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寒峰 2014年3月28日(金)

 福寿草を観るため、寒峰(1605m)に登りました。

IMG_1670登山口
 住吉神社の駐車場が満車だったので、上の林道登山口手前の道端に駐車して出発します。
 今回は、住吉神社から右回りに周回するため、遅めの出発だったのですが、登山口周辺はすでに車があふれていました。

_MG_8836福寿草群生
 福寿草群生地です。まだツボミが多く、やや少ないと感じます。

_MG_88382hd@(c4.jpg
 福寿草の満開は来週頃かと思われます。

_MG_8843福寿草雪
 福寿草には雪が似合います。

IMG_1673ピーク1424
 急な尾根を登って1424mのピークを過ぎると雪が目立ちはじめます。

IMG_1681コル
 コル付近から寒峰を見上げます。

IMG_1685登山道
 もう下山する人とたくさんすれ違います。

IMG_8849大木
 大木の奧に寒峰が近づいています。

IMG_1687頂上手前
 寒峰の頂上には大勢の登山者が見えます。

_MG_8854剣方面
 頂上から剣山方面の眺めです。気持ちがいいです。

_MG_8851落合峠方面
 落合峠方面です。

_MG_8855西
 西には中津山や国見山がよく見えます。展望を楽しんだら、東方に下り、落合分岐を右に、急斜面を降ります。

IMG_1694登山道
 自然林から杉林に入ります。この付近からは道が明瞭になります。

IMG_1697尾根道
 今回は、残雪もあることだし、造林小屋の方には降りずに、そのまま真っ直ぐ尾根を降ります。

IMG_1703林道登山口
 最後に急な斜面を慎重に下り、工事中の林道に出ます。広い林道の左急カーブの手前付近です。

IMG_1704林道
 寒峰を見上げながら林道をのんびり歩きます。

IMG_1705尾根
 降ってきた尾根を見上げます。

IMG_1707飛行機雲
 天気が下りなので飛行機雲が目立ちます。

IMG_1709フクノトウ
 フキノトウもたくさん見られました。


(参考タイム)

林道淵駐車場10:40発 → 林道登山口10:45着 → 福寿草群生地11:05着 → 1424mピーク11:45着 → 寒峰頂上12:25着・12:45発 → モノレール終点13:10着 → 工事中の林道13:45着 → 林道淵駐車場13:55着 

 平日ですが、福寿草が咲いているので大勢の登山者であふれていました。今日は気温が高く、出発も遅かったので、非常に暑かったです。
 なお、今回の周回コース最後の急斜面は、落下と落石には最大限の注意が必要です。









最近読んだ本 2014年3月26日(水)

「空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」 ジョン・クラカワー著 海津正彦訳 (文春文庫)
空へ

 1996年5月10日にエヴェレストで、日本人の難波康子さんを含む多数の死者を出した遭難事故が詳しく描かれています。
 著者は、雑誌(アウトサイド)の、エヴェレスト「ガイド登山隊」の実態をレポートするため、1996年春のロブ・ホール率いるアドベンチャー・コンサルタンツに、難波康子さんを含む8名の顧客の一人として参加、たまたま遭難事故の当事者となるが奇跡的生還を果たし、確かな筆致によりリアルな遭難記録とエヴェレスト登山事情を記したノンフィクションです。原題は「Into Thin Air」(薄い空気のなかへ)で、広く世界各国に翻訳されたベストセラーです。
 技術、体力共に大きな差がある8名の顧客を従え、予定のルート工作がないという中、予想外の渋滞と待機、そして酸素不足と意識混乱、そこに厳しい嵐が襲い、疲労と低体温症が致命傷となっていった様子が見事に描かれています。
IMG_0160難波康子
 この時、小柄な難波康子さんは、登頂を果たして下山中の遭難だったため、田部井さんに次ぐ日本人女性として2人目の七大陸最高峰制覇の栄誉に輝き話題となりました。
 著者は、今後の大量遭難防止の、「もっとも単純な方法は、おそらく、緊急医療用を除いて、ボンベに詰めた酸素の使用を禁止することだろう。そうすれば、・・・おびただしい数の力不足のクライマーたちは、自分の体力の限界点で引き返さざるをえなくなり、高く登りすぎて深刻なトラブルを招くことはなくなる。・・・ゴミの量とクライマーの殺到を自ずと減らすことになる。」と述べています。
 いずれにしても、登山者のみでは運べない大量の道具やサポートに頼らなければならないヒマラヤ登山の在り方そのものや、あからさまな外貨獲得の国の行為については、もっと幅広く議論しなければならない課題だと思います。
 なお、本書で著者は、自分が登頂した後、さっさとサウス・コルのテントに帰ってしまった別の登山隊(マウンテン・マッドネス隊)のロシア人ガイド、アナトリ・ブクレーエフの行動について、「ガイドの勤めを果たしていない」と厳しく批判していますが、後にブクレーエフは、「デス・ゾーン8848M」を執筆し、これに強く反論します。





