2010.10/31 [Sun]
FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 第4話
- ジャンル：[アニメ・コミック]
- テーマ：[FORTUNE ARTERIAL 赤い約束]
FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 第4話
『新入り』
≪あらすじ≫
生徒会に入ることを決めた孝平。そんな孝平にいきなり生徒会長の伊織から、間近に迫った体育祭実行委員会の委員長を任されてしまう。
伊織のカリスマ性があるせいか、落胆の色を隠せない実行委員のメンバー。
そんな彼らに孝平が取った行動とは―――
≪感想≫
たった一言のセリフで
まずは、孝平に対して伊織から吸血鬼の説明。吸血鬼に対する知識と言う意味では、孝平と視聴者は（原作既プレイでない限りは）ほぼ同じ立場なので、こうして一から改めて説明してくれるのは嬉しい心配りであると同時に、この作品における中核は学園パートとは別に、吸血鬼と言う存在を軸にしたパートが出るのであろうことを再認識させられる。
その中でも、伊織が口にした「なぜ血を吸うのか解らない」と言う部分が如何にもな謎だ。吸血鬼と言うのは、その名の如く“血を吸う鬼”と書く。血を吸う行為は、多くの作品において食事であり、エネルギー吸収であると割り切られてそこにおいて描かれるケースは稀だ。なぜなら人間でいえば、「どうして食事をするのか解らない」と言っているのも同義であるからである。
だからこそ、こうした部分を敢えて表面化してくる辺りに、目に見えてそこに一つの謎があることが解る。謎についての考察を今のところするつもりはないが、着眼点としてとても面白いと感じた。
先述のように人に言いかえれば「どうして食事をするのか解らない」と言うことであると同時に、伊織たちから察すると輸血用パックで代用が可能な上に、頻繁な吸血も必要としないようだ。
また、一般的でステレオタイプな吸血鬼と違い、弱点と呼べるような弱点は存在せず、しかし“鬼”の名がつくように常人を超越した身体能力と治癒力を有している。
従来のステレオタイプ的な吸血鬼とは一線を画す伊織たちの存在。わざわざ話題に挙げたくらいである、その存在の解明なくして、おそらく原作ゲームでのEDもないだろう。
果たしてそこにどんな謎があるのか。（予想通り）瑛里華ルートを進むのであれば、種族を超えた愛を描くわけだろうし、改めてその部分には期待したい。
余談
お話としては体育祭の準備、と言うことか。伊織のカリスマ性に対抗する孝平の実行力と言ったところなのか。何かもう少し、ひと波乱ふた波乱くらいあるのかと思っていたが、意外過ぎるほどアッサリ進んでしまった。この辺りは、もう少し孝平が何か他の実行委員を惹きつける何かがあって欲しかったかなぁ。
「自分から動く実行委員長」と呼ばれるのであれば、例えばもっと委員たちが嫌がるような肉体労働を率先してやったり、あるいは自分の仕事だってあるのに大変そうな他の委員たちの仕事を手伝ったり。そうした部分があって、そうやって呼ばれて然るべきだし、他の委員たちに認めてもらえると言うものではないのだろうかね。上記のように、伊織のたった一言のセリフで謎を表面化して面白く出来る反面、言動一つ無いだけで薄っぺらな印象も与えてしまう恐ろしさを観たような気がする。
第5話『鍵』
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・http://blog.crosschannel.jp/Entry/2426/
・http://blog.goo.ne.jp/jin-d/e/4351ed54c30b2a57b962f3a892f2c0a0
・http://blog.goo.ne.jp/nijigen-complex/e/e7e8fd9ddcb5847e21
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・http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/51759550.html
・http://blog.livedoor.jp/t_cherry398/archives/51539660.html
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・http://plaza.rakuten.co.jp/koumeinowana/diary/201010300001/
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・http://seraraku2.blog59.fc2.com/blog-entry-5034.html
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・http://shittakaanime.blog86.fc2.com/blog-entry-78.html
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・http://soraxcan.blog59.fc2.com/blog-entry-2200.html
・http://www.animenote.jp/archives/2010/10/20101030_1720.php
・http://www.mypress.jp/v2_writers/firstsnow/story/?story_i
d=1948249
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『新入り』
≪あらすじ≫
生徒会に入ることを決めた孝平。そんな孝平にいきなり生徒会長の伊織から、間近に迫った体育祭実行委員会の委員長を任されてしまう。
伊織のカリスマ性があるせいか、落胆の色を隠せない実行委員のメンバー。
そんな彼らに孝平が取った行動とは―――
≪感想≫
たった一言のセリフで
まずは、孝平に対して伊織から吸血鬼の説明。吸血鬼に対する知識と言う意味では、孝平と視聴者は（原作既プレイでない限りは）ほぼ同じ立場なので、こうして一から改めて説明してくれるのは嬉しい心配りであると同時に、この作品における中核は学園パートとは別に、吸血鬼と言う存在を軸にしたパートが出るのであろうことを再認識させられる。
その中でも、伊織が口にした「なぜ血を吸うのか解らない」と言う部分が如何にもな謎だ。吸血鬼と言うのは、その名の如く“血を吸う鬼”と書く。血を吸う行為は、多くの作品において食事であり、エネルギー吸収であると割り切られてそこにおいて描かれるケースは稀だ。なぜなら人間でいえば、「どうして食事をするのか解らない」と言っているのも同義であるからである。
だからこそ、こうした部分を敢えて表面化してくる辺りに、目に見えてそこに一つの謎があることが解る。謎についての考察を今のところするつもりはないが、着眼点としてとても面白いと感じた。
先述のように人に言いかえれば「どうして食事をするのか解らない」と言うことであると同時に、伊織たちから察すると輸血用パックで代用が可能な上に、頻繁な吸血も必要としないようだ。
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果たしてそこにどんな謎があるのか。（予想通り）瑛里華ルートを進むのであれば、種族を超えた愛を描くわけだろうし、改めてその部分には期待したい。
余談
お話としては体育祭の準備、と言うことか。伊織のカリスマ性に対抗する孝平の実行力と言ったところなのか。何かもう少し、ひと波乱ふた波乱くらいあるのかと思っていたが、意外過ぎるほどアッサリ進んでしまった。この辺りは、もう少し孝平が何か他の実行委員を惹きつける何かがあって欲しかったかなぁ。
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第5話『鍵』
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