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阿嘉島への道のり ~阿嘉島編~

2007年06月21日 15:00

いつものことながら、船に乗って都会を離れる時、姐は必ずこう思う。

「ばいばーい ざまぁみろ~

客船に乗って伊豆七島に行く時は必ず
そして今回那覇を離れる時も、遠くなっていく那覇の街を見て・・・やっぱりそう思った
さっきまで満喫してたくせに(笑)


泊港を出て那覇側から進行方向に目をやると、姐の大好きな飛行機がちょうど着陸体勢に
カメラを構えて、飛行機が真上を通らないかしら・・・とちょっとワクワク


やがて無人島のチービシが見え、大海原に


姐はほぼずっとデッキから景色を眺めていた
慶良間諸島は本島から見えているように海の上からもずっとその姿が見えているのだけど、近くなっているようないないような・・
ダイビングで慶良間近辺を潜るときは高速船で約1時間くらい行く気がする。そこをフェリーは1.5時間かけていくのだけど、そんなにゆっくりな感じはしない。


水面はまるで湖のような凪。
時折、お約束の飛び魚が“そろそろ水に潜った方がっ!!”と思わず心配しちゃうくらいの間飛んでいく(笑)
グルクン?イワシ?魚の群れが水面近くをものすごい数でとおり過ぎるのが見える。エイが泳いでいくのが見えたり
FH010021.jpg


手元にあったガイドブックを見ながら、船が通っていく(はずの)ルートを確認するも、どの島がどの島だか・・・
どうやら、10:00便が欠航になった影響か、いつものルートと違ったようで、思いがけないタイミングで阿嘉島が見えてきた

「あぁ~・・・あれが阿嘉大橋か~

FH010029.jpg

近代的なその橋は不思議と“こんな自然な場所に橋なんて・・・”と思わせることはなかった。
そこに人工的な橋が架かっていても尚充分、海が青く透き通っていたからだろうか。

船着場には沢山の人が迎えに来ていたけれど、ぱっと見渡せば全員が視界に入る程度。
姐達もお世話になるショップ名の入ったTシャツを着たYさんをすぐに発見
笑顔で迎えてもらって、嬉しいっ


車に乗って、最初に聞いた言葉は・・・

「お昼に梅雨が明けましたね~。最高のタイミングで来島されて、良かったですね!!

きゃーん
本島でバタバタしている間に、ちゃんと梅雨は明けていた!!


お世話になる民宿のお庭(?)でダイビングの申込書を書き、今後の予定を聞き、お部屋に荷物を置いて・・・早速、お散歩へ
朝からずっと我慢していたオリオンも飲まなくちゃっ!(笑)

まずは民宿の目の前にある前浜ビーチへ。
徒歩1分とかからない。

細い路地を抜けていくと目の前にブルー・・・なんて簡単な単語1つじゃ表現できないような綺麗な海が広がっていた
FH010031.jpg


浜辺にはやどかり
浅瀬には小さなお魚の群れ
まだまだ高い太陽

人口の少ない、小さな島の人影のないビーチに立っていると、4日間この海を独り占めできるような錯覚を覚える(笑)


ビーチ沿いに立つ阿嘉島ではこじゃれた感じのカフェ
アメリカンな雰囲気にシーサーが意外にもお似合い
FL020001.jpg



展望台を目指して急な登り坂を上がる頃はもう暑さでぐったり・・・
でもきっとこの上にはステキな景色が~っ・・・・

FL020007.jpg


ちょっと逆光。残念。

ここから夕日を見たら、そりゃー綺麗なんだろうな


実は、この写真を撮った場所が展望台かと思っていたら、後から上がってきたダイバーと思しき♂に聞かれる。

“展望台ってここですかね?
“じゃないですかね~?!
“いや、海の方から見たらちゃんと展望台っていう感じのところがあったよ

と言いながら彼らは下って行った。
そして姐達も下る途中に右に行く道を発見!