「デス・ゾーン8848M」 アナトリ ブクレーエフ , G.ウェストン デウォルト共著 鈴木主税訳
デスゾーン
 上記、ジョン・クラカワーの批判に反論するため、デウォルトの協力を得て書かれたものです。
ブクレーエフは、最後に次のように述べています。
 「私はコーチにならなれる。アドバイザーにならなれる。救助隊員になってもいい。しかし、誰に対しても成功や安全を保証してやることはできない。彼らが向かう先は、人の力では太刀打ちできない複雑きわまる自然のなかであり、いやでも肉体を衰弱させる高所である。私自身、死を覚悟して山に入っていくのだ。」
 要するに、ロシア人のブクレーエフにとって、山岳ガイドの役割の認識に違いがあったのです。
ブクレーエフは、事故翌年、エヴェレストへ再登頂し、隊長の(スコット・フィッシャーと、別の隊の顧客、難波康子さんの遺体を埋葬し、難波さんの遺品を持ち帰り夫に渡しています。そして、遭難時に、手助けが得られなかったことを詫びています。
 彼の人柄が偲ばれます。しかし、残念ながら、彼は翌年、アンナプルナで雪崩によって遭難死します。立派な登山家を失いました。





「○に近い△を生きる」 鎌田 實 著  (ポプラ新書)
IMG_1087○に近い
 著者は現在、長野県の諏訪中央病院の名誉院長ですが、最近、テレビや雑誌でよく見かけるし、「12万部突破!」という本帯が目に付き、第6刷を読みました。
 著者は、約4億円の赤字を抱えた諏訪中央病院に赴任し、赤字を黒字にするために、地域で多発する脳卒中患者の救命率を高めるという、医療の「正解」 ではなく、脳卒中の防止や日本初のデイケアという、「別解」に取り組み、地域の信頼を獲得し、黒字病院に転換させました。
 「『正解』が○で、それ以外が×と考えるのではなく、○と×の間に△があって、そこに『正解』がある・・・○と×の間にある△を見つけようとすると、いつまでもギブアップがありません」と、明快に述べ、もっともっと寛容になって、「別解」という多様な価値観を見いだそうと、非常に分かりやすく説いています。
 大成功者の提言だからこそ説得力があるのですが、考えてみると、人は目指すとおりにはならないものなので、当然、自分なりに折り合いを付ながら生きているのです。したがって、誰しも既に自分なりの△があり、さらに上位の△を探しているわけですが、本書は、ユニークなタイトルとともに、それを分かりやすく解説したところに価値があるのだと思います。
 「いい仕事をするためには、・・・打たれ強い、出る杭になること・・・『がんばらない』けど『あきらめない』のが大事。折れないプロの心の持ち主になる」ことだと、述べているのが一番印象的です。





「愛するということ」 エーリッヒ・フロム著 懸田克躬訳 (紀伊國屋書店)
IMG_1085フロム
 エーリヒ・ゼーリヒマン・フロム(Erich Seligmann Fromm, 1900-1980年)は、ドイツの著名な社会心理学、精神分析、哲学者です。
2月のNHKの Eテレ「100分de名著」は、フロムの代表作「愛するということ」でしたので、このテキスト(鈴木 晶 著)と併せて、非常に懐かしい1969年の第26刷を引っ張り出して再読しました。
 何と執筆からは、60年近く経ったわけですが、全く古さを感じません。人間の深い心理の真相を語っているからです。
いじめやストーカー事件、DVなどが新たな社会問題となり、人間関係が希薄なネットでつながる社会の「今だからこそ読む価値のある本」なのです。フロムには60年先がよく見えていたのかも知れません。
IMG_1090フロム
 フロムは言います。「愛というものは、その人の成熟の度合いに関わりなく誰もが簡単に浸れるような感情ではない」のだと、それには愛がいかなるものかを学び、愛するための技術を習得する必要があるのだと。
 1969年版では、「愛は受動的な感情ではなく、活動性である。愛は、《それに参加する》ものであり、《おちこむ》のではない。愛の活動的性格は、もっとも一般的ないい方で表せば、愛とはもともと、与えることであり、受けることではないと述べることによって描きだせるであろう」と、分かりにくいものでしたが、新訳版では分かりやすく翻訳されています。
 「愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。そのなかに「落ちる」ものではなく、「みずから踏み込む」ものである。愛の能動的な性格を、わかりやすい言い方で表現すれば、愛は何よりも与えることであり、もらうことではない、と言うことができよう。」





Newton 4月号 (ニュートンプレス)
IMG_1622ニュートン
 魅力ある特別号を購入しました。
 「福島原発 1000日ドキュメント」と題して、3.11に福島第一原子力発電所で起きたことと、事故発生から3年、どんなことが行われてきたのか。そして、廃炉に向けた今後の計画、特に高い放射線を放つ放射性廃棄物の処分方法など非常に分かりやすくまとめられています。
IMG_1621フクシマ原発
 現在、廃炉に向けて、少なくとも40年以上かかる行程の内、4号機の使用済み核燃料の約3割が共用プールに運び出されたところですが、タンクの漏水やクレーンの不調などトラブルが続いています。
 しかし、問題はこれからです。様々な未解決な難問があまりにも多く、燃料デブリの取り出しについては公募案をこれから検討するなど、先行きが全く不透明なのが真相のようです。
 一方、STAP(刺激惹起性多能性獲得細胞)細胞論文の偽装疑惑問題で、連日の報道に沸いていますが、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニットリーダーらの研究概要が掲載されています。
 やはり、ニッポンの「リケジョ」による「世紀の大発見」であり、あの作曲家とは全く違っていることを期待します。






