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映写室ノート

映画を観て、思った事や感じた事を綴って行きます。※ネタバレありです。

【映画】『トレマーズ』（1990年）何かわからない地中の怪物！ケヴィン・ベーコンは対峙するが悪戦苦闘！生き残れるのか？ | ネタバレあらすじと感想

YORIO
YORIO
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2023/11/25
★★★+
ケヴィン・ベーコンSF怪獣映画NetflixB級勇敢
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🔷映画『トレマーズ』の作品情報

【原題】Tremors

【監督・原案】ロン・アンダーウッド

【脚本・原案】ブレント・マドック、S・S・ウィルソン

【出演】ケヴィン・ベーコン、フレッド・ウォード、フィン・カーター他

【公開】1990年

【上映時間】96分

【製作国】アメリカ

【ジャンル】怪獣映画

【視聴ツール】Netflix、吹替

🔷はじめに

怪獣映画とは、これまた変わったジャンルです。ですが、この作品が、33年前に製作されたことが奇跡です。今まだNetflixで観れることも奇跡です。それくらい本作品のSFXの最新鋭さが突出しているのをすごく感じます。
監督は、すでに亡くなっており、残した作品も僕には良くわかりません。

🔷あらすじ

ネバダ州の田舎町パーフェクション（英語版）で便利屋を営むバル（ケヴィン・ベーコン）とアール（フレッド・ウォード）は貧乏生活に疲れ果て、隣町ビクスビーに移住しようと考えます。ビクスビーに向かう途中、2人は鉄塔の上で死んでいる町民エドガーを発見します。遺体を町に運んだ2人は再びビクスビーに向かいますが、今度はフレッド老人の遺体と彼の羊たちの食い殺された死体を発見します。町民たちに危険を知らせた2人はビクスビーに助けを求めに向かいますが、ビクスビーへの一本道は土砂崩れで塞がっていました。町に戻った2人は車のタイヤに蛇のような怪物（グラボイド（英語版））の触手が絡みついているのを発見します。一連の事件の原因が怪物だと察知した町民たちは助けを呼ぼうと考え、2人はウォルター（ヴィクター・ウォン）から馬を借りて町の外れに住むウォーラス夫妻（コンラッド・バックマン）を迎えに行きますが、すでに夫妻はグラボイドに殺されていました。

2人はビクスビーに向かいますが、途中でグラボイドに襲われます。馬を失った2人は逃げ回り、グラボイドは用水路のコンクリートに激突して死亡します。喜ぶ2人は地震の調査を行っている大学院生ロンダ（フィン・カーター）に出くわし、地震の正体がグラボイドだったことを知り、さらに彼女の調査記録からグラボイドが他に3体いることが判明します。3人は町に戻ろうとしますがグラボイドに襲われ、岩の上に避難して一夜を過ごします。3人はロンダの車に乗り込みグラボイドを振り切り町に戻りますが、町にグラボイドが現れウォルターが殺されます。町民たちは屋根の上に避難しますが、事情を知らないバート夫妻（マイケル・グロス）が襲われます。しかし、偏執的なプレッパーでガンマニアの夫妻は要塞化した自宅に保管していた大量の銃を使用してグラボイドを倒すことに成功します。

残り2体のグラボイドが家屋を破壊し始め、ネスター（リチャード・マーカス）が殺されます。車のタイヤをパンクさせられ窮地に陥った町民たちは、ブルドーザーを使用して脱出を図ります。
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町民たちは山に向かいますが、グラボイドが仕掛けた落とし穴にはまりブルドーザーが使用できなくなってしまい、近くの岩の上に避難します。バルとアールはバートの手製爆弾をおとりに使ってグラボイドに飲み込ませ、体内で爆破させ1体を仕留めることに成功します。しかし、最後の1体は同じ方法で倒すことはできず、飲み込んだ爆弾を吐き返して来たので失敗。更に吐き出した爆弾が予備の手製爆弾の上に落ち、多くの爆弾が使用不可能となります。
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相手が手強いことを察したバルは決死の特攻を開始。それに続くアール、ロンダもグラボイドに襲われますが、バルは残った手製爆弾でグラボイドを崖に誘い込みます。しかし、これは「目が見えない」という相手の弱点を突いたバルの作戦。地中を突進して来たグラボイドを直前で避け、グラボイドは崖下に転落し最期を迎えます。町民たちは危機の去ったパーフェクションに戻り、バルはロンダとキスを交わします。

🔷所見

当時のSFのテクニックではかなり進んだ映像が撮れているんだと思います。今では、何で釣っているんだろうとか思ってしまいますが、何か不必要な仕掛けが映っていることもないので、これはこれで凄いんだろうなと思いました。主眼は、そのテクニックの高さにばかり目が行って、他は印象に残りませんでした。

ケヴィン・ベーコンは、相変わらずのスレンダー＆元気な兄ちゃんと言った感じです。彼らしい役柄だと思います。この映画のレベル的にはケヴィン・ベーコンの映画と言っても良いかと思います。彼はこの作品が公開された頃は、逆算すると32歳くらい。若く観えます。




評価点　　 78点
お薦め度　 76点


1999年　　96分　　アメリカ製作

　
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