そうこちらが本物の展望台からの景色!!
FL020011.jpg



暑さと汗でぐっしょりだったものの、その景色と海の青さには感動
あ~・・・明日からあの海に潜るのね~・・・・

しばし展望台で風に吹かれ涼んだ後、上ってきた急な坂道を降りたところに茶色い影。

なんと、よく見ると・・・噂に聞いた「ケラマ鹿」!!!バンビみたーい!!(ってバンビ見たことないけど
そーっとシャッターを切るもその音にびくっとしているみたいで、シャッター押すのもためらわれ・・・写真はNG。

しばし見詰め合った後、草むらへと消えていきましたー・・・


商店でオリオンビールを仕入れ、民宿に戻り、シャワーを浴びてお夕飯。素朴な沖縄家庭料理を満喫・・・


なんて長い一日。シアワセ


さぁ、明日から、いよいよ海です!!


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阿嘉島への道のり ~本島編~

2007年06月21日 12:00

入梅したのに何となく明るくなってきている東京に悔しい思いを抱きつつ、ほとんど誰もいない羽田空港に到着したのは朝5時過ぎ。
イスに座ってカウンターが明るくなるのを待つこと15分、カウンターや電光掲示板が次々と明るくなった。

「6:20発 那覇行き」

そう、羽田発の「始発」の飛行機だ。
姐、初めての“離島滞在ダイビング”は、慶良間諸島にある阿嘉島


阿嘉島に行くには、那覇の泊港から高速船 or フェリーで行くのだけど、この始発便に乗って9:00前に那覇に着き、10:00のフェリーに乗って・・・午後から潜る気マンマンで立てたこの計画。
このブログだって、「1本目~」から書くはずだったのに・・・・ 

この21日だけ・・・・

『10:00フェリーがその日のみ運休

・・・がーん


その日のフェリーは14:30発のみだった・・・・(涙)
「始発にした意味ないじゃんっっ!!」とつぶやきつつ、慶良間までの飛行機を検討するも最終的には開き直り

自称「梅雨明けスペシャル!沖縄観光付き 慶良間・阿嘉島ダイビングツアー」ということにし、那覇でのレンタカーをおとなしく手配

そうそう、行きたいところもあったんだった!!

ってな感じで行く前から“だいどんでん返し”のあった初離島ダイビング(笑)
そんなわけで「阿嘉島までの道のり」でございますぅ



那覇に到着するとピーカン
空港内にいても東京とは違う暑さを感じる

帰りはバタバタ乗り換えのスケジュールだったので、まずはDFSで化粧品をゲット。だって、5時間半もあるんだもーん(笑)


空港を出るといきなりの灼熱。あ、暑い・・・・
サングラスをかけレンタカー屋さんのバンを探し、車を借りて・・・・

いざ出発!


5時間半とは言っても船に乗り遅れるわけにはいかないという緊張感もあって、那覇中心地&それより北はちょっと心配だったので、南部を攻めることにしていた。

南部で行ってみたいカフェが2つ
Webで「ちょっと見るには充分ですよ」という口コミが多かった“エイサー”と、以前行ったダイビングショップのガイドさんが薦めてくれていた“玉泉洞”がある、おきなわワールド
出来れば寄れたら寄りたい・・・国際どおりのTシャツ屋サンと、まだ食べられていない「御殿山」のすば。

さぁ、どれにしよ

・・・5時間半じゃ無理だって(笑)


ならば最低でも「カフェでお茶→おきなわワールド→カフェでランチ」と優雅に過ごそうかしら・・・と思いながら向った南部方面。BGMは、お約束のBEGIN。やっぱり一応、やらないと

っと、JUSCO発見。
島にはお土産も無さそうだし・・・泊港で買うならスーパーの方が安いよね、と立ち寄り。
那覇寄って、阿嘉島行くのに「宮古島の雪塩ちんすこう」(通称 塩ちん)を購入。ま、会社の人にはどれもこれも同じやろー(笑)