「修業論」  内田 樹 著 (光文社新書)
IMG_0156修業論
「日本辺境論」の著者が、長年、合気道で培ってきた武道的哲学について、論理的に分かりやすく解説しています。
「生き延びるための力」、「集団をひとつにまとめる力」、「敵を作らない」、「無敵の探求」、「自分の資質の開発」、「危機に臨んだとき適切な状況判断を下すことができる技術」や「想定外の事態に遭遇したときに適切な対応ができる」技術など、武道や修業、稽古の目的には素晴らしいキーワードが並びます。
単に相手を威圧したり、護身のための武道ではなかったことが理解できます。







「教室内カースト」 鈴木 翔 著 本田由紀解説 (光文社新書)
教室内カースト
 東京大学大学院生の著者が、学生や教師を対象としたアンケートやインタビュー等を基に、現代の学校内には「身分制度」があり、それを維持するシステムがあるのだと、鋭く切り込んでいます。
 衝撃的なのは、教師が「いじめの培地」である「スクールカースト」の存在を認識しつつ、それをむしろ積極的に利用して学級運営しようとし、「スクールカースト」の維持に加担していると言うのです。
 管理する側の都合や論理ではなく、「閉じた空間」で昼間の大部分の時間を過ごさなければならない子供たち、未成熟でアンバランスな思春期の子どもたち、の側の都合をもっと優先させる必要があります。









「いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか」 内藤朝雄著  (講談社現代新書)
いじめの構造
 いじめは、「人類の歴史上のあらゆる時代、あらゆる地域にあてはまる普遍的な現象」であり、決して、近年の日本の学校だけの問題ではありませんが、本書は、学校のいじめに焦点を当てて、丹念に事例分析を行い、いじめの構造といじめ蔓延するメカニズムを論理的に考察し、その短期的対策や中期的改革案を提示するという優れた内容です。
 生徒たちが生きている小世界の秩序、群の勢いによる秩序を、「群生秩序」という概念を使って解説します。そこでは、一般的な市民社会的なマクロ環境から離れた、閉鎖的な集団においてのみ生じる独特の秩序が幅をきかし、そのまま規範の準拠になっているのだと言います。そもそも「正しさ」の基準が完全にずれており、秩序に逆らうことは強烈なタブーであり、遊びであればすべてが許されるのです。
 まさに、これは人類の普遍的な難しい問題であるからこそ、常に普遍的な取り組みが欠かせないのだと想います。
 

 



「ヒトはなぜヒトをいじめるのか」 正高信男著 (ブルーバックス)
ヒトはなぜヒトを
 霊長類研究者の著者が、サルの行動と比較しながら、人間社会におけるいじめを生む構造について迫ったものであり、前半は興味深く読みました。
 食と性が最大誘因の本能的な同種間の争いは絶えないが、ヒト以外の動物には、自殺や嫉妬、いじめはなく、いじめは加害者と被害者のほかに見て見ぬふりをする傍観者がいてはじめて成り立ち、これはヒト固有の行動だと述べます。
 一方、人間は、他の動物と決定的に違うのは、他者が抱えた心の痛みを自分のこととして受け止め、共感できる点にある。しかし、社会的に未成熟な段階でノウハウも身についてない思春期の子どもは、その社会的共感力も十分でないから、多くは傍観者になってしまうのだと言います。
 いじめ問題を、人間社会に昔からあるものだと放置するのではなく、核家族化、少子高齢化、ITの普及など社会的変化等に対応した現代の取り組みが求められているのです。





「体罰はなぜなくならないのか」 藤井誠二著 (幻冬舎新書)
体罰はなぜなくならないのか
 学校教育法第十一条は、「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。」と、体罰は明確に禁止されています。
 2012年12月、大阪市立桜宮高校のバスケットボール部顧問の教諭から体罰を受けた同部キャプテンが自殺するという痛ましい事件が起きてから半年、体罰の実態や体罰を取り巻く構造を深く考察した良書です。
 その後、2013年9月に天理大学柔道部の部内暴力問題などがありましたが、体罰が教育や指導の一つの手段として容認されてきたという伝統は、法律の禁止規定だけではそう簡単には変わりません。
 しかし、世界のスタンダードは、「学校内における体罰は子どもへの虐待と見なされる」こと。そして、「保護者でさえ子どもに対する体罰が禁止される方向にある」という、先進国に私たちがもっと学ばなければなりません。







