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 タイトルになっている4つのゲーム(内1つ未発売)は全て『くすくす』という原画家さんが手がけている作品なのですが、私は漏れなく好きで全て所持しています(未発売除く)。また、実質コンビとして活躍なさっている『NYAON』というシナリオライターさんのファンでもあります。

 何が好いって絵の儚さというか、風が吹いたら崩れてしまいそうな所が好きだったんですが、さくらッセでは絵がしっかりしているというか、塗りが変わったんでしょうか?その儚さはなかったように思います。代わりにといってはなんですが、キャラの柔らかさと可愛さは増し増しだと感じましたが(笑)

 DMF・もしらばと、どちらも胸に深と響く作品であったのに対し、さくらッセでは心温まる作品だったと思う。さくらッセをやり終えて「NYAON×くすくすコンビはこんな作風でもいけるんだ」と、正直思った。発売前は不安だった分、安心したというかなんというか。だが、ユーザがこの作風を望んだだろうかと言われれば疑問である。

 多くのファンは前2作のような作品を求めていたんではないだろうか。いや、求めていたはずだ。なのに何故、さくらッセのような作品を出してきたのか。それは「ワンクッション必要だったから」ではないだろうかと私は思う。

 もしらばは多くの人から高く評価された作品であったし、DMFも一部ではもしらば以上の評価を受ける等、コンビへの期待はかなり高まっていたのではないかと思う。そこでまた泣きの強い要素を含んだ作品を出すのは正直かなり勇気が要ると思う。ぱれっとは大きなメーカーではないし、大きくこける事は避けたいはず。だから、さくらッセだったのではないだろうか。

 とまぁ、そんな考え方もできると私は思うのだ。次の作品こそが、このコンビの一つの集大成になるのではないか。そう考えると居ても立ってもいられない気持ちになる。ぱれっとの製作ペースを考えると、FDに半年→ん。×たまひよ作品に一年→NYAON×くすくす作品に一年と考えるのが妥当だろうか。2年半後・・・待ち続けるであろうファンの元に届くのはどんな作品になるんだろうか。DMF・もしらばのような作品だろうか、さくらッセで新開拓した路線で来るのだろうか・・・。

 私は、『くすくす』の名は『くすむ』から来ているのではないかと勝手に思っている。だからこそ、次回作では儚い塗りが復活し、胸に深と響く作品が出来上がるだろうと期待している。待つ時間は長いだろうが、ずっと変わらず待ち続けたいと、今は思う。


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