2009-06-21(Sun)
涼宮ハルヒの憂鬱 #12 エンドレスエイト
1ヶ月ぶりの新作はお待ちかねのエンドレスエイト。

なるほど…やってくれました。
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なるほど…やってくれました。
ハルヒシリーズの中で私的に「消失」に並ぶお気に入りエピソードの「エンドレスエイト」、こういう話って好きなのですよ。どういう話?という話をしてしまうとネタバレになってしまうのでここでは自重。「次回の予想」と称して思いっきりネタバレを書いちゃってるレビューblogが多いけれども…原作未読の人がそういうの読んでしまったらガッカリだろうなあ。というわけで私はこの短編にこれほどの手間をかけてきた京アニに敬意を表し、せっかく用意してくれた(であろう)サプライズに水をぶっかけるような無粋はやめておきます。意外と未読の人もいるようですし。
しかしこれほど既読者と未読者の印象に差が出そうな映像も無かろうね。今回はほんと単にSOS団の夏休みを淡々と描いていただけ、しかしネタを知った上で見るとキョンがいつ「現在起きていること」を知るのか?と固唾を飲み…終わっちゃったよ!…なるほど!ってなもの。片や未読者は「なにこれ?」でしょう。ええ「なにこれ?」と思った方はぜひその気持ちのまま次回を迎えてください。というか私もその立場で見たかったです。

夏休みも終盤に差し掛かった頃、ハルヒはSOS団の面々を招集し残り少ない夏休みに「しなければダメなこと」を書き連ね、活動予定としてメンバーに宣言しました。書かれている内容は原作とちょっと違っていますが…原作と違う理由もきちんとあるので問題ありません。
夏期合宿
昆虫採集
プール
肝試し
盆踊り
釣り
花火大会
ビーチバレー
バイト
天体観測
バッティング練習
そして8/30の映像を見るとオプションとして
金魚すくい
ボーリング
カラオケ
映画鑑賞
野鳥観察
と追記されていたようです。関係ありませんがこの一覧を見ると2006年8月のSOS団公式サイトの更新追っかけを思い出します。あの夏は予定表ネタでずいぶんと盛り上がったっけなあ。当時のレビューを読み返すと懐かしさで胸がいっぱいに(笑
ハルヒ率いるSOS団はそれらの課題を次々と消化。プールシーンでハルヒの水着が原作と違っているのは時代の流れか、はたまたネタの仕込みか? ばいんばいんのビキニ姿をあえて見せつけるようなフレーミングに何かの意図を感じます。
今回はみくるが「未来人」であることを強調するようなセリフが目立ちました。浴衣購入シーンでは「これがこの国の古典的な民族衣装なんですね」、後の天体観測シーンでも「これがこの時代の望遠鏡なんですね」と。このストーリーではみくるが未来人であることが重要なのでいちいち強調しているのでしょうか。
盆踊りシーンにてハルヒが長門に対し「ゆうき」と呼んだのは単に台本を読み間違えただけ?
河原で花火。ロケット花火を一気に発射しながら「柿崎~っ!」と叫ぶキョン…そう叫びたい気持ちはわかる、というか実際にやったことあります。いや古株のオタクならみんなやってるよねこれ?(笑

夏休みの宿題などとっくに終わらせているハルヒ。原作を読んだときまさかこれが伏線になっているとは思いもしませんでした。というわけで未読の人はこのセリフを心のどこかに留めておくといいかも。
その後は昆虫採集、バイト、天体観測、バッティングセンター、花火大会と粛々と予定を消化していきます。バイトで得たカエルの着ぐるみは秋以降のSOS団部室で見かけましたね。1期はエンドレスエイトをやらないのに着ぐるみは置いてあるという異空間だったっけ(懐
みくるがバットを正しく握っているのは反って不自然のような。

引き続き予定の消化。ハゼ釣り大会、肝試しとみくるの受難が続きます。SOS団以外の客がいない映画館、ガラ空きの客席と居眠り具合から映画の内容も窺えるというものです。器用なスコアを出す長門のボーリング、みくるは…ぽんこつすぎ(笑

耐久カラオケも終え、最後の課題に×印を付けて活動予定をコンプリート。ハルヒは埋まった計画表を手にして…一応の笑顔を見せますがどうも心から満足している様子ではありません。「まだ何か心残りがあるのか? こいつは」とさすがキョンはよくわかってらっしゃる。
「またあさって、部室で会いましょう」
原作既読だとこのセリフがじつに重い。逆光シルエットで店を出て行く演出は幻想的で良かったです。
さて帰宅したキョンは残り1日となった夏休みの日を適当に過ごし…ハルヒからの強引な誘いが無ければキョンは夏休みをずっとこの調子で過ごしたのだろうなあ…宿題が片付かぬままベッドに入りました。部屋の灯りを消してオヤスミナサイ。
まさかここで終わるとは! 予想以上に面白い作りにしてきましたね。こりゃ次回が楽しみすぎです。