「ジェノサイド」  高野和明著 (角川文庫)
IMG_1666ジェノサイド
 本作は、第2回山田風太郎賞、第65回日本推理作家協会賞を受賞し、各種のミステリーランキング首位に輝き、文庫の帯には「4冠達成」と書かれていますが、流石に読み応えのある渾身の大作です。累計80万部突破も頷けます。
 著者は、「ありえないようなものほどリアルに作らないと子供騙しになってしまう」と語ったそうですが、執筆に際し、薬学、医学、人類学、歴史学、情報工学、政治学など、幅広くあらゆる資料本を参考に、決して荒唐無稽とは思わせない緻密な構成力を発揮しています。
 著者の信条が強烈に組み込まれていますが、物語の展開テンポが良く、スケールがとても大きく、文句なく面白い展開の一級のSFミステリーです。
 人間が行ってきた過去の不都合な真実に目をそらさず、しっかり学び、しっかりと向き合っていくこと、それこそが、人類の未来を切り開く唯一の道なのです。





「64(ロクヨン」 横山秀夫著 (文藝春秋)

ロクヨン
 今さらですが、久しぶりに横山ワールドを存分に堪能しました。
 本作は、短編「陰の季節」、「動機」、「顔 FACE」の流れに連なる「D県警シリーズ」の作品です。
 2005年の「震度0」を刊行以来、何と7年間ぶりという長編は、流石に原稿用紙1451枚と言うだけあって、ずっしりと読み応えがあるのは勿論、なんとも心にじっくり染み入る濃厚なエンターテイメントです。
「このミステリーがすごい! 2013年国内編 1位」、「2013年 週刊文春ミステリーベスト10 1位」、「2013年本屋大賞 2位」という人気のミステリーというのも頷けます。
 「64」というのは、たった7日間しかなかった昭和64年に起きた未解決の身代金目的誘拐事件(符丁はロクヨン)にまつわるものだったのです。なるほどタイトルからニクイですね。
無口で不器用でとっつきにくそうな高倉健さんのイメージはそのまま健在で、冷酷な組織の論理と真っ向から闘う人間の苦悩を見事に描いています。この続編も是非期待したいと思います。





「ロスジェネの逆襲」 池井戸 潤 著 (ダイヤモンド社)
IMG_0053ロスジェネの逆襲
 本書は、「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」に続く3部作目のフィクション企業小説ですが、昨年12月に発行部数が100万部を突破したそうです。
 TBS系で放送された人気ドラマ「半沢直樹」の放送終了後に部数を伸ばしたということから、テレビ人気との連動性が覗えますが、とにかく展開のテンポが良く、非常に分かりやすく痛快な内容なので、一気に読んでしまいます。
 「ロスジェネ」とは、バブル崩壊後の就職氷河期の新卒世代、ロストジェネレーション世代のことです。バブル世代の主人公が、左遷された証券子会社を舞台に、数々の嫌がらせや圧力に屈することなく、自分の信念を貫き通し、ロスジェネ世代の部下に模範を示します。







「死神の浮力」 伊坂幸太郎著 (文藝春秋)
死に神の力
 第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した「死神の精度」の続編です。
サイコパスと呼ばれる、良心のない人間は、25人に1人の割合でいるとし、その1人であると思われる男に娘が殺された。その両親の復習計画に、あの死神が同行するという不思議な長編ファンタジーです。
音楽をなにより愛し、渋滞が最悪だと言う、クールでとぼけた死神。世間や人間観察がますます冴えており、相変わらず少しずれたユーモラスな会話が和ませます。
 伊坂ワールドがバージョンアップされたように感じます。
 「人は、自分でコントロールできるものは安心だと考える傾向がある。・・・自分のことは自分がコントロールできる、と思っているから」、しかし、「人間がやれるのは、自分をコントロールすることではなく、コントロールできない言い訳を考えることと、目標を変更することだ。」





「ガソリン生活」 伊坂幸太郎著  (朝日出版)
ガソリン生活
 本作は、 2011年11月から翌年12月まで、朝日新聞(夕刊)に連載されたものを大幅に加筆修正された作品です。
 著者の住む仙台のある家族を描いたものですが、何と語り手はクルマです。
 ミステリー仕立てですが、むしろほのぼのとする家族小説なのです。
 家族が所有する緑色のデミオ(ミドデミ)と他の様々なクルマとの会話により、人間をうまく描き出しています。
 Low,Drive,Parkingと、クルマのシフトチェンジで各章が進み、登場するクルマたちの性格付けなど、構成や展開の巧さと新鮮さが随所に感じられる楽しい読み物です。
 「人間が働くのは金のためだけではない・・・認められたい、役立ちたい、褒められたい、という三大欲求があるらしい。・・・それが満たされなければ、幸福にはなれない」と聞いたと、クルマたちが人間についてさり気なく世間話をします。




「オー!ファーザー」 伊坂幸太郎著 (新潮文庫)
IMG_8750オーファザー
 本作は、2006年から2007年に地方新聞に連載されたものを加筆修正された作品です。新聞連載なので、伊坂ワールドをあえて全面には出さずに、各エピソードごとに短くまとめられており、内容も大人から子供まで広く楽しめるように配慮されています。
 なんと、四人の全く異なるタイプの父親(?)を持つという高校生の日常と、彼が巻き込まれる事件をうまく描いています。
不思議なファミリー生活で交わされる、味のあるセリフの中に、芯の通った著者のメッセージが分かりやすくちりばめられており、ワクワクしながら楽しく読めます。
 あとがきで、シチュエーションが類似した作品として、「イローナの四人の父親」(A・J・クイネル著)が挙げられています。こちらは国籍が異なる4人のスパイの父親とその娘イローナという設定ですが、14歳までは母親が育てて、母親の死後のお話です。






