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ホテル・ムンバイ

YORIO
posted by YORIO
2023/03/09
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2008年11月26日、インドのムンバイ市。アルジュン（演者：デヴ・パテル）はそのホテルの従業員、仕事に向かいます。ホテルでは、イラン系のザーラ（演者：ナザニン・ボニアティ）と、アメリカ人の夫デヴィッド（演者：アーミー・ハマー）と赤ちゃん、そして子守をするサリー（演者：ティルダ・コブハム・ハーヴェイ）がいます。ホテルの料理長のオベロイ（演者：アヌバム・カー）が従業員の服装をチェック、アルジュンはサンダルしかないため、オベロイは予備の小さな靴を貸します。アルジュンはサンダルしかないため、オベロイは予備の小さな靴を貸します。そこから、物語が始まります。何となくこの時点ではコメディー色が有るんですけど・・・

テレビではテロのニュースが流れます。アルジュンはレストランでワインを出し、デヴィッドとザーラは食事をし、サリーが部屋で子供の世話をします。従業員の一人が酒を買いに行きますが、不審な男を乗せたタクシーに遭遇します。町のカフェでは、観光客のエディーとブリーが食事をしていますが、爆弾が炸裂してテロリストが銃を乱射します。エディーとブリーはタージマハル・ホテルに逃げます。人がどんどんごった返しますが、タージマハル・ホテルにはテロの避難者が殺到し、ホテルの客と従業員も恐怖を感じます。ホテルもターゲットの一つで、テロリストが乱入して客と従業員を殺し始めます。レストランの客もパニックになり、食事中のデヴィッドは子守役のサリーに電話しますが、彼女は状況が理解できません。テロリストがサリーのいる部屋に侵入、彼女は赤ちゃんを泣かせないようにして、テロリストは気づかず部屋から出ていきます。デヴィッドはサリーの部屋に行こうとします。デヴィッドはテロリストと遭遇しますが、うまく逃げサリーと会います。
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インド政府はニューデリーのインド軍特殊部隊を派遣しますが、なかなか時間がかかります。数人の地元警察官がホテルに入りますが、テロリストに殺されます。オベロイはレストランの客を見つかりにくいラウンジに移動させることにし、アルジュンがザーラたち数十人の客をうまくラウンジへ誘導します。デヴィッドは、妻ザーラから「ラウンジにいる」とメッセージを受け取り、サリーとラウンジに向かいます。

ラウンジにはさらに数人が避難しますが、その中には傷ついたブリーもいます。アルジュンは彼女に手当をしようとし、ラウンジから出ますが彼女はテロリストに殺されます。デヴィッドとサリーはラウンジに向かいますが、テロリストに遭遇。デヴィッドは人質になり、サリーは隠れます。

アルジュンはホテル内に入った警官と会い、ホテルの監視カメラ室に入ります。テロリストの一人がラウンジに入ろうとしますが、カメラ室から様子を見ていたアルジュンはオベロイに「ドアを開けるな」と電話します。テロリストは銃を乱射しますが、駆けつけた警官と銃撃戦になり、負傷してラウンジに行くことは諦めます。

ザーラはデヴィッドがラウンジに来ないため、外に出ることにします。オベロイは反対しますが、彼女、そしてワシリー（ジェイソン・アイザック）も出ていきます。ザーラとワシリーはホテルのロビーでテロリストに捕まり、人質になり、ザーラは人質のディヴィドと再会します。テログループの指導者はパキスタンから指示を送り、テロリストに、ホテルに火をつけることを指示します。
アルジュンはカメラ室から出て、サリーと数人の隠れていた客を救ってラウンジに戻ります。オベロイはラウンジにとどまることに危険を感じ、客と従業員をラウンジから外に脱出させることにします。

ラウンジにいた一人の男が、テレビ局のレポーターに多くの人間がラウンジに隠れていることを電話し、テレビで伝わります。テロのリーダーはラウンジを襲撃させます。

人質のデヴィッドはザーラの前で殺され、ワシリーはテロリストに噛みつき殺害されます。ザーラは頭に銃を向けられますが、イスラム教の言葉を唱えるとテロリストはザーラを殺せません。テロリストはラウンジのドアを爆破し部屋に乱入、客を追いかけ、銃を乱射します。

アルジュンとオベロイ、サリーも外に出ます。無事にホテルの外に出たアルジュンとオベロイ、二人は抱き合います。ザーラは救出され、サリーと赤ちゃんと会います。

ようやくインド軍が到着、テロリストを殺害し始めます。ホテルのロビーでは最後のテロリストも自爆します。アルジュンは家族の待つ家に帰るのでした。
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映画の最後の字幕、テロリストは一人を除き、全員が殺害されたこと。パキスタンのリーダーはいまだに捕まらないこと。31人がホテルで殺害されたこと。ホテルは再びオープンしたことが流れます。

人間模様が、種々繰り広げますが、桔梗のところ、従業員の勇気を讃えた映画です。それは、生きる為にした行為も含まれますが、主に、神に誓って、良いことをする文化だと思います。アメリカナイズされた作品ばかり観ていましたので、若干観て戸惑う部分は有りますが、結構、良い作品なので感動しました！


評価点　　 85点
お薦め度　 85点

2018年　　123分　　オーストラリア/アメリカ/インド製作

　
　
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