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【映画】『エイリアンVSプレデター』(2004年)エイリアンとプレデターのあり得ない戦い!それは実は大昔からの歴史があった! | ネタバレあらすじと感想

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◆映画『エイリアンVSプレデター』の作品情報

【原題】Alien vs. Predetor, AVP

【監督・脚本・原案】ポール・W・S・アンダーソン

【出演】サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセン他

【配給】20世紀フォックス

【公開】2004年

【上映時間】101分

【製作国】アメリカ、イタリア、ドイツ、カナダ

【ジャンル】SF、ホラー

【視聴ツール】Amazon Prime、吹替

◆はじめに

『エイリアン』も『プレデター』も大学時代に観ました。結構、おぼろげになっていますが、すごい恐怖を覚えたのを記憶しています。
本作品も、もう20年になるのに、結構なSFXが使われていて、続編も有るようで流石!と言わされます。
主演が、この2者、エイリアンとプレデターだけでストーリーが展開していくと言うのは、かなりな知名度だと思います。更には、今観てもグロイこの両者。傑作です。

◆あらすじ

2004年10月4日、人工衛星が南極ブーヴェ島の地下に大規模な熱源を発見、地下には古代都市跡が見つかります。
大企業ウェイランド社のビショップ・ウェイランド社長(ランス・ヘンリクセン)は遺跡調査チームを編成、適任者のスカウトを開始します。
その中の一人で女性冒険家のアレックス(サナ・レイサン)は、氷山をロッククライミングしている中でスカウトの連絡を受けます。
また考古学者ウェルズ(ラウル・ボヴァ)は、メキシコの遺跡発掘を行っている際に資金難に陥る中で援助すると言われ参加を引き受けます。
レックスが調査隊の拠点となる破氷船ハイパー丸に着くと、同じように招集されたエキスパートたちがすでに多く集まっていました。
そこにはウェイランド社長も来ており、皆に7日前の発見の経緯を話しますが、レックスはウェイランド社長の意図が見えないのと探索のリスクで一時仕事を断ります。
しかし代打として雇われようとした人物は彼女の知り合いで経験不足であることを知っており、この調査プロジェクトに対し深いリスクを感じたことで彼女は結果的に仕事を引き受けることにします。
ブーヴェ島では1904年に謎の住民失踪事件が起きた後に放置された捕鯨基地がありましたが、そこで調査隊は地下まで続く人工的な大穴を発見、チームを構成し大穴に降下します。
一方、空では甲冑姿の不穏な影が彼らの動向を探っていました。彼らは宇宙の狩人「プレデター」。
地上に降りた彼らは調査隊の地上班のメンバーを一人、また一人と狩り、調査隊たちと同じように大穴の先にあるものを目指していました。
体調不良が見られたウェイランド社長に、レックスは登山事故で亡くなった自分の父親の話を語り聞かせ説得しようとしますが、ウェイランド社長はそれを聞き入れず調査隊に同行します。
大穴の下には穴をあけた重機を置いてある様子もなく疑問を湧かせる一方、地下にはメキシコのピラミッドと同様の建造物が発見され、調査隊の面々を驚かせます。
建造物に侵入する調査隊。その途中、隊員の一人が踏んだ、ある一つの床石が沈み始めます。
ゆっくり降りていくその床石の様に隊員たちは気づきませんでしたが、そのタイミングでピラミッドの地下奥深くで氷漬けにされたクイーン・ゼノモーフ(「エイリアン」の成虫体)が目を覚まし、新たな卵を産み始めます。
そんな中で調査隊はピラミッドの中でミイラが何体も横たわる部屋を見つけます。「狩りを始められるよう、彼らはささげられた」セバスチャンの助手・トーマス(サム・トラウトン)はそこに記載されていた文字を解読します。
そしてそこに数人の調査員を残してさらに地下へ向かい、石棺を発見します。セバスチャンは石棺の古代文字を解読し石碑を開くことに成功、中からは古代の武器のようなものが現れます。
予想外の展開とウェイランド社長の体調不良を見てレックスは、一時拠点の戻ることを提案しますが、傭兵隊長のマックス・スタッフォード(コリン・サーモン)はそれを聞かず、勇み足で銃を石碑から取り上げてしまいます。
すると部屋の罠が発動、ミイラの間にいた調査隊員たちは部屋に閉じ込められ、現れてきた卵から孵化してきたフェイスハガー(ゼノモーフを人間に寄生させる幼体)の餌食となってしまいます。
緊急事態を察知し出口を探すレックスたちでしたが、今度はプレデターたちの襲撃に会い一人、また一人と犠牲になっていきます。
さらに部屋に仕掛けられた罠で隊は分断され、万事休すとなります。途方に暮れる面々でしたが、ウェイランド、レックスらといたセバスチャンは、10分ごとに壁が移動することを突き止め、時を探りながら前進を続けます。
しかし一歩先の様子も分からない中で、ある者は負傷し、ある者は道を失って出くわしたゼノモーフの餌食になります。
そんな中、レックスたちは「プレデター」の一団と遭遇、絶体絶命の危機に陥れられながら、そこに現れたエイリアンのおかげで、逃げるチャンスを得ます。
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しかし、なおもレックスたちを追う「プレデター」。ウェイランドは自身の死期を悟り自ら犠牲になって「プレデター」と対峙しますが、あっけなく殺されてしまいます。そしてついに生き残りはレックスとセバスチャンだけになってしまいます。

