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アイドルタイムプリパラ キャラ感想&名セリフ集

 「アイドルタイムプリパラ」全51話を見終えての感想です。

 今作の総評は2つの記事に分け、こちらは、その前編です。主要キャラ感想と名セリフを挙げていきます。
 後編の記事をご覧になりたい方は、ここからどうぞ。なお、後編は、前半を飛ばして読んでも差支えない内容となっています。まあ、どちらかというと、こちらを先に読んだ方が良いと思いますが。


 さて、今作も振り返ってみれば、心に響くセリフが沢山飛び交っていたと思います。それは、私達を感動させるものもあれば、笑いのツボをつくようなものもあったでしょう。
 そういったセリフをランキング形式で挙げつつ、キャラの感想を語っていきます。

 今作に登場した全キャラのうち、ゆいらぁらにのみちるしゅうかについては、それぞれ8位まで他のキャラは全員統合して、10位までを、それぞれ公表します。


 では、発表します! 1位から5位までは、画像付きで挙げていきます。



夢川ゆい

 黙ってりゃ可愛いのに、妄想力とガンギマリで残念度アップという印象が強かったですね(もちろん、褒め言葉です)。妄想劇場は、ギャグ感想の良い燃料になりました。(笑)
 その一方で、夢に対する意欲と、未来志向は、まさしく主人公だと思いました。周りのフォローがあったとはいえ、何もなかったプリパラを短期間で大規模にできたのは、夢の力が大きかったからだと思いますね。

 そんなゆいの名セリフベスト8は、以下の通り。

1位 「みんなー! ありがとー! しゅうかのおかげで、私の一番大事な夢が分かったよ! それは、み~んなが幸せなプリパラ! 誰1人寂しかったり、悲しかったりしない、ユメハッピーでユメスマイルなプリパラ!」 (45話Bパート)
   
2位 「らぁらの事は私が一番分かってる! だって、らぁらがパパラ宿に来てから、ユメずっと一緒だったもん!」 (40話Bパート)
3位 「困った事が起きてもね、夢を信じていれば、ビックリするくらいのパワーが湧いてくるの! それが夢パワー!」 (12話Aパート)
    
4位 「でも、らぁらが傍にいてくれて良かった! こんな状況でも、一緒だと何だか安心できるんだよね!」 (34話Bパート)
5位 「分かった! じゃあ、さよならは言わないね! それに、私、らぁらと叶えたい夢、いーっぱいあるもん!」 (51話Bパート)
    
 6位 「さすが神天使ジャーのタッキー! ああ・・・、私、将来は、タッキーと結婚したいよ・・・。」 (1話Aパート)
 7位 「にの・・・、ミーチル・・・。今までごめんね・・・。でも、もう大丈夫・・・。私、ユメ目埋めちゃってお別れしたから・・・。もう絶対にユメらないから・・・。」 (36話Bパート)
 8位 「そんなジャクソンさんのマイクを置く事なんて・・・、アイドルをやめる事なんてユメできない!」 (10話Bパート)

 1位は、物語終盤で大事な夢を見出したところ。妄想が目立ったとはいえ、主人公ですし、主人公らしいセリフが一番じゃないと!
 2位、4位、5位は、らぁら関連。らぁらとの友情も、今作の見所でした。らぁらとの出会いは運命だったように思え、らぁらがいなければ、パパラ宿のプリパラがこうも盛り上がる事はなかったでしょう。
 6位から8位は、ギャグセリフ。妄想ネタの中でかなり面白かったものと「ユメ目のお墓」を選びました。あれだけ笑えるネタを作れるスタッフ様は、本当にバカだな、と感じますね。(笑 & もちろん、褒め言葉です)



真中らぁら

 バカが付くほどのありえない「かしこま」な体当たりと、友達思いの熱さは、今作でも健在でした。ゆいにとって、これ以上ない最高のパートナーだったでしょう。
 また、システムのバグにより、38話途中までは、ライブする時を除いてはプリパラチェンジできずの姿でしたが、それも良かったと思っています。等身大の頑張りが際立ち、プリパラに対する情熱が人一倍感じられましたし。
 神アイドルも人の子。神アイドルになっても、人の本質は変わらず、「子供の純粋性」も失われる事もない。今作のらぁらからは、そう感じました。
 前作と合わせて3年9か月、「プリパラ」シリーズを大いに盛り上げてくれた立役者でした。

