黄色い種と映画

BECK :: 2010/09/21(Tue)

ハロルド作石による人気音楽マンガの映画化。
平凡な毎日を送っていたごく平凡な高校生、コユキはある日アメリカ帰りの偶然天才ギタリストの南竜介と出会う。
彼は才能あふれるメンバーを集めてBECKというバンドを始め、コユキは非凡な才能を開花させていく。

映画BECK

2010年9月4日公開
【監督】
堤幸彦
【脚本】
大石哲也
【出演】
水嶋ヒロ佐藤健桐谷健太忽那汐里中村蒼向井理カンニング竹山松下由樹中村獅童ほか

日本映画界はバンド映画ブームですね。
次から次へとバンドが出てくる映画が公開されています。
この映画は、フジロックフェスティバルで撮影を行ったり、そんなバンド映画の中でもかなり大規模な映画になっています。
そしてなにより今注目の俳優さんが集まってる映画なだけあって、役者さんたちそれぞれのノリに乗ってる魅力を感じます。
主演の水嶋ヒロさんをはじめ、ゲゲゲの女房で人気沸騰中の向井理さん、オカンの嫁入りにも出演中の桐谷健太さん、CMやドラマで活躍する佐藤健さん。映画出演が続々と続いている中村蒼さんと忽那汐里さん。
観ているだけでエネルギーを感じるメンバーです。

途中驚いたのが、ライブでの佐藤健くんのシーン。
これを見た人はどう思ったでしょうか？
私はややガッカリ気味でした。
数あるバンド映画。どれを観ても惹きつけられるのはやっぱりライブシーン。
ライブシーンあってのバンド映画だと思っているので
完成形の音楽、歌声が聴けないことには始まりません。

序盤は楽しかったのですが、途中から胡散臭い闇の組織が現れたり
方向性が見えず、バンドの魅力が薄らいだ印象。
そんなエピソードが織り交ぜられていても、最後に歌声が効ければ盛り返した気がします。

でも、バンドのメンバーの皆さんは相当練習されたんでしょうね。
桐谷さんのラップがすごくかっこよかったです。

気弱な高校生役がなぜかハマる佐藤健くん
コユキ（佐藤健）