こんばんは、すいもうです。
昨日ようやく阿武隈を改ニにできました。
阿武隈を秘書艦にして、何か月経っているんだって話ですよねぇ。
中断時期があったので、なかなかレべリングが進みませんでしたが、どうにかこうにか改ニにできました。
次は熊野が秘書艦です。航巡が全然いないので、いまのうち航巡を育てたいところです。
まぁ、それはさておき。
今回からレヴィ視点です。
どういう感じなのかは、追記にて。
では、お黄泉ください。
夢、吹きすぎし~月想う~ 百五十八話
思ったよりも、みんな頭が回るみたいだった。
まぁ目を見れば、おバカさんかどうかなのかはわかるから、話を聞くまでもなかった。けれど実際に話してみると、ボクが考えていたよりもみんな頭がいいみたいだった。
特にシンシアは、頭もいいけれど一番面白い子だった。「高町なのは」と「フェイト・テスタロッサ」の間に産まれた娘なのだから、おバカであるわけがなかった。まぁ頭の良さは先天的なものではないので、ふたりの娘だから頭がいいというわけじゃない。必ずしも遺伝しないというわけではないだろうけれど、そのことはいま関係ないから置いておく。
でもシンシアは頭のいい子ではあるけれど、まだ経験が全然足りていない。産まれたばかりみたいだから、経験が足りないのも無理はないのだけど、それでもシンシアの経験値のなさは、ボクとしてはありがたい。なにせ簡単にボクの誘導に乗ってくれたのだもの。まさかここまで簡単に誘導に乗ってくれるとは思っていなかったから、逆に驚いちゃったよ。顔には出さなかったけど、内心びっくりしていたものさ。
まぁ、そのおかげでボクはボクのやりたいように動けたのだから、そういう意味では、シンシアさまさまだったから、驚かされたことを踏まえても、決してマイナスではなかった。
『シンシアのおかげで、予定以上に事が進んでくれたよ』
『予定というのは、シンシアを怒らせて、本音を言わせるってことかな?』
『ありゃ? そこまで読まれちゃっていたんだ。やっぱり君は頭がいいんだね、「高町なのは」』
内容は一切口にしていなかったのだけど、どうも読まれてしまっていたみたいだ。まぁ当然かもね。だってシンシアを怒らせたところで、ボクにどんなメリットが生じるのか。それを踏まえて考えれば、当然それにたどり着く。でもまさかこの段階でたどり着かれるとは思っていなかった。最終的には気づかれたとしても、まだこの段階では気づかれないと思っていた。さすがに「高町なのは」を舐めていたのかもしれないね。
『本音を言わせるということは、シンシアが本当はなにを思っているのかを、君は知っているということなのかな?』
『さすがに全部わかるとは言わないけれど、ニュアンスというか、感覚的なものはわかるよ』
これは事実。シンシアが心の底で思っていること。それがどういうものなのかをボクは理解している。あくまでも表面上というか、漏れ出ているものを感じ取れるというところかな。だからシンシアの想いのすべてを理解しているわけじゃない。
けれど彼女が自分の想いと正反対の行動をしていることだけはわかる。だって本当に自分の想いのままに行動しているのであれば、迷いなんてあるわけがなかった。けれどあの子からは迷いを感じられた。そのことが雄弁に物語ってくれている。高町シンシアは自分の想いとは正反対の行動に出ているということを。つまり両親のありようを心の底では認めつつも、なにかしらの理由があって、思うままに行動ができていないということだった。その理由がわかれば、あっさりと問題は解決するのだけど、その理由まではボクにはわからなかった。もっともまるで予想できないとまでは言わないけどね。なにせボクは知っているのだから。「高町シンシア」がどういう存在であるのかをクロハネから説明してもらっている。だから推測はできた。しかしその推測通りなのかまではわからなかった。だからこのことを口にするつもりはない。したとしても理解できないだろう。「高町なのは」と「フェイト・テスタロッサ」では理解できないことだから。
『本音を言わせるということは、シンシアの行動と本音はまるで別だということかな? いやそれどころか』
正反対なのかな。そう言って、彼女はボクを見つめた。今回は驚くことはなかった。だって当然だったから
本音を言わせるということは、言動とはまるで違うということだから。となれば行きつく先は、言動とは真逆のものとなるのは、ある意味当然だ。本音と建前が違う、となれば、誰だって建前の真逆のことを考えるだろうから。そして「高町なのは」であれば、そのことをたやすく理解して当然だった。「フェイト・テスタロッサ」もじきに理解するだろう。
だけど理解したところで、シンシアの理由がわからないかぎりはどうしようもない。そしてその理由は、たぶんシンシア自身理解していないものだろう。むしろ理解していたら、驚くよ。いくら産まれたばかりとはいえ、前世の記憶をきちんと憶えているわけがないもの。ただ断片のようなものは憶えているだろうけどね。
『ふぅん。そこまでわかっているんだ。さすがだね。さすがは「高町なのは」だ。御見それしたよ。それで早速なのだけど』
『断る』
『へ?』
『シンシアをこれ以上怒らせて、この子の本音をこの子自身の口から言わせることを黙認しろなんてことは、断る。そう言ったんだよ』
まっすぐにボクを見つめながら、「高町なのは」ははっきりとそう言い切った……。
テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学
提督の性別が確定しているかどうか心配だったのですが、女性でもありな設定ならVita版欲しいかも知れません(笑)
艦船版ガルパン……ハイフリは実戦ですが死人は多分でないので合ってますね(笑)
ただ、あっちは彼氏欲しがったりモテたがったりする好ましくない娘がモブにいたりメインにいたりしますが、ハイフリはメイン約30人の3分の1が百合で……他の子もノンケ要素の無い子達なので最高です(笑)
漫画版はほぼ百合ネタで、描いてる方は別誌で姉妹百合の漫画を描いおられます(笑)
……合法百合夫婦本!