 今作のらぁらの名セリフベスト8は、以下の通り。

1位 「じゃあ大丈夫! みんなに届くように、世界中に届くように、思いっ切り歌おう! ここでは、すべての女の子にそれが許されてるんだよ!」 (1話Bパート)
   
2位 「あたしもだよ! 暗い所とかあんまり得意じゃないけど、ゆいと一緒だから笑っていられる!」 (34話Bパート)
3位 「だって、ゆいは、あたしの友達! 友達は一番大切だもん!」 (40話Bパート)
    
4位 「ゆい・・・。あたし・・・、やっぱり行かなくちゃ・・・。だって、あたしは神アイドルだから!」 (51話Bパート)
5位 「ホントのホント! ゆいは大切な友達だもん! これまでに出会ったみんながそうだったみたいに、ゆいともまた、絶対絶対、ぜーったい、すぐ会える!」 (51話Bパート)
    
6位 「だから・・・、だから・・・、今のあたしの夢は、ゆいの夢を守る事!」 (47話Bパート)
7位 「だって、みちるさんの事、今のままでも好きだもん! 好きってだけでいい! もう無理させるのやめよう!」 (35話Aパート)
8位 「うん! プリパラはね、ホントに、ホントに、すんごーく素敵な場所なの! 行くだけで心がワクワクして、ウキウキして! 夢だけど夢じゃなくて、自信がなくても自信が持てて、どーんな女の子だって、キラキラのアイドルになれる!」 (3話Aパート)

 1位は、初回から。初ライブを前にして緊張しているゆいにかけた言葉です。
 らぁらが初めてライブする前にみれぃにかけられた言葉でもあると思うと、すごく感慨深いもの。文句なしの1位でした。

 2位以下は、ゆいとの友情の濃さを感じさせるセリフを多くチョイス。パパラ宿に来てゆいに出会えたからこそ、らぁらは、これまでよりもプリパラが好きになれたように思いますね。
 最終話では、ゆいと別れる事になりましたが、きっと、1、2か月に1回は一緒にプリパラを楽しんでいるんじゃないかと思います。お互いママになっても、しょっちゅうペアライブしているかもしれませんね。



虹色にの

 常識人、ときどき、脳筋、という事しか語る事がない・・・(汗)。周りが、キャラの濃い子達ばかりだったので、そこまで目立っていなかったように感じています。
 まあ、とはいえ、ゆいやミーチルのギャグパワーストッパーとして、上手くチームを機能させてたんじゃないかと思いますね。ホント、どうでもいい意見ですな。(笑)

 にのの名セリフベスト8は、次の通り。

1位 「虹色に輝くでっかい夢は、取り戻したっす! にのの夢は、人々を幸せにする、ヒーローアイドルっす!」 (33話Bパート)
   
2位 「にのは、みちる先輩の事、ほっとけないっす。チームとか夢とか、もういいっすから!」 (35話Aパート)
3位 「いつか、その背中に追いつき、追い越してみせるっす! それが、にのの夢っす!」 (24話Bパート)
    
4位 「それなら、にののとこにも来たっす! ゴミ置き場のカラス除けにしようと思って、とってあるっす!」 (10話Bパート)
5位 「にのは名乗るほどの者でもないっす!」 (3話Bパート)
    
6位 「ライブって、全身運動なんすね! 手も足も腰も喜んでるっす! にの、身体動かしているだけで、楽しいっす!」 (10話Bパート)
7位 「ゆいが自分を信じられなくなっても、にの達が信じるっす!」 (48話Bパート)
8位 「ムシャクシャした時は、身体を動かすっす! いつでもどこでも付き合うっすよ!」 (50話Bパート)

 1位は、自分の夢を取り戻したところから。これ以上の印象深いセリフが思い付かないですね。
 2位は、夢がない事に弱気になったみちるにかけた言葉。直接手助けするだけでなく、信じて見守る事もまたヒーローだと感じました。
 4位、5位は、ギャグセリフ。「名乗るほどではない」→「名乗ってるじゃねーか!」という流れは、にのが目標としていたシオンにもあり、今作の定番ギャグだったと思います。(笑)



幸多みちる

 プリパラチェンジ後はプー大陸バカ。この印象が強かったですね。(笑)
 プリパラチェンジ前は、かなりネガティブな性格という事で、内面成長には期待していたのですが、終盤に偏っていた感が。ゆいやにのよりも年上という事から、いい感じにチームを支えてほしいと思っていたのですが、支えられていた事が多かったかも。
 まあ、プリパラチェンジ前の姿はゲームには出ませんので、販促を考えれば、成長描写の少なさは仕方のないところですかね。それでも、まったく成長しないよりはマシだったと思いますし、無意識的にとはいえ、自分の夢を守れていたのですから、決して弱くはなかったと思います。

