2009-04-28(Tue)
宇宙をかける少女 #17 友達の輪
マドカに対し猛り狂うナミ。
彼女はもう救われないのだろうか。
前回引きで見せた異変は木星の電磁波による影響でした。このままではコロニー内の電子機器が全滅してしまう、それに加え木星へ落下の危機まで迎えてしまってさあ大変。しかしイグジステンズの精神攻撃が効きまくりのレオパルドはすっかりポンコツと化しており…「あの連中」の所へは何が何でも戻りたくないのか思いつきの言い訳をする姿がじつに情けない。いやいや戻りたくないのはいいけれどもこのままでは木星へ落ちて全滅一直線だぞ?
ここでもまた秋葉の「思いつき」による行動をたしなめるいつき。とはいえ黙って落下を待つわけにもいきません。熟考を重ね慎重に行動しているうちに何もせぬまま落ちてしまったら本末転倒、やはりこういう時は思いつきだろうが迅速に行動するのが正解なのか。やはり窮地で生き残るのは天才型なのか。
そんな絶望的状況を救う者が登場。桜と共に画面上ではずっと映っていたので厳密には初登場の新キャラというわけではありませんが…うねうね動く桜の帽子が自立行動を始め「獅子堂評議会 異星人 ゆぴたん」と書かれた名刺を差し出す。桜による超ハイテクの賜物かと思われた触手状のマフラーはゆぴたんの腕だったのですね。というか何故誰も気付かなかったのだろう。少なくとも桜は気付くだろー(笑。それはともかく帽子レスの桜がかわいい。緊急事態にも関わらず礼儀正しく名刺交換をする姿は極めて日本人的であります。
キャラクターとしての存在意義がイマイチ薄かったベンケイにスポットが。それにしてもつつじはいつまでその格好(略。ゆびたんから名刺を受け取るとき「カチューシャの素敵なお嬢さん」と言われ「他に褒める所があるでしょ」と返すつつじがいい味でした。ここはスタイルを褒めれば良かったのでしょうか? それとも素敵な虎縞ビキニですね、とか?
レオパルドに代わって木星圏から脱出すべく合体コロニー(?)のコントロールを執るベンケイ。相変わらず高飛車なつつじの態度に対し、尻に敷かれながらも言いなりにがんばってしまうベンケイはいい奴です。しかし木星の強大な重力に推進力が足りず…最後の手段を出しても故障して動かず! というかいきなり最後の手段か(笑
飛び出す秋葉に制止するいつき。しかし秋葉側にほのかが加わって2対1で劣勢のいつきは結局秋葉を手伝うことに。先にも書きましたがこの状況では秋葉の行動が正しいのだろうなあ。3人娘の活躍によりケツの扇風機が回り始めて一気に加速…QTアームズのみなさんはどうやって帰投したのやら。目前の障害物をチェンソーで両断しつつ加速するベンケイの絵面はなかなか熱い。
「人間、わずか五十年」
奮闘するベンケイの前で敦盛を舞うつつじ。「人間死ぬ前に一回くらいがんばんなさい」のようなことを言ってましたが…そういう意味だっけ? アーカイブで調べなければ。
一致団結して重力圏を離脱したことで今までのわだかまりがすっかり晴れたみなさん。ちょ、ちょっと安易すぎないかこのオチは。いつきが反省しただけで根本的な解決になっていないような気がします。
異星人と人類が密かに交流を深めるために作られたステーション「プロキシマの冠」、宇宙空間に浮かぶ透明チューブのリングはなかなかSFチックであります。なのにバブル崩壊で廃墟と化したというオチはあまり面白くありません。何なんだこの脚本は。ともあれ廃墟のステーション内を歩くみなさん、秋葉はこの光景に見覚えがあるようです。って「7つの太陽」の場所はここでしたか。夢に出てきた「軌道喫茶 えにぐま」はそこに無く、つまり神楽が貼ったメモもありません。さて「えにぐま」はどこ行った?
