、こんな思いあればこそ、なんでしょうね。
「スポーツの発展レベルは、間違いなく国の発展レベルを示している」
「スポーツなくしては、健康な人生など語れないのと同様、健全な国家についても語れない」
とのことですが、この「スポーツの発展レベル」とは「スポーツ【精神】の発展レベル」と置き換えても良いかと思います。しかしそうしてしまうと、「オリンピックを楽しみたい」発言を批判し、負けては見せしめ的に、衆人監視の中で腕立て伏せをさせるニッポンの現状は、スポーツ後進国か…?
おすすめ : プーチン史(Putin History FAQ)
プーチン大統領からのメッセージ 山下泰裕公式ページ
プーチン首相が柔道DVD 背負い投げも披露
柔道家として知られるプーチン首相の56歳の誕生日
前日にあたる6日
sankei.jp.msn.com
黒帯のプーチン首相、DVDで柔道指導 山下氏も出演
柔道家として知られるロシアのプーチン首相が直接
柔道を指導するDVD
www.cnn.co.jp
プーチン大統領が柔道のビデオ撮影に出演(要旨)
ロシア国民はもうじき、ウラジミル・プーチン大統領主演の
フィルムを見ることになる。
www.jsn.co.jp


このDVD、当初は昨年中の発売予定だったようですが、計画が持ち上がった時点でのプーチン氏は、大統領。超多忙の身にも関わらず、この書籍付録ビデオを撮影する企画をよろこんで引き受けたものの、
…こういう物に撮り直しは必至ですし、人間だれでも、体は1つきりですからね、、
今月になってしまいました。
ちなみに、プーチン氏が柔道を始めたのは、13歳の時。10歳頃から始めたボクシングを、鼻を骨折したのを機に止めて、サンボに転向したのですが、そのサンボのコーチが自分の弟子たちを柔道に転向させたのがきっかけで、プーチン氏も柔道を始めたそうです。
以下、『狐と狸と大統領 ロシアを見る目』(小林和男著、日本放送出版協会、2008.2)より。
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以下、プーチン氏より :
私は少年時代、ワルだった。
街で喧嘩ばかりしていた。
相手をやっつける力をつけるためにボクシングやレスリングをやった。
その中で柔道に出会った。
柔道のセンセイがよかった。
まず柔道は礼だと教えられた。
何のことか分からなかった。
次に柔道は相手に対する敬意だと言われた。
これも分からなかった。
しかし練習を重ねるうちに分かってきた。
力を見せるには畳の上で鍛錬し、畳の上で相手を負かせばいい。
街で喧嘩をしなくてもいい。
私は柔道に出会って助けられた。
柔道のセンセイに出会っていなかったら、今そうなっていたか分からない。
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この、プーチン氏が言う「センセイ」とは、セルゲイ・ラフリン氏(66)のこと。プーチン氏は自分がワルだったから…と言っていますが、ラフリン氏によると、それは当時の、仕方ない事情もあったようです。
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以下、ラフリン氏より :
彼が仲間とともにサンクトペテルブルク(当時はレニングラード)の道場にやってきたのは1965年、彼が13歳の時だった。
不良といえば不良だったのかも知れない。
対ナチス・ドイツ戦の後遺症で生活はまだ苦しく若者は皆荒んでいて、喧嘩するのが当たり前だった。
その中で特にプーチンが悪かったということは気がつかなかった。
プーチンは真剣に真面目に練習に取り組んだ。
その結果二・三年後には、確かに態度が変わってきた。
+++++++++++++++++++++++++++++
…自身の、こんな思いあればこそ、なんでしょうね。
「スポーツの発展レベルは、間違いなく国の発展レベルを示している」
「スポーツなくしては、健康な人生など語れないのと同様、健全な国家についても語れない」
プーチン氏より、DVDの発表会場にて
とのことですが、この「スポーツの発展レベル」とは「スポーツ【精神】の発展レベル」と置き換えても良いかと思います。しかしそうしてしまうと、「オリンピックを楽しみたい」発言を批判し、負けては見せしめ的に、衆人監視の中で腕立て伏せをさせるニッポンの現状は、スポーツ後進国か…?

