バードテーブルにくる鳥 |
文鳥食堂いちばんの常連さんシロハラ。
毎年のことなので、慣れたものです。
俺様ヒヨドリに追い払われてしまっても・・・
ちゃんと別テーブルでお食事。
俺様ヒヨドリを追い払おうと近づいても・・・逃げることもなく去るのを見送っています。
雪の中でも水浴びを欠かさない、きれい好き。
牛脂にも果敢に挑戦!・・・でも落ちちゃった。
二度目はうまくいきました。
雪の日はほぼ一日中庭にいるシロハラ。ヒヨドリに負けない大食漢ですが、ヒヨドリほど乱暴ではないので、どんなに食べても許してしまいますね。
毎年のことなので、慣れたものです。
俺様ヒヨドリに追い払われてしまっても・・・
ちゃんと別テーブルでお食事。
俺様ヒヨドリを追い払おうと近づいても・・・逃げることもなく去るのを見送っています。
雪の中でも水浴びを欠かさない、きれい好き。
牛脂にも果敢に挑戦!・・・でも落ちちゃった。
二度目はうまくいきました。
雪の日はほぼ一日中庭にいるシロハラ。ヒヨドリに負けない大食漢ですが、ヒヨドリほど乱暴ではないので、どんなに食べても許してしまいますね。
本の紹介三題噺 |
私は食いしん坊だとおもいます。でも、食べ歩きなどするグルメではありません。仕事に行くときは必ずお弁当を作るし、鳥見に出かけるときも、おむすびと残りもののおかずなど持っていくことが多いです。お茶も、必ずポットに入れて持っていきます。コンビニのおむすびの開き方を知らなくて、笑われたことがあるくらいです。(パッケージが日進月歩、進化しているんですね!)こどもが小さい頃アトピーだったので、外食できなかったこともありますが、その癖が未だにぬけないだけかもしれません。
最近お弁当の本を見てみたら、作り方とか詰め方とかではなくて、できあがりの写真が載っているだけ、レシピはほとんど書いていないものがあるのですね。
『私たちのお弁当』
ある日、ある時の、職場に持ってきているお弁当の写真が載っています。会社員だけでなく、スタイリスト、指圧師、パタンナー、イラストレーター、塾講師、などなど。男の人も、自分で作ったお弁当を持って仕事に来ています。
お弁当の制作者が説明してくれているものもありますが、レシピはあったりなかったり。
特別な材料を使っているということでもないみたい。ごはんにしらすが混ぜてあったり、真ん中に載っている梅干しは、おばあちゃんからもらったのでなければだめ、という人。まるごとトマトをかじるのが大好きだから、切らずに持って行くという人。とにかく卵焼きとおむすびだけが最上のお弁当と、毎日それだけを持っていく人もいます。むしろ、その人なりのこだわりや嗜好が強く表れている、そういう意味で個性的なお弁当です。隣のあの人はどんなお弁当を食べてるのかな?という好奇心もじゅうぶん満たしてくれます。毎日作っているお弁当の、ある日の写真・・・だからだとおもいますが、どれもリアルにおいしそうなお弁当なのです。思わず、私もこういうの持っていきたい!!と思ってしまう、そんなお弁当の本なのです。
好評につき続編も出ています。
『おべんとうの時間』
これも、お弁当の本・・・なのですが、見開きにお弁当、そしてそれを食べる人の写真。自分で作ったのを食べる人あり、作ってもらったものを食べる人あり。その人は酪農家だったり、海女さんだったり、建築現場で働く人だったり、社長さんだったり。高校生や幼稚園児もいます。巫女さんやアイヌの歌手のかたもいます。こちらもレシピはありません。ページをめくると、エピソードが書かれています。いろいろな人が、こんなお弁当を食べているんだなぁ。作っているんだなぁ・・・と読むうちに、なぜかこみ上げてくるようなおもいが湧いてきます。お弁当を食べる人へのインタビューから、それぞれのお弁当へのおもい、というものがじわじわと伝わってくる・・・。「弁当って、二人で食べるものだと思うんです。作る人と、作ってもらう人のふたり」保険の営業をしているサラリーマン。「お重で3段の弁当」のほかに猿の勘平にもキウイやうさぎりんごのお弁当を作ってくれた奥様。「あれにはちょっとやられた」という猿回し。「今は自分でお弁当を作る。」この方の奥様はがんで亡くなりました。お弁当をきっかけに、それをとりまく家族のことまで語られていくのです。どの人生もすばらしいなぁ、なんてことまで思ってしまう、そんなお弁当の本です。
『ごはんにしよう。』
