青空とキレイな景色を求めて

　高知県と愛媛県の県境付近にある３つの山に土小屋から登りました。手箱山(1806m)、筒上山(1859m)、岩黒山(1746m)の三山ですが、ばてることを心配して一番奥の山から順に登ることにしました。


　土小屋の駐車場広場の東にある登山口からトラバース道を進みます。早速、満開のミツバツツジが歓迎してくれます。


　新緑のブナ林を過ぎると、やがて丸滝小屋に着きます。この分岐を案内に従って筒上山方面へ進みます。


　トラバースの原生林の道をのんびり進みますと、何とアケボノツツジがまだ咲いています。


　アケボノツツジは終わっていると思ったのですが、やはり今年は開花が遅かったのでしょう。


　立派な石垣がある大峰宗覚心寺派の修行道場に着きます。後方の山が筒上山ですが、先に手箱山へ登りますので、ここの水場の横から取り付きます。


　手箱山の頂上です。気温は15度で清々しく気持ちがいいです。後方の右に石鎚山が顔を出しています。


　東の展望ですが、少し霞んでいます。


　手箱山の頂上近くでもアケボノツヅジが沢山観られました。


　修行道場まで引き返し、今度は筒上山へ登ります。修行道場横の鳥居を潜ると直ぐに鎖場があります。カメラやステッキをリュックにパッキンしてから鎖場に取り付きます。


　上部に出ると、先程登った手箱山がよく見えます。


　筒上山のササ原の広い頂上の、北のピークには祠が二つあります。後方は石鎚山です。気温は20度にも上がり少し暑いです。


　南のピークには立派な大山祇神社があり、信仰の山であることがうかがえます。


　頂上から南方の展望ですが、少し霞んでいます。


　頂上から反対側の尾根道を下りますと、アケボノツツジが沢山観られました。


　後方は石鎚山です。


　少しですが、斜面には群生もまだ観られました。


　シロヤシオも観られました。

　
　やがてトラバースの原生林の道と合流します。ここから丸滝小屋まで引き返し、分岐から今度は岩黒山の尾根に取り付きます。


　ヒカゲツツジはそろそろ終わりのようです。


　岩黒山頂上から瓶が森方面の展望です。


　燧灘が少し見えています。


　頂上から石鎚山方面の展望です。


　ここでもアケボノツツジがまだ沢山観られました。


　大部分は散ってしまっていますが、まだしばらくは楽しめそうです。


(参考タイム)

　土小屋登山口6:40発　→　丸滝小屋分岐7:15着　→　修行道場8:20着　→　手箱山頂上8:50着　→　修行道場9:30着　→　筒上山頂上9:55着・10:15発　→　丸滝小屋分岐11:25着　→　岩黒山頂上11:50着　→　土小屋登山口12:40着

　実は、今回はアケボノツツジはあまり期待していなかったのですが、まだ沢山残っているのには驚きました。
　平日にもかかわらず、沢山の登山者と会いましたし、土小屋の駐車場がいっぱいになっていました。まだ花のシーズンの賑わいが続いているようです。