キノの旅
今日はキノについて語ります。
「キノの旅 the beautiful world」っていうラノベ&アニメです。
独断と偏見で内容的にジャンル分けすると、
(1)戦う女の子 (2)「寓話」 (3)作者が変人
ってとこですかね。
(1)戦う女の子
最近の流行なのかな?シャナの作者が言うところの
「俺は萌えも燃えもやりたいんだ!!」ってやつか?
まあ他の作品ならそうかもしれないが、キノは違う。
ただ作者が銃フェチなだけなんです。
その銃好きたるや、自分のペンネームまで銃のメーカー名からとってくるほどのこと。
(2)「寓話」
別に動物とかに教訓を託してるわけじゃないので「」を付けました。
なんつーか、キノが旅をします。
そして、いろんな文化を持った街とか村とかに行くわけです。
そんで、その変わった習慣の共同体に3日補給のために立ち寄って、
次のところへ・・・ってのを繰り返します。
普通、こういう変な設定を毎回作り続けていくと
いつかマンネリ化しそうなものですが、この作者は全く飽きさせないレベルの設定を
作り続けているからすごいと思います。
しかも僕らが生きていく上で大切な教訓めいたことも
ちゃんなと含んでいるので、「ライト」ノベルのくせにけっこうためになります。
(3)作者が変人
やつはすごいです。希代の変人HSなみです(by キョン)。
前記の通りの銃ヲタです。
さらに、あとがきに全身全霊をかけています。
小説のいたる所にあとがきがあり、
「あとがきの書き方が尽きてきた・・・どうしよう」って悩む人です。
あとがきなんだから最後に付ければええやん!!ってつっこみたくなります。
そのくせあとがきにはネタバレは入れないっていうポリシーを貫くところが
なおいっそうの変人です。
そんなキノの旅には番外編の「学園キノ」っていうのがあります。
「キノの旅」のほうはまだ真面目な話なんですが、
こっちは作者時雨沢’s world全開のリミッター解除状態です。
あまりの滑稽&ユーモアのため、僕は読みたくても
通学中のバス&電車の中では読めませんでした。
なぜかって?吹き出すからですよ!!
いきなり爆笑ポイントに入るから、変な人だと思われるからよめのかったんですよっ!
アニメの「みなみけ」(おかわりじゃない方)も、
アニメであそこまで笑ったことは衝撃でしたが、まさかの小説に爆笑ですよ。
追記 イラストはサモンナイトで有名な黒星紅白サンです。
こっちは作者とくらべて果てしなくまともで
大好きです。この人の絵を見ただけでサモンナイト3を買ったほどですから。
しかも当時は別にヲタでも何でもなく、
黒星紅白という名前すらしらなかったんですから、
この人は天才だと思います。
まあ俺の中では時雨沢先生もある意味天才ですがね。
いや~、長くなっちゃいました。最後まで読んでくれた方々、ありがとうございます