この本で、飯島奈美さんという人を知りました。この方は映画やテレビの撮影用の料理を作る人なんですね。俗に言う「消エモノ」。映画は『南極料理人』。南極越冬隊の食事を作る任務を担った西村さんの実話がもとになっています。(もちろん、すぐにレンタルして映画も見た)本では、映画で使われた料理の写真をもとに、映画のエピソードが綴られています。
南極といっても、昭和基地以外にもいろいろな地点があって、映画に出てくるドーム基地は「標高3810m、平均気温マイナス54度、ペンギンもアザラシもいない、南極の中でもっとも過酷な場所」なのだそうです。
さて、そういうところで食べるおむすびって、どんな味だろう?わくわくしました。俳優さんたちが撮影後になにが一番おいしかったかというインタビューに答えていますが、このときのおむすびをあげている人が多かったのです。ほかにも、伊勢エビのエビフライなど(これも好評)南極ならでは??の料理が出てきます。新年を迎える料理、隊員の誕生日、ミッドウインター祭(南極の冬至)の特別なごちそう。どうしてもラーメンが食べたいというムリヤリなリクエスト。料理人は限られた材料の中で工夫して、プロの腕を発揮していきます。でも、毎日食べるごはんのほとんどは家庭でよく作る一般的なメニューです。卵焼き、豚汁、ぶりの照り焼き、麻婆なす、ほうれん草のおひたしにれんこんのきんぴら・・・。
「あたりまえに思っていた普段のごはん。・・・いつも何気なく食べていたものでも、自分のことを思って作ってくれたことに気づいたとき、それは特別なごちそうに変わるのかもしれません。」
南極という、普段の生活では考えられない極限状態の場所では、食事がどれだけ人間らしい生活を表現していることか・・・。でも、その姿が、おもしろおかしい映画なのですけど。
西村淳さんご自身も本をいくつか書いていて、男の人は合理的に料理を考えるのだなぁ、と思える、なかなか面白い本でした。
ふとみつけたお弁当の本から、だんだんと、食べる人のドラマが見えてきました。映画『南極料理人』はそれを表現しているのだ・・・と思いました。
最近お弁当の本を見てみたら、作り方とか詰め方とかではなくて、できあがりの写真が載っているだけ、レシピはほとんど書いていないものがあるのですね。
『私たちのお弁当』
ある日、ある時の、職場に持ってきているお弁当の写真が載っています。会社員だけでなく、スタイリスト、指圧師、パタンナー、イラストレーター、塾講師、などなど。男の人も、自分で作ったお弁当を持って仕事に来ています。
お弁当の制作者が説明してくれているものもありますが、レシピはあったりなかったり。
特別な材料を使っているということでもないみたい。ごはんにしらすが混ぜてあったり、真ん中に載っている梅干しは、おばあちゃんからもらったのでなければだめ、という人。まるごとトマトをかじるのが大好きだから、切らずに持って行くという人。とにかく卵焼きとおむすびだけが最上のお弁当と、毎日それだけを持っていく人もいます。むしろ、その人なりのこだわりや嗜好が強く表れている、そういう意味で個性的なお弁当です。隣のあの人はどんなお弁当を食べてるのかな?という好奇心もじゅうぶん満たしてくれます。毎日作っているお弁当の、ある日の写真・・・だからだとおもいますが、どれもリアルにおいしそうなお弁当なのです。思わず、私もこういうの持っていきたい!!と思ってしまう、そんなお弁当の本なのです。
好評につき続編も出ています。
『おべんとうの時間』
これも、お弁当の本・・・なのですが、見開きにお弁当、そしてそれを食べる人の写真。自分で作ったのを食べる人あり、作ってもらったものを食べる人あり。その人は酪農家だったり、海女さんだったり、建築現場で働く人だったり、社長さんだったり。高校生や幼稚園児もいます。巫女さんやアイヌの歌手のかたもいます。こちらもレシピはありません。ページをめくると、エピソードが書かれています。いろいろな人が、こんなお弁当を食べているんだなぁ。作っているんだなぁ・・・と読むうちに、なぜかこみ上げてくるようなおもいが湧いてきます。お弁当を食べる人へのインタビューから、それぞれのお弁当へのおもい、というものがじわじわと伝わってくる・・・。「弁当って、二人で食べるものだと思うんです。作る人と、作ってもらう人のふたり」保険の営業をしているサラリーマン。「お重で3段の弁当」のほかに猿の勘平にもキウイやうさぎりんごのお弁当を作ってくれた奥様。「あれにはちょっとやられた」という猿回し。「今は自分でお弁当を作る。」この方の奥様はがんで亡くなりました。お弁当をきっかけに、それをとりまく家族のことまで語られていくのです。どの人生もすばらしいなぁ、なんてことまで思ってしまう、そんなお弁当の本です。
