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2006年12月29日 (金)

品川自民党への政調費返還訴訟で区が「飲食費は目的外支出」と認める

 さらに、品川のことも書いておきます。同じ税金での飲み食い、税金の私物化という問題です。

 品川区の自民党区議団に飲食に使った政調費の返還を求める住民訴訟の控訴審が27日に結審したそうです(しんぶん赤旗28日付「東京のページ」)。

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 この訴訟は、品川自民党区議団が政務調査費から飲食費を支出したのは違法だとして、品川区民オンブズマンの会の区民3名から、品川区議会事務局長に対し、同区議団に約769万円を返還させるよう求めた住民訴訟。全額の返還を求める判決が下りながら(東京地裁2006年4月14日)、品川区議会事務局長は「政調費の使い方は議会各会派に委ねられるべき」と控訴していました(12月8日の記事7日の記事を参照)。

 27日の口頭弁論では、返還請求のあった飲食費が「目的外支出」であることを、区側が初めて認めたんだそうです。区側はずっと自民党をかばっていた訳ですが、世論の反発に抗しきれなくなったんでしょう。

 品川自民党区議団は、控訴審の途中から補助参加して1件ごとの使途を弁明していたんだそうです。つまり目的外支出とはずっと認めなかったんですね。正しい支出だという訳です。

 住民側は、この支出は政務調査活動とは無縁で、領収書偽造、弁明捏造(ねつぞう)の疑いがあると全面反論していたんだそうです。これが真実でしょう。

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