2009-10-23(Fri)
にゃんこい #04 美しい人
テコ入れの風呂回かと思いきや…

画伯クオリティ炸裂回でした。

加奈子との仲を勘違いして悲しげな顔を見せた楓、そんなシーンを遠目に見て不穏な表情にて前回の引きを担当した赤ジャージの人物が今回のメイン「一ノ瀬 凪」です。冒頭では性別不明、どちらかと言えば男なのか?と思わせる体型と言動はどう考えてもミスリード狙いなのですがそれは言わない約束で。
「こんなにも美しい楓にあんな表情をさせて…」と潤平を殺る気まんまんの凪は机に果たし状を忍ばせ…お約束どおりラブレターと勘違いした潤平はトイレへ駆け込んで中身を読むと破り捨てて便器へ流してスルー確定。読んだ瞬間の3回ループは潤平のショックを必要以上に演出していました。これに限らず今回は全体に演出が濃い、というか特殊でしたね。フキダシ描写や描き込み文字、さらに過剰とも思える各シーンの演出はお好きな人には面白くてたまりませんが…こういうのダメな人もいるかもしれません。かくいう私は大好物なのですけれども、さすがに今回ほど詰め込まれると見た後に軽い疲労感に襲われました。良い意味で30分が長かったです。
果たし状どおり江ノ島海岸で待つ凪、もちろん潤平は行かないのですが…3日もの間仁王立ちでひたすら待つものの業を煮やした楓は一路潤平の教室へ。一方の潤平はそんなことなどすっかり忘れて加奈子と夫婦漫才中です。加奈子がすっかり懐いている様子が微笑ましい。てなところへ凪が登場、潤平の姿を確認すると怒髪天を突いている様子でしたが…加奈子を見た途端にスイッチが切り替わって花を背負ってますよ? さらに「けしからん乳」に躊躇わずタッチ、ここでしばらくタメてから畳みかけるように派手な演出で加奈子の反撃を見せるテンポは大笑いでした。さらに凪の暴走は止まることを知らず、ほんとどこからツッコんでいいのかわかりません。

自分で放った雷に身を縮める凪。一瞬の描写でしたがこれが後半の伏線になっているとは(笑。なーんて騒いでいるうちに凪はバッタリと倒れ…吹きすさぶ海岸で3日も待ち続けていたため風邪を引いてしまったようです。そんな所へ楓が加わって凪を家まで送っていくことに。
雨が降り出した中でたどり着いた凪の家はそりゃもうご立派な門構えの極道一家でした。出迎えの若い衆に囲まれてじつに気まずい潤平&加奈子、しかし極道マニアの楓は目をキラキラさせて「ナマゴク」を堪能してらっしゃいます。そういや第1話にて商店街で行き会ったシーンで極道モノのレンタルDVDを持っていたっけ。あの一瞬も伏線だったのか!
屋敷へ案内されると女子2名は風呂へ、1人残された潤平は一ノ瀬家の飼い猫「ジョセフィーヌ」に話しかけられ…この状況にてネコさんの依頼を聞くハメに。その願い事とは「凪に恋をさせてくれ」と。あれ? 凪は楓が好きなんじゃ? その真相を話そうとするジョセフィーヌのセリフを遮って爺が登場。風呂の前に凪の部屋へ案内、というか有無を言わさず連行です(笑

Bパートはお待ちかねの風呂シーン。しかし前回見せた予告映像より湯気が濃いような? 荒れない程度に湯気消ししてみましたが白く飛んでるところはどうにもこうにも。不自然に巨大な加奈子のバストは湯に浮いて揺れ揺れ、それに比べると控えめではありますが楓も立派なものをお持ちのようです。
さてここからが今回の本番、画伯の演技が冴えまくる凪の部屋での一騒動です。部屋へ案内された潤平を待ち構える凪はさっそく木刀を構え…「何で木刀持ってんだよ!?」「そこにあったからだ」から始まる小学生のようなやり取りは間抜けすぎて腹を抱えるしか。
すると激しい雷が一閃。次の瞬間に凪は身を縮めて潤平へ抱き付き、はね除けた手が胸に当たると男の胸と違う感触ががが! 「雷こわいよう…」と目をグルグルさせる凪、画伯の声もいきなりかわいいモードに切り替わり先程までの好戦的な様子は微塵もありません。この辺のシーンも風呂場の会話とシンクロさせつつ畳みかけるようなテンポで見せてきました。今回は休む暇、目を離す暇がありませんなあ。