さくらⅡ 2014年3月24日(月)

 所用のついでにあちこち徘徊しました。

IMG_1639蜂須賀桜
 早咲きの蜂須賀桜はもう満開を過ぎています。

IMG_1637蜂須賀桜
 うっすらとピンクのじゅうたんができています。

IMG_1641蜂須賀桜
 蜂須賀桜は、寒緋桜と山桜の一代の交配桜の寒桜です。

IMG_1644ソメイヨシノ
 ソメイヨシノも開花のタイミングをはかっているようです。

IMG_1647モクレン
 公園の木蓮が満開です。

IMG_1649しだれ桜
 公園のしだれ桜は部分的に開花しています。

IMG_1653早崎
 こちらも寒桜です。

IMG_1661ラーメン
 お昼は、数年ぶりに有名な豚骨ラーメン店に寄りました。

IMG_1665オキザリス
 狭い庭にオキザリスが咲きました。

IMG_1664ピンク
 こちらのヒマラヤユキノシタは、庭の唯一のピンクです。

IMG_1658菜の花
 春の菜の花にミツバチが楽しそうです。








さくら 2014年3月19日(水)

 高地県では桜の開花宣言が昨日あったようだし、天気が良いので近くの公園などを散策しました。

IMG_1612桜
 ソメイヨシノはどこもまだツボミでしたが、早咲きの桜はもう満開でした。
 なお、高知県の開花宣言は、全国で一番早く、平年より4日早く、昨年より3日遅いそうです。


IMG_1613梅
お隣のこちらは種類が違うようです。

IMG_1618桜
桜の木は、ほんの数本しかありませんが春を満喫できました。

IMG_1610スイセン
 大きな黄スイセンです。

IMG_1608ツバキ
 ツバキも鮮やかです。







大麻山 鉄塔管理ルート 2014年3月14日(金)

 天ヶ津峰に登った後で、大麻山(538m)に鉄塔管理ルートを登りました。

IMG_1559登山口
 徳島学院北の採石場から左の林道に進み、牛舎先の左カーブに鉄塔81の表示があります。林道淵に車を止め、ここから登ります。

IMG_1562登山道
 道は広くて歩きやすいですが、直登コースなので急傾斜が連続します。

IMG_1569鉄塔81
 鉄塔81番から日ノ丸山方面を眺めます。

IMG_1571鉄塔80
 鉄塔80番から日ノ丸山を眺めます。

IMG_1574尾根
 稜線のお旅所を経由します。

IMG_1577頂上
 頂上の神社に着きました。

IMG_1579気温
 温度計は2.5℃を指していますが、急登を登ってきたので全く寒さは感じません。休憩をしてから、来た道を戻ります。

IMG_1585モニュメント
 自然のモニュメントです。

IMG_1587鉄塔
 鉄塔付近まで降ると天候が怪しくなってきました。

IMG_1591椎茸
 椎茸でしょうか。

IMG_1593馬酔木
 このコースも馬酔木がたくさん咲いています。

IMG_1595大麻山
 下山と同時に冷たい雨が降りだしました。


(参考タイム)

板東谷川鉄塔管理道入口12:50発 → 81番鉄塔13:15着 → 80番鉄塔13:25着 → 頂上13:40着 → 80番鉄塔14:00着 → 81番鉄塔14:05着 → 鉄塔管理道入口14:20着
 
 このコースは、あまり展望がないのが欠点ですが、鳥のさえずりなどを聞きながら静かな山歩きができます。





天ヶ津山・双子谷山・蜂ヶ丸 2014年3月14日(金)

 久しぶりに、県道大谷櫛木線の星越峠から天ヶ津峰(434m)に登り、蜂ヶ丸(402m)まで縦走しました。

IMG_1494星越峠
 案内版が新しくなり、道も幾分歩きやすくなっています。ゲートの横から頂上付近まで広い車道をのんびり歩きます。

IMG_1506ゲート
 上部の牧場ゲートの横を通過します。天ヶ津峰のピークが見えます。

IMG_1509鳴門海峡
 牧場や鳴門海峡が見渡せます。

IMG_1519頂上
 気持ちの良い頂上です。

IMG_1514展望
 松茂町方面です。

IMG_1515徳島市
 徳島市方面です。

IMG_1528漁師の墓
 帰りは、途中の分岐を左に取り、漁師の墓へ。この奧から双子谷山を目指して稜線を歩きます。登山道が手入れされ、随分歩きやすくなっています。人気があるのだと思います。