そんな中、セバスチャンは「プレデター」とゼノモーフの関係に関して、この建物が彼ら「プレデター」の儀式に使われるものではないかという仮説にたどり着きます。

さらにレックスは、マックスが奪った古代の武器を取り返しに「プレデター」たちが追ってくるのだと予想、銃を返して「プレデター」たちを味方に引き入れることを考えます。

そして先に進む中、再びゼノモーフに出くわし必死で逃げるも、レックスが途中足を踏み外し高所から堕ちそうになります。

必死に救いの手を伸ばして助けようとするセバスチャンでしたが、もう少しでレックスが引き上げられそうになったところで、突然現れたゼノモーフに捕らえられてしまいます。

ついに孤立してしまったレックスは道の奥で「プレデター」に遭遇します。必死に命乞いし武器を返そうとするレックスでしたが、「プレデター」がレックスを見ている隙に一匹のゼノモーフが現れ「プレデター」に襲い掛かります。

そこでレックスは「プレデター」の落とした槍を拾い上げ、そのゼノモーフを撃退します。

「プレデター」はゼノモーフを倒したレックスの勇気を認め、そのゼノモーフを解体し酸に強いゼノモーフの頭と鋭い攻撃力を持つ尻尾で盾と槍を作りレックスに与えます。2人の行く先は、再びあの「いけにえの間」。

そこにはゼノモーフに捕らえられたセバスチャンが。不運にもすでに寄生されており、「絶対に奴らを地上に出させるな」と念を押しながら自分を殺すように懇願、レックスは悲しみに震えながら銃をセバスチャンに向け引き金を引きます。

そして「プレデター」が爆弾をセット、レックスとともに逃れます。

一方、劣勢のゼノモーフたちは地下深くのクイーン・ゼノモーフのもとに集まり、拘束具を酸の血で溶かしてクイーン・ゼノモーフを解き放ちます。

二人が地上に逃げると穴の周辺はすべて陥没、それでも2人は何とか逃げ切ります。ホッとしたのもつかの間、地上にクイーン・ゼノモーフが現れてきてしまいます。

必死に抵抗するもクイーン・ゼノモーフに追いかけ回される2人。絶体絶命の中、2人は共謀して給水塔とクイーン・ゼノモーフを鎖でつなぎ、冷たい海の底へ沈めることに成功します。

しかし最後の瞬間、レックスとともに懸命に戦った「プレデター」は、無残にもクイーン・ゼノモーフのしっぽの餌食となり息を引き取ります。

そして突然そこに仲間の「プレデター」の一団が現れて彼を引き取ります。そしてそのリーダーがレックスの勇気をたたえるように一本の槍を送り、地球を去ります。

地球を離れた宇宙船の中には、ベッドに横たわる「プレデター」の死体が。突然その腹からは「プレデター」たちの口もとにあるような牙を持ったチェストバスター(ゼノモーフの幼体)が現れ、この顛末の続きを予感させていました。

◆所見

まだ続きますと言うのが、最後のシーンですが、『エイリアン』のパターンでも有ります。それでも、この強力な2者に人類が対抗しようとした過去の作品は、人類の凄さを感じざるを得ません。シュワちゃんは、単なるキン肉マンでしたが、プレデターと対峙したのは間接的にですが、その凄さを感じてしまいます。

かつての作品はとにかく単純なストーリーとは言え、奥が深く作品一つ一つが個性満載だと思わざるを得ません。






評価点   80点
お薦め度  78点


2004年  101分  アメリカ/イタリア/ドイツ/カナダ製作

 
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