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安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2008年7月13日(日)10:00-12:00)

○「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、2008年7月13日(日)10:00-12:00)

またもや、1週間毎日連続更新に挫折。やろうと思うと結構タイヘンだ。

そして、今週は日曜日に聴いた番組についてばかり書いている。実は、平日の間、あまりラジオを聴けていない。

さて本題。

ラジオで話題に上がった食べ物や本や映画などが気になって、ついつい「なら、オレも……」となりがちな私。伊集院光ご推奨だった「しっとりサクサクきなこ」(リスカ)もすぐに探し、宮川賢おすすめの梅ぼしのり(桃屋)に至っては、今や食卓に切らさぬよう気をつけているほど。

そして、今回気になったのはアメリカン・チェリー。安住紳一郎アナのトークを聴いての話。

2008年07月13日 聴取率調査週間、結果が出ました!(にち10ポッドキャスティング)

安住アナは10年来、値段の安いアメリカン・チェリー派で、日本のさくらんぼを購入の対象から除外してきたとのこと。ある日、紅秀峰が1パック\398と安く店頭に出ており、また「今年は豊作です。もうさくらんぼも食べ納め。来年はもうこの値段ではたべられませんよ」という店員手書きのPOPに後押しされ、日本のさくらんぼを遂に購入したのだとか。

これまでは、アメリカン・チェリーが、さわやかな酸味、果肉のヴォリュームや噛み応えの愉しさで日本のさくらんぼに勝っていると安住アナ思っていたが、全てにおいて日本のさくらんぼのほうが上で、ついには「アメリカン・チェリーが唯一勝てるのは、ティッシュにつく色の濃さぐらいだと思います」とまで言わしめていた。

実を言うと、私の場合はその逆で、いままでアメリカン・チェリーを手に取ったことがなく、自分で稼ぐようになってからは毎年佐藤錦を食べてきた。

別に私は裕福というわけでもないのだが、どうせ年に1回ぐらいしか食べないので、せっかく金を使うならいいほうを買っておこうという一点豪華主義の発露、あるいは、安物買いの銭失い回避策だ。端的に言えば、貧乏性が一周回って佐藤錦に辿り着いた次第。

ただ、大マスコミTBSの局員で押しも押されぬアナウンサー界のプリンスである安住紳一郎、おそらくかなりの高給取りのはず。冒頭で「貧乏な時期がしばらく続いた」と前置きしてはいたものの、経済的観点から考えると、佐藤錦や紅秀峰をためらうとは信じ難い。

それでもなお、アメリカン・チェリーに固執してきた彼の天の邪鬼さが、日曜お昼の小市民的ダウナー・トークに見事に結実していると考えれば納得できるような気もする。

私は、安住アナに唆されて、その夜、早速アメリカン・チェリーを購入。アメリカン・チェリー→紅秀峰というシフトによって安住アナが得た驚き、その逆は真ならず。佐藤錦に慣れてしまうと、アメリカン・チェリーはやっぱり今イチ。ともすれば硬口蓋と舌との圧力で果肉と種を分離することすら可能かもしれない佐藤錦の繊細さときたら。

最後に、さくらんぼ豆知識。同じパックのなかのさくらんぼにも熟れ方のムラがあり、いい具合に熟したものの甘さは筆舌に尽くし難い。よって、色づき方が薄いものは焦らずに翌日以降に取っておくのが吉。

ついでに言えば、毎年、種をプランターに植えているが、うまく発芽したためしがない。


奥が佐藤錦、手前がアメリカン・チェリー。
撮影前日ちょっと食べたので若干減っています。
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