そのスーパーの“沖縄名産コーナー”で盛り上がり過ぎ。気づけば既に10:00過ぎ・・・
“おきなわワールド”で見ることが出来るエイサーは11:00の回のみだった。

「しゃーない、優雅な“カフェでお茶”は後回しにして、最初に“おきなわワールド”行っちゃうかーっ!!」ってことで、いざ「おきなわワールド」へ。


沖縄随一のテーマパーク「おきなわワールド」。
平日の昼間の割りには、観光客や修学旅行生(ぱっと見3校くらい!?)が多く賑わっていて、観光気分にひたるには充分(笑)

姐は、普段から“テーマパーク”たるものがあんまり得意じゃない
ディズニーランドはもう10年位行ってないと思うし、ディズニーシーには行ったこともない。
子供の頃から遊園地は苦手で(乗り物酔い?!)、どちらかと言えば動物園派だったらしい。大人になった今は、もちろん水族館

でも、この“おきなわワールド”はテーマパークというよりは大きな見学施設というか、体験施設というか、、、そんな場所で、家族では一日中過ごすことが出来、それなりに沖縄気分が味わえそうな場所だった
うーん、「また次も絶対行こう!」とは思わないけど、一度は行ってみてもよいかも

到着してからエイサーの時間まではまだ時間があり、だけど玉泉洞を見るには短い・・・っつー使えない時間は、お土産屋さんでぶらぶら。
泡盛の試飲・・・ちゃんと我慢。つ、辛かった(笑)
今回、父親から譲り受けた昭和64年購入の一眼レフ「PENTAX SFX」を初めて持っていったのだけど・・・フィルム忘れた ってことで、ここで購入。36枚撮り一本。

初めて姐が撮った写真がこれ
木に下がったTシャツが揺れていい感じだった♪

もうちょっと夏の日差しの感じと・・・心地よい風の感じが・・・ 出ちゃいない
カメラって難しい←当り前。


11:00から始まったエイサー
ぎりぎりで行ったので修学旅行生がわんさかいる席の一番後ろの隅っこで見たのだけど・・・見ごたえあった
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若者男女がにこやかな笑顔で伝統芸能を踊る様は、見ていて気持ちよく、また一見チャラッとした高校生が“一緒に踊りましょう!”の声に照れながら舞台に集まり、思い思いにかちゃーしーを踊る様子は、微笑ましかった
P6210017.jpg

・・・すっかり目を細めて眺めるおばぁ風情の姐(笑)
P6210011.jpg



エイサーの後は、“玉泉洞”。
東洋一(?)世界一(?)を誇る“鍾乳洞”だ。
P6210021.jpg

鍾乳洞・・・・何となくはっきり覚えてはいないけど、小学校以来な気がする。薄暗く、ひんやりとする鍾乳洞は、とても幻想的で最初は“わぁ~!!!”と興味津々で左右見て、上を見上げて・・・・していたのだけど、これ・・・長すぎ(笑)
なんと入り口から出口まで30分以上。後半はもうお腹いっぱいで、ひたすら出口求めて早歩き
P6210023.jpg



玉泉洞を出てきた後、「順路」とおりに歩いていくと上手い具合にお土産屋さんを通る仕組みになっていて、“やるな沖縄”という感じ。


んが、“5時間半あるしぃ~”だったはずが、いつの間にか“12時過ぎてるしぃ~”になってしまっていて、気分は何となくいそいそ。お土産屋さんの黒糖の試食は忘ず、素通り。

「おきなわワールド」 沖縄が初めて or 家族連れ or 一度だったら・・・お奨めです
P6210041.jpg



14時には泊港近くのレンタカー屋さんで乗り捨てる予定・・・を考えると、気づけばあと1時間半!!
ならば、あと1つ行くとしたら・・・あそこっす!!
かの有名な「浜辺の茶屋」!