IMG_1530縦走路
 歩きやすくて快適な縦走路です。

IMG_1532馬酔木
 馬酔木が咲いています。

IMG_1550縦走路
 気持ちの良い尾根道です。

IMG_1533縦走路
 このコースは、この尾根道歩きがとても楽しみなのです。

IMG_1534双子谷山
 双子谷山(380m)の頂上です。

IMG_1536展望
 ベンチがあり、鳴門方面の展望が開けています。

IMG_1539日ノ丸山
 反対側には、先日登った日ノ丸山や大麻山が少し見えます。次に、蜂ヶ丸を目指して奧に進みます。

IMG_1546登山道
 この先は赤テープを頼りに進みます。

IMG_1540蜂が○
 蜂ヶ丸の頂上には三角点があります。

IMG_1542青空
 灌木に囲まれてほとんど展望はありませんが、青空が広がっています。帰りは漁師の墓まで引き返します。

IMG_1547樹林
 縦走路から双子谷山付近を振り返ります。


(参考タイム)

星越峠登山口9:30発 → 漁師の墓分岐11:00着 → 天ヶ津峰頂上10:30着 → 漁師の墓分岐10:55着 → 双子谷山頂上11:15着 → 蜂ヶ丸頂上11:25着 → 漁師の墓分岐11:55着 → 星越峠登山口12:20着 

 午前中は天気が申し分なく、気持ちのいい快適な山歩きができました。
 なお、蜂ヶ丸は展望もないので、漁師の墓からの縦走は、双子谷山で折り返すのがいいかも。






日ノ丸山 2014年3月10日(月)

 鳴門を散歩した後、鳴門市の日ノ丸山(510m)に初めて登りました。

IMG_1492登山口へ
 鳴門市大麻の徳島学院を北に進み、奧屋敷へ向かいます。

IMG_1458登山口
 鶏舎、北側の道端に車を止めて、カーブミラーから歩きます。

IMG_1459登山道
 草が茂った林道を奧に進みます。

IMG_1461鉄塔
 二つ目の橋を渡って、左側の送電線の管理道を登り、鉄塔148号を経由します。

IMG_1464登山道
 気持ちの良い尾根道を登ります。

IMG_1466吹雪
 次の鉄塔147号付近で吹雪になりました。

IMG_1481駒足越
 鉄塔147号から少し登ってから、分岐をテープにしたがって右に取り、少し登ると、駒足越(434m)に着きます。展望はありません。

IMG_1468登山道
 緩やかな尾根道を北に進みます。

IMG_1470四方見台
 四方見台に着きました。

IMG_1471展望
 登ってきた南の方が少し望めます。

IMG_1477ブッシュ
 四方見台からは、北側に少し降り気味に進みます。羊歯などにすっかり被われて歩きにくいところが何カ所かありますが、登山道は比較的明瞭です。

IMG_1475頂上
 分岐を左に取り、緩やかな尾根道をしばらく登ると頂上に出ました。石の祠があるのみで展望はありません。三角点(504m)は、頂上から南の方にかなり離れているようです。帰りは、元の道を戻ります。
IMG_1568日ノ丸山
 大麻山の北斜面、鉄塔81番付近から眺めた日ノ丸山(左のピーク)です。鳴門市の第二位の高峰だけに、目立たないけど大きな山です。


(参考タイム)

 奧屋敷カーブミラー登山口13:20 → 発送電線管理道入口13:30着 → 鉄塔148号13:40着 → 鉄塔147号13:50着 → 駒足越13:55着 → 四方見台14:05着 → 頂上14:30着 → 四方見台14:55着・15:10発 → 駒足越15:25着 → 鉄塔147号15:30着 → 鉄塔148号15:40着 → 奧屋敷カーブミラー登山口15:55着

 今回の登山で、数年来の願望が果たせましたが、天候が今一つでした。
 なお、四方見台から先のブッシュと、日ノ丸山山頂の展望もないことを考えると、四方見台で折り返すのもいい選択肢ではないかと思います。









大毛山 2014年3月10日(月)

 鳴門市の大毛山(149m)に登り、鳴門公園を散歩しました。

IMG_1412鳴門海峡
 今朝の鳴門海峡は、気持ちが良い快晴です。

IMG_1417登山口へ
 高速道路(本州四国連絡道路)を西にくぐり、四国のみちの登山口に向かいます。登山口はこの奧にあります。

IMG_1420登山道
 登山道は四国のみちなので、整備された広い道です。

IMG_1421頂上
 頂上ですが、展望はありません。

IMG_1424登山道
 北の方へ少し降ってみます。

IMG_1425淡路島
 少し開けたところがあり、淡路島方面が見えます。帰りは元の道を戻ります。

IMG_1429鉄塔から
 帰りに、頂上から先の分岐を右に取り、送電線の管理道を少し進むと、鳴門大橋が望めます。

IMG_1434畑
 大毛山方面(中央左より)を振り返ります。付近の砂地畑には、ラッキョウが育っています。

IMG_1436千鳥ヶ浜
 四国のみちなので歩いてもいいのですが、今回は車で鳴門公園の千鳥ヶ浜まで移動し、ここから鳴門山展望台まで散歩します。

IMG_1437案内図
 案内版です。

IMG_1442鳴門大橋
 お茶園から間近に大鳴門橋を眺めます。

IMG_1443高速
 高速道路を越えます。

IMG_1449淡路島
 鳴門山展望台(99m)から鳴門海峡を眺めます。

IMG_1451鳴門海峡
 潮の流れは緩やかです。



(参考タイム)

