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わんだふるぷりきゅあ! 第39話感想

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 今話の名セリフ:「いろは・・・。いろはの声、聞こえたよ!」

 「わんだふるぷりきゅあ!」第39話「ニコエボリューション!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今日はハロウィン。アニマルタウンでは、仮装した人や動物達が行き交っていました。
「トリックオアトリート!」
「はーい! お菓子あげまーす!」
「あげまーす!」
   
    
「それと、こっちはワンちゃん用のクッキーだよ!」
「わー! ありがとう!」
    
「その衣装、ポンちゃんとお揃いだね! 可愛い!」
   
    
   
「これでどうですか?」
「うちの子にそっくり!」
「お揃いね。」
    
   
    
   

    
「聞こえる・・・。人間達の笑い声が・・・。」
   


~ Aパート ~
 少しして、まゆとユキも、いろは達の元にやって来ました。
「2人はウサギの仮装だね。」
「え・・・。」
「似合ってる! お似合い!」
   
 今日も悟いろ成分を摂取できて元気やのう、まゆすけ君。私も、そんなキミを見て、ごはんが進んでますよ。やっぱ、今作一の食べがいのあるおもしれー女は、たまんねーな!(笑)

「見て見て! こむぎの仮装、なーんだ?」
   
「え? 犬? かな?」
「どう見ても犬でしょ。」
   
「違うよ違うよ! ワオーン! オオカミだよ!」
   
「犬とどう違うの?」
「犬もオオカミも、同じイヌ科だからね・・・。」
   
「こむぎはずっと言ってたもんね。オオカミになりたいって。」
「うん!」
   
   
「どうして?」
「えっとね・・・。」
   
   
「トリックオアトリートクマ!」
「お菓子くれないとイタズラしちゃうカニ!」
「はい、お菓子あげまーす!」
    
   
「ウキキー! もーらい!」
「ちょっと! 猿渡! 私のお菓子返して!」
    
「待つカニー!」
「また始まった・・・。サルカニ合戦・・・。」
    
「なんだか不思議なお祭りですね、ハロウィン・・・。意味不メェー・・・。」
   
「あ、羊!」
「すっごいリアル!」
「ね! 本物みたい!」
   
「私、羊毛のお手入れには、こだわっていますから!」
   
「ホントだ! モフモフ!」
「ちょ、ちょっと・・・。モフモフし過ぎちゃダメェー!」
    
 お前、ネットでは大人気の2人からモフられて嫌がるとか何様だよ。そんなに嫌なら、ジンギスカンになって2人に栄養になるのがお望みだと、スタッフ様に伝えるからな?(笑)

「もう、メエメエったら、全然内緒にできないんだから・・・。」
   
 まったくねえ。っていうか、ニコ様。あなた、他人事じゃないですからね? 部下の失態は上司の責任って言われてるように、あの羊の無能さは、あなたの監督不行き届きも関係してるんですよ?
 マスコットだから頻繁に怒れないという事情があるのかもしれませんけど、あなたもしっかりして下さい。なんなら、その角であの羊をぶっ刺してもいいんで。(笑)

「大丈夫ですよ。今日はハロウィン。アニマルタウンの人達はみんな、動物に仮装してますから!」
   
「ニコ様、朝からいなかったよね? どこ行ってたの?」
「お散歩?」
「うん! ちょっとね!」
   
「みんな、ニッコニコだね・・・。ニコ、ニッコリしちゃう!」
    
   
    
「ニコ様、ダイヤが光ってる!」
「ニコのダイヤは、みんなの笑顔・・・。ニコニコパワーで光るんだよ!」
   
「ニコガーデンが襲われた時、ダメージを負ったんだけど、アニマルタウンでみんなのニコニコパワーをもらって、元気になっちゃった!」
「じゃあ、これから、もっともっと元気になるよ!」
「アニマルタウンは、わんだふるがいっぱいだからね!」
「そうだね!」
   

