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HUGっと!プリキュア 第9話感想

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 「HUGっと!プリキュア」第9話「丘をこえ行こうよ! レッツ・ラ・ハイキング!」の感想です。



 今回の本編開始前の前話までのあらすじ紹介は・・・、
「はぎゅ! はぎゅ、はぎゅ、はーぎゅー!」
   
「はぎゅー。はぎゅ、はぎゅ。はーぎゅー・・・。」
    
「ひひ・・・。はーぎゅ、はーぎゅ!」
    
「きゃあ! ひひー、はーぎゅ、はーぎゅー! だぁ!」
    

 まさかのはぐたん。これは読めなかったぜ・・・。
 しかも、赤ちゃんだから、何言ってるのか分かんねぇ・・・。「このブログの前話感想を読んでおさらいしてね!」と、このブログを宣伝していると考えていいですかね。(そんなふざけた解釈するの、お前だけだ(笑))



~ オープニング前 ~
 ある日、はな達はハイキングに来ていました。
   
「それでは、早速しゅっぱー・・・、」
「ストーップなのです!」
    
「ほえ? 何事?」
    
「・・・ってか、お主、誰じゃ?」
   

「石!」
    
    
「あと一歩で、石に躓いて転んで、坂を転げ落ち、泥まみれになるところだったのです!」
   
「ハイキングは、とーっても危険なのです!」
   
「ハイキングに行きます。お弁当を食べます。」
    
「そしたら、デザートのみかんが転がって、追いかけてるうちに・・・、迷子になって・・・、」
    
「二度とお家に帰れなくなる・・・。」
   
「そんな未来が待っている! なのです!」
   
   
 いやいやいや、いくら何でもネガティブ思考激し過ぎね? っていうか、これ、フラグじゃねーの?(笑)


 今回も、オープニングは、劇場版告知映像が一部流れましたが、次回予告直後のものも含めて、めぼしい画像がなかったですので、感想はカットします。ちなみに、今回流れたところは、物語後半にさしかかったあたりですね。



~ Aパート ~
 少しして、はなの妹・ことりが、はな達の元にやって来ました。
 ことりは、この女の子の知り合いです。女の子の名前は「愛崎 えみる」。学校では、ことりと同じクラスで、今日はクラスでハイキングに来ていました。
 また、えみるがしょっている大きなリュックは、万が一に備えての道具が色々あります。緊急用のパラシュート、何かを砕くためのハンマーなどなど。
   
 はなは、ハイキングはそこまでしなくても楽しめるんじゃないかと言いますが、えみるは、信用できないと返します。
「発言に根拠がない人は、信用できませ・・・、」
   
   
   
「か・・・、かわ・・・、かわ・・・。」
    
    
 発言に根拠がない人は信用できないと言っておきながら、メロメロになるの早過ぎるぞ。こういう子も信用しちゃいけないのかな、と真剣に考える今日この頃です。(笑)


 少しして、はなの腹の虫が鳴り、早々とおやつタイム。はながバナナと思ってリュックから取り出したものは・・・、
   
 寝ぼけて準備していたために、きゅうりをバナナと間違えたようです。
「カッパの呪いなのです!」
   
「のびのびヶ原には、カッパ伝説があるのです!」
「何、それ?」
   
「ここにいると、カッパの里に連れ去られ、カッパにされてしまうのです・・・。」
   
「水かきがあって、頭にお皿があって・・・。」
    
   
「そんな野乃はな、嫌だー!」
   

 いや、これはこれで可愛さがあってアリだと思う。いっその事、プリキュア名も「キュアカッパ」でええんとちゃうん?(笑)


 えみるは、早くここから離れるよう言いますが、他の子達は、もうちょっとここで遊ぼうと返します。
「カッパになりたいのですか!?」
   
「カッパなりたくない!」
   
    
    
   
「めちょっく!」
   
 ちったあ落ち着け。そんなんだから、妹から「お子ちゃま」呼ばわりされちゃうんだよ。
 それにしても、5話6話といい、はなって、よく濡れるよなあ。そろそろ、「水も滴るいいお子ちゃま」の称号を与えてもいい気がしてきました。(笑)


 同じ頃、パップルもこのハイキング場に来ていました。気分をリフレッシュしようと盛り上がる中、さっきはなの手から吹き飛んだきゅうりがパップルに直撃。
「きゅうり? 頑張ってるご褒美かしら? パワースポット最高!」
   
 なんか、「魔法つかい」で、冷凍ミカンが敵の口の中に入った時の事を思い出しますなあ。っていうか、きゅうりがご褒美とは思えないんですけど。まあ、マスターなんちゃらするための道具という意味では、ご褒美ですかね。(笑)


 少しして、はな達は石橋を渡る事になりましたが、えみるは皆が渡ったら重さで橋が崩れ落ちると警戒します。
 そこで、ハンマーを使って確認。
    
    
   
   
   