『ごはんにしよう。』
この本で、飯島奈美さんという人を知りました。この方は映画やテレビの撮影用の料理を作る人なんですね。俗に言う「消エモノ」。映画は『南極料理人』。南極越冬隊の食事を作る任務を担った西村さんの実話がもとになっています。(もちろん、すぐにレンタルして映画も見た)本では、映画で使われた料理の写真をもとに、映画のエピソードが綴られています。
南極といっても、昭和基地以外にもいろいろな地点があって、映画に出てくるドーム基地は「標高3810m、平均気温マイナス54度、ペンギンもアザラシもいない、南極の中でもっとも過酷な場所」なのだそうです。
さて、そういうところで食べるおむすびって、どんな味だろう?わくわくしました。俳優さんたちが撮影後になにが一番おいしかったかというインタビューに答えていますが、このときのおむすびをあげている人が多かったのです。ほかにも、伊勢エビのエビフライなど(これも好評)南極ならでは??の料理が出てきます。新年を迎える料理、隊員の誕生日、ミッドウインター祭(南極の冬至)の特別なごちそう。どうしてもラーメンが食べたいというムリヤリなリクエスト。料理人は限られた材料の中で工夫して、プロの腕を発揮していきます。でも、毎日食べるごはんのほとんどは家庭でよく作る一般的なメニューです。卵焼き、豚汁、ぶりの照り焼き、麻婆なす、ほうれん草のおひたしにれんこんのきんぴら・・・。
「あたりまえに思っていた普段のごはん。・・・いつも何気なく食べていたものでも、自分のことを思って作ってくれたことに気づいたとき、それは特別なごちそうに変わるのかもしれません。」
南極という、普段の生活では考えられない極限状態の場所では、食事がどれだけ人間らしい生活を表現していることか・・・。でも、その姿が、おもしろおかしい映画なのですけど。
西村淳さんご自身も本をいくつか書いていて、男の人は合理的に料理を考えるのだなぁ、と思える、なかなか面白い本でした。
ふとみつけたお弁当の本から、だんだんと、食べる人のドラマが見えてきました。映画『南極料理人』はそれを表現しているのだ・・・と思いました。
バードテーブルにくる鳥 |
今シーズンの文鳥食堂は、ヤマガラ3羽、シジュウカラが5羽に増えました。シロハラ、ツグミは1羽ずつ、ヒヨドリが2羽。スズメ多数。時々ジョウビタキ、モズ。ウグイスは来なくなってしまいました。
ヒヨドリは強いのと弱いのとがいて、弱い方はシロハラなみにおとなしいです。シロハラが食べていると、木の上からシロハラがいなくなるのを待ってからやってきます。強い方はタカみたいに飛んできて、蹴飛ばすような勢いで追い払っています。
最近、この弱いヒヨドリと、シロハラの見分けがつかなくなってきたのは私だけではなかったようです。
最近君によく似たのが来てね
君とまちがえちゃったんだ
誰のこと?
失礼しちゃう!あんたなんかと全然似てないわよ!!
それは私のセリフよ!!
そいつはきみたちに似てるから見分けがつかなくなっちゃったんだよ・・・
あれからツグミは来ていません・・・。やっぱり、強いヒヨドリに追い払われたのがショックだったのでしょうか。ここにいるのは弱いほうのヒヨドリです。
ヒヨドリは強いのと弱いのとがいて、弱い方はシロハラなみにおとなしいです。シロハラが食べていると、木の上からシロハラがいなくなるのを待ってからやってきます。強い方はタカみたいに飛んできて、蹴飛ばすような勢いで追い払っています。
最近、この弱いヒヨドリと、シロハラの見分けがつかなくなってきたのは私だけではなかったようです。
最近君によく似たのが来てね
君とまちがえちゃったんだ
誰のこと?
失礼しちゃう!あんたなんかと全然似てないわよ!!
それは私のセリフよ!!
そいつはきみたちに似てるから見分けがつかなくなっちゃったんだよ・・・
あれからツグミは来ていません・・・。やっぱり、強いヒヨドリに追い払われたのがショックだったのでしょうか。ここにいるのは弱いほうのヒヨドリです。
バードテーブルにくる鳥 |
バードテーブルにくる鳥 |
バナナ、おいしいね
!!
