1つ前の記事ではちょっと寄り道しましたが
市道 立川渡永谷線の続きを走っていきます。
現在は市道ですがかなり前は
国道168号の旧道だったと思われます。
新しいトンネルのための大規模な工事が行われていました。
途中にある
大きな滝までをこの記事でご紹介します。
1つ前の記事のスタート地点です。
右に曲がって
宗川を渡りました。この道は
市道 立川渡永谷線です。
橋を渡って左手には
立川渡観音堂とひっそりとした
八坂神社がありました。
今回はこのまま
市道 立川渡永谷線の続きを進んでいきます。ゆるめの上りです。
この道は少し前(10月上旬)にも一度入ってみたことがあります。
これはその時の画像です。通り抜けできないとの通行止看板が立っていました。
道幅はそれほど狭くありませんがこの先の工事のための大型車が通るためでしょうか、鉄板で拡幅されていました。
右手、
宗川対岸の斜面には
2つ前の記事の集落への道が見えています。
対岸もこちら側も
立川渡地区です。
結構上にも民家がありました。
ゆるく上っていきます。
右斜めに下っている道がありました。車道ではありません。
2つ前の記事に出てきた
禅龍寺に降りる徒歩道です。
下に見えているのが
禅龍寺の境内です。画像右手は
県道49号(勢井宗川野線)からの橋です。
前の記事にもちょっと書きましたがこの画像の左上奥に
五新線跡の
宗川橋梁を渡った先の
西野トンネルの南側の抗口があるようです。(未確認)
さらに上っていきます。
左にぐるっと回ります。
左手に金属製の祠がありました。
勾配が少し強くなってきました。
このあたりも鉄板で道幅が拡幅されていました。
このポールですが面白い構造でした。下がマグネットになっていて簡単に倒れます。
あちこちに工事中の注意看板が立っています。
工事現場が見えてきました。
工事看板類です。(クリックで拡大)
工事名称は「
一般国道168号新天辻工区(仮称)第2号トンネル進入仮橋工事」です。
この
オーテックや
キタムラという会社はどちらも地元の業者です。
ややこしい工事名称ですが
国道168号の改良工事の一部(
新天辻工区)でこのあたりに新しいトンネルができる予定です。現在はそのトンネル工事のための
仮設の橋を作っています。
工事概要です。(クリックで拡大)
この
新天辻工区に関しての公共事業評価監視委員会の資料がありましたのでリンクを貼っておきます。
平成30年度新規事業化 一般国道168号新天辻工区新しくできる予定のトンネルのことも詳しく載っています。(下図は上記資料からの転載)
この場所の工事は図の左側の短い
2号トンネルですが右側の
1号トンネルが興味深いです。
緑色で
五新線の
天辻トンネルが描かれています。
ほぼ同じルートで新しいトンネルが出来るようです。
鉄道が走る予定だった
50年以上前のトンネルと新しい高規格の車道トンネル。なんだか感慨深いです。
素人考えでは古いトンネルを拡張しても良かったのではないかと思いますが、現在の工法で新しいトンネルを掘るほうが安全面でもコスト的にも有利なんでしょうね。
この工区のルートが完成すれば
国道168号のグネグネ区間を
大幅にショートカットできますね。
現在地はここ。
左手が工事現場です。
これがトンネル工事用の仮設の橋です。
この先に
2号トンネルができるはずです。
この場所が通行止だった
10月下旬に撮った画像も何枚か貼っておきます。反対側からです。
(10月下旬の画像です)
(10月下旬の画像です)この時あった2台のクレーン車はもうありませんでした。
(10月下旬の画像です)
(10月下旬の画像です)
(10月下旬の画像です)
地図ではここ。緑のラインは
五新線ルートを想像して引いたものです。
事前調べではこの辺りに
天辻トンネルの北口があるとのこと。(オレンジのアイコンの辺り)
この仮設の橋の周辺は別記事でもう少し深掘りします。
とりあえず市道の続きを進んでいきます。ゆるめの上りです。
左下に工事用の道路と思われるものが見えていますがここから降りることはできません。
周辺は別記事でもう少し深掘りします。ゆるく上っていきます。交通量はほぼゼロ。
左手です。
事前調べではこの辺りから
五新線の
天辻トンネルの北側の抗口が見えるとのことでしたがよく分かりません。
この辺りの道幅は広いです。
左下に滝のようなものが見えています。
「ようなもの」じゃなくて滝ですね。
天辻トンネルの抗口が気になるのでもう一度振り返ってみました。やはり何も確認できません。
大きな水音が聞こえてきました。
おお…久々に見る本格的な滝です。案内板です。(クリックで拡大)掠れてよく読めませんが
立川渡大滝 不動尊 〇龍大権現と読めます。
白龍大権現でしょうか。滝マニアさんのサイトには
清々大滝と紹介されていました。
滝の右手にあった不動尊です。
ここは橋の上ですので全体がよく見えません。
別角度から。
上部です。どうなっているのか気になりますがここから登るのはかなりハードだと思います。
不動尊側から1枚。
少し進んだところに滝下に降りられるような道がありました。
コンクリートの階段になっています。
見上げてみました。大きく3本に分かれています。
左側の流れです。
右側です。
この滝は市道の橋の下をくぐって流れています。
橋の上から左下です。この先も滝になっているように見えます。
もう少し引いた構図で滝全体が見られるといいのですが橋の上ですので後ろに下がることができません。
久々に見た立派な滝ですがぼーっと滝を眺められるようなベンチや東屋などはありません。
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