2007-11-28(Wed)
水俣病で実は儲けているチッソ
ウン十年前の夏に、しばらく水俣に滞在したことがある。
患者さんのミカン畑で手伝いをしたり、船に乗せてもらったりした。
ミカン畑から見た不知火の海は、まさに苦界浄土であった。
この世とは思われない美しさと、目に見えない苦しみをたたえていた。
あの光景が、今でも目に焼き付いている。
(生産者グループきばる のHPより)
チッソが拒否表明 水俣病救済 与党PT案『株主理解得られぬ』
2007年11月20日
後藤会長は、被害者一人当たり二百六十万円の一時金を支払うなどとした一九九五年の「政治決着」に触れ「(当時)これが最終決着だと、あれ以上ない努力をした。清水の舞台から飛び降りる気持ちで(費用負担を)引き受けた」と説明
おいおい ちょっと待て。犯人が罪を償うのに「清水の舞台から飛び降りる」と言うか?
泥棒が捕まったときに、「清水の舞台から飛び降りるつもりでムショに入ります」って言うか?
まるで、患者を助けてやっているようなこの言い方は何様だ。
水俣病救済策負担 チッソ支援を要望…自民部会
2007年11月28日 読売新聞
自民党環境部会(中川雅治部会長)は27日、同党税制調査会に対し、円滑な補償金の支払いのためチッソの法人税負担を軽減する特例措置を講じるよう要望した。
その上、表向きはチッソが払うような顔をして、実は税金で補填しているのだ。
患者の保障は、チッソを迂回して税金で行っている。
そのくせに「清水の舞台」とは、聞いてあきれる。
チッソ支援 30億追加…環境省
2007年8月25日 読売新聞
国は、これまでもチッソの負担軽減のための支援を行っており、2007年度は49億円を計上。しかし、新たな救済策がまとまれば大幅な負担増となるため、来年度は30億円を増額し、計約79億円をチッソ支援に充てることにした。
一時金の支払い総額は最大100億円程度になる可能性があるとみているが、救済策の内容次第では、来年度予算でさらに増額要求することも検討する。
2004年の「関西水俣病訴訟」最高裁判決で国の認定基準よりも緩やかな基準が示されたことから、認定申請者が急増している。
おいおいおい、毎年税金をガッポリ補填しており、今年だけでも49億円。それに30億円を上乗せして、さらに特別減税までするという。
今回の自民党案では一時金が100億程度というのだから、数年でチッソは丸儲けである。
水俣病未認定者 証明可能わずか1割
2007年8月28日 読売新聞
しかも、じつは診断書で証明可能なわずかな患者しか対象にされていない。
高齢化と日々の不自由から、早い決着を望む患者の足下を見た、政治決着なのだ。
水俣病新救済策拒否へ 不知火患者会
2007年11月5日 読売新聞
「水俣病不知火患者会」(熊本県水俣市、約2000人)は4日、水俣市内で臨時総会を開き、「政治決着は全面解決に結びつかない」として、PTが新救済策を提示した際には受諾せず、拒否することを決めた。
実は、いまだに多くの患者が全面解決にむけて、目先の保障を拒絶してまでたたかっている。
チッソは、誰もが知ってる皇族企業。
雅子妃の母方の実家を倒産させたとなっては、自民党のメンツが丸つぶれだ。
湯水のように、何十億、何百億と補助をつぎ込み、補償金の額よりも多い税金をガッポリもらって、なおかつ盗人猛々しい発言を繰り返すチッソ。
怒りを禁じ得ない。
患者さんのミカン畑で手伝いをしたり、船に乗せてもらったりした。
ミカン畑から見た不知火の海は、まさに苦界浄土であった。
この世とは思われない美しさと、目に見えない苦しみをたたえていた。
あの光景が、今でも目に焼き付いている。
(生産者グループきばる のHPより)
チッソが拒否表明 水俣病救済 与党PT案『株主理解得られぬ』
2007年11月20日
後藤会長は、被害者一人当たり二百六十万円の一時金を支払うなどとした一九九五年の「政治決着」に触れ「(当時)これが最終決着だと、あれ以上ない努力をした。清水の舞台から飛び降りる気持ちで(費用負担を)引き受けた」と説明
おいおい ちょっと待て。犯人が罪を償うのに「清水の舞台から飛び降りる」と言うか?
泥棒が捕まったときに、「清水の舞台から飛び降りるつもりでムショに入ります」って言うか?
まるで、患者を助けてやっているようなこの言い方は何様だ。
水俣病救済策負担 チッソ支援を要望…自民部会
2007年11月28日 読売新聞
自民党環境部会(中川雅治部会長)は27日、同党税制調査会に対し、円滑な補償金の支払いのためチッソの法人税負担を軽減する特例措置を講じるよう要望した。
その上、表向きはチッソが払うような顔をして、実は税金で補填しているのだ。
患者の保障は、チッソを迂回して税金で行っている。
そのくせに「清水の舞台」とは、聞いてあきれる。
チッソ支援 30億追加…環境省
2007年8月25日 読売新聞
国は、これまでもチッソの負担軽減のための支援を行っており、2007年度は49億円を計上。しかし、新たな救済策がまとまれば大幅な負担増となるため、来年度は30億円を増額し、計約79億円をチッソ支援に充てることにした。
一時金の支払い総額は最大100億円程度になる可能性があるとみているが、救済策の内容次第では、来年度予算でさらに増額要求することも検討する。
2004年の「関西水俣病訴訟」最高裁判決で国の認定基準よりも緩やかな基準が示されたことから、認定申請者が急増している。
おいおいおい、毎年税金をガッポリ補填しており、今年だけでも49億円。それに30億円を上乗せして、さらに特別減税までするという。
今回の自民党案では一時金が100億程度というのだから、数年でチッソは丸儲けである。
水俣病未認定者 証明可能わずか1割
2007年8月28日 読売新聞
しかも、じつは診断書で証明可能なわずかな患者しか対象にされていない。
高齢化と日々の不自由から、早い決着を望む患者の足下を見た、政治決着なのだ。
水俣病新救済策拒否へ 不知火患者会
2007年11月5日 読売新聞
「水俣病不知火患者会」(熊本県水俣市、約2000人)は4日、水俣市内で臨時総会を開き、「政治決着は全面解決に結びつかない」として、PTが新救済策を提示した際には受諾せず、拒否することを決めた。
実は、いまだに多くの患者が全面解決にむけて、目先の保障を拒絶してまでたたかっている。
チッソは、誰もが知ってる皇族企業。
雅子妃の母方の実家を倒産させたとなっては、自民党のメンツが丸つぶれだ。
湯水のように、何十億、何百億と補助をつぎ込み、補償金の額よりも多い税金をガッポリもらって、なおかつ盗人猛々しい発言を繰り返すチッソ。
怒りを禁じ得ない。
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