fc2ブログ

ウォンテッド

51bckVKbPSY445_.jpg

アンジェリーナ・ジョリーが出ていたと言う事もあって、「面白そうだ」と思い、観ました。
ビジュアル的に、カーブしながら的に当たる弾丸など、凄く面白い発想だと思います。しかも、ある個人が成長する姿を追っかけている。その個人の潜在能力を引き出しながら。それは、結構観た後、スカッとします。
ウェスリー・ギブソン(演者:ジェームズ・マカヴォイ)は、平凡すぎるほど平凡な25歳の社会人でしたが、可愛い恋人や上司に馬鹿にされていました。そして、彼の可愛い恋人キャシーは彼の同僚のギブと不貞を働き、そんなこんなで彼はパニック障害の抑制薬を手放さないでいました。そんなウェスリーの前に、フォックス(演者:アンジェリーナ・ジョリー)と言う美しい女性が声を掛けてきます。と、そこに暗殺者のクロス(演者:トーマス・クレッチマン)が二人を襲います。ウェスリーは、大混乱。しかも、フォックスに連れられて行った先は、1000年前から存在する暗殺組織、フラタニティのアジトでした。しかも、ウェスリーの父は彼が幼い頃に失踪していたのですが、この組織の一員でした!
6f0f787b2f6d11e982f4ef8094a2444f.jpg

フラタニティは普通の人には無い特殊な能力を持ったウェスリーに接触したのは、彼がその能力を持っているからこそのことでした。ウェスリーは、1分間に400回を超える心拍数を刻んで、多量のアドレナリンを出すことで通常の人間にはあり得ない身体的能力を発揮します。ウェスリーは、フラタニティに一員になる決意をその後にします。
何かが始まる予感がします。楽しみですね~。
フラタニティは、「運命の織機」に従って標的を決めていました。織機は、次に殺すべきターゲットの名前をその織機の目で示します。そして、織機に表示されたその名前をリーダーのスローン(演者:モーガン・フリーマン)が読み取り、ウェスリー達暗殺者はその指示通りにターゲットを殺します。
640_202305031600214d0.jpg

ある日、ウェスリーの前にクロスが現れます。ウェスリーとクロスが戦うかと思いきや、クロスは危機に陥ったウェスリーを助けます!そんな。。?クロスの話では、スローンがウェスリーに語った父のことは全てデタラメで、自分が父だと言うのでした。スローンが全ての黒幕であり、数年前に自分の名前が打ち出されてからというもの、スローンは自分の命を救うために標的を勝手に変えて部下に伝えていたのでした!
ここから、ウェスリーとスローンの戦いが始まるのですが、スローンはその前にクロスを殺します。また、スローンはウェスリーに絶望的なことを言います。「実は、織機が打ち出した名前はスローンのものだけでなく、フラタニティの全員のものでした!」。言い方を変えれば、織機はこの世に暗殺機関は不要だと判断したことになります。
「自分はメンバーを守ろうとしていた」というスローンの主張を、フォックスは静かに聞いています。そして、彼女は織機の指示通り、スローンとウェスリーを除く全員を殺し、自分も自決します。
02arge.jpg

その後、ウェスリーはスローンを殺し、本作品は終了します。
ちょっとは、安心しながら観ていましたが、モーガン・フリーマン演じるスローンが犯人だったとは・・・。ちょっと分からないですね。正義とは何なのでしょうね。また、人が生きているという意味は?そんなこんなを考えています。きっと、少し経てば忘れるのに。


評価点   85点
お薦め度  87点

2008年  110分  アメリカ製作

 
 
↓↓↓応援をお願いします。ポチっとな♪♪
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
関連記事
SHARE

コメント 0

There are no comments yet.
★★★★+