新・たこの感想文

「どっちやねん！！」

柔道部の後継者を巡り、戦うことになった善吉と阿久根。阿久根に１０本を取られる間に１本を取ったら善吉の勝ちとなったのだが、阿久根は柔道の天才で……

天才を（反則技で）倒すのが好き。
鍋島先輩、あんた、色々と厄介すぎます（笑）　そして、柔道に打撃技はないから、ラッキーパンチが入ることはない。だから、まず、善吉が勝つことはない……。
まあ、実際のところ、レベルが低い人間同士で戦ってある程度、やっていると両者が疲れてふらついた所に足技とかが決まってしまう、というラッキーパンチはあるのだけど……阿久根レベルじゃありえないよな。というか、善吉も普通のレベルでは十分に体力あるわけだし。
ま、めだかの一言で、善吉覚醒というのは、いつもどおりなのでそれ以上はカット。

……っつーか……
天才が嫌いとか、何とか、色々と良い人のようなところがあったけど、一番、得をしているのって、鍋島先輩だよね。
最終的に、善吉を手元に、というのは失敗したが、次善の策である阿久根を厄介払いできたわけだし……。何気に、最大のクセモノってこの人じゃないか？



「願いがあるなら」

阿久根も加わった生徒会執行部。そんな目安箱に来た投書は、ラブレターの代筆をしてほしい、というもの。めだかは、その仕事を阿久根に任せて……

「困っている奴を助けはしても、弱い奴を救いはしない」
阿久根が、文面もすべて考えて、ラブレターを仕上げたものの、めだかはそれを却下する。何も問題がないのに、問題を作り出しているだけ。そんな彼女にしてやれることとは……

確かに、めだかの言うとおりなんだけど……確かに、「正しい」のだけど、容赦がないな……。
正論が正論過ぎて辛い（笑）　それについていける、というところが、善吉や阿久根の凄いところだと思う。少なくとも、あのめだかの言葉にむしろ、やる気を出した阿久根を見直すことが出来た。

……ということで、Ｂパートは、阿久根の掘り下げっていうのが出来たエピソードだった、といえそう。
ただ、今回の善吉の言葉。そして、阿久根の「１０年程度のアドバンテージで……」っていうことは、阿久根って、めだかに心酔はしていても、善吉ほどは、めだかのことが理解できていない、ということは良くわかった。


……っていうか、ラストシーンで「チッ！」と善吉が舌打ちするシーンはあっても、なんか、仲良くなってないか、この二人？
なんて感じたのだけど（笑）

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