<業務連絡>
ラッキーギャルズ、抜け駆けて、ごめんよ 
姐、行ってきたよーん ほほほー

去年途中まで行っておきながら、何故か「月曜日のみ14:00から」で行けなかったカフェ。
かの有名な「浜辺の茶屋」でございます


海を眺めるカウンター席と、テーブル席が3つの小さな小さなカフェ。
一番奥のカウンター席に座り、目の前に水色から段々と沖に碧さを増す海を眺める時間。
そこにいるゲストの人達全てが想い想いのことを考えているのか、言葉少なく、とても静か。確かに、ギャーギャー騒いで欲しくない場所
海と風と・・・


朝からの慌しさ、沖縄の灼熱の暑さ、東京での色々な現実・・・全ての“暑苦しい出来事”はどこかに置き去りになる。とっても・・・涼しい。
ブランチセットを食しながら、ただ海を眺めている幸せ。
そこにいる間に潮が引いていくのがわかる。
さっきまで海の中だったあの石、浜辺に顔を出してきた・・・・ゆっくりと、でも着実に時間は流れているんだよね・・・・
穏やかでゆっくりな時間・・・



・・・なーんて浸っていたら、あっと言う間に13:30!
そう、時間は流れているのだっ

や、やばいっ


那覇市内を抜けるのに案の定、渋滞にハマり、なんとレンタカーを返したのは、14:00を回って14:15過ぎ。船は14:30に出る。
どこぞの情報では「きっかりに出るので遅刻しないように」と書いてあったっけーっ


“とまりん”で予約番号を告げ、チケットを手にし、建物をとおり抜け港に出ると遠くに白とオレンジ色の船が。

「えぇ~っ!!!!あそこまで10分・・・む、無理ぃ~・・・・

と半泣き状態、ここでタクシーが通ったら拾ってしまおうかと、いかにも都会人らしい発想を巡らせた瞬間、手前の大きな船に目が止まった。


『フェリーざまみ』


た、た、助かったぁぁ~!!!!


無事、5分前に乗船し場所を確保し、一番上のデッキに出る頃、船は「ぼぉ~!!」という汽笛と共に泊港の岸壁を離れはじめた

ふぅ~・・・


“のんびり過ごしたい”と常々思っているくせに、なかなか上手にのんびりできないものだな・・・なんて思った。
これから向う阿嘉島では、ちゃんと“のんびり過ごす”ことが出来るのかしら??

なんて不安を覚えつつ、船はゆっくりと阿嘉島に向っていった・・・


つづく


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富戸・ヨコバマに生簀設置

2007年06月21日 00:00

それは、私が慶良間に向った日のことだったようです。
6月21日、結局、富戸のヨコバマに生簀は設置されてしまいました。

26日の夜それを知り、富戸のHPを見ると、ヨコバマのExitスロープ脇にはくっきりとオレンジのブイ・・・生簀の場所が映っていました。
Exitスロープの浅瀬には、潜り疲れたり寒さに凍えたりしている中でも、最後の最後に“わぉ♪”と思わせてくれるような、チビッコ達の群れが隠れていたりする場所でした。

何だか空虚感と寂寥感が襲ってきました。


そして、今日の時点でも、伊東市漁協のHPには何の情報もありません。
伊東市漁協の方々は沢山集まったであろうメールのメッセージを、人としてどう受け止めたのでしょうね。マスコミでは、どこぞの会社の社長が“んな事言うかねぇ~”という発言をしたり、株主総会では株主が“マニュアルどおりの誠意のない回答”に憤りを感じているという場面が、ここ連日放映されていますが、そんな中、「だんまり」という態度がベストだと思ったのでしょうか。
人の心を傷つける一番手っ取り早い方法、それが「無視」です。


ヨコバマには、しばらくは潜りに行かないでしょうね・・・
うーん、生簀が入ったその海を自分の目で確かめる、というのもひとつ、こうなってしまった以上大切なことだとは思います。単純に海の変化、生物の変化という意味では、正直、興味もある。

だけど、“イヤなものはイヤ”。

姐にとってダイビングはそう言っても、レジャーです。
いくら有名なジェットコースターがあっても、ジェットコースター嫌いの姐は乗らない。
だって楽しくないから。
いくら流行っている映画があっても、ホラー映画は観ない。
だって楽しくないから。

