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煩悩と惰性。

適当に日々思ったこと綴るところです。

クドわふたー 感想その一。

公式HP
http://key.visualarts.gr.jp/kudo/


2007年に通常版、2008年にEX版が発売されたリトルバスターズ!のファンディスクです。区切りのいいところまでやったので、途中ですが適当に感想を。

※シナリオに関しては、時期がまだ早いので非ネタバレで書きます。



・絵について。
CGは52枚、シーンは15枠。CGは今のところ崩れているものは見当たらず、塗りも安定しており高品質です。立ち絵はリトバスの記憶がかなり薄れているので定かではないですが、服は追加されており、表情はあまり追加されていないように見受けられました。
シーンはかなり頑張っておりますが、あくまでkey基準の頑張りなのでエロにあまり期待してはいけません。とは言えクドリャフカを心の底から愛しているロリコン紳士の方々ならばきっと満足できるはず。


・楽曲について。
Music欄からの推測になりますが、おそらくVocal曲が6曲4曲、BGMが19曲21曲
全曲聴いたわけではないので断定はできませんが、全体的に存やや在感が薄いです。他のソフトハウスなら合格ラインかもしれませんけど、keyの音楽にしてはかなり残念な印象です。まだ出てきていないBGMに期待したい。


・シナリオについて。
この作品はリトバスのFDではありますが原作の良さが完全に抜け落ちています。賑やかだった学生生活は「夏休みでみんな帰省中」という名目で全くなく、場面が常に閑散としてます。そのため極めて淡々とした日常が展開され、睡眠導入ゲームと言われても文句言えないレベルの抑揚のなさになっております。また、パラレルワールドという設定のためキャラクターの性格が安定しません。佳奈多なんかは別人の域ですし、主人公は多重人格かと疑いたくなるほどに性格が場面によって変化します。どうしてこうなった。
話の盛り上がりもイマイチ。まだ後半が残っているので明言はできませんが、少なくとも現時点では伏線の張り方や場面の膨らませ方、心理描写など全てにおいて過去作品より雑です。メッセージ性というkeyの方向性は健在ですが、伝え方が弱い。
欠点ばかり挙げましたが、クドの可愛さを満喫するという点では満足の作品と言ってよいでしょう。甘すぎて胸焼けするほどに楽しめます。


今のところ、絵良しキャラ良しの典型的な萌え特化作品という印象です。良くも悪くもkeyらしくありません。個人的にはBGMが力不足なのがかなりの痛手に感じます。
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