7つの太陽によってエネルギーチャージができる、と言われて困った困ったレオパルド。働かない言い訳を論破されたニートの人みたいです(笑
ほとんど存在感の無い生徒会の面々に請われてカークウッド学園の潜入捜査。忍者の設定が生きるかと思いきや遠隔カメラで見てるだけ、せっかくブーミンの制服姿を見られると思ったのに残念。すっかりニーナに懐いちゃってますが…元上司のお偉いおっさん連中はどうしているのやら。
前回チラっと映った風音姉さんも行動開始です。とりあえずカークウッドへの足を確保せねばと月基地の兄ちゃんへ直談判、至近距離であの谷間に迫られちゃ断る男はいないでしょう。というか今回の風音姉さんは美人だなあ。意味ありげに映る監視カメラや監視員の存在が気になるところ。
結局ベンケイによるハイパージャンプでカークウッドへ飛ぶことに。さすがに5年かけて戻るわけにはいきませんもの(笑。一仕事終えて寝てしまったゆぴたんさんは帽子モードで桜の頭へ。
さて本日のクライマックス。傍目にはどちらも痛々しいナミvsマドカ、ものすごい形相でナミを罵倒するマドカですが言っていることはじつに正論です。誰かに与えられた力を自分の力と勘違いし…おっとラインバレルの悪口はそこまでだ。リリカルマジカルなコスチュームにチェンジしたナミをして笑うマドカは…ナミの格好を単純に笑っているのかと思った。「あんた何その恥ずかしい格好ゲラゲラ」みたいな(笑
威勢は良くてもレイジングハートの一振りで吹っ飛ばされちゃうマドカ、だって女の子だもん。オラオラオラー!なナミはマドカの制服を破り…DVDだとさらに以下略。このシーンは二人の絶叫顔が思いっきりコードギアスしてて笑った。レイハの台尻を構えて鶺鴒紋を焼き印するシーンはナミの狂気が絶頂でした。というかそのまま突き殺すのかと。マドカを箱へ投げ込んだ後にナミが一瞬見せる苦しそうな仕草、これはQ速で見せた「不治の病エンド」への布石? その後のネルヴァルとの会話もじつに痛々しいものであり…彼女はどこまで落ちていくのやら。というか窓の外の高嶺姉さんを少しは映してさしあげて。
お馬鹿キャラの本領を発揮しまくったブーミンの活躍により難民コロニーの位置がネルヴァルに知られ、制圧を名乗り出たナミはハイパージャンプで現れたレオパルドを見て「黒い神様」と呟いて引き。次回は再び秋葉vsナミの対峙でしょうか。予告ナレーションの「さよならジュピター、、なして?」は笑った(木星の大気は主にヘリウムです)。
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彼女はもう救われないのだろうか。
前回引きで見せた異変は木星の電磁波による影響でした。このままではコロニー内の電子機器が全滅してしまう、それに加え木星へ落下の危機まで迎えてしまってさあ大変。しかしイグジステンズの精神攻撃が効きまくりのレオパルドはすっかりポンコツと化しており…「あの連中」の所へは何が何でも戻りたくないのか思いつきの言い訳をする姿がじつに情けない。いやいや戻りたくないのはいいけれどもこのままでは木星へ落ちて全滅一直線だぞ?
ここでもまた秋葉の「思いつき」による行動をたしなめるいつき。とはいえ黙って落下を待つわけにもいきません。熟考を重ね慎重に行動しているうちに何もせぬまま落ちてしまったら本末転倒、やはりこういう時は思いつきだろうが迅速に行動するのが正解なのか。やはり窮地で生き残るのは天才型なのか。
そんな絶望的状況を救う者が登場。桜と共に画面上ではずっと映っていたので厳密には初登場の新キャラというわけではありませんが…うねうね動く桜の帽子が自立行動を始め「獅子堂評議会 異星人 ゆぴたん」と書かれた名刺を差し出す。桜による超ハイテクの賜物かと思われた触手状のマフラーはゆぴたんの腕だったのですね。というか何故誰も気付かなかったのだろう。少なくとも桜は気付くだろー(笑。それはともかく帽子レスの桜がかわいい。緊急事態にも関わらず礼儀正しく名刺交換をする姿は極めて日本人的であります。
キャラクターとしての存在意義がイマイチ薄かったベンケイにスポットが。それにしてもつつじはいつまでその格好(略。ゆびたんから名刺を受け取るとき「カチューシャの素敵なお嬢さん」と言われ「他に褒める所があるでしょ」と返すつつじがいい味でした。ここはスタイルを褒めれば良かったのでしょうか? それとも素敵な虎縞ビキニですね、とか?
