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『CARNIVAL』プレイしました。小説版も読みました。やるせねぇ。

まぁ、やるせねーのは小説版なんですけどね。エンディングの後の物語って幸せなものばかりを想像してしまうけれど、そうではないことももちろんあるはずなんだよなぁ。「え?その幸せっていうのはどういうヤツなの?」と聞かれるとハッキリとは言えない訳だけど、幸せそうに見えるヤツだよ。うん、でもあれが彼らにとってのハッピーエンドだったのかもしれない。わかんねーよ。

twitterでもpostしたけど、僕のすきな『とらドラ』の竜児と大河の後の人生が幸せであるとは限らない。貧困に喘いで、年齢以上に老けたりとか、うまく行かなかったりするかもしんない。そういう風に考えるとどうにかなりそうだけれど、そうならないって言い切れない。けど、竜児と大河の可能性とか強さを信じてやれていないみたいで嫌にもなる。なんだかなぁ。

エンディングの後にも物語は続いていくってことはこれまでも意識していたけれど、やるせないのを突きつけられちゃうと言葉がないなっていうとこなのかな。なんかもっとちゃんと考えたいけれど、うまく考えられない。まぁ、ゆっくり考えたらいいのかな。
 エロゲのシーンでヌけるかヌけないかってのはどれくらい重要なんでしょう。シナリオがよいと言われるような泣きゲー等では度々"ヌけなかった"という意見を聴く気がします。そしてその意見に対する返答で度々見かける思うのが「このゲームはヌキゲーじゃねーだろ」などそれに類似する意見。僕もそういう気持ちはありますが、それっていいのかなーとか。いくらキャラがかわいくとも、シナリオがよくとも、エロゲとして売り出している以上やはり"ヌけるかどうか"は大切ではないのか。シナリオがよければいいんだと言っているのは「エロゲーにエロは要らない」と言っているのと一緒ではないのか。そこんところがもやもや。
 
 立ち回りがどうであれエロゲにおいてエロシーンってのはそれなりのウエイトを占めるもんなのだよね。ヌキゲーじゃないからえろくなくともokってのは邪道なのだな。多分。
 先人の偉い人たち(みずもの日記 / REVの日記 @はてな / くじらのなく頃に)に感謝しつつ。

 Twitter-erエロゲクラスタが選んだ10本と広くエロゲ界で名作と呼ばれているような作品はどの程度一致するのだろうか?という疑問を解決しようと思って書くエントリーとなります。まず下図をご覧下さい。




 (塗りつぶしは灰色が10大エロゲとの一致なし、橙がシリーズ作品のランクインがあり、水色がベスト10以内との一致を考えた場合除外される作品となっています)

 Twitter-erの選ぶ10大エロゲの18位までの作品は5票以上を獲得した作品となっており、同率18位をすべて含めて25作ありました。同率8位までをすべて含めた場合のベスト10以内の作品は12作となっており、8票が最低ラインとなっております。票数関連は『みずもの日記』さんまで観にいった方が分かりやすいかと思います。

 今回比較対照として引っ張り出してきたランキングはGetchu.comの『美少女ゲームランキング』と2chの『2ch葱板選出 ベストエロゲー』、販売店、メーカー、雑誌社、イベント会社、製造会社の協賛を得て加盟メーカーの有志による「美少女ゲームアワード実行委員会」によって運営されている『美少女ゲームアワード』です。

 比較対照となるランキングは被っているのが『Fate/stay night』だけで全15作ありますが、Twitter-erの選ぶ10大エロゲの上位25作との一致は7作と思った以上に少なかったです。『マブラヴ』や『Fate』をシリーズ含めての投票と考えれば9作となりますが、それでもちょっと少ないかなぁ、と。どれもランキングの一位を取ってきた作品ですからね。特にメーカー公式とも言える『美少女ゲームアワード』に輝いた2作はどちらもランクインしてません。これはなんか面白いなーと思いました。ちなみにベスト10内となると一致する作品は6作となります。(うたわれるものが除外)

 更に年別ランクイン数なども。



 年間発売タイトル数が500の大台を初めて突破した2000年以降が強いですが、ここ2年ほどの弱さも見て取れます。これはtwitter-erのエロゲクラスタが古参ばかりなのか、ただ単にここ数年の作品のインパクトが弱いのからなのか。どっちなんでしょうね。私が愛してやまない『もしも明日が晴れならば』は2006年作品ですが得票数0。私が今回の一連の流れに乗ってpostしていれば1票は確実だったんですけどね。