 みちるの名セリフベスト8は、次の通り。

1位 「そうやって茶化してばっかりいて、最後に困るのは自分なのよ! やらなくちゃいけない事はやらなくちゃいけないの! 逃げちゃダメなの!」 (44話Bパート)
   
2位 「ずっと宿題をして下さいね・・・。お部屋の片付けもきちんとするのですよ・・・。テストや授業中は、なるべく悪魔語を控えて下さい・・・。肉まんばかり食べていると、栄養が偏りますよ・・・。」 (51話Aパート)
3位 「私は・・・! あろまとみかんとガァルルと、ガァルマゲドンと別れたくないの・・・。寂しいの・・・。」 (44話Bパート)
    
4位 「そなたがあの時、とっさに隠したおかげで、そなたの夢は・・・、このわらわは、パックに食べられずに済んだのじゃ! そなたが、わらわを守ったのじゃ!」 (35話Bパート)
5位 「こむぎは、ただのうどん係ではない。わらわの大事な友じゃ!」 (21話Bパート)
    
6位 「ああ、そうこうしてるうちに、お湯がどんどん冷めていく・・・。美味しさが刻一刻と失われていく悲劇! 何か、何かいい感じのものをプリーズぞよ!」 (41話Bパート)
7位 「そなたの前世は、紫のオーラを放つ、プー大陸のサツマイモじゃ!」 (22話Aパート)
8位 「ならば仕方ない。この中の誰かが卵を産んで、わらわに献上するのじゃ!」 (15話Bパート)

 1位は、成長描写の濃かった44話から。ああやって、あろまに厳しく言うところは、もっと早くやってほしかったと思いますが、終盤に持ってくるだけの演出力はあったと思います。
 2位、3位も、みちるの成長を感じたセリフです。チームを結成してからは、ゆいやにのから勇気をもらって、言いたい事を言えるようになったのかな、と思いますね。
 6位から8位は、ミーチルのギャグセリフのうち、深く印象に残ったものをチョイス。プリパラチェンジ後は、ムダによくしゃべってたと思いますね。(笑)



華園しゅうか

 超現実的でプライドが高く、自分のためだけに頑張る努力家。それが、第4回アイドルタイムグランプリ前までのしゅうかの性格でしたが、グランプリでの敗北、ガァララとの出会いで、大きく変わっていったと思います。
 それまでの刺々しさはなくなり、友達付き合いを大切にする、年頃の女の子らしさが顔を出し、丸くなったと思いますね。登場した頃は、セレブネタでギャグを多く披露するんじゃないかと思ってましたが、気付けば、良い成長キャラだったと思います。

 それだけに、ライブシーンが単独ものしかなかったのが残念なところ。せめて、ガァララとのペアライブシーンは、ほしかったですね。しかも、ゲームの「ずっトモ! アイドルペアモード」でも、リズムゲーム開始前の専用セリフがないとか納得いかねぇ・・・。
 主人公になってもおかしくない器なだけに、もっと早くゆいの強力なライバルキャラとして登場させていれば、より話を盛り上げられたかも。惜しまれるところはありますが、それでも、大きな存在感を残してくれたと思います。

 そんなしゅうかの名セリフベスト8は、次の通り。

1位 「いいの・・・。分かってる・・・。ずっと・・・、会いたかったみゃ・・・。」 (42話Bパート)
   
2位 「私は今まで、何でも即座に叶えてきたから、夢を持つ事がなかった・・・。でも、今初めて、痛いほど大きな夢を持っている・・・。友達を目覚めさせ、悲しい運命から助け出すという夢を! この夢は必ず叶えますわ! 待ってて、ガァララ!」 (45話Aパート)
3位 「ガァララが見守っていてくれると、ホッとする! ライブする私の心の支え!」 (41話Aパート)
    
4位 「めが兄ぃ、それで、ゆい達のエントリーをするだみゃ!」 (37話Bパート)
5位 「私は、100%でなくては嫌ですの!」 (29話Aパート)
    
