１つ前の記事の京都丹後鉄道 宮津線（宮豊線）、馬路奥（まじおく）踏切の反対側です。
府県境を超えて京丹後市になります。

少し前に丹後半島へ１日だけ遠征しました。
「遠いのでしばらくは行かないかな」と思っていた京丹後市にまたやってきました。
今度は海沿いではなくちょっとだけ山の中です。

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この辺りも土地勘がないので電車の駅からスタート。
※記事中に電車と書いていますがこの記事の区間は非電化区間です。

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京都丹後鉄道 宮津線（宮豊線）の久美浜駅です。
風格のある立派な駅舎です。ちょっとびっくり。


何かの記事で京都丹後鉄道は輪行袋に入れなくても自転車をそのまま無料で車内に持ち込めるサイクルトレインというサービスをやっていると書いてあるのを見たことがありました。
１つ前の記事のコウノトリの郷駅から利用できるかなと現地でネット検索したのですが事前予約が必要で全ての駅や列車が対象ではないようです。

時間の読めない自転車移動でふらっと利用するのは難しいですね。
中途半端なサービスです。もう少し融通をきかせればいいのに・・
それに全幅が70cmを超える自転車はダメ。最近のMTBのハンドル幅だと超える場合も多いですね。

完全に余談ですが道路交通法でハンドル幅60cmを超える自転車では歩道走行ができません。
あまり知られていないのでは。

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駅の愛称は龍伝説の里駅。この久美浜周辺には多くの龍にまつわる伝説が残っているとか。
現在の駅舎は古いものではなくて1991年（平成3年）に改築されたものとのこと。


旧駅舎や周囲の写真がこちらのブログに載っていました。
昔は国鉄の駅だったのですね。

駅舎の中はちょっと薄暗いです。


無人駅ではありません。


時刻表です。


観光案内所や売店・カフェなども併設されています。


駅舎前にあった周辺案内です。イラスト入りの手書きで地元愛を感じます。（クリックで拡大）
駅は久美浜湾の南側にありますが駅からすぐに海は見えません。


湾との間には民家や商店などが多数あります。


レンタサイクルもありましたがスポーツ車はなし。


書状集箱と書かれたポストです。


普通のポストのように集配されるようです。面白いですね。


サイクルラックがありました。府立 宮津天橋高校の建築科の生徒が作ったものです。


輪行袋返却カゴです。


調べてみると京都丹後鉄道ではいくつかの駅で輪行袋や工具の貸し出しも行っているようです。
すべての駅じゃないのが惜しいですがいい試みですね。
輪行袋に入れずに持ち込めるのがベストですが海外のようになるのは日本では難しそうですね。

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駅を出て県道670号（久美浜停車場線/くみはまていしゃじょうせん）を左に曲がります。
海（久美浜湾）とは反対方向です。




京都丹後鉄道の踏切を渡ります。馬路街道踏切という名前です。
ここはもちろん秘境踏切ではありません。


国道178号に出ました。右（豊岡方面）に曲がります。


この辺りは栄町という地区です。
１つ前の記事の豊岡市側にも栄町という地区がありましたが関係があるのでしょうか。


大きなカニのオブジェのあるお店が見えてきました。


このまま国道を進んでしまうと目的の秘境踏切には行けません。ちょっと迷いました。

お店の手前、左手の側道に入ります。


地図ではここ。




かに一番というお店です。ここは久美浜店。
松葉かにが売りのようですが季節外れ。


国道の１本左の道を進んでいきます。


しばらく道なりです。伊領橋（いりょうばし）で久美谷川を渡ります。


まだ普通の道です。


この先で三谷という地区への分岐があります。これから進むのは馬地地区です。


四叉路です。


左が三谷という地区への道です。


地図ではここ。三谷地区の奥（奥三谷）も面白そうです。


今回は真っ直ぐ道なりに進みます。


左手にあった石仏です。（前掛けで首が締まっています。ちょっと苦しそう。）


センターラインがある広い道になりました。


左手にあった石灯籠です。古そうですが案内などはありませんでした。


宝壽橋（ほうじゅはし）で馬地川を渡ります。


市営バスの口馬地バス停です。


一つ前の記事でも書いたのですが豊岡市側は「馬路」、京丹後市側は「馬地」です。
興味深いのでちょっと調べてみたのですが分かりませんでした。
かつては山を越えての交流があったのでしょうか。



集落が見えてきました。


ここから奥馬地（おくまじ）という地区です。道なりに進みました。


センターラインが無くなりました。


集落の中を抜けていきます。




奥馬路谷川橋梁です。ここは「馬地」じゃなくて「馬路」ですね。


地図ではここ。ここをくぐってしまうと秘境踏切には行けません。


橋梁の手前を左手に進みます。


舗装が終わりました。




ひっそり区間スタート。




左手、農地の向こうにも道があるようです。（後で合流します）




左手からの道と合流しました。


ここで振り返ってみました。進むのはこの道ではありません。

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進むのはカーブの右手に続く道です。小さな橋を渡ります。
※ここから先は市道 奥馬地白木線という名前でした。


地図ではここ。この先の表記は軽車道です。




右手です。画像では分かりにくいですが一段上が線路です。


雰囲気が変わりました。普通車なら引き返したくなる感じ。


右上の線路に近づいてきました。




そろそろ踏切。古い意匠の踏切注意の標識です。汽車です。




踏切に到着しました。周囲が開けているので一つ前の記事の馬路奥踏切よりも秘境感は薄いです。


踏切手前、左手には小さな重機がありました。奥は道かもしれませんが未確認です。


逆光になりましたが車両通行止（小特を除く）の標識です。


白木（しらき）という名前の踏切です。遮断機はありません。
１つ前の記事の馬路奥（まじおく）踏切とは違って何だか普通の名前。


踏切から右手、久美浜駅方面です。


あれ？線路から白煙が上がっています。何かが燃えている？


左手、豊岡市のコウノトリの郷駅方面です。この先でトンネルに入ります。

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踏切を渡りました。


振り返ってみました。こちら側にも遮断機はありません。


こちら側にあった標識です。

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奥へと進んでいきます。軽トラ程度なら走れそうな道です。


これは鉄道用の何かの施設だと思います。（知識がないので分かりません。）


今この辺り。


左手が線路です。


ゆるく上っていきます。


線路の向こう側に落石防止用の柵がありました。




線路との高低差が大きくなってきました。




馬地トンネルです。線路がなければ木々に埋もれた廃隧道にしか見えません。


まだ少し進めます。


左に回っていきます。


トンネルの坑口の真上です。電車がくるといいのですが・・


まだ道が続いています。






ここからは押していきます。ちょっと気持ちが悪いです。


道が怪しくなってきました。


この真下に電車のトンネルが通っているなんて・・




もう進んでも無駄ですね。抜けられる雰囲気ではありません。


地図ではここ。豊岡市との府県境の近くです。


久美浜駅からここまで約５km。終了です。

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戻る途中です。電車がきました。白木踏切を通過したところです。






クリーム色のかわいらしい車両です。


トンネルに入るところを見たかった・・
車窓からの景色も気になります。トンネルの中って照明があるのでしょうか。


１つ前の記事の馬路奥踏切よりは秘境感がありませんでしたがなぜこんな踏切が現役なのでしょうか。
渡っても何もありません。昔からの道を残したようにも見えませんでした。


　

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