fc2ブログ

【映画】『ミッション:インポッシブル  ローグ・ネイション』(2015年)シリーズものでは大人しめか!それでもトム・クルーズのバイク・アクションは健在だ! | ネタバレあらすじと感想

画像

🔷映画『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』の作品情報

【原題】Mission : Impossible – Rogue Nation

【監督・脚本・原案】クリストファー・マッカリー

【原案】ドリュー・ヒアース

【原作】『スパイ大作戦』ブルース・ゲラー

【出演】トム・クルーズ、ジェイミー・レナー、サイモン・ベッグ他

【配給】パラマウント映画

【公開】2015年

【上映時間】131分

【製作国】アメリカ

【ジャンル】スパイ映画

【視聴ツール】U-NEXT、吹替

🔷はじめに

トム・クルーズは、過去に目立ったスキャンダルもなく、現在でも活躍しています。とは言いながら、3回結婚して、今は独身と言うんだから、そりゃあ、こんなにカッコ良かったら、女性はほっとかないと思います。今だに絵になる役者さん。立っているだけでオーラが凄い。非の打ち所がない感じがしますが、そんなに完璧な人もいないです。僕は、アクション好きなので、彼の作品では『トップガン』よりは『ミッション:インポッシブル』の方が好きです。ですが、一話完結でネタ切れ感も有りますので、本作品を観ていても、何となくもう良いかなと思ったりして。

🔷あらすじ

IMF(Impossible Mission Force、不可能作戦部隊)のベテランエージェントであるイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていました。そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れますが、そこはすでに「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかってしまいます。拘束されたイーサンは拷問を受けますが、「シンジケート」の構成員の謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)によって命を救われ脱出します。一方、その頃、違法行為すら辞さないIMFの捜査方針を問題視していたCIA長官アラン・ハンリー(アレック・ボルドウィン)の提案により、IMFは解体されCIAに吸収されてしまいます。CIAは「シンジケート」をIMFが自らの存在意義を作るために創った実体のない組織だとみなしており、「シンジケート」の極秘調査を名目に召還に応じないIMFの大物エージェントであるイーサンを反逆者として国際手配してしまいます。
画像 3

それから6か月後、IMFの元メンバーはアランの監視を受けながら、それぞれCIA職員として任務をこなしていました。イーサンは変わらずCIAの捜索をかわしながら単独で「シンジケート」の調査を続け、彼らが死亡や行方不明になっている各国のスパイ達が集まってできたならずもの国家(ローグ・ネイション)であると突きとめます。しかし、独りでは彼らの陰謀を阻止することはできず、仲間のベンジー(サイモン・ペッグ)に協力を依頼します。イーサンはベンジーと共に「シンジケート」の作戦を食い止めようと奔走しますが、そこでイルサとの再会を果たします。
画像 4

イルサの正体を「シンジケート」に潜入中のイギリスの諜報員だと見破ったイーサンでしたが、敵の作戦を阻止することはできず、オーストリア首相の暗殺を許してしまいます。

イルサから「シンジケート」のボスであるソロモン・レーン(ショーン・ハリス)の極秘情報が入力されたデータファイルが、モロッコの発電所の地下にある極秘施設に眠っていることを知らされたイーサンは、それを敵よりも早く入手するために再び危険なミッションへと挑み、見事成功させます。ですが、その直後にイルサが裏切り、データ入りのUSBメモリを強奪されてしまいます。
画像 2

ブラント(ジェイミー・レナー)とルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)も合流したイーサンらはデータのコピーからそれが「レッドボックス」という、イギリス首相にしか暗号を解除できない極秘データであることを掴みますが、解読できないため「シンジケート」の存在証明には繋がりません。一方、イルサは上司であるアトリーMI6局長(サイモン・マクバーニー)にデータを渡し潜入任務の完了と復職を願うも却下されます。イルサはレーンの下に戻りますが、アトリーはデータを密かに消去しており、レーンの怒りを買ってイルサは窮地に立たされます。

データを餌にレーンを捕まえるためイルサに接触するイーサンらでしたが、逆にレーンによってベンジーが捕まってしまいます。レーンはベンジーを人質に解読したデータをイーサンに要求します。イーサンらはベンジーの救出とレーンの逮捕のため、無謀なイギリス首相の拉致計画を実行します。ブラントの密告でアランも参入する中、イーサンは首相の身柄を拘束することに成功し、「シンジケート」の正体がMI6の極秘作戦に端を発して実在することをアランに証明した上で、データの解読に成功します。データの正体はMI6が「シンジケート」計画用に用意した莫大な秘密資金の口座番号でした。

ベンジーとデータの交換場所でレーンは、ベンジーに爆弾を付けた上にイルサを使ってイーサンを牽制するようにし有利に交渉します。
画像 1

しかし、イーサンはデータの情報を記憶した上で破棄しており、自分が死ねば情報が手に入らなくなると逆に脅します。レーンは爆弾を解除すると、イルサを殺害してイーサンを確保するよう部下達に命令しますが、2人は見事なコンビネーションで返り討ちにし、逃走します。レーンは自らの手で決着を付けるべく、単身でイーサンの前に現われ、イーサンを工事中の建物の中へと追い込みます。ですが、これはイーサンの罠であり、レーンは防弾ガラスの檻によって捕まえられてしまい、イーサンはロンドン支部での屈辱を晴らします。

後日、イーサンらIMFの働きを認めたアランは、IMFの解体提案は実は「シンジケート」捜査のためであったと政府に嘘をつき、政府にIMFの再建を願い出て認められブラントから空いていた後任のIMF長官として迎え入れられます。

🔷所見

政治的と言うか組織の中の個々が対象なので、アクションは少なめ。その分、楽しみが少なかったように思います。また、女性から責められる女たらしのトム・クルーズもその側面は余り出すことなく、終始緊張感が一杯でドロドロした人間関係ばかりが演じられている印象でした。これはこれで大事なストーリーとは思いますが、それだけで一作品はちょっと観ていて厳しいです。

とは言え、アメリカ映画には無くてはならないトム・クルーズの存在の大きさばかりが際立った作品です。これで、興行収入も2億ドルくらい稼ぐのは凄いの一言です。トム・クルーズ様様ですね。





評価点   85点
お薦め度  88点


2015年  131分  アメリカ製作

 
↓↓↓応援をお願いします。ポチっとな♪♪
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

にほんブログ村
関連記事

コメント 0

There are no comments yet.
★★★+