2016-09-09(Fri)

アイカツスターズ! #22 憧れへ続く道

虹野ゆめCDデビュー!

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それはゆめのはじまり。

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前回ローラとの直接対決に勝ち、歌組一年生のアタマを獲ったゆめは、さっそく四ツ星レーベルに呼ばれてCDデビューの会議へ。件の決勝ライブを「ひめちゃん以来の感動」と絶賛され「絶対売れる」と太鼓判を押され、他スタッフからも褒めちぎられ、しかもデビューCDから4曲入りのミニアルバム予定と聞かされ、ゆめのテンションは青天井であります。

「ゆめのはじまり…はい! 大、大、大賛成です!」

指田Pによるタイトル案も全力で気に入り、まさにCDタイトルどおり夢への第一歩を順調に滑り出したゆめの笑顔が眩しい。でもアイドルアニメで「ガンバリマス!」は転落フラグですよ!?(そんなコトはなくなくもない

「虹野ゆめ…もはやこれ以上は…」

ってな会議を終えて後片付け中の指田Pのトコへ学園長から突然のお電話。何やらひめ様のニューアルバムをゆめのデビューCDにぶつけて指田Pを過労死させる作戦らしい(違う違う。というか同レーベルの売れっ子と発売日を揃えると、通常流通ならば「つぶし合い」より店頭での購入機会が増えるような気がする。これが仮にひめ様新譜はA店限定のイベント付き、ゆめ新譜はB店限定以下同文とすれば明らかに食われてしまうだろうけれど…公式サイトで第22話あらすじを見た時まず思い浮かんだのはそういうプロットで、虹ブースト無しのレコーディングにさんざ苦労しようやく完成したデビューCDがひめ様の人気に食われて全く売れないゼツボー展開、ってなトコでおなじみの小さいファンやローラの声援を受けて立ち上がる!的な(ベタな)流れを予想していたのですが、結果から言うとその辺は最小限の描写だったため正直少々肩透かしでした。全く売れないCDの山を前に「やっぱり力に頼ってデビューしてもダメなんだ…」と泣き崩れるゆめを見たかった(キツ

ともあれここ数回の学園長の言動を見ていれば明らかに「悪意ではない妨害」である事が窺えるものの、劇場版を含めてやり口がずっと陰湿な悪役のそれなので、古典的な善悪逆転キャラを見慣れていないメイン視聴者層には悪印象の方が上回ってしまいそう。「TARITARI」の教頭先生然り、「花咲くいろは」の女将さん然り、このテのキャラが大好物の私ですらいい加減焦れますもの。

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アバンパートで今回感想のほとんどを語ってしまった気がしますが気にせず続けます。会議から戻ったゆめは引き続き上機嫌でハンバーグをパクつき、前回ラストで少々危惧したローラとの関係も特に拗れず、幸せいっぱいのランチタイムを楽しんでいました。ってなトコでS4の番組が始まり――

「この度我らが歌姫白鳥ひめの新作アルバムが発売される事になりました!」
「発売日は9月8日よね」
「発売日には記念ライブもやる予定だゾ!」

ああやっぱり発売日ライブやるんだ、やっぱりゆめの会場は閑古鳥の流れか…と前述の予想を確信した私(大ハズレ。それはそうと発売日の衝突がここで明らかにされ、なのにゆめは全く気に留めずひめ様ライブを心待ちにしています。ああもう。そんなゆめに呆れながら対面の二人が発売日のダブりについて言及。

「ひめ先輩のCDといえば出せば必ずミリオンセラー」
「同じ発売日だなんてさすがにきついよね」

今どきCDをミリオン売るってだけで凄い(笑。でも100万枚売れるならついでに期待の新人のCDも、って人がそれなりにいそうなので、やはり店頭売りの発売日被りに関してはメリットの方が大きいような気がする。また早々のソールドアウトを食らった人たちに対し、言っちゃ何だけど難民対策としてゆめのCDが機能するような気もします。せっかくCD屋に来たのにひめ様新譜が売り切れ→店頭ポップを見てゆめのデビューを知る→ああ最近よく見る子がCDデビューしたんだ、なら今日の所はこっち買って帰ろう、みたいな。などなど私はこういったマーケティング意識なので、ゆめのデビューCDを潰すならイベントをぶつける=前述のパターンがセオリーだと思ったのですよ。爆売れ確実の大御所と同日に新人のデビューCDを発売する場合の販売動向って実際どうなのだろう。

「はぁ…ミリオンセラーっていい響きだね…」
「もしかしたら私も…」
「え?」

釘を刺したつもりの二人は微塵の危機感もなく夢見るゆめにまたしても呆れ顔、一方ゆめはシアワセモードのまま仕事仁向かい、そこでもまた「白鳥ひめちゃんの後継者」と持ち上げられてシアワセメーターを振り切らせてます。ゴツン!