視覚聴覚を遮断すれば雷なんて怖くない! と対雷用装備を装着した凪でしたがその状態でどうしろと?(笑 あさっての方向へ木刀を構え、ツタンカーメンの棺を持ち上げ…耳を塞いでいるのに潤平との会話ができているのは何故だろう? などと些細なツッコミなど無用な勢いで画伯の熱演が続きます。すごいよ画伯。
凪は楓に恋をしているわけではなく、男に振られたからといって女に走ったわけではなく、あくまで「美しいもの」を愛するという姿勢だったのです。なるほど。てなところで再び雷が一閃、次の瞬間棺へ駆け込んで「雷きらいだよー」と泣き声はかわいすぎて悶絶ものですよ。それにしても画伯ってこんなキャラばっかりやってますね。それがまた合ってしまうのがナントモ。
棺の凪と潤平の会話。ここで潤平が度量を見せると凪は一気にデレモードへ、棺から出てきた凪はすっかり恋するオトメになっちゃってますよ? そんな様子を見たジョセフィーヌの表情は潤平への依頼が完了したことを喜んでいる…ようには見えないなあ(笑

ジョセフィーヌが語る過去の凪、「普通の女の子」だった頃のイメージカットに某麻雀少女アニメの一団が登場。でもこの子たちもいい加減「普通の女の子」じゃないような?(笑。ジョセフィーヌは凪の「恋」に気付いているけれども当の潤平はまったく朴念仁という王道なオチでした。
3年生の凪は潤平の教室へ居座って休み無くアピールしまくりで締め。Cパートで見せた馴染みっぷりはここもまた画伯の演技が光りすぎて正視できないほど。無駄にスゲーよ画伯…こういうキャラを演じさせたら右に出る者がいないんじゃ?

今回のエンドカードは「しらす」氏。ベッドに寝転ぶ金髪の美少女2人組、本編未登場(?)のキャラですが次回以降出てくるのかな。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

画伯クオリティ炸裂回でした。

加奈子との仲を勘違いして悲しげな顔を見せた楓、そんなシーンを遠目に見て不穏な表情にて前回の引きを担当した赤ジャージの人物が今回のメイン「一ノ瀬 凪」です。冒頭では性別不明、どちらかと言えば男なのか?と思わせる体型と言動はどう考えてもミスリード狙いなのですがそれは言わない約束で。
「こんなにも美しい楓にあんな表情をさせて…」と潤平を殺る気まんまんの凪は机に果たし状を忍ばせ…お約束どおりラブレターと勘違いした潤平はトイレへ駆け込んで中身を読むと破り捨てて便器へ流してスルー確定。読んだ瞬間の3回ループは潤平のショックを必要以上に演出していました。これに限らず今回は全体に演出が濃い、というか特殊でしたね。フキダシ描写や描き込み文字、さらに過剰とも思える各シーンの演出はお好きな人には面白くてたまりませんが…こういうのダメな人もいるかもしれません。かくいう私は大好物なのですけれども、さすがに今回ほど詰め込まれると見た後に軽い疲労感に襲われました。良い意味で30分が長かったです。
果たし状どおり江ノ島海岸で待つ凪、もちろん潤平は行かないのですが…3日もの間仁王立ちでひたすら待つものの業を煮やした楓は一路潤平の教室へ。一方の潤平はそんなことなどすっかり忘れて加奈子と夫婦漫才中です。加奈子がすっかり懐いている様子が微笑ましい。てなところへ凪が登場、潤平の姿を確認すると怒髪天を突いている様子でしたが…加奈子を見た途端にスイッチが切り替わって花を背負ってますよ? さらに「けしからん乳」に躊躇わずタッチ、ここでしばらくタメてから畳みかけるように派手な演出で加奈子の反撃を見せるテンポは大笑いでした。さらに凪の暴走は止まることを知らず、ほんとどこからツッコんでいいのかわかりません。