 大毛山登山口10:00発 → 大毛山頂上10:25着 → 大毛山登山口10:50着、 
 千鳥ヶ浜11:00発 → 鳴門山展望台11:20着 → 千鳥ヶ浜11:40着 

 早朝は青空でしたが、風が非常に強く、雲がだんだん広がってきました。






2014年3月7日(金) 生駒山

 生駒山系の主峰、生駒山(642m)に登りました。

IMG_1348案内図
 近鉄の石切駅からスタートし、斜面の住宅街の案内に従って急な車道を登っていくと、宮川谷ハイキングコースがありました。

IMG_1349登山道
尾根コースを歩きますが、古い登山道なので谷のように深く掘れ込んでいます。


IMG_1351頂上方面
 今日は寒気が居座っているので寒いですが、このコースは急登が続きますので、右に頂上方面が見え始める頃にはかなり汗ばみました。

IMG_1353案内図
 くさかコースとの合流点で、一旦車道に出ます。

IMG_1356登山道
 再び気持ちのいい登山道を歩きます。

IMG_1357案内
 突風が吹いたり、青空が広がったり、雪が舞いだしたりと、慌ただしい天気です。

IMG_1358登山道
 最後の登りです。

IMG_1360駐車場
 広大な駐車場に出ました。

IMG_1363遊園地
 山頂遊園地は冬期閉鎖中ですが、3/15日のオープンの準備に忙しそうです。

IMG_1369大阪市
 大阪市内の展望は、雲が多くて今一つです。

IMG_1371遊園地
 園内に山頂がありますが、その位置はよく分かりませんでした。

IMG_1375辻谷コース
 帰りは辻子谷ハイキングコースを降ります。約3.2kmです。

IMG_1379興法寺
 途中の興法寺で本格的な雪になりました。ここで雪やどり?をします。

IMG_1382お地蔵
 このコースの道端には、お地蔵さんがたくさん並んでいます。四国88カ所巡礼を摸したものだそうです。

IMG_1383登山道
 コンクリートで整備された広い路を降ります。

IMG_1386辻谷
 住宅街に出ました。

IMG_1390地図
 付近の案内図です。

IMG_1391水車
 漢方薬の製造工場などが建ち並ぶ街道沿いに大きな水車がありました。江戸時代には、117もの水車が辻子谷で利用されたそうです。この後、近鉄の石切駅まで出て、布施駅まで移動し、所要を済ませます。

IMG_1398深江地図
 時間つぶしに、布施駅近くの深江歴史街道を散策しました。

IMG_1401深江稲荷
 8世紀創建といわれている深江稲荷神社です。


(参考タイム)
 
 石切駅12:30発 → 合流点(車道)13:20着 → 山頂遊園地13:45着・14:25発 → 興法寺14:40着 → 辻子谷水車15:05着 → 石切駅15:15着

 生駒山には子どもの頃に一度来ている筈ですが、全く記憶にありません。
 生駒山と言えば、電波塔やケーブルカー、ドライブーウェイのある山というイメージですが、実際に歩いて登ってみると、なかなか登り甲斐のある素晴らしい山です。










 




大阪から見る生駒山の頂上には多くの送信アンテナや電波塔が林立しています。 その一角に生駒山遊園地

後世山~矢筈山 縦走 2014年3月3日(月)

 阿南市と美波町の境の後世山へ登り、その南西にある日向丸、そしてその西の矢筈山まで縦走しました。

IMG_1338国道入口
 国道55号の星越トンネルから北800m付近に、後世神社への案内標識があります。

IMG_1264林道ゲート
 電波塔の広場に駐車し、ゲートのある林道を歩きます。

IMG_1326登山口
 広場の奧に後世山の登山口があります。広くて歩きやすい参道です。

IMG_1271五剣山
 少し登ると南に五剣山などが見えます。

IMG_1270登山道
 木漏れ日の尾根道に出ました。

IMG_1277後世神社
 後世神社に着きました。付近は広場になっています。

IMG_1282後世山頂上
 後世山(539m)の頂上ですが、灌木に囲まれています。

IMG_1286橘湾
 少し北西にある北峰からは、橘湾方面が望めます。

IMG_1293尾根道
 南西の尾根道を進み、日向丸を目指します。

IMG_1297日向丸
 日向丸(603m)頂上です。

IMG_1298展望
 橘湾方面を眺めます。最後に、ここから尾根を西に進み、矢筈山を目指します。

IMG_1308マンガン鉱
 マンガン鉱跡があります。昭和初期から数十年間採掘されていたそうです。

IMG_1303矢筈山
 矢筈山(566m)山頂です。

IMG_1302展望
 ここも展望は、橘湾方面のみです。ここでゆっくり休憩したら、帰りは来た道を引き返します。

IMG_1315青空
 今日は、晴れたり曇ったり、一時はあられが降ったりと、目まぐるしく変わる忙しい天気です。

IMG_1329林道歩き
 登山口から電波塔の駐車位置までのんびり林道を歩きます。


(参考タイム)

電波塔11:10発 → 登山口11:30着 → 後世神社12:10着 → 後世山頂上12:20着 → 後世山北峰12:25着 → 日向丸頂上13:05着 → 矢筈山頂上13:15着・13:25発 → 日向丸13:55着 後世山14:30着 → 登山口14:55着 → 電波塔15:15着