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プーチン首相が柔道DVD 背負い投げも披露
柔道家として知られるプーチン首相の56歳の誕生日
前日にあたる6日
sankei.jp.msn.com
黒帯のプーチン首相、DVDで柔道指導 山下氏も出演
柔道家として知られるロシアのプーチン首相が直接
柔道を指導するDVD
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プーチン大統領が柔道のビデオ撮影に出演(要旨)
ロシア国民はもうじき、ウラジミル・プーチン大統領主演の
フィルムを見ることになる。
www.jsn.co.jp
これまで、メラミンが混入していたと伝えられてきたものは、どれも馴染みの少ない製品ばかりでしたが、4日、韓国の食品医薬品安全庁は、私たち日本人にも馴染み深い商品… 「キットカット」などが含まれていることを発表しました。具体的には「キットカット」の他、「M&Ms」、「スニッカーズ・ピーナッツ・ファンサイズ」、ロッテのビスケットなど、中国産チョコレート製品10品目です。
食品医薬品安全庁によると検出量は、キットカットが2.89ppm、スニッカーズが1.78ppm、M&Msが2.38ppm、ロッテのビスケットが3.36ppm…。
世界で最も厳しいと言う、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、2.5ppm未満の「ごく微量」とされる量については、赤ちゃん向けの粉ミルクを除き、「人体に危険はない」としていますが、それでも検査で抜き出されたサンプルはごく一部でしょうし、均等に混ざっているとも限りません。ロッテのビスケットは、完全に基準値を上回っているわけですし…、怖いです;;
「キットカット」など中国産チョコ製品にメラミン 韓国
韓国の食品医薬品安全庁は4日、中国産チョコレート製品の
「キットカット」など4品目から
www.cnn.co.jp
チーム・キットカットの
きっと勝つマーケティング
― テレビCMに頼らないクリエイティブ・マーケティングとは?関橋 英作
ダイヤモンド社
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キットカットのプロモーションの全てがわかる本
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クリエイター視点のマーケティング
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「キットカット」など中国産チョコ製品にメラミン 韓国
韓国の食品医薬品安全庁は4日、中国産チョコレート製品の
「キットカット」など4品目から
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「オリセットネット」―― 簡単に言えば、ただの「蚊帳」。いえ、本当は「ただの」蚊帳ではなくて特殊加工をした蚊帳ですが、こんな、言ってみれば「前時代的な」もの
が、5億もの人々の健康を守り、100万人以上の命を救っている…と言ったら、驚きますか?
その「オリセットネット」を製造しているのが、住友化学。日本企業が軒並み、ヨーロッパの企業に遅れを取る中、いち早くアフリカ進出を決め、着実にアフリカでの存在感を上げている企業です。その原動力となっているのが、マラリアを媒介する蚊を寄せ付けない、防虫剤を練りこんだ蚊帳「オリセットネット」と言うわけですね。
そう、「マラリア」…。
世界で毎年5億人が発症し、100万人以上が命を落としているとされていますが、そのうちの約9割が、アフリカのサハラ砂漠以南の地域、サブサハラで発生しています。それによって、何が起きるか?
まず、元々まだめぼしい産業がないアフリカの国々では、現金収入にありつける仕事に就いている人は、ごく一部にすぎません。生活が苦しい…。
そんな中でマラリアのために多額の医療費が掛かってしまうと…!
生活は、いっぱいいっぱい。子供たちを学校に通わせる余裕もなくなってしまうのです。そして、学校に通えない、最低限の知識もない…となると、現金収入が得られる仕事に就くのは難しい。こんな悪循環を生み出しているのが、「マラリア」です。
そんなわけで、低価格で購入できて、蚊から身を守れる「蚊帳」は、アフリカの人々にとってはうってつけなのですが、オリセットネットの凄いところは、防虫剤を繊維に練り込んだことで、防虫成分をスローリリース(ゆっくり放出すること)ができることと、洗濯しながら5年間の使用に耐えること。
そんなわけで、マラリア対策向けにオリセットネットの需要は、一気に拡大。2004年には、米タイム誌の「世界で一番クールな技術」にも選ばれ、現地企業と合弁企業で進出しているタンザニアでの生産量は、年間1000万張りに達しています。
…と、これだけでも素晴らしいのですが、オリセットネット(住友化学)は、マラリアによる悪循環をも、断ち切ることに成功してしまいました…
経済性
・ 低価格であるため、大量購入・配布しやすい。(主な購入先は、国際機関)
・ 使ったら終わりの防虫剤と違い、蚊帳は繰り返し何度でも使える。
防虫機能も、洗濯しながら5年間の使用に耐えることが出来る。
・ 感染を予防することで、治療費を削減。
・ 病気で働けなかった時間が、働けるようになることで収入が増える。
・ 家計が安定することで、子供を学校に通わせられるようになる。
これにより、将来的な収入増が見込めるようになる。
(住友化学では、いったん上がった利益も「学校建設」などの形で、再度地域に還元している。)
雇用創出
・ 直接雇用だけでも3200人だが、運送や補修など周辺ビジネスも考えると、
その3~4倍の雇用を生み出している。(タンザニア工場の例)
・ 現地では、一人の従業員の現金収入で一家を養っていることも珍しくないため、
工場一つで、数万人規模の生活を支えていることになる。
…完璧ですね♪
しかし本当に… 事業継続ができなければ、蚊帳の供給も止まってしまうため、住友化学は主な購入先となっている国際機関からは、「適正な利益は確保するよう要請されている」そうですが
、こんな心配をされるほどとは、「素晴らしい」以外の何者でもないでしょう。
今年5月、住友化学はナイジェリアに年間2000万張を生産する新たな蚊帳工場の建設を決定。また、今年度はサウジアラビアの拠点との連携も始まるなど、更なる発展が見込まれる蚊帳事業ですが、温暖化により、マラリア蚊の生息地域が拡大しつつある今、これは今後、発展途上国への「社会貢献」ではなく、日本を始めとした先進国各国で、大規模な需要と収入が見込まれる、一大産業になるかもしれません。
【追記・お知らせ】
2009年6月、アカデミーヒルズが、イノベーティブであると共に、熱い想いや志を持つ人をゲストに招くセミナーシリーズ「日本元気塾セミナー」をスタートします。この第一回目に、住友化学株式会社の「オリセットネット」が取り上げられることになりました。詳しくは下記リンク先を参照ください。
⇒日本元気塾セミナー 「日本の蚊帳(かや)が、アフリカの貧困を救う」
日時:2009年07月09日 (木) 19:00~21:00、場所:六本木ヒルズ森タワー49階
【ヤフー動画】
国際ビジネスの“現場” -JETRO Global Eye-
米TIME誌も「世界一クール」と絶賛!アフリカで売れまくる
住友化学の“蚊帳”
植民地と宗主国の関係にあった歴史的経緯からアフリカ各地に
多くの拠点や情報網
headlines.yahoo.co.jp