ヨコバマは大好きだけど、生簀のあるヨコバマには潜りたくない。
それを見ることは姐にとって楽しくない、悲しいことだから。
お金払って、休み使って、それを見に行くことはしない。

それを見て、楽しい!と思える人が行けばいい。


大方の人の予想どおり、生簀はいつか無くなって、以前の海に戻ったと聞くことが出来たら・・・いつかまた行ってみたいな。戻らないのかな、それとも、何も変わらないのかな。。

今の時点で誰にも結論は出せないのでしょうね。



脇の浜から遠くヨコバマを眺める・・・そんな夏になりそうです。

ダイブログ #573-574 IOP

2007年06月09日 11:40

♪♪ホッ、ホッ、ほぉ~たる来い♪♪のイベントは、いつの間にか6月の恒例行事
去年のログには「来年もまた来れたらいいな」って
そして実現。なんて幸せなのかしら(単純。)

今年もGW明けには日付けを決めて、皆で風情よろしく「蛍観賞の夕べ」をたしなむ予定に。


んが

天気予報は「曇りのち雨」そして、気象予報士は言う

「この週末は局地的に大雨が降る可能性がありますので、レジャーに行く方は充分注意してください」

・・・・

レジャーだよっ、蛍だよっ、局地的ってどこよぉぉぉ~


降るならさっさと降ってくれ。
今のうちに局地ってくれ。
ダイビングなんて雨でもいいからーっ(笑)




573rd Dive
ポイント:1.5番の根
エントリー:ビーチ
EN:11:40(10:00に店を出たのに・・・笑)
Under the water:58min.
Under the water in my life:475h32m
気温:--℃
水温(水底):18℃
Suite:6.5mm(◎)
透明度:--m
透視度:--m


IOPに着き、それぞれが準備を始める、いつものように。
カメラのセッティングしたり、トイレ行ったりしながら、ジャグジーに三々五々集まってくる。
久しぶりのバディ、ロクハンお初のバディなんかと盛り上がりながら着替える。

で、皆が着替え終わって、陣地に向ってぷらぷら歩いていくと、なぁ~んとなく視線を感じる。

「え?何か??


・・・あっ、我ら、、、、レジャーダイバーの集団じゃないっっ(笑)


『ざ★ゴム人』(ごむんちゅ)






格好いいっっ
キャーッ

・・・と思うのは姐だけかしら?
引き続き、ゴム人募集中です(笑)

ついでに「ゴム人(ごむんちゅ)」、漢字募集中っす。
今のところ、「六五人(5,6人とかとは違います、念のため。)」と書いて“ごむんちゅ”と読ますっていうのが有力です(笑)
※六五人は“ムゴンチュ”ではありませぬ!“ロクハン(六五)人”とかいてごむんちゅ・・・えっ、高度過ぎ?


さて、海の中はと言うと・・・

今回、姐は見たいものがあった。
それは、「ベニシボリガイ」。立派なウミウシの仲間だけど、貝を背負っていて、そのボディはとっても儚げで美しい
すごい前に一度だけ富戸の脇の浜で見たことがあって(っていうところまで覚えているのだから相当印象的だった!)、もう一度見てみたい!!と思っていた

その「ベニシボリ」がいるというではないのっ


というわけで、真っ黒ゴム人ご一行、見た目からは全く想像できない感じで目指すは「ベニシボリ」~

スーパーガイドEKちゃんが入る前に言う。

「どーもいる場所にいなくなっちゃったみたいなんっすよ。なもんで、皆で探す系でお願いします!

必殺「ゴム人」集団、全員で仁王立ちしながら頷く。まるで「石○軍団」か「ショッカーの集団」か。・・・こ、怖いですからっ(笑)



クエ穴を過ぎて少しあがったとこ辺りで、スーパーガイドEKちゃんのライトがぶんぶん振り回された!
事前に聞いていたベニシボリの場所とちょっと違う

と、かなりレアだという噂の「ヨコジマキセワタガイ」が
このキセワタガイ系を伊豆で・・・って初めてかも?!なかなかサイケな彩り
結構グロテスク!