レオパルドに代わって木星圏から脱出すべく合体コロニー(?)のコントロールを執るベンケイ。相変わらず高飛車なつつじの態度に対し、尻に敷かれながらも言いなりにがんばってしまうベンケイはいい奴です。しかし木星の強大な重力に推進力が足りず…最後の手段を出しても故障して動かず! というかいきなり最後の手段か(笑
飛び出す秋葉に制止するいつき。しかし秋葉側にほのかが加わって2対1で劣勢のいつきは結局秋葉を手伝うことに。先にも書きましたがこの状況では秋葉の行動が正しいのだろうなあ。3人娘の活躍によりケツの扇風機が回り始めて一気に加速…QTアームズのみなさんはどうやって帰投したのやら。目前の障害物をチェンソーで両断しつつ加速するベンケイの絵面はなかなか熱い。
「人間、わずか五十年」
奮闘するベンケイの前で敦盛を舞うつつじ。「人間死ぬ前に一回くらいがんばんなさい」のようなことを言ってましたが…そういう意味だっけ? アーカイブで調べなければ。
一致団結して重力圏を離脱したことで今までのわだかまりがすっかり晴れたみなさん。ちょ、ちょっと安易すぎないかこのオチは。いつきが反省しただけで根本的な解決になっていないような気がします。
異星人と人類が密かに交流を深めるために作られたステーション「プロキシマの冠」、宇宙空間に浮かぶ透明チューブのリングはなかなかSFチックであります。なのにバブル崩壊で廃墟と化したというオチはあまり面白くありません。何なんだこの脚本は。ともあれ廃墟のステーション内を歩くみなさん、秋葉はこの光景に見覚えがあるようです。って「7つの太陽」の場所はここでしたか。夢に出てきた「軌道喫茶 えにぐま」はそこに無く、つまり神楽が貼ったメモもありません。さて「えにぐま」はどこ行った?
7つの太陽によってエネルギーチャージができる、と言われて困った困ったレオパルド。働かない言い訳を論破されたニートの人みたいです(笑
ほとんど存在感の無い生徒会の面々に請われてカークウッド学園の潜入捜査。忍者の設定が生きるかと思いきや遠隔カメラで見てるだけ、せっかくブーミンの制服姿を見られると思ったのに残念。すっかりニーナに懐いちゃってますが…元上司のお偉いおっさん連中はどうしているのやら。
前回チラっと映った風音姉さんも行動開始です。とりあえずカークウッドへの足を確保せねばと月基地の兄ちゃんへ直談判、至近距離であの谷間に迫られちゃ断る男はいないでしょう。というか今回の風音姉さんは美人だなあ。意味ありげに映る監視カメラや監視員の存在が気になるところ。
結局ベンケイによるハイパージャンプでカークウッドへ飛ぶことに。さすがに5年かけて戻るわけにはいきませんもの(笑。一仕事終えて寝てしまったゆぴたんさんは帽子モードで桜の頭へ。
さて本日のクライマックス。傍目にはどちらも痛々しいナミvsマドカ、ものすごい形相でナミを罵倒するマドカですが言っていることはじつに正論です。誰かに与えられた力を自分の力と勘違いし…おっとラインバレルの悪口はそこまでだ。リリカルマジカルなコスチュームにチェンジしたナミをして笑うマドカは…ナミの格好を単純に笑っているのかと思った。「あんた何その恥ずかしい格好ゲラゲラ」みたいな(笑
威勢は良くてもレイジングハートの一振りで吹っ飛ばされちゃうマドカ、だって女の子だもん。オラオラオラー!なナミはマドカの制服を破り…DVDだとさらに以下略。このシーンは二人の絶叫顔が思いっきりコードギアスしてて笑った。レイハの台尻を構えて鶺鴒紋を焼き印するシーンはナミの狂気が絶頂でした。というかそのまま突き殺すのかと。マドカを箱へ投げ込んだ後にナミが一瞬見せる苦しそうな仕草、これはQ速で見せた「不治の病エンド」への布石? その後のネルヴァルとの会話もじつに痛々しいものであり…彼女はどこまで落ちていくのやら。というか窓の外の高嶺姉さんを少しは映してさしあげて。
お馬鹿キャラの本領を発揮しまくったブーミンの活躍により難民コロニーの位置がネルヴァルに知られ、制圧を名乗り出たナミはハイパージャンプで現れたレオパルドを見て「黒い神様」と呟いて引き。次回は再び秋葉vsナミの対峙でしょうか。予告ナレーションの「さよならジュピター、、なして?」は笑った(木星の大気は主にヘリウムです)。
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