 メーカーで強いのはやはり『Key』でしょうか。35票の得票数を得ていますね。さすがと言った所。他には『NitroPlus』が26票、『TYPE-MOON』が23票、『age』が20票、『Leaf』が20票で目立っていた感じでしょうか。

 またこういった投票でメーカー以外に強いのがライター色だと思いますが、上記メーカーを除外すると、『瀬戸口廉也』20票、『星空めてお』14票、『茗荷屋甚六(木村航)』11票、『トノイケダイスケ』9票、『健速』9票、『田中ロミオ(山田一)』42票。って42票!?圧倒的ですね(笑)一方で意外と得票数が伸びなかったのが丸戸史明氏ですね。7票に留まっており、これは意外と言えます。

 田中ロミオ氏が圧倒的支持を受ける一方で、確かな人気を博していると思われる丸戸史明氏が伸び悩んだのはtwitter-erエロゲクラスタの趣味の偏りではないかと思います。これは比較対照としたランキングとの差が明確に物語っているのではないかな、と。丸戸史明氏は他のランキングでは3冠を達成するほどですしね。逆に瀬戸口廉也氏や星空めてお氏&茗荷屋甚六氏コンビなどは他ランキングでは1位獲得経験がありません。(2ch,Getchuはランキング形式となっており、勿論ランクインはしております)

 以上、こんなところでしょうか。特に何か結論を求めようというエントリーではないためコレと言った〆はありませんが、このエントリーが皆様の酒の肴にでもなればよいなーなどと思います。



 今回比較には各ランキングの1位のみを対象としているため、いまいちピンと来ない方もいらっしゃるかと思いますが、より『べスト』に近いものとを比較しようという思いと、各ランキングの全部洗っていったら比較ってどうしたらいいかなー点数式?とかとてもまとめきれないという考えからでした。何か補足や間違い等ありましたらコメントの方によろしくお願いいたします。では。
 1本30時間と考えて年間20本と考えると600時間です。600時間というと25日分。約一ヶ月分くらいということになりますね。1年の内の1ヶ月もエロゲを!とか考えるとちょっとスリリング。未来がスリリング。でもそんな人生がいいよね!

 しかし実際そんなにできるかというと結構怪しいものです。"僕は"ですけどね。月2本ペースが維持できるようになればいいなぁとは思いますがモチベーション的なものもありますし、何より僕はモチベーション管理がボロクソの人間ですし。なかなかままならねーです。

 1本にかける時間をもっと減らせれば?いやでも減らせませんよ。30時間って書きましたけど40時間以上かかってるゲーム結構あると思います。あんまりボイス飛ばさないタイプの人間なんですよね。1本のエロゲを丸々隅々まで楽しもう!と思うならやはりボイスはできる限り飛ばさず聴くべきかなと思う訳です。その声が耳に慣れ、そして迎えるEDこそが堪らないかなーと。身の回りにも、ネット上の知り合いの方にもあまりボイス良く聴いてるって方は見かけませんが、あまりというかほぼ皆無ですが、僕は僕なりのプレイスタイルでいきたいなーと思います。

 となるとやはりエロゲをやる時間を増やしていくしかないわけですが。ぐぬぬー。
 エロが悪!という訳ではなく、エッチシーンがないという選択肢も有った方が物語に幅がもてるのかなと思うことはあるんですよね。いくつもあるルートの中に、ある程度のシナリオ量でセックスまで至らない恋というのもあって然るべきなんじゃないかなとか。恋愛の果てにセックスがないなんてファンタジーだと思いますけど同じスパンでセックスに必ず辿り着くのもファンタジーというかなんと言うか。

 ファンタジーなのでそれでも好きですが、そこまでは辿り着けずに的なのもちょっと期待しちゃう。初エッチまで3ヶ月とか半年掛かっちゃうような初々しいルートも欲しい!とかそんなノリなのかな、かな。

 ただ僕が知らなかっただけでアフターにエッチシーン満載だったらしいのが『ねこねこソフト』とのことで、そこは賛否両論だったらしいですね。まぁ賛だけってのも気持ち悪いので賛もあったんだなーという感じで捉えればそういう作品作りも可能になってくるような気がしないでもないです。

 でも確かに初々しいルートを終えてアフターの特典エッチシーンに進んだら信じられないくらい激しい。とかは受け入れられるか自信ないかも。ハマるときはすごいハマりそうだけどね。本当に賛否両論なりそうだなぁ。