『バッカーノ!―The Rolling Bootlegs』(1巻)アニメと原作の対応関係とネタバレありなし感想
『バッカーノ!―The Rolling Bootlegs』(1巻)アニメと原作の対応関係とネタバレありなし感想
~公式あらすじ~
禁酒法時代、ニューヨーク。裏組織“カモッラ”は重要な儀式を数日後に控えていた。泥棒カップルはグランド・セントラル・ステーションに着いたばかりだった。マフィアの三兄弟はちょっとした問題を抱えていた。チンピラの少年は思い通りにならない現実にムカついていた。職務に忠実な警部補はそんな彼らを疎ましく思っていた。そして、錬金術師の野望は200年を経て、未だついえる事はなかった。彼らはまだ、互いに関わりの無い者同士であった。このマンハッタンに“不死の酒”が蘇るまでは―。第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作。
僕はアニメで「BACCANO! -バッカーノ!-」を見てたんですが、この度原作にも手を出してみました。
この作品はアニメ版の時系列がめちゃくちゃで、1話の中に数十年離れた時間軸が複数個詰め込まれていたりしており、原作の何巻がアニメ版のどこに該当するのかが非常にわかりにくくなっています。
そういうわけで、原作とアニメ版の対応関係を記事にしていこうと思いました。
公式のあらすじ↑を見てもいまいちピンときませんしね。
<アニメ版を見た人のための1巻のシーン箇条書き>(伏せ字なのでドラッグしてください)
(注)アニメ版を見ていない人にとってはネタバレなので注意。
→
・セラード(不老不死のラスボス)たちが悪魔から不老不死の酒をもらうシーン
・フィーロの幹部入りが決まり、帽子を買いに行くシーン(幹部入りの儀式やお祝いも)
・アイザックやミリアがへんてこな衣装で連続強盗をし、美術館の扉や富豪の財産を強奪するシーン
・不死の酒をフィーロやアイザックやミリアたちが飲んでセラードを倒すシーン
・セラードに不死を与えられたチンピラが暴れ、その報復にガンドール3兄弟によって樽に詰め込まれて海に沈められるシーン←
まあこんな感じでした。クレアやラッド・ルッソやジャグジー達は出てきませんでした。
<ネタバレなし感想>
本作は、地の文が3人称の神の声で、例えばアイザックやミリアのバカな掛け合いに冷静な突っ込みを入れたり、わかりにくいところをさりげなく解説したりしていて、慣れてくると病みつきになる書き方でした。
セリフ回しも格好良く、それぞれに個性がある魅力的なキャラが多いのがこの作品の最大の美点です。
累計100万部以上を売り上げている実績は伊達じゃありません。
「バッカーノ」の意味はイタリア語で「馬鹿騒ぎ」を意味するそうです。
この作品にこの上なくぴったりなタイトルですねw
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~公式あらすじ~
禁酒法時代、ニューヨーク。裏組織“カモッラ”は重要な儀式を数日後に控えていた。泥棒カップルはグランド・セントラル・ステーションに着いたばかりだった。マフィアの三兄弟はちょっとした問題を抱えていた。チンピラの少年は思い通りにならない現実にムカついていた。職務に忠実な警部補はそんな彼らを疎ましく思っていた。そして、錬金術師の野望は200年を経て、未だついえる事はなかった。彼らはまだ、互いに関わりの無い者同士であった。このマンハッタンに“不死の酒”が蘇るまでは―。第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作。
僕はアニメで「BACCANO! -バッカーノ!-」を見てたんですが、この度原作にも手を出してみました。
この作品はアニメ版の時系列がめちゃくちゃで、1話の中に数十年離れた時間軸が複数個詰め込まれていたりしており、原作の何巻がアニメ版のどこに該当するのかが非常にわかりにくくなっています。
そういうわけで、原作とアニメ版の対応関係を記事にしていこうと思いました。
公式のあらすじ↑を見てもいまいちピンときませんしね。
<アニメ版を見た人のための1巻のシーン箇条書き>(伏せ字なのでドラッグしてください)
(注)アニメ版を見ていない人にとってはネタバレなので注意。
→
・セラード(不老不死のラスボス)たちが悪魔から不老不死の酒をもらうシーン
・フィーロの幹部入りが決まり、帽子を買いに行くシーン(幹部入りの儀式やお祝いも)
・アイザックやミリアがへんてこな衣装で連続強盗をし、美術館の扉や富豪の財産を強奪するシーン
・不死の酒をフィーロやアイザックやミリアたちが飲んでセラードを倒すシーン
・セラードに不死を与えられたチンピラが暴れ、その報復にガンドール3兄弟によって樽に詰め込まれて海に沈められるシーン←
まあこんな感じでした。クレアやラッド・ルッソやジャグジー達は出てきませんでした。
<ネタバレなし感想>
本作は、地の文が3人称の神の声で、例えばアイザックやミリアのバカな掛け合いに冷静な突っ込みを入れたり、わかりにくいところをさりげなく解説したりしていて、慣れてくると病みつきになる書き方でした。
セリフ回しも格好良く、それぞれに個性がある魅力的なキャラが多いのがこの作品の最大の美点です。
累計100万部以上を売り上げている実績は伊達じゃありません。
「バッカーノ」の意味はイタリア語で「馬鹿騒ぎ」を意味するそうです。
この作品にこの上なくぴったりなタイトルですねw
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