県道49号(勢井宗川野線/せいむねがわのせん)を更に進んで気になる道を確認していきます。
次に向かうのは
本谷(もとだに)と
茄子原(なすはら)という地区です。
途中にある
谷淵(たにぶち)という場所までをこの記事でご紹介します。
まず地区の位置関係を確認しておきます。
本谷地区はこれまで記事にしてきた
立川渡(たてかわど)地区の西側。
茄子原地区はその隣です。
本谷地区から山の中に入っていきます。
天川村との間にある
乗鞍岳という山の北側です。
この
本谷地区ですが面積は結構広いのに
ほとんど人が住んでいません。人口統計ではわずか
1世帯2名。
スタート地点は
立川渡(その2)の記事と同じ。
県道49号(勢井宗川野線//せいむねがわのせん)です。
地図ではここです。
左手戻る方向の道は
立川渡(その1)の記事で確認しました。
今回はこのまま
県道49号をゆるく上っていきます。
この辺りの
宗川の流れは激しいです。
この先で工事が行われています。
工事現場が見えてきました。
ここも仮設橋を作っているようです。
工事看板です。
工事名は
一般国道168号 新天辻工区(仮称)第1号橋梁進入仮橋工事。
立川渡(その3)記事と同じく
国道168号の改良工事の一部(新天辻工区)でこのあたりに新しいトンネルができる予定です。前の記事とは
別のトンネルです。ここではそのトンネル工事のための仮設の橋を作っています。
前の記事でも書きましたがこの
新天辻工区に関しての令和4年度の公共事業評価監視委員会の資料がありましたのでリンクを貼っておきます。
平成30年度新規事業化 一般国道168号新天辻工区上記資料からの転載画像です。
前の記事に出てきた工事は
2号トンネルへの進入路でしたがここは
1号トンネルへの進入路となる
1号橋梁の仮設工事です。
1号トンネルは
五新線の
天辻トンネルとほぼ同じルートで建設されるようです。
訪問は少し前ですので現在は様子が少し違うかもしれません。
工事現場を右手に見ながら進んでいきます。
工事現場を過ぎてすぐ右手に分かれる道があります。
地図ではピンクに色をつけた道です。ここがこれから探索する
本谷(もとだに)への道です。
名も無い橋で
宗川を渡ります。
グネグネっと上っていきます。少し民家のようなものがあります。
建物が無くなりました。
いい感じです。程よい勾配で上っていきます。
この道の左下を流れる川が
宗川とここで合流しています。
川の名前は分かりません。どちらも流れが激しいです。
名も無い橋を渡ります。
左手、下流側です。
上流側です。ぐるっと回ってすぐにもう1本の橋を渡ります。
もう1本の橋の左手です。滝とは呼べないかもしれませんが美しい流れです。
水量が多いのは前日が大雨だったからかもしれません。
右にぐるっと回っていきます。
勾配が強くなってきました。
先が明るいです。
開けました。左カーブです。
地図ではこの辺り。324.7mの三角点は
四等三角点 本谷(もとだに)です。
勾配が落ち着きました。
右手の景色です。
この記事の最初に出てきた工事現場が見えています。
もっと上は
立川渡(その3)の記事に出てきた工事現場です。
左にぐるっと回ります。ちょっと勾配は強め。
まだ何もありません。軽くうねりながら上っていきます。
左下からは激しい水音が聞こえていました。高低差がかなりあるのでよく見えませんが滝があるかも。
左手です。ここは簡易水道の取水場所かも。
道が分かれていました。
この分岐点です。
右手の道はこんな感じ。
立っていた工事看板です。
右の道のほうが広いのですがこちらは
林道でした。
林道 乗鞍線です。
林道 乗鞍線は別記事でご紹介します。
今回は左の道に進みます。路面には苔が目立ちます。
カーブ右手です。上は人工的なものかも。
右手です。
よく見えませんがかなり上から流れています。
もっと上は大きな滝のように見えます。名前は分かりません。
この谷です。
先に進みます。勾配はゆるめです。
ところどころにカーブミラーもあります。
カーブ右手です。ここも滝になっていました。
ここも滝。
作業小屋がありました。この道に入って初めての建物です。
開けました。右上には民家が見えています。
道が上下に分かれていました。
左の道は地図に載っていません。ここは後で確認します。
右に上っている道に進みました。
また分岐がありましたがここはパス。民家に入る道だと思います。
右手戻る方向の道です。ここも上は民家ですね。パスします。
左手が大きく開けています。
遠く
立川渡(その3)の記事に出てきた工事現場が見えています。
仮設橋の工事現場です。周辺は
この記事で探索しました。
右上の民家です。現役じゃないかも。
ここも民家だったようです。郵便受けがありますがもう住んでおられないと思います。
また
ひっそり区間になりました。
カーブ右手です。前日が雨だったのでこんな感じですが普段は水は流れていないと思います。
微妙な上りです。
しばらく何もありません。右手がコンクリートの擁壁になりました。
カーブ右手です。ミニ滝だらけ。
ゆるい下りに変わりました。
道の両脇に建物がありました。手前の建物はログハウス風です。
表札がありましたが
菊井山森林保安管理小屋/菊井山西吉野ロッジとも書いてあります。
普通の民家ではなさそうです。表札が菊井さんなので
菊井山は勝手につけている名前かも知れません。
小屋の前に面白い柱が立っていました。(クリックで拡大)
下から
宇宙->日本->奈良->西吉野->茄子原…と書いてあります。
どうでもいいですが宇宙の次は銀河系->太陽系->地球では…
ここは
谷淵(たにぶち)という場所のようです。
右は
本谷地区、左は
船原地区と書いてあります。
住所的には
西吉野町本谷から
西吉野町茄子原に入っています。
小さな橋を渡って道が続いています。
橋の上から右手です。流れが激しいです。
橋を渡って右手にこんな道がありましたが未確認です。奥に滝があるかもしれません。
このカーブのところにいます。
長くなりましたので一旦切ります。
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