「花とゆめ」2015年8号 スキップ・ビート!感想
著者:仲村佳樹
マネージャーの祥子さんの車で移動中の尚は、渋滞に巻き込まれ、退屈しのぎにテレビをザッピング。その中に最上弁護士の姿を見る。冴菜さん、この人テレビなんか出て何しているんだ?
閉店後のだるまやで片づけを手伝ったあと、おあみさんとビデオを見る。キョーコの名前で録画できるようにセットしているのだが、たまに、同名の別人の番組が撮れることがある。「キロノット」もキョーコの芸名京子と名前が同じ女優さんの出演番組だったので、削除行きにしようとしたところ、最上弁護士が映り、キョーコは思わず声をあげる。
蓮はローリィとお酒を飲みながら報告会。ローリィは村雨泰来を気に入ったらしい。蓮は会話の路線変更して、キョーコの母親がキョーコの芸能活動を許した件について尋ねる。内容は内容だけにそうペラペラ話せないとローリィは渋るが、「何をさせても構わない。親子だと世間に知られないようにしてくるなら」とでも言われましたか?と蓮に聞かれ、蓮がキョーコの家庭の事情を知っていることに驚く。
ローリィはキョーコが蓮の心の傷の一端を知ってる風なのを思い出して、お互い話をしているのか?と疑問仁尾網。(実際は互いが互いの事情を知ってることをしらないんだけどね(^^;; 一方はコーンに話してて、一方は坊に話してるから) 社さんは聞いちゃっていいのかなと隣でそわそわしながら聞いてる。
行為的に受け止めれば、母の厳しさもキョーコを思いやってのことで、テレビでの発言も、最上さんの将来や立場を気遣ってのこと…、そう蓮が言いかけるが、ローリィは少し悲しそうな表情を浮かべる。
仕事が終わった尚は、キョーコが最上弁護士の番組を見てねーだろうなと気になって、スマホに手をかける。
蓮もスマホを手に持って、ローリィの言葉を思い返していた。全部LMEの自由にしていいから、もういちいち許可をとりに来るなと言われたらしい。そして子供の頃のキョーコの、お母さん頭の悪い子キライだから、がんばって、いつか笑顔でいい子ねってお母さんにほめてもらうんだと言っていた笑顔を思い出す。声を聞いたらあの番組を見たのかどうかわかるだろうか。しかし、一度電話越しの演技でごまかされたことがある。会うなら、グアムでの食事の証拠動画という切り札があるから、一時帰国中に会う機会を作って…と逡巡する。しかし子供のキョーコの泣き顔を思い出して…。
キョーコは結局そのまま録画を見て、最上弁護士の言葉を聞いてしまった。番組を消そうとするおかみさんに、母なんです、と告げてそまま一緒に見ていたからだ。おかみさんが振り返ると、キョーコは真っ青な顔をして、部屋へ戻りますと告げて出ていった。
部屋に戻ったキョーコはコーンの石が入ったがま口を持って外へ。そこには尚が立っていた。キョーコの顔を見た尚は、最上弁護士の番組をキョーコが見たことを知る。
セバスチャンさん(ローリィの運転手兼付き人兼諸々)バーテンやってる。多才ね(^^;; ローリィはキョーコの母に会うときも、ローリィ仕様(変装)なのね。
次回は10号に掲載。
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