やがて砂地と岩がごろごろした風景に。
水中でスーパーガイドEKが“この辺ですぅ~”の合図を!


皆で、這いつくばって探す、探す
砂をそーっと掘ってみる・・・アントクメをめくってみる・・・・

いない・・・

そろそろ姐も諦めかけたその時、ガイドさんのライトがぶんぶんっ振り回された

いたいたーっっ

可愛いぃ~


♪♪後ろから♪♪
キュートなお尻♪

♪♪前からっ どうぞんっ♪♪(いやんっ)
お目目ぱっちり♪




さすが「ゴム人」軍団、やるときゃやるのであった・・・・(笑)

魚たちとの出逢い
・オトメウミウシ
・クロスジウミウシ
・タキゲンロクダイ
・ヨコジマキセワタガイ
・ベニシボリガイ

・ベニカエルアンコウyg
おもちゃみたいな小ささ!


・アケウス
かなりバレてますけど?


・コブダイ
大御所登場の貫禄!



574th Dive
ポイント:砂地~あ根~ブリ待ち方面
エントリー:ビーチ
EN:14:38
Under the water:63min.
Under the water in my life:476h35m
気温:--℃
水温(水底):17℃
Suite:6.5mm
透明度:--m
透視度:--m


2本目は砂地へ。

アオ、シロ・・・なんかの定番ウミウシをおさえつつ、最近ウミウシ好きなバディSuさんが指差す先には・・・なんと、ジボガ4個体!!
ジボガって綺麗だよねぇ・・・あの透明感のある白さとダークグレーの二次鰓がおしゃれ
透明感がたまらんです


ほいっ、もういっちょ
まるでゼリーのようです



砂地に降りると、“IOPのアオリはまだらしいよぉ~・・・”なんて聞いていたのだけど、今年初の産卵ショー見れました
お天気のせいか薄暗い水中では写真はNGだったけど、何度見ても神秘的

その近くには、姐発見の「サカタザメ 超薄(笑)」
色も薄けりゃ、体も薄かった!!
何となくおびえてる風で。ごめんね。



えっと・・・それ隠れてるつもり?な「コノハガニ」(笑)
その木の葉、見事っ!



実はこの2本目、ウミタナゴオキタナゴの産卵シーンを見る、というのも目的の1つだった。
ウミタナゴオキタナゴの産卵は、オキタナゴのBabyがその魚の形のまま産み落とされるそう・・・
子供達の群れの上でまるでその群れにBabyを加えるかのように産み落とすらしい。そんなの見ちゃったら・・・超感動

なんて思いながら、帰り道、キョロキョロ・・・していると、見つけたっ!!!


姐がすごーく見たかった・・・・“メバルの白アポロ!!


思わずスーパーガイドのスレートを奪い、「メバルの白アポロ!!」と書き、後方にいた殿方に向って思い切りそのスレートを見せつつ指示棒を指したその先には、“可愛くて、真っ白で、小っちゃな・・・・”が見えました

うーん、これまた神秘的


産卵シーンからお○ん○んまで、生物の神秘を満喫した1本でございましたっ(笑)

魚たちとの出逢い
・アオリイカ
・アオウミウシ
・シロウミウシ
・ジボガウミウシ
・サカタザメBaby
・ムカデミノウミウシ
・チゴミドリガイ
・サラサ
・ハナアナゴ
・アオブダイ(顔)
・越冬クマノミ
・スジコウイカ
・コノハガニ

・クロヘリアメフラシ
ビッグはもう見ませんでしたな・・・


・アナハゼ(という名のハゼじゃないカジカの仲間)
ハゼじゃないんだってー!!