おい、こいつはだれなんだ?!
それは私のバナナですけど?!
あの・・・もう少し静かに食べさせてもらえませんか?
毎年、目の前の公園に来ていたツグミをはじめて文鳥食堂で見ました。スズメにくっついてやってきたようです。
シロハラは遠くから見ていて、近づきません。でも、残念ながら、このあとすぐに強い方のヒヨドリが一直線に飛んできて、激しく追い払われてしまいました。そのあとは見ていません・・・。びっくりしてもう来なくなってしまったら残念です。
!!
おい、こいつはだれなんだ?!
それは私のバナナですけど?!
あの・・・もう少し静かに食べさせてもらえませんか?
毎年、目の前の公園に来ていたツグミをはじめて文鳥食堂で見ました。スズメにくっついてやってきたようです。
シロハラは遠くから見ていて、近づきません。でも、残念ながら、このあとすぐに強い方のヒヨドリが一直線に飛んできて、激しく追い払われてしまいました。そのあとは見ていません・・・。びっくりしてもう来なくなってしまったら残念です。
バードテーブルにくる鳥 |
それは雪の降る前のこと・・・
りんご、うまいね
うん
おい、あれを見ろ!!
そのなかのりんごはぼくたちのだぞ!!
ムリヤリはいるヒヨちゃん。例の、ほっそりした方の子ですね。(緊急だったので、ガラスに反射したものが写り込んでしまいました(汗)お見苦しくてすみません)
すっぽり!
重さで、とうとう外れちゃいました!
・・・が、中でしっかりりんごを食べていきました。想定外の出来事でしたね。
りんご、うまいね
うん
おい、あれを見ろ!!
そのなかのりんごはぼくたちのだぞ!!
ムリヤリはいるヒヨちゃん。例の、ほっそりした方の子ですね。(緊急だったので、ガラスに反射したものが写り込んでしまいました(汗)お見苦しくてすみません)
すっぽり!
重さで、とうとう外れちゃいました!
・・・が、中でしっかりりんごを食べていきました。想定外の出来事でしたね。
バードテーブルにくる鳥 |
何年ぶりかの積雪でした。文鳥食堂では約30センチ。去年は12センチでした。雪かきをしないと近づけません。
スズメのえさも、いつもの場所へは行けず、手前の花壇に撒きました。
それでも、ヒマワリの種をおいたとたんスズメが押し寄せて、2時間ほどでなくなってしまいました。用心深いスズメなのに、今日は近づいても逃げません。必死で種を食べようとしています。蹴散らされて下に落ちた種は、弱いスズメが食べます。ヤマガラ、シジュウカラは、その隙をついてかすめ取っていきます。
果物にもヒヨドリ、シロハラ、メジロがやってきますが、スズメも押し寄せます。シロハラがスズメを激しく追い払うのをはじめて見ました。そのシロハラもヒヨドリに蹴散らされます。けっして目を細めて「かわいい」などという光景ではありません。必死のサバイバルが、めまぐるしく繰り広げられています。
ヒヨドリとシロハラのツーショット。このあとすぐにヒヨドリに追い払われました。
そんな中でも、やはりメジロとシロハラは仲がいいようです。
共同戦線と呼んで!
午後になって陽もさしてきました。明日は溶けているでしょうか。
スズメのえさも、いつもの場所へは行けず、手前の花壇に撒きました。
それでも、ヒマワリの種をおいたとたんスズメが押し寄せて、2時間ほどでなくなってしまいました。用心深いスズメなのに、今日は近づいても逃げません。必死で種を食べようとしています。蹴散らされて下に落ちた種は、弱いスズメが食べます。ヤマガラ、シジュウカラは、その隙をついてかすめ取っていきます。
果物にもヒヨドリ、シロハラ、メジロがやってきますが、スズメも押し寄せます。シロハラがスズメを激しく追い払うのをはじめて見ました。そのシロハラもヒヨドリに蹴散らされます。けっして目を細めて「かわいい」などという光景ではありません。必死のサバイバルが、めまぐるしく繰り広げられています。
ヒヨドリとシロハラのツーショット。このあとすぐにヒヨドリに追い払われました。
そんな中でも、やはりメジロとシロハラは仲がいいようです。
共同戦線と呼んで!
午後になって陽もさしてきました。明日は溶けているでしょうか。