外資系戦略コンサルタント - 戦略参謀という仕事

コンサルティングファームには、どんな人がいるのか？どんな人が向いているのか？というのも、コンサルタントを目指す方にとって、気になることだろう。「押しが強い」「頭が切れる」「競争意識が強そう」色々なイメージがあると思う。私の知っている限りのコンサル業界の友人と、他の業界の友人を比べた上で、スキル・能力面とメンタリティー・姿勢面に分けて、コンサルタントの特徴を紹介してみたい。スキル・能力面1. 物事を整...

コンサルティングファームを目指す方を悩ますのが、いわゆる「ケース面接」だろう。今回は、ケース面接とは何か？コンサルタントは何を見ているのか？という2点を紹介したい。勘違いしないでほしい本題に入る前に、一点、注意点がある。巷には、ケース面接対策と称する、本やセミナーがあり、色々な「手法」や「マニュアル」や「フレームワーク」が紹介されている。私がこれからこのブログで紹介するのもその内の一つだ。しかし、...

経営コンサルタントという職業に就くことは、どういうことなのか。経営コンサルタントという職業の特徴を一言で言うと、「プロフェッショナル」だと、私は考えている。プロフェッショナルとは何か？プロ野球選手や、プロサッカー選手が最初に浮かんでくる人もいるだろう。私は、コンサルタントは、プロスポーツ選手と非常に似ていると思っている。下記3つの視点で説明しよう。自己責任コンサルタントが仕事を学び、一人前になって...

さて、下記５つのアドバイスの3-5を詳しく紹介しようと思う。1. 面接は議論だと理解すること2. 何が大事なことなのかを考えること3. 仮説を持つこと4. 判断の理由を考えること5. 誠実であることこちらの記事から見た方は、是非、一つ前の記事も見て頂きたいと思います。コンサルの採用面接前に知っておくべき5つのこと（前半）3. コンサルタントは仮説をもって、議論に臨む「仮説」というと、理系の方以外にはピンとこないかもしれ...

「コンサルの面接を受ける際に、気をつけておくべきことは何か？」先日も、私の友人から上のような質問を受けたし、ビジネススクールにいるときも、しょっちゅう聞かれた。色々なアドバイスをするのだが、一つ大前提として、面接に受かることを目的として面接を受けないでほしい。やや逆説的だが、面接はあくまで、企業と候補者がお互いを知る場である。そこで、お互いに合わないことが明確になるなら、その面接はお互いにとって大...

コンサルティングファームの採用プロセスは、他の事業会社と比べて、やや特殊な部分があります。ここでは、下記3つのコンサル採用プロセスについて、紹介します。1. 筆記試験どのコンサルティングファームも、新卒・中途問わず、基本的に一番最初に筆記試験が課されます。（MBA採用ではスキップされる場合もあるようです。）筆記試験の内容は、ファームや年度によって異なるようですが、いわゆる数値系の試験と国語・英語系の試験...

タイトルは、私が最もよく聞かれる質問の一つです。私の答えは、シンプルに三つです。>自分がビジネスパーソンとして成長できると思った>色々な業界を見ることができると思った>ファームのコンサルタントと働きたいと思ったなぜ、成長できる場所を求めたのか？>この先、ビジネスパーソンに求められるのは、特定のビジネスの知識や経験ではない>そうではなく、複雑化する課題を特定し、その課題を解決する道筋を見つ...

私がコンサルティングファームに入社した時、コンサルタントという職業はあまり、メジャーではありませんでした。親に説明しても、「どうやら横文字の会社に入るらしい」というレベルでしか認識してもらえなかったのを覚えています。最近、私自身、採用に携わることが増えていますが、新卒・中途を問わず、コンサルティングファームがキャリアの選択肢として、非常にポピュラーになってきていると感じます。にもかかわらず、いまだ...