あえて本編キャプで貼らなかった長門の様子。普段から寡黙な長門ですが今回はさらに寡黙、というかどのシーンもつまらなそうな表情です。その理由は…待て次号!
しかしこれほど既読者と未読者の印象に差が出そうな映像も無かろうね。今回はほんと単にSOS団の夏休みを淡々と描いていただけ、しかしネタを知った上で見るとキョンがいつ「現在起きていること」を知るのか?と固唾を飲み…終わっちゃったよ!…なるほど!ってなもの。片や未読者は「なにこれ?」でしょう。ええ「なにこれ?」と思った方はぜひその気持ちのまま次回を迎えてください。というか私もその立場で見たかったです。

夏休みも終盤に差し掛かった頃、ハルヒはSOS団の面々を招集し残り少ない夏休みに「しなければダメなこと」を書き連ね、活動予定としてメンバーに宣言しました。書かれている内容は原作とちょっと違っていますが…原作と違う理由もきちんとあるので問題ありません。
夏期合宿
昆虫採集
プール
肝試し
盆踊り
釣り
花火大会
ビーチバレー
バイト
天体観測
バッティング練習
そして8/30の映像を見るとオプションとして
金魚すくい
ボーリング
カラオケ
映画鑑賞
野鳥観察
と追記されていたようです。関係ありませんがこの一覧を見ると2006年8月のSOS団公式サイトの更新追っかけを思い出します。あの夏は予定表ネタでずいぶんと盛り上がったっけなあ。当時のレビューを読み返すと懐かしさで胸がいっぱいに(笑
ハルヒ率いるSOS団はそれらの課題を次々と消化。プールシーンでハルヒの水着が原作と違っているのは時代の流れか、はたまたネタの仕込みか? ばいんばいんのビキニ姿をあえて見せつけるようなフレーミングに何かの意図を感じます。
今回はみくるが「未来人」であることを強調するようなセリフが目立ちました。浴衣購入シーンでは「これがこの国の古典的な民族衣装なんですね」、後の天体観測シーンでも「これがこの時代の望遠鏡なんですね」と。このストーリーではみくるが未来人であることが重要なのでいちいち強調しているのでしょうか。
盆踊りシーンにてハルヒが長門に対し「ゆうき」と呼んだのは単に台本を読み間違えただけ?
河原で花火。ロケット花火を一気に発射しながら「柿崎~っ!」と叫ぶキョン…そう叫びたい気持ちはわかる、というか実際にやったことあります。いや古株のオタクならみんなやってるよねこれ?(笑

夏休みの宿題などとっくに終わらせているハルヒ。原作を読んだときまさかこれが伏線になっているとは思いもしませんでした。というわけで未読の人はこのセリフを心のどこかに留めておくといいかも。
その後は昆虫採集、バイト、天体観測、バッティングセンター、花火大会と粛々と予定を消化していきます。バイトで得たカエルの着ぐるみは秋以降のSOS団部室で見かけましたね。1期はエンドレスエイトをやらないのに着ぐるみは置いてあるという異空間だったっけ(懐
みくるがバットを正しく握っているのは反って不自然のような。

引き続き予定の消化。ハゼ釣り大会、肝試しとみくるの受難が続きます。SOS団以外の客がいない映画館、ガラ空きの客席と居眠り具合から映画の内容も窺えるというものです。器用なスコアを出す長門のボーリング、みくるは…ぽんこつすぎ(笑

耐久カラオケも終え、最後の課題に×印を付けて活動予定をコンプリート。ハルヒは埋まった計画表を手にして…一応の笑顔を見せますがどうも心から満足している様子ではありません。「まだ何か心残りがあるのか? こいつは」とさすがキョンはよくわかってらっしゃる。
「またあさって、部室で会いましょう」
原作既読だとこのセリフがじつに重い。逆光シルエットで店を出て行く演出は幻想的で良かったです。
さて帰宅したキョンは残り1日となった夏休みの日を適当に過ごし…ハルヒからの強引な誘いが無ければキョンは夏休みをずっとこの調子で過ごしたのだろうなあ…宿題が片付かぬままベッドに入りました。部屋の灯りを消してオヤスミナサイ。
まさかここで終わるとは! 予想以上に面白い作りにしてきましたね。こりゃ次回が楽しみすぎです。

あえて本編キャプで貼らなかった長門の様子。普段から寡黙な長門ですが今回はさらに寡黙、というかどのシーンもつまらなそうな表情です。その理由は…待て次号!
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