・姐波
今年も台風を乗り越えておくれ~





さてと、ホタル


夜飲みにだけきた ホタルだけ見に来たバディmpやご新規さんのバディYEちゃんとも合流

んが、その頃には既に大雨

ざんざん降り

はぁ~・・・また来年だねぇ~・・・


ってことで、ホテルのお部屋で飲んでっ、飲んでっカルタしてっ(笑)
自然に目が閉じちゃうまで、だくれたのでしたー

ちなみに、翌日は朝から雷雨
雷がほんっとうに嫌いな姐は、朝からドキドキ
潔くダイビングは止めて片付け・・・・てる頃にピーカンに

悔しいので、海の幸満喫して、ビーチに寄って帰りましたとさ


土曜日はあいにくのお天気だったけど、皆が集まって、皆の顔みて・・・
シーズン到来だな という感じを満喫した週末でした


おわり♪


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<<緊急>> 富戸・ヨコバマに生簀(いけす) 本当に必要ですか?

2007年06月06日 12:50

OceanLinerの皆さん、大変です!!
かなり真面目に重要なお話を書きます。


伊豆で潜っているバディの皆さんなら、もちろんご存知の“富戸・ヨコバマ”。
一年を通して、様々な生物が私達ダイバーを楽しませてくれるあのヨコバマに、【ダイバー向け】の“生簀(いけす)”を設置するという計画が進んでいるそうです。

伊東市漁協の上層部の方々が、【私達ダイバーを喜ばせたくて】“生簀計画”をしてくれているそうです。

姐自身は直接漁協の方々とお話したわけではありません。
が、知人の情報や、HPを色々見ていくなかでわかったことは、伊東市漁協の偉い方々も(多分)悪気があってそうしているわけではないようです。実際に富戸でお仕事をされている富戸の漁師さんや富戸ダイビングサービスの方々にも相談はなかった模様。

「ほーら、ヨコバマに生簀を張ってマンボウを入れておいたよ!!嬉しいでしょ、ダイバーの皆さん!!富戸に潜りに来てね♪」

そんな思いでの計画は着々と進んでいて、もう今週・来週には・・・という話だそうです。

今、大切なのは指をくわえてその計画を見ていることではなく、私達ダイバーの本当の気持ちを彼らに伝えることだと思います。

姐は、“あのヨコバマで”人工的な網を見ること、その網が入ったせいで生きていけなくなり消えていく生物を目の当たりにすること、その網の中で人間の見世物になっているお魚を見ること、耐えられません。
それは水族館で充分です。

もちろん、「生簀、大歓迎!!こんな簡単にマンボウが見られるなんてラッキー♪」というダイバーもいらっしゃるでしょう。それでもいいと思います。
それがダイバーの声となり、ヨコバマに生簀が設置されたのなら、それが伊豆ダイバーの結論なのでしょう。

皆さんは本当に必要だと思いますか?


姐にとっては、

あり得ない
絶対、絶対、あり得ない

そんな話。


世の中、どれくらいダイバー人口というものが多いのか知らないけれど、どこに言っても“伊豆”の話をしてしまう「伊豆ダイバー」として言わせてもらいます。


そんなもん、いらんわ!!(何故か関西弁。)


ダイビングを始めた頃は、ともかく何を見ても嬉しくて楽しくて珍しくて・・・
天候も海況も体調も気にせず、ともかく海に潜りたくて・・・
という時期が、この姐にもありました。うん。

その気持ちは今も変わらない。
だけど、大きく違うのは

“海は人間のものではなくてそこに住む生物のもの。私達、人間はそこに潜らせてもらっているんだ。”

と思うようになったこと。
海をあずかる漁協の方々が、その海を利用してお金儲けをしようとしているなんて悲しい。
お金儲けじゃなくて、私達ダイバーのためを思っているのなら、私達の声を聞いて欲しい。


ダイバーの声を届けるには、伊東市漁協にメールを送ることが有効だと思われます。
伊東市漁協もお金をかけての計画なのでしょうから、感情的なクレームや誹謗中傷は意味を成さないと思います。

【ダイバーのため】の生簀計画に対して、私達ダイバーがどう感じているかを理解してもらうことが必要だと思います。

尚、間違っても富戸のダイビングサービスや漁師さんに抗議の声を寄せないようにしてください。今回の一件について富戸には決定権がないのだそうです。


伊東市漁協HPはこちら
メール:[email protected]



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