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《本当にそうなっちゃったりして♪》

ブースを出ても夢心地のゆめは同スタジオに来ていたひめ様に声を掛けられて一気に現実に。あはは。一方ひめ様はゆめのCDデビューを祝い、しかして――

「そういえば私のCD、ひめ先輩と同じ発売日なんですよ!」

脳天気にそう告げるゆめに表情を変えるひめ様。寝耳に水であろう発売日被りの首謀者に気付く表情芝居はじつに良い感じでした。セリフ無しでひめ様の心の動きが手に取るように判ります。

「声の調子はどう?」
「声ですか? それなら…ゴホゴホッ!」
「大丈夫!?」
「ゴホッ…平気です。ちょっと咳き込んじゃってすみません」

続いて咳き込むゆめを見た瞬間のひめ様の表情ったら。ゆめの力を知るだけに尋常ならざる不安&心配を向けるも、当のゆめは気にも留めず「ひめ先輩のライブ」を楽しみにしていました。自分の体に起きている異変について何も知らず無邪気に慕ってくれるかわいい後輩、対しておそらく「経験者」であるひめ様としては心配が募るばかりでありましょう。ならば早々に真相を伝えてしまえば?と思わなくなくもですが、きっとその辺の縛りについては学園長とセットで何らかの事情があると思われます。そこに関わる説得力のキーパーソンがリリエンヌになるか、それとも学園長机の君になるかは今後のお楽しみってコトで。

BEST ALBUM「START LINE」 発売記念ライブ
会場:大ホール 13時開場 14時開演
主催:四ツ星学園

ゆめへ差し出したライブチケットによるとひめ様の新譜はベスト盤で、だから急場のアルバム制作が通用したのですね。これがフルアルバムだったらゆめのミニアルバムと同じ期間で上がるはずありませんし、細かいトコの辻褄合わせは結構よくできているかも。新譜ライブのはずなのに今回のライブが聴き慣れた曲だったのもこれで納得。しかし平日の14時開演とはなかなか大胆なタイムテーブルであります(笑

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などなどCDデビューへ向けて仕事に追われるゆめが寮に戻ったのはすっかり日が暮れた頃で、眺めていた雑誌を薦める声が終わるが早いかベッドに倒れてバタンキュー。小春ちゃんは見るからに疲れ果ててるゆめを一瞬心配するものの、限界まで頑張っている親友の姿に軽く微笑み優しく見守っています。

「この間の負けは大きな課題になったな」
「正直…私が負けるなんて思いませんでした。でも二度は負けません」

続いて授業を終えてもレッスン室に残ってレッスンを続けるローラの様子。前回ラストの不穏さから冒頭の和気藹々ランチタイムは正直少々肩透かしでしたが…やはりローラの胸中は負けた悔しさでいっぱいでした。勝負結果と友達関係をきちんと切り離し、負けた悔しさを相手にぶつけず自分を高める材料とする。一人残ったレッスン室での短い会話はローラの気高さに溢れ、こっちはこっちで思いっきり応援したくなりますね。何というかガラカメの亜弓さんを見ている気分。亜弓さん好きなんすよ(笑

一方指田Pに連れられてCDショップを訪れたゆめ。ここでデビューCD特設コーナーの設置=ショップからの期待を聞かされ、「私ってホントに凄い?」と絶頂の上空を漂っていました。期待が掛かれば掛かるほど背中の荷物が重くなる事に気付かず。

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シーンはパッと変わってS4城のひめ様のベッドへ。眠るひめ様の夢のテイで描かれる過去のステージ、目映い光と歓声に包まれて華やかに歌うひめ様かわいい麗しい! と思ったのも束の間、ステージを終えて袖に戻ると膝から崩れて激しく咳き込み…次の瞬間魘されて目を覚ますひめ様の切迫感がもうシャレになりません。これまで幾度となく振られてきた「経験者」のフラグがついに確定となった瞬間であります。

「声が…」

喉を押さえて呟いた一言は今のゆめの症状を思い起こさせるもの。おそらく例の力は喉に過大な負荷を掛ける、すなわち最高のパフォーマンスと引き替えに声を失う可能性が…というコトなのでしょう。しかしひめ様は今でもトップアイドルであり続けるわけで、ひめ様の存在自体が成功例となる=ゆめの今後の指標と成り得るか?ってトコ。あと勝手に想像すると例の力の制御に於ける成功例がひめ様で失敗例がリリエンヌって事かもしれない。