 西風が強く少し寒かったですが、概ね気持ちのいい縦走ができました。このコースは、特に登山口から後世神社までの参道が快適で楽しく歩けます。ただし、花粉症対策をしていなかったので、帰宅後くしゃみが止まらず、目が真っ赤になってしまいました。














八王子山 2014年2月28日(金)

 大津富士に登ってから、鳴門市瀬戸町の大島田へ移動し、初めて八王子山(149m)に登りました。

IMG_1260大島田
 大島田集落の山側の車道にある登山口を探します。

IMG_1226登山口
 車道を少し進むと、カーブの右側に「八王子大権現」の案内がありました。ここから斜面に取り付きます。

IMG_1229登山道
 登山道は、参道ですので広くて明瞭です。

IMG_1230石鳥居
 急な斜面を登っていくと、立派な石鳥居があります。

IMG_1231八王子大権現
 ほどなく八王子大権現に着きました。

IMG_1233お地蔵山
 直ぐ上の広場には祠やお地蔵さんがあります。

IMG_1234テニスコート
 少し降るとテニスコートに飛び出しますが、ここへは出ずに、尾根をそのまま先に進みます。

IMG_1236頂上
 八王子山の頂上です。灌木の中なので見晴らしはありませんが、一等三角点があります。

IMG_1240ホテルへ
 頂上から少し戻ったところの分岐を左に取ると、ホテルの敷地に出ました。後の山が八王子山です。

IMG_1244RIDGE.jpg
 ホテルRIDGEの道路を下り、一旦、鳴門スカイラインに出て車道をのんびり室港へ降ります。

IMG_1247室港
 室港から大鳴門橋方面を眺めます。ここから大島田まで海岸沿いの四国のみちを約2km歩きます。

IMG_1250室港
 漁港では熱湯でワカメを処理をしています。

IMG_1251灰干しワカメ
 灰干しワカメですが、最近はあまり見かけなくなりました。

IMG_1253海岸
 海岸へ降りて、心地の良い磯際でゆっくり休憩します。

IMG_1254ワカメ
 昨日の大荒れの天気のせいでしょうか、ワカメが磯際にたくさん打ち上げられていました。少しいただいて帰ります。

IMG_1263舟
 小鳴門海峡をタンカーなどがたくさん行き交っています。

IMG_1221顕彰碑
 海岸淵に立派な顕著碑があります。
 終戦間近の昭和20年8月2日、宝塚海軍航空隊の飛行予科練習生109名を乗せた期帆船が鳴門市撫養港を出港し、淡路に向っていましたが、この海で2機の米軍航空機に空襲を受け、一瞬のうちに56名の命が失われました。さらに、海に逃げ延びたものも鳴門海峡の急流に翻弄されました。この悲劇を知った地元民たちは、漁船を出して救助に当たりました。
 救出されたのは17名でしたが、この悲劇と地元民たちの勇気を後世に伝え、そして戦争のない世界の恒久平和を祈念して、平成3年にこの石碑が作られたそうです。

IMG_1256スイセン
 道路淵のスイセンが満開です。

IMG_1259スイセン
 たくさん咲いています。


(参考タイム)

大島田登山口12:30発 → 石鳥居12:40着 → 八王子大権現12:45着 → 八王子山頂上12:55着 → ホテルRIDGE13:00着 → 室港13:25着 → 大島田登山口14:00着

 山歩きは少ないですが、鳴門海峡を眺めながら海岸沿いの散歩が気持ちの良いコースです。








大津富士 2014年2月28(金)

 訳あって、再び鳴門市の大津富士に登りました。今回は逆に回ります。

IMG_1220大津富士
 大津町の鳴門市衛生センター裏の変電所付近から大津富士を眺めます。大代の歓喜天神社の石鳥居の登山口へ向かいます。

IMG_1206火事跡
 登山口の近くに焼失家屋がありました。常に火事には気を付けなければと再認識。

IMG_1207登山口
 歓喜天神社の石鳥居から参道を登ります。

IMG_1212大津富士
 尾根道から大津富士のピークを眺めます。

IMG_1213登山道
 大津富士の案内版にしたがって進みます。

IMG_1215頂上
 頂上の愛宕神社です。

IMG_1216北の展望
 鳴門海峡方面ですが、今日も雲が多く展望は今一つです。
 下りは採石場を経由して鳴門市衛生センター裏の変電所側の登山口へ向かいます。


(参考タイム)

変電所付近9:45発 → 石鳥居登山口9:55発 → 歓喜天神社10:10着 → 大津富士頂上10:45着 → 変電所側の登山口11:20着
 
 近くの低山に登ろうと思って、取りあえず家を出たのですが、先日、このコースのどこかでデジカメの純正の予備電池を無くしたので、一応探してみることにしたのです。でも、それはやはり無理でした。諦めます。









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トンボのDon

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 山歩きと自然が大好きなトンボのDonです。
 いい汗かいて、青空の下でキレイな景色にめぐり逢いたいといつも思っています。
どうぞよろしく(^^)/

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