<

![endif]-->

fc2ブログ

04 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. » 06

地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

マウントビクトリアにあったストケード 

Posted on 01:09:08

トーマス・ミッチェルは測量総監に任命
され、マウントビクトリアからバサーストまで
新しい道路を建設することになりました。

1830年代にはニューサウスウェールズ州の
道路や橋を建設するために働く囚人たちを
収容する施設が各地に建てられ、そのひとつが
マウントビクトリアにありました。

その施設は柵を意味するストケードと呼ばれました。
囚人たちが脱走するのを防ぐために小屋の周りを
高いフェンスで囲んだのでそう呼ばれました。

囚人たちは小屋や携帯用の箱に収容されました。
それ以外に、警備員の兵舎、将校の宿舎、倉庫、
キッチンなども建設されました。

マウントビクトリアで収容されていた囚人は
ビクトリアパスを通過する道路が完成すると、
リスゴー周辺にあった他のストケードに移動し、
さらに道路建設に当たりました。

これらの施設の痕跡はほとんど残っていませんが、
オリ―・レックバンドはリスゴー近郊にあった
5つのストケードの遺跡について詳しく調査し、
その跡地から多くの遺物を発見しました。

遺跡の遺物には、硬貨、軍のボタン、記章、バックル、
ネームプレート、マスケット中の弾丸、指ぬき、瓶、
粘土パイプ、陶磁器、道具の破片が含まれていて、
その手がかりから、囚人とその連隊の警備員の生活様式
と状況など詳細を推測することができます。

彼が著書した本はリスゴーにある地元団体から
購入することができます。オーストラリアの歴史
では学ばないような小さな郷土の歴史が積り、
私たちが住んでいる現在につながっています。
yak47.jpg
     マウントビクトリアにある展望台


関連記事

テーマ - 海外生活

ジャンル - 海外情報

タグ - ブルーマウンテン観光  マウントビクトリア  ストケード 
オーストラリア  |  -- trackback  | 2 comment |  edit

△page top

久しぶり

テリーさん、
新年おめでとうございます。
相変わらずお元気そうでなによりです。
古いブログ「マジェンタライト」はほとんど更新しませんので、よろしかったら「金色の時」の方にいらしてください。
https://goldentime369.blog.fc2.com/
今年も元気に、明るく楽しくゆきましょう。

Tami | URL | #-

2025/01/11 13:47 * edit *

Tamiさんへ

コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

何とか体に気を付けながら頑張っています。
ブログのネタがだんだんなくなってきて、
ブルーマウンテンを長らく書いています。
でもこうやって勉強しなおすと面白いです。

シドニーにもまた遊びに来てください。

takechan0312 | URL | #-

2025/01/12 10:05 * edit *

△page top

Secret

△page top

プロフィール

最新記事

リンク

最新コメント

おんぶさんの作品

FC2カウンター

カテゴリ