人間は持っている力の3割程度しか使っていないと言われます。常に全力解放すると体が壊れてしまうらしく、普段は自動的にリミッターを掛けて力の7割を封印しているとの事。その封印は生命の危機レベルに直面すると解放され、いわゆる「火事場の馬鹿力」となり、普段は寝たきりの婆ちゃんが箪笥を抱えて逃げたりする(笑。要するに何を言いたいかと言えば本作の「あの力」とはオカルト的な「ブースト」ではなく、火事場の馬鹿力(本人が持つ10割の力)を意図的に解放するシステム(?)ではないかという事。だからフィジカルが鍛えられていない状態だと過負荷に耐えられず意識を失ったり喉を痛めたり…初ライブの時倒れ込んでしまったゆめが最近倒れなくなったのは、四ツ星でのアイカツ!を重ねた事によって体力が付いた結果とすれば辻褄が合うような。翻ってリリエンヌの入院も然り。なーんて。

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さてAパートにて絶頂の極みだったゆめはレコーディングが始まると一気に現実へ突き落とされます。ライブの時に聴衆を魅了した声を出せない、ここはあえて上滑った声&外れた音程で歌うせなさんのボーカルが痛々しさを加速させていました。これはキツい。何度歌い直してもマトモに声を出せず、リテイクを繰り返すうちに咳き込んでしまい、ゆめの焦りが頂点に達した頃――

「こないだと全然違うな。俺の見込み違いってやつかな…」

指田Pの非情な言葉がゆめの薄いムネを突き刺します。容赦無いなあと思いながらも、あのライブを見て選んだ結果がこれでは仕方なく、むしろやり手プロデューサーの意見としてご尤もと言えましょう。虹ブーストを使えないレコーディングで苦労するのは想定内とはいえ実際にこういう顔を見るとじつに辛い。そのまま休憩に入りドリンクスペースで一人ぽつんと沈み込む様子も辛い。孤立を強調する演出も効いてます。こういう時に一人で悩んでいるとどんどん悪い方へ行ってしまいがちで、ゆめは先の咳き込みを思い出してゼツボーの淵へ。

「せっかくCDデビューできるチャンスなのに…このままじゃ…」
「どうしたの?」

ってなトコへ救いの女神がやってきます。

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「声が…声が全然出ないんです…どうしよう…」

ゆめの必死の訴えにひめ様は一瞬の驚きから全てを察した笑顔を湛え、パッと見はちみつ紅茶の「喉に良い飲み物」を渡し、喉を温めると後へ回ってリラックスマッサージを始めます。この手際の良さからしてさすが経験者と言うべきか。というかこの飲み物がどうしても普通のはちみつ紅茶に思えない(笑。そして促されるまま発声してみると綺麗に伸びる声を出す事ができました。つまりライブでの歌声はブースト効果によるものではなくあくまで自前で、過度の緊張と焦りによって出せなくなっていたと考えるのが適当か。

「いい? ゆめちゃん。大事なのはこれまで頑張ってきた自分を信じる事」
「そしてその力を全て出し切って立ち向かうの」

声を出せたは良いけれどイマイチ自信が戻らないゆめへひめ様の言葉。それはまるで過去の自分に言い聞かせるような語り口で…思いっきり直球ですが、つまりあの力を乗り越えるためには心身共に自分を強く持つ事が大切って事なのでしょう。とはいえもう一捻り欲しいな。

「大丈夫。ゆめちゃんならできるわ。私を信じて」

それでも不安を隠せないゆめへトドメの一言。このセリフ回しは某グレンラガンの名言を思い出します。自信を失った主人公への「お前を信じる俺を信じろ」は、最終的に「お前が信じるお前を信じろ」へ通じてこそなわけで…と書くとひめ様がいなくなってしまいそう(笑。ともあれ神格視しているひめ様から心強い応援を得たゆめは笑顔を戻してレコーディングに向かいます。

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スタジオへ戻ったゆめは先のアドバイスどおり全力で歌いきり、リテイク覚悟で指田Pをチラ見すると大きな丸の返答に思わず笑顔を綻ばせます。あらかわいい。初見時はちょっとあっさり解決?と思いましたが、ひめ様とのやり取りを踏まえて「あの力」の正体を考えるとこの結果も何となく納得だったり。そんなこんなでレコーディングを無事終え、ジャケ写撮影を済ませ、発売記念握手会でお客さんへアピールを続け…ついに完成したCDを手に感動のゆめ。苦労して作り上げた一枚だけに感激もひとしおでしょう。宣言どおり4曲入りのミニアルバムで、ジャケ裏に書かれた収録曲は――