6位 「ユメユメやかましいみゃ! アイドルタイム イズ マネー! 夢を語るより、現実を見据えよ! だがや!」 (22話Bパート)
7位 「ファララのためにとか、チームでとか、笑わせるわ! 私は、誰のためでもなく、自分のために、自分1人の力で、ナンバー1アイドルの道を突き進んでみせるがね!」 (37話Aパート)
8位 「このドレスは、私からのプレゼントですわ! 友達のデビューは、お祝いしなくてはなりませんもの・・・。」 (41話Aパート)

 存在感が強いキャラなだけに、初登場は22話ながら、ランクイン候補のセリフは結構ありました。ギャグも含めて、20個近くはありましたかね。

 その中で1位は、ガァララとの仲直りシーンから。これ以外の1位は考えられないですね。
 ガァララを突き放した事に「ごめんなさい」は言わずとも、仲直りしたいガァララの必死さを優しく受け止める。それが、不器用な2人の仲直りの最適解だったと思いますね。
 ガァララ関連は、2位、3位、8位にもランクイン。やっぱり、しゅうかとガァララの友情って良いですよね。

 4位は、第4回アイドルタイムグランプリでマイ☆ドリームの不戦敗をさせまいとしたところから。しゅうかって、勝つために手段を選ばないところがあると思ってましたので、正々堂々の勝負を望んでいるところには感銘を受けました。

 5位は、第3回アイドルタイムグランプリの出番が来る前の練習風景から。出番ギリギリまで努力を惜しまない姿は良かったですね。
 だけど、誰かがいれば、100%を超える力が出せたでしょう。そう思うと、もっと早く、誰かとチームを組んでほしかったと思いますね。



他キャラ総合

1位 「でもでも、しゅうかには嫌われたくなくて・・・。ガァララ・・・、分からないよ・・・。どうしていいか・・・。仲直り、分からない・・・。」 (ガァララ、42話Bパート)
   
2位 「何度も失敗して、失敗するのを失敗しちゃえばいいガァル! 失敗の失敗は、成功なのだガァル!」 (ガァルル、42話Bパート)
3位 「華園さん、負けは負けやちゃ・・・。それを認めなければ、次へは進めない・・・。また再出発すればいいちゃ・・・。」 (地獄ミミ子、39話Bパート)
    
4位 「ずっと、こんな風に話したいと思っていたわ。でも、初めての気がしない・・・。夢の中でいつも見てたから!」 (ファララ、46話Bパート)
5位 「しゅうかが怒るのは嫌! いつもニコニコがいい! だって・・・、しゅうかがニコニコだと、ガァララもニコニコで・・・、一緒にいるとすごく楽しくて・・・。」 (ガァララ、42話Aパート)
    
 6位 「どうして、私は夜しか起きていられないの!? どうして、夜は誰もいないの!?」 (ガァララ、31話Bパート)
 7位 「本当に、地獄の底から申し訳ありませんでした。その上で、もし許されるのであれば、私は、幼い頃からの夢を叶えたい! アイドルになりたいと思います!」 (地獄ミミ子、23話Aパート)
 8位 「警告だ。ユメってばっかのお前じゃ、勝てる相手じゃないって事!」 (夢川ショウゴ、45話Bパート)
 9位 「中学生? 先輩? それがどうしたである! 我は悪魔! 悪魔の年月を人間の尺度で測るではなーい!」 (黒須あろま、14話Bパート)
10位 「ゆいを今までありがとな。」 (夢川ショウゴ、51話Bパート)

 1位は、しゅうかとガァララの仲直りシーンから。しゅうかの1位と合わせました。あのシーンは、今作における屈指の1シーンだったと思います。
 ガァララは、5位、6位にもランクイン。ガァララは精神的に幼いから、思った事が素直に出るんですよね。だから、喜怒哀楽がストレートに伝わり、心移りしやすくなりますね。

 2位は、ガァルル。しゅうかと仲直りしたいガァララにかけた言葉。ガァララより背丈は低いながらも、一人前のアイドルとして、ガァララを成長させていたと思います。

 3位は、ミミ子。7位にもランクイン。序盤は異様に悪役感を出し過ぎとか、心変わりの旅から戻ってくるのが早いとか感じたものの、しゅうかのフォローでは、いい働きをしたと思います。

 8位、10位は、ゆいの兄・ショウゴ。からかい口調ながらも、兄としてゆいを大事に思っている姿勢は、かなり良かったです。とはいえ、妹との不仲が解消されるのは早いと思いましたが。



 前編は、これで終わりです。後編の記事は、ここからどうぞ。

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