「危ないところだったのです!」
「すごい用心深さ! 『石橋を叩いて渡る』って、こういう事だったのね!」
   
 とは言えども、出来過ぎだろ、この展開。誰だよ、あらかじめ、橋がすぐ壊れるよう細工をしたスタッフ様は。責任者出てこい!(笑)

 橋は壊れてしまったものの、えみるはあらかじめ他のルートを調べていて、一同はそれに沿って進む事に。

 しばらくして、はな達が着いた場所は、お花畑。
 すぐに、えみるは、花に触れようとしたクラスメイト達に、花に触れるのはダメだと注意します。どうしてか?
 それは、さあやが説明。
「アザミの花は、トゲがあるから危ないの。」
「へー、知らなかった!」
    
「そっか・・・。えみるが友達の事よく見てるのって・・・。」
   


 少しして、はな達は、トランペットの音を聞きました。吹いているのは、「ひなせ」という吹奏楽部の男子。
    ちなみに、本名は「阿万野 ひなせ」。
 その後、ひなせの吹くトランペットに合わせて、一同は楽しく歌いました。はなも、タンバリンを使って、さらに楽しく盛り上げます。
 しかし、えみるは、離れた木陰で1人、その様子を見ていました。えみるは、カッパが来ると警戒しています。
 そう言っていたら・・・、
    
   
 出たのは、お猿さん。歌声に合わせて楽しくタンバリンを鳴らしますが、すぐに、タンバリンを持ってどこかに行っちゃいました。
 はなは、お猿さんを追いかけます。すぐに、えみるも後を追い、さあやとほまれも追いかけました。

 さあやとほまれは、はなとえみるの姿を見失ってしまいました。
 はなとえみるも、お猿さんを見失ってしまい、しかも、迷子になってしまいました。


~ Bパート ~
「愛崎えみるの人生は終了したのです・・・。ここで野宿する事になって、冬眠から目覚めた腹ペコのクマさんのご飯になるのです・・・。」
   
 随分具体的な死に様やのう。とても小学生とは思えない・・・。まったく、その発想力をポジティブな方向に活かせばいいのに・・・。(笑)

 そんな中、はぐたんは、一輪の花に目を光らせ、近付きます。しかし、すぐ傍には、大きな穴が。
   
 危険に気付いたえみるは、はぐたんを抱えます。しかし、はなが突っ込んでしまい、3人とも落ちる羽目に。
 大量の落ち葉がクッションとなり、大ケガには至りませんでしたが、相当深くまで落ちたため、自力で抜けるのは無理そうです。

 一方、さあや達は、えみるのクラスメイト達と一緒に、はな達を探していました。
「まあ、これくらい、いつもの事です。」
「はなは分かるけど、えみるも?」
   
「プールの授業の日に、おぼれるからって、水抜いたり・・・。」
「キャンプファイアーした時も、火事になるからって、消してたよね・・・。」
    
「大変だね・・・。」
「えみるちゃんは、いつでも何かに必死です。」
   
「そういう一生懸命なとこ、何だか、はなと似てるね!」
「確かに!」
   
「身近にそんな人が2人もいて、私が一番大変です・・・。」
「確かに・・・。」
   


 少しして・・・、
「みんなに迷惑をかけてしまったのです・・・。私は、ダメダメ人間なのです・・・。」
   
   
「えみる。」
「だから、馴れ馴れしいのは・・・。」
「みんなのために頑張ってたじゃん!」
「え?」
   
「あの花にトゲがあるって知ってたから、友達がケガしないように、守ってあげてたんだよね? 友達のために頑張れるえみるは、すごいよ!」
   

「頭の中で、ハイキングのシミュレーションをすると、次から次へと危険が襲いかかってくるのです・・・。クラスみんなのハイキングを最高の思い出にしたくて・・・。みんなを守りたかったのです・・・。」
   
「笑いたければ笑えばいいのです!」
「カッコいいね!」
「え?」
   
「えみるは、隠れてみんなを守るヒーローなんだね!」
「私が・・・、ヒーロー・・・。」
    
   
「照れてる! 可愛い!」
「て、照れてなんかないのです!」
   
「ヒーローってのは、誰にも知られず人を助けるもんだからねえ。分かる分かる。」
   

「あなた、ヒーローの気持ちが分かるのですか?」
「『あなた』じゃないよ。『はな』だよ!」
   

「はな・・・。」
「うん!」
    


 その直後、はぐたんが泣き出しました。ミルクが欲しそうですが、今手元にはありません。
 えみるは、少し考えた後、優しく歌い出しました。
    
    
 えみるの歌声は、さあやとほまれにも届いていました。声を手がかりに、はな達の所に向かいます。

 一方、パップルは、近くにいるお猿さん達が、さっき持っていったタンバリンの奪い合いでトゲパワワが発生してるのを目にしました。
 という事で、このトゲパワワを元に、オシマイダーを召喚。
   