1 みつばちのキス
2 ハートがスキップ
3 アイカツ☆ステップ!
4 ゆめのはじまり

CDタイトルでありアニメ第1話タイトルである「ゆめのはじまり」はいかにもゆめを象徴する曲っぽく、今後の披露を楽しみにしておきます。なーんてシアワセいっぱいのゆめの傍らで不穏全開の学園長は何を思うか。

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発売日のCD店には約束どおり特設コーナーが設えられ、四ツ星レーベル期待の新人がいよいよデビューを果たしました。自分のCDが店頭に並んでいる事に思わず「ちゃんと発売されてる~」と感動する様は微笑ましくも懐かしい。確かにこういう時ってこんな感じなんですよね。なーんて浮かれる一方で同日発売のひめ様アルバムは早々にソールドアウトの爆売れ状態、店頭に発表されたセールスランキングも堂々の1位で、ゆめのCDは10位以下のランク外という厳しい現実を叩き付けられ――

「やっぱり私なんかじゃ全然…」

ひめ様との差を痛感しがっくり肩を落とすゆめ。これは地味にキッツイ。しかしゆめは頭を振って「ノーモアネガティブ!」と前を向き、「まだわかんないし」と一縷の望みを奮い立たせてひめ様の発売記念ライブへ向かうのでした。件のライブは第10話での代役ライブでも使われた大ホールで、モデルとしてはミューザ川崎シンフォニーホールっぽい? 自分がステージに立った代役ライブの時と違って鈴なりの満員って辺りゆめ的には地味に効きそう。

「白鳥ひめ、いきます!」

その頃ステージ裏ではひめ様が「オーロラバタフライコーデ」へコーデチェンジを済ませていざステージへ。そういやキメでウインクしてるのね。

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始まったステージ曲は今やおなじみの「スタートライン!」でした。まあ新譜と言ってもベストアルバムなので仕方なし? でもせっかくだから新曲ライブを見たかったなあ…と思ったら映像自体がほぼ新作レベルのブラッシュアップバージョンだったので良しとしましょう。第16話の時点で2ndバージョンだった同曲ムービーはさらに進化し、初期に感じられた違和感はほぼ解消された感じです。各カットの表情付けもかなり良くなり、かわいらしさと色気が同居するS4トップの実力を存分に見せ付けてきます。とはいえソロバージョンだと「ひとりひとり違うから奇跡、一緒に飛ぼう」の振り付けが浮いてしまってどうにも違和感アリアリ、ソロはここだけでも振り付け変えられないのかな。

《ひめ先輩やっぱり凄すぎます…まだまだ追いつけません》

ひめ様のパフォーマンスを目の当たりにしたゆめは浮き足立っていた気持ちを完全に振り払い、自分の未熟さをココロに刻むのでした。まあドラマ的にはもっとズンドコに落としてほしかったけれど、無駄に競わず自分自身で気付くという流れは本作として悪くない気もするので現段階ではこれくらいの決着がちょうど良いのかも。おそらく今後本当のピンチが来るでしょうし。

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「悔しいね」
「悔しい…」
「でも悔しいって思ったのは頑張ったからでしょ?」

そしてライブ後に行き会ったローラとの会話へ。悔しさを感じるのは本気で頑張った証拠で、ひめ様相手に悔しさを感じるなんてそれだけでも確実に成長している。そう語るローラに感激したゆめは思わず抱き付いて友情全開の感動シーン…にならないトコがじつに絶妙です(笑。全力で迫るゆめをするりとかわしたローラはその勢いで荷物を落とし、するとそれはゆめのCDだったというオチ。ゆめに対して負けた悔しさ&リベンジへの闘志を抱きながらもそれと友情は別で、ローラは友達のデビューを心から喜んでいたのでした。それはそうとこのカットをわざわざ裏もも&膝裏ナメで映す辺り本作の拘りを感じさせますね(笑。全体的にキャラデから少々外れた作画でしたが、気合いマシマシの表情付け&動きに加えてレイアウトの妙もあり、エピソードのクライマックスに相応しい盛り上がりを見せてくれました。平たく言うとゆめ&ローラがかわいすぎて大変。

「でも次は負けないから!」
「望むところだよ!」

照れ隠しで目覚めた負けず嫌いの顔に、さっきまで泣いてた子がもう立ち上がってライバルへの闘志を燃やす。しかし次の瞬間お互い笑顔を戻して笑い合う、友達でありライバルである二人の関係が非常に心地よい締めでした。大好き!(ハンバーグ?