ケモ耳少女の百合漫画ですね。
……コミック百合姫で同一世界と思われる月が綺麗ですね。が連載してますが……そっちも1巻が出ていて面白いです。
チヨちゃんの嫁入りと言うこれも同じ世界観と思えるケモ耳少女の百合漫画が有ります。
短編集で、主従百合本と言う作品が好きです。
人狼、FF11のチャットルームで何回かやったことありますが、全部誰かが途中で退出して最後までやれたことがありません(笑)
頭の良さは遺伝しない時ありますよね。
お姉ちゃんが遺伝していなくて……遺伝してしまったフェイトちゃんが疎まれて……。
まぁ、あれは魔法使えて、魔力光が金色だったのがとどめだったようにも思えますが。
お姉ちゃんが頭悪いって、OCで公式に確定しましたからね(笑)
馬鹿っぽいところありましたが……。
ただ、だとしたら、フェイトちゃんが闇の書で見た、補習をフェイトちゃんに頼んだお姉ちゃんはやはり頭が良くなくて……。
フェイトちゃんに記憶があった可能性もありますが、何らかの手段で本物のお姉ちゃんが会いにきていた可能性も……?
前世の記憶がキーになりそうですね。
シンシアさんとして、ガザニアとクレアさんだったころの二人の結末を知っているから、今の依存しあう二人を無意識に心配してると以前想像しましたが……。
断る……「だが、断る」を一瞬思い出してしまいました(笑)
岸辺露伴のあれってどの場面で言ったのか思い出せないんですけどね(笑)
では、失礼します。
Re: タイトルなし
ブラウザ版とVita版とでは微妙に異なりますが、それでもハマれば楽しいと思いますよ。
いやぁ、むしろあのキャラデザで死人が出るとかは考えたくないですから、逆によかったです。
ガルパンはぶっちゃけると触れていないからいまいちわからないんですよねぇ←汗 大洗まで行くのも遠いし←汗
って、三分の一が百合ですか。すごい百合百合しいですね。
ああ、それは完全に百合派に照準を合わせていますねぇ←しみじみ
ケモ耳というか、ネコ系の耳ですかね。立ち耳ですし。
帯には、プロトタイプとありましたので、合法百合夫婦本を発展させたのが、「月が綺麗ですね。」なのだと思います。むしろそっちが欲しいのに、近くのアニメイトでは置いていないという罠←orz
あ、そっちも持っています。個人的には、ラストでありタイトルのチヨちゃんの嫁入りが好きですね。千ちゃんの理性頑張れ(棒読み と思いながら読みました←ヲイ
自分の場合は、授業で講師の先生が教えてくれてやったことあります。占い師なのに早めに処刑されちゃいましたけど←汗
そこは才能と同じですね。どんなに両親がすぐれたものを持っていても、子供にもそれが受け継がれるとは限らないというか。まぁなかには両親以上のものを持って産まれてくるパターンもありますけど。
フェイトさんの場合は、遺伝してしまったがゆえの悲劇でしたからね。
魔法使えても、魔力光が違えば、とは思いますが、最終的には同じ結果だったかもしれませんがね←思案顔
つまり姉よりも優秀な妹は存在してしまった、ということですね←笑
まぁ、そういうところもお姉ちゃんの魅力でしょうね。
フェイトさんを思う魂もしくは、その残滓が闇の書の力でかりそめの体を持った。たぶんそういうことなんでしょうね。なんだかんだでも、やっぱりフェイトさんのお姉ちゃんなんだなぁと思います。
なんだかんだで、シンシアちゃんも前世組ですからね。残った記憶が鍵となっているのです。たぶん←エ
概ねそんな感じですね。ああいう最期だと余計に、ね。
本当はそうしようかなと思ったんですが、あえてやめました←笑
わりと有名なフレーズですけど、どの場面なんでしょうね。自分もわからないです←汗
今回もコメントありがとうございました。今後も頑張りますね。
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