外資系戦略コンサルタント - 戦略参謀という仕事

インターナショナルな経験に関して、前回まとめた英語に加えて、海外留学やMBA、海外勤務についてもよく聞かれる。MBAがあると転職に有利か、海外勤務経験がないと採用されないのか？と言ったものだ。今回はこの点についてまとめたい。留学経験やMBAは、より広い視点で考えるべき留学経験やMBAは、コンサルに入社するという視点で考えれば、プラスだとは思う。一つには英語が一定のレベルで話せるようになっている、もう一つは、少...

採用面接を通過した後、最後に待っているのはインターンだ。インターンは主に、新卒採用とMBA採用で実施される。MBA以外の中途採用では、インターンを行うことが時間的に厳しいので、面接で代用される。インターンには、2種類存在する。クライアントには直接会わず、模擬的にプロジェクトを行うものと、実際のクライアントワークを行うものだ。新卒の場合は前者、MBA採用の場合は後者となることが多いようである。今回はこのインタ...

コンサルの面接で、ケース面接と対をなすのが、フィット面接といわれる部分だ。ケース面接は、あるお題をインタビュアーが提示しそれを基に議論をしていくのに対し、フィット面接は、インタビュイーの志望動機や、ビジネスパーソンとして目指す姿、過去の経験などを掘り下げる形で展開していく。今回は、フィット面接について、紹介してみたいと思う。どのような質問をされるのか？　・なぜコンサルタントを志望するのか？　・10年...

さて、下記５つのアドバイスの3-5を詳しく紹介しようと思う。1. 面接は議論だと理解すること2. 何が大事なことなのかを考えること3. 仮説を持つこと4. 判断の理由を考えること5. 誠実であることこちらの記事から見た方は、是非、一つ前の記事も見て頂きたいと思います。コンサルの採用面接前に知っておくべき5つのこと（前半）3. コンサルタントは仮説をもって、議論に臨む「仮説」というと、理系の方以外にはピンとこないかもしれ...

「コンサルの面接を受ける際に、気をつけておくべきことは何か？」先日も、私の友人から上のような質問を受けたし、ビジネススクールにいるときも、しょっちゅう聞かれた。色々なアドバイスをするのだが、一つ大前提として、面接に受かることを目的として面接を受けないでほしい。やや逆説的だが、面接はあくまで、企業と候補者がお互いを知る場である。そこで、お互いに合わないことが明確になるなら、その面接はお互いにとって大...