そう、「マラリア」…。
世界で毎年5億人が発症し、100万人以上が命を落としているとされていますが、そのうちの約9割が、アフリカのサハラ砂漠以南の地域、サブサハラで発生しています。それによって、何が起きるか?
まず、元々まだめぼしい産業がないアフリカの国々では、現金収入にありつける仕事に就いている人は、ごく一部にすぎません。生活が苦しい…。


そんなわけで、低価格で購入できて、蚊から身を守れる「蚊帳」は、アフリカの人々にとってはうってつけなのですが、オリセットネットの凄いところは、防虫剤を繊維に練り込んだことで、防虫成分をスローリリース(ゆっくり放出すること)ができることと、洗濯しながら5年間の使用に耐えること。

…と、これだけでも素晴らしいのですが、オリセットネット(住友化学)は、マラリアによる悪循環をも、断ち切ることに成功してしまいました…

経済性
・ 低価格であるため、大量購入・配布しやすい。(主な購入先は、国際機関)
・ 使ったら終わりの防虫剤と違い、蚊帳は繰り返し何度でも使える。
防虫機能も、洗濯しながら5年間の使用に耐えることが出来る。
・ 感染を予防することで、治療費を削減。
・ 病気で働けなかった時間が、働けるようになることで収入が増える。
・ 家計が安定することで、子供を学校に通わせられるようになる。
これにより、将来的な収入増が見込めるようになる。
(住友化学では、いったん上がった利益も「学校建設」などの形で、再度地域に還元している。)
雇用創出
・ 直接雇用だけでも3200人だが、運送や補修など周辺ビジネスも考えると、
その3~4倍の雇用を生み出している。(タンザニア工場の例)
・ 現地では、一人の従業員の現金収入で一家を養っていることも珍しくないため、
工場一つで、数万人規模の生活を支えていることになる。
…完璧ですね♪

しかし本当に… 事業継続ができなければ、蚊帳の供給も止まってしまうため、住友化学は主な購入先となっている国際機関からは、「適正な利益は確保するよう要請されている」そうですが

今年5月、住友化学はナイジェリアに年間2000万張を生産する新たな蚊帳工場の建設を決定。また、今年度はサウジアラビアの拠点との連携も始まるなど、更なる発展が見込まれる蚊帳事業ですが、温暖化により、マラリア蚊の生息地域が拡大しつつある今、これは今後、発展途上国への「社会貢献」ではなく、日本を始めとした先進国各国で、大規模な需要と収入が見込まれる、一大産業になるかもしれません。
【追記・お知らせ】
2009年6月、アカデミーヒルズが、イノベーティブであると共に、熱い想いや志を持つ人をゲストに招くセミナーシリーズ「日本元気塾セミナー」をスタートします。この第一回目に、住友化学株式会社の「オリセットネット」が取り上げられることになりました。詳しくは下記リンク先を参照ください。
⇒日本元気塾セミナー 「日本の蚊帳(かや)が、アフリカの貧困を救う」
日時:2009年07月09日 (木) 19:00~21:00、場所:六本木ヒルズ森タワー49階
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米TIME誌も「世界一クール」と絶賛!アフリカで売れまくる
住友化学の“蚊帳”
植民地と宗主国の関係にあった歴史的経緯からアフリカ各地に
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