自分で放った雷に身を縮める凪。一瞬の描写でしたがこれが後半の伏線になっているとは(笑。なーんて騒いでいるうちに凪はバッタリと倒れ…吹きすさぶ海岸で3日も待ち続けていたため風邪を引いてしまったようです。そんな所へ楓が加わって凪を家まで送っていくことに。
雨が降り出した中でたどり着いた凪の家はそりゃもうご立派な門構えの極道一家でした。出迎えの若い衆に囲まれてじつに気まずい潤平&加奈子、しかし極道マニアの楓は目をキラキラさせて「ナマゴク」を堪能してらっしゃいます。そういや第1話にて商店街で行き会ったシーンで極道モノのレンタルDVDを持っていたっけ。あの一瞬も伏線だったのか!
屋敷へ案内されると女子2名は風呂へ、1人残された潤平は一ノ瀬家の飼い猫「ジョセフィーヌ」に話しかけられ…この状況にてネコさんの依頼を聞くハメに。その願い事とは「凪に恋をさせてくれ」と。あれ? 凪は楓が好きなんじゃ? その真相を話そうとするジョセフィーヌのセリフを遮って爺が登場。風呂の前に凪の部屋へ案内、というか有無を言わさず連行です(笑

Bパートはお待ちかねの風呂シーン。しかし前回見せた予告映像より湯気が濃いような? 荒れない程度に湯気消ししてみましたが白く飛んでるところはどうにもこうにも。不自然に巨大な加奈子のバストは湯に浮いて揺れ揺れ、それに比べると控えめではありますが楓も立派なものをお持ちのようです。
さてここからが今回の本番、画伯の演技が冴えまくる凪の部屋での一騒動です。部屋へ案内された潤平を待ち構える凪はさっそく木刀を構え…「何で木刀持ってんだよ!?」「そこにあったからだ」から始まる小学生のようなやり取りは間抜けすぎて腹を抱えるしか。
すると激しい雷が一閃。次の瞬間に凪は身を縮めて潤平へ抱き付き、はね除けた手が胸に当たると男の胸と違う感触ががが! 「雷こわいよう…」と目をグルグルさせる凪、画伯の声もいきなりかわいいモードに切り替わり先程までの好戦的な様子は微塵もありません。この辺のシーンも風呂場の会話とシンクロさせつつ畳みかけるようなテンポで見せてきました。今回は休む暇、目を離す暇がありませんなあ。

視覚聴覚を遮断すれば雷なんて怖くない! と対雷用装備を装着した凪でしたがその状態でどうしろと?(笑 あさっての方向へ木刀を構え、ツタンカーメンの棺を持ち上げ…耳を塞いでいるのに潤平との会話ができているのは何故だろう? などと些細なツッコミなど無用な勢いで画伯の熱演が続きます。すごいよ画伯。
凪は楓に恋をしているわけではなく、男に振られたからといって女に走ったわけではなく、あくまで「美しいもの」を愛するという姿勢だったのです。なるほど。てなところで再び雷が一閃、次の瞬間棺へ駆け込んで「雷きらいだよー」と泣き声はかわいすぎて悶絶ものですよ。それにしても画伯ってこんなキャラばっかりやってますね。それがまた合ってしまうのがナントモ。
棺の凪と潤平の会話。ここで潤平が度量を見せると凪は一気にデレモードへ、棺から出てきた凪はすっかり恋するオトメになっちゃってますよ? そんな様子を見たジョセフィーヌの表情は潤平への依頼が完了したことを喜んでいる…ようには見えないなあ(笑

ジョセフィーヌが語る過去の凪、「普通の女の子」だった頃のイメージカットに某麻雀少女アニメの一団が登場。でもこの子たちもいい加減「普通の女の子」じゃないような?(笑。ジョセフィーヌは凪の「恋」に気付いているけれども当の潤平はまったく朴念仁という王道なオチでした。
3年生の凪は潤平の教室へ居座って休み無くアピールしまくりで締め。Cパートで見せた馴染みっぷりはここもまた画伯の演技が光りすぎて正視できないほど。無駄にスゲーよ画伯…こういうキャラを演じさせたら右に出る者がいないんじゃ?

今回のエンドカードは「しらす」氏。ベッドに寝転ぶ金髪の美少女2人組、本編未登場(?)のキャラですが次回以降出てくるのかな。
- 関連記事
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