『トリックオアトリート!』
「はい! お菓子あげる!」
   
「ありがとうございます!」
「みんなの仮装、とってもプリティね!」
「写真撮りましょう!」
   
    
「2人の写真撮ろうよ! 記念に!」
「え・・・。」
「うん!」
   
「そこに並んで!」
「こうかな?」
「兎山君! もっと寄って!」
「え・・・、あ・・・、うん・・・。」
   
 まゆすけのテンションが上がりまくってますねえ。良かったな。気持ちよくなれるオカズがまた増えて。(笑)

   
   
「オオカミだ!」
   
   
    
   
「おーい! オオカミさーん!」
   
「見て見て! 私もオオカミだよ! お揃いだね!」
    
「え・・・。あれれ?」
    
「それなら・・・。ワオーン!」
    
    
「・・・ってオオカミは鳴くんだよね? えっと、こういうの何て言うんだっけ?」
「遠吠えだ。」
   
「そうそう! 遠吠え! 遠くにいる友達への呼びかけなんだよね!」
   
「だから、私、オオカミになったんだ! ワオーンって聞こえたら、ワオーンって返事するの!」
   
「オオカミは・・・、仲間は、もういない・・・。」
   
「待って! ねえ、どこ行くの?」
   
「のどカラカラ・・・。ちょっと疲れちゃった・・・。」
   
    
「お前は・・・。」
   

    
   
「ありがとうワン!」
   
    
「いろはと同じワン・・・。」
「いろは?」
    
「いろはも動物に好かれるワン! こむぎも大好きワン!」
「お前、犬なのに、なぜ人間の姿に?」
「いろはとおしゃべりしたかったから、鏡石にお願いしたんだワン!」
「鏡石・・・。」
   
「オオカミさんもお願いあったら、鏡石にするといいよ!」
   
「俺の願いは・・・。」
   

 その直後、こむぎを探していたいろはがやって来ました。こむぎは、いろはの元に戻ります。
 ちょうどその時・・・、

「なぜ、人間にすり寄る? 人間は欲深く冷酷な生き物だ・・・。信じてはならぬ・・・。」
   
「そんな事ないワン! いろはは・・・。」
「人間など信じてはならぬ!」
   
   

 いろは達は、目の前にいる者がガオウだと気付きました。
 ガオウは念を込めると、ワンダフルパクトやシャイニーキャッツパクトが闇の力に包まれ、いろは達はプリキュアに変身できなくなってしまいます。

「我らの邪魔をする者は許さん・・・。」
   


~ Bパート ~
    
「ニコ様!」
   \
   
   
「ニコ様が・・・。」
「人の姿に・・・。」
「ニコエボリューションだワン!」
    
「そこまでです。」
「やはり来たか・・・。ダイヤモンドユニコーン・・・。」
   
「ガオウ。あなたともう一度話したいと思っていました。人間は身勝手で残酷な生き物・・・。あなたが言うように、私もそう思っていました・・・。」
   
「でも、このアニマルタウンの人々は違います・・・。動物達を大切にし、共に仲良く暮らしています・・・。」
    
「今はそうでも、いずれ裏切る・・・。人間は、そういう生き物だ・・・。」
   
「あなたが人間を恨む気持ちは分かります。ですが・・・。」
「これ以上話す事はない・・・。」
   
「我が願いはただ一つ・・・。仲間の無念を晴らすため、人間達に報いを与える!」
   
   
「それは・・・。」
「ニコガーデンを襲撃した時、お前の力の結晶、ニコダイヤの一部を奪い取った・・・。」
   
「ニコダイヤを我らの怒りで染め上げ、その力で動物達を開放したのだ・・・。」
   
「人間達に報いを与えるために、そして、人間に尻尾を振る動物達を目覚めさせるために・・・。」
   
    
   

    
「い・・・、ろは・・・。」
「吠えろ・・・。牙を剥け・・・。」
    
   
   
   
    
「まさか、こむぎちゃんをガオガオーンに!?」
「目を覚ましなさい!」
「こむぎ・・・。」
    
「誇りを取り戻せ・・・。黒き獣となれ!」
「いろ・・・、は・・・。」
   
   
「目を覚まして、こむぎ!」
「いろは・・・。」
   
   
「こむ・・・、ぎ・・・。」
   
「こむぎ!」
「いろ・・、は・・・。」
   
   
「こむぎ!」
「牙を剥け・・・。雄叫びをあげろ!」
    
「させません!」
   
   
「こむぎ! 飲み込まれてはいけません!」
「無駄だ・・・。」
   
   
「こむぎ! こむぎ! こむぎ!」
   
「誰・・・?」
   
   
「こむぎ!」
「いろは!」
    
「いろはー!」
   
    
   