 はな達は、さあやとほまれによって、穴から抜け出しました。しかし、オシマイダーを目にし、3人は変身します。

 オシマイダーが、逃げまとう人達を攻撃しようとしたところ、エールが守りました。
「ヒーローは、みんなを守るためにどこでもかけつける・・・、の!」
    

 その後、ハートフェザーを攻撃に使い、ハートスターでオシマイダーを川に叩きつけます。
 直後、アンジュは、カッパの弱点は頭の皿だと指摘し、ハートフォーユーを叩き込みます。オシマイダーは浄化されました。

 少しして、はな達は、えみるのクラスメイト達と合流。また、さあやとほまれは、えみるの綺麗な歌声のおかげで探し出せたと褒めます。
「えみるの歌、イケてんじゃん!」
「うん!」
「やっぱり、えみるはヒーローだね!」
    
「どうしたの?」

「ハイキングは、ハプニングの連続でしたが、ありがとうございました。はな先輩・・・。」
「え?」
   

「はな先輩に会えて、良かったのです!」
「はな・・・、先輩・・・。」
   
    
   

 しばらくして、はな達は帰り途中、タンバリンを持っていたお猿さんと会いました。タンバリンを返しに来ました。
 また、近くの池には・・・、
    

 今回は、これで終了です。


次回:「ありえな~い! ウエイトレスさんは大忙し!
 ある日、はな達は、フードフェスティバルでお仕事体験をする事になりました。そこで、ミライパッドを使って、ウエイトレスに変身。
 しかし、なぜか、はなだけたこ焼き屋さんに。しかも、さあやとほまれがてきぱき働いて大活躍する一方で、はなは失敗ばかり。
 そんな中、クライアス社が出現。プリキュアに変身して、皆を守ろうとしますが、はなだけプリキュアに変身できなくなる事態に。一体どうして?


【まとめ】
 ハイキングに出かけたはな達は、はなの妹・ことりのクラスメイト「愛崎 えみる」と出会い、様々なハプニングに遭いましたが、えみるのヒーロー的な活躍で、楽しいハイキングとなりました。

 という事で、今話のポイントは「ヒーロー」でしょう。まあ、女の子相手なら「ヒロイン」と言った方が正しいのかもしれませんが、コマカイコトキニシナイ。(笑)
 「ヒーロー」と聞くと、どこか正義の味方っぽく聞こえ、さっそうと人々の前に現れては敵をバッタバッタとやっつけていくというカッコ良いイメージを抱きがちでしょう。

 しかし、ヒーローの本質は、カッコ良さではありません。人のために頑張っているかどうかが大事なのでしょう。その度合いが大なり小なり。
 ですので、たとえドジばかりでも、人のために役立てていればヒーローですし、選ばれし者だけがなれるというものでもなく、誰にだってなれるものです。そう、それは、普段おとなしい子であっても。

 はながヒーローだと称えたえみるは、目立つ事が好きな子ではないのでしょう。Aパートで皆と歌っていた時に、1人木陰にいたのは、歌が得意なのが知られるのが恥ずかしかったように思われますし。
 それでも、いつも他人の行動に目を光らせ、どう行動するかを予測し、そして、悪い方向に進まないよう注意喚起したり行動したりと、他人を気遣っているあたり、ヒーローと言えるところがあるでしょう。
 まあ、プールの水を抜いたり、キャンプファイアーの火を消したりなど、やり過ぎなところもありますが。あそこまでやっちゃうと、親の顔を見てみたい気がしますね。(笑)

 また、今作では職業体験を見所の1つとしている事から、今後も、はな達は様々な仕事を体験するでしょう。
 その多くは人に接するものかと思われますが、人と接する事のない裏方的なものを体験する事があるかもしれません。それでも、誰かの笑顔に繋がっていれば、やはり、ヒーローです。
 はな達は、プリキュアとして活躍するヒーローではあり、今後の戦い様にも注目していきたいものですが、職業体験を通じてどうヒーローになっていくのかにも、しっかり注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。
 さて、次回以降の感想についてですが、大変申し訳ありませんが、月曜日の投稿は難しくなると思います。火曜日以降になる確率が高く、もしかしたら、土曜日になる可能性もあります。
 というのは、8日(日)から「キラッとプリ☆チャン」という新アニメが始まり、そちらの感想を優先的に書こうと思っているためです。そちらの感想を書くのも、プリキュア感想並みの労力と時間がかかり、平日は感想を書く時間がそんなに多くありませんので、月曜日投稿は困難でしょう。
 まあ、プリキュア感想レビューサイトは結構ありますので、他サイトの感想を楽しみつつ、こちらの感想は気長にお待ちいただければと思います。月曜が休日であれば、なるべく、月曜か火曜に挙げるつもりでいます。

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Author:Msk-Mtn
 プリキュアに絶賛ドハマリ中の1980年代生まれの老けたお兄さん。
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