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    【このライトノベルがすごい! 2009】
  1. "文学少女"シリーズ(野村美月/ファミ通文庫)

  2. とらドラ!(竹宮ゆゆこ/電撃文庫)

  3. バカとテストと召喚獣(井上堅二/ファミ通文庫)

  4. とある魔術の禁書目録(鎌池和馬/電撃文庫)

  5. 狼と香辛料(支倉凍砂/電撃文庫)

  6. "化物語"シリーズ(西尾維新/講談社BOX)

  7. "生徒会の一存"シリーズ(葵せきな/富士見ファンタジア文庫)

  8. フルメタル・パニック!(賀東招二/富士見ファンタジア文庫)

  9. 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(入間人間/電撃文庫)

  10. とある飛空士への追憶(犬村小六/ガガガ文庫)


 こんな感じでベスト10出揃いましたね。予想通り!と思うものもあれば、入ってないのかーなんて物も人それぞれあるんじゃないでしょうか。以下個人的感想を。

 僕がこの中で読んだことがある作品は4作あり、アニメでならというのが4作。メジャーどころが出て当然というか、面白いからメジャーなんでしょうけど全く名前も知らないというのはありませんでしたね。

 意外も意外チョー意外だったのが『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』シリーズのランクインですね。これ、そんな面白いかなぁ、と。入間先生のデビュー作でもある一巻のインパクトはかなりのものだったと感じているんですが、それ以降は惰性というかちょっと苦しい刊行だったなーと僕としては珍しく酷評気味だったりします。けどなんかやってくれるような気がしてしまって購読してるので、期待票のようなのも混ざっているのかもしれませんね。

 10位の『とある飛行士への追憶』は10位ということに驚きました。僕も最近読んだのですが、今年読んだ中じゃトップだなーと思っていたので。本当に内容はイチオシなのでガガガ文庫の力がまだまだ弱かったのが伸び悩みになったのかなぁ、など。人気投票なので売り上げはわかりませんけど。

 ベスト10入りを逃した作品で気に掛かったのは15位と19位にそれぞれランクインした『AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜』と『人類は衰退しました』ですね。twitterのTLでは名前を結構頻繁に聞いたような気がしていたのですが、どちらも一般的な認知度はそれほどではないんでしょうか。衰退はid:dankogaiにもレビューされていて知名度はあるはずだし今年は、と思ったんですけどね。やっぱりtwitter-erの趣味は偏っているのかも。まぁそれは以前に書いた「Twitterエロゲクラスタが選んだ10本と名作と呼ばれる作品」で明らかか。

 そんなところでしょうか。今年のラノベ、今年のうちに!なんて書きましたが今年中にはとても読みきれないですね。ランキングで名前を知って気になった作品なんかは心に留めておきたいものです。また、この種のランキングがどこまであてになるのかはわかりませんが、やはりないよりはあった方がいいなぁ等と思います。



 ちなみにこの上位10作の中にアニメ化されてる作品は4作あるんですが(その4作全部観てるんだな自分)、内3作が電撃なんですよね。ラノベのアニメ化も大分増えてる印象がありますが、人気作だからアニメ化というよりは強い出版社の人気シリーズがアニメ化って感じなのかもしれませんね。