外資系戦略コンサルタント - 戦略参謀という仕事

今回は、前回のコンサルタントの１週間　その１の続きである。ポイント2: クライアントとは頻度高く、ほぼ毎日会うクライアントオフィスとの距離にもよるが、クライアントのメンバーレベルとはほぼ毎日会う、もしくは、クライアントオフィスに常駐するというのが、よくあるパターンである。10年前や20年前は、1ヶ月に1度、クライアントと会うという形であったが、現在は、どのファームもかなりクライアントと協働する、という形に...

どんな一週間をすごすのか？「コンサルタントは具体的にどんな生活をしているのかを教えてほしい」というのも私が良く聞かれる質問だ。そこで、具体的にどんな一週間を送っているのか？というのを紹介したいと思う。まず、具体的な一週間を紹介する前に、プロジェクトの大まかな流れを紹介したい。プロジェクト期間は、プロジェクトごとに当然異なり、短いものでは1ヶ月、長いものでは3年という位幅がある。しかし、大抵のプロジェ...

私がよく聞かれる質問で、インターナショナルな経験に関連するものだと、英語、MBAを含めた留学経験、海外勤務経験に関するものが非常に多い。英語はどれくらい話せる必要があるのか？MBAを取得した方が入社できる確率はあがるのか？海外勤務経験がないと入社は難しいか？今回は、この中で最も重要な英語について、書きたいと思う。英語は、外資系企業に限らず、もはや必須結論から言おう、英語でコミュニケーションができる、とい...

いわゆる、外資系の戦略コンサルの場合、数ヶ月のプロジェクトですぐに億の単位のフィーが必要になる。（少なくとも一般的な感覚で）そんなに高額なフィーを払ってまで、コンサルタントを雇う価値は、どこにあるのか？これもよく、私が受ける質問の一つである。入社した当初は、私自身、その価値を提供できているのか不安になるという形で、よく疑問に思ったものだ。しかし、数年間いくつものプロジェクトに参加する中で、クライア...

「社会貢献がしたい」「ただの金稼ぎではなく、社会にある問題を解決したい」そう思う人は、最近増えてきているように思う。コンサルティングファームを受けるような優秀な人に特に多いのかもしれない。私自身や周りのコンサルタント達も、そういう想いをどこかに持っていると思う。コンサルティングファームにも社会貢献プロジェクトが存在する。今回は、そんな社会貢献したいコンサルタント達を紹介したいと思う。どのような社会...