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アイカツ!「第22話 アイドルオーラとカレンダーガール」

アイカツ!「第22話 アイドルオーラとカレンダーガール」に関するアニログです。

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No title

今回はわりと波風立たずにオチが付きましたね。力に訴えずとも意外と持ち前の力と親切な先輩のおかげで何とかなった、というのはそれはそれで「ゆめ良かったね」とホッとするのですが、ストーリー的には拍子抜けな感じもしなくもない。例えば学園長がひめとCDの発売日を被せてきたのも、単なる嫌がらせではなくて何かしらの深謀遠慮が働いていたのでしょうけど(上には上がいると思い知らせておく、とか?)、現時点では少しそのあたりが推し量りづらくて隔靴掻痒な感じがします。いずれにせよ、力の謎の全貌はこの先のお楽しみですね。リリエンヌ氏も絡んでくると面白そうですがそのあたりはどうなんだろう。

ローラの抱きつきキャンセルはクスッとしましたね。無念に崩れ落ちるゆめのアクションも「無念!」って感じで良かったし(妙に作画に力が入っていた)、その後ローラもCD購入バレで失点するあたりも可愛らしい。
映画でのゆめとローラの一連の演出は(シーン個々は良かったけど)やや二人の関係から考えて過剰な気がしないでもなかったので、今回みたいな気の抜けた演出が入ったほうが個人的にはいい塩梅に見られそうかなと。いややっぱり映画版はある種の若気の至りみたいな演出であって、普段からあのレベルでやらkしてたらちょっとヤバイだろうと(笑)

リリィはいかにも私の好きなキャラですね。ここまで分かりやすく釣られると恥ずかしくなってくる(笑) しかも次回は一瞬で分かる高橋大先生!木曜楽しみでしょうがないです。

No title

最後のゆめ&ローラのシーンが2人の関係性をよく表していました。ライバルだから甘えさせてはやらないけど、友達だからCDは買う。すごく良い距離間ですね。
この夏の劇場版は見られないまま終わりそうなのですが、見ていたらより楽しめたのでしょうね~非常に残念です。

CDに入れるゆめの音声は、ブースト能力による効果がまた現れるのかと思っていましたが本人の素の実力なのですね。
現在本人はその力に気付いているかいないかのギリギリのライン、それが露わになるタイミングが予想以上に早くなりそうでドキドキします。
そしてローラ。ゆめの初CDへの準備や完成品を目の当たりにして、それはそれは悔しかったでしょう。
レコーディングも打ち合わせもジャケット撮影も、私がその立場にいるはずだったのに、と。しかしそれを自身の原動力に切り替えているのは大したものです。

さて、無印アイカツのCDデビュー話はダンシングディーヴァの回が記憶に新しいです。
(と思っていたら昨年5月のことでした。時間の流れるのは早いですね)
その回の記事で、管理人さんがご自身の本のことに触れられたのを覚えています。
「出版する側」を経験されている管理人さんは、今回の話を格別の思いで視聴されたのではと存じております。

れすれす

>tamanoさん
学園長の深慮…発売日被りから逆算してレコーディング日も被せ、ひめ様による自然なアドバイスを目論んでいたとか?(遠回りすぎ(笑。例の机の写真の子とリリエンヌが例の力に関わっているのはほぼ間違い無いと思いますが、本当に単に体が弱いだけだったらどうしましょう(笑。高橋作画に合いそうなキャラデなので私も楽しみ。映画のアレは真夏リゾートのテンションによるものと思っときます。おっしゃるとおり普段からあのノリでは…(笑

>アッサムCTCさん
劇場版見られませんでしたか。スターズ映画は前作劇場版ほどの位置付けではありませんが、ゆめ&ローラの友情にスポットを当てたストーリーはTV本編の見方がちょっと変わるくらいのモノがあるので、ぜひぜひ今の時期に見ておいてほしかったかも。今回はローラの描写が地味に効いてましたね。負けた悔しさを胸一杯に抱えながら友情は友情として大切にしている、けれど決して絆されない。その辺の心理がラストのベンチシーンで上手く描かれていたと思います。Dancing DivaのCDデビュー回は…そう言われるとあの時も同じような事を書いた気がします。よく覚えてましたね(笑。今週の「NEW GAME」でも似たようなエピソード(自分が制作に関わったゲームが初めて一般公開された時の感動みたいな)をやっていて、例に漏れずしみじみ頷いてしまいました。
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