「こむぎ・・・。大丈夫?」
   
「いろは・・・。いろはの声、聞こえたよ!」
「うん!」

    
「我が力を跳ね除けるとは・・・。力を使い過ぎたか・・・。」
   
   
『ニコ様!』
   
「パクトが!」
   

 その直後、ザクロがガオウの元に駆け付けました。ザクロは、近くを飛んでいたコウモリに目をつけ、ガオガオーンに仕立てました。
   
 いろは達はプリキュアに変身します。

 ザクロは周りを暗闇にしました。これでは、何も見えません。
 一方で、コウモリは、音波を発して物の位置を知る事ができるため、このままではガオガオーンが有利です。
 ですが、それは、相手が人間の場合の話。元が犬のワンダフル、元が猫のニャミーは、夜目がきくため、コウモリの位置を捉えられます。

 ワンダフルとニャミーが、フレンディとリリアンをフォローして、ガオガオーンを追い詰めました。
   
「私は・・・、人間を信じます・・・。」
   
「そして、プリキュアと共に、あなたを止める!」
   
    

「ニコの力をみんなに!」
   
   
    
『開け! ニコエボリューション!』
   
    
    
    
    
   
『ダイヤモンドリボンスタイル!』
   
   
『もーっと友達!』
    
   
『プリキュア! エターナルキズナシャワー!』
    
    
    
    
    

「ニコニコ・・・。」
   
    
「ガオウ・・・。仲間の無念を晴らすためだとしても、罪のない生き物達を傷付ける事は、許されません・・・。」
    
「それでも、我は成さねばならぬ・・・。」
   
「時が満ちた時、お前達の世界は終わる・・・。」
   
「待って! ガオウ!」
   
   
    

 今回は、これで終了です。


次回:「ワンニャン大事件
 ガオウの居場所かもしれない、と遠吠神社にやって来たいろは達。
 しかし、追跡のために使ったニコの力が暴走して、いろはが犬に、まゆは猫の姿に変わってしまい・・・。

 なお、次回の放映日は、11月10日(日)です。次の日曜日である11月3日はお休みですので、ご注意を!


    今話のエンドカード
 11月5日は、まゆの誕生日! 誕生日に近い日曜日は11月3日なのですが、放映休止のため、1週早く祝う事になったのでしょうね。
 まゆは、物語序盤から、意表を突いた面白さを見せつけくれて、ギャグ要素も成長要素も見所タップリの子だと思いますね。残り話数は10話程度と、だいぶ少なくなりましたが、まだまだ見所は沢山あると信じています。


【まとめ】
 今話はハロウィン回。メインキャラ達の仮装姿はあったものの、Aパート後半から、ガオウと初めて対面したり、こむぎがガオガオーンにされかけたりと、すごく緊迫感のある展開となりました。
 最初から最後までハロウィンを存分に楽しんでいた前作とは対照的ですね。まあ、こういう展開も良いでしょう。

 Bパートに入って、こむぎは、ガオウの闇の力に当てられたものの、完全にガオガオーン化せず、いろはの必死の呼びかけで、元に戻る事ができました。いろはとのわんだふるな思い出や絆のおかげで元に戻るというのは、ベタですけど、良い展開ですよね。
 闇の力に当てられたといえば、前作のダークスカイが思い浮かびますが、元に戻るまでの時間が2分半かからずと、そんな長くならなかった上に、誰にも攻撃しなかったり、内面描写もあったりと、前作よりもマイルドに仕上がっていたと思います。
 前作は、次の回が最終回だったのに対し、今回は、まだ残り話数が10話程度もあり、ここで怖く描き過ぎちゃうと、この先さらに怖い展開が来るんじゃないかと警戒して、今作の視聴をやめてしまう女の子が続出しかねないでしょう。そう思うと、前作よりも軽く済ませて良かったかな、と思いますね。

 一方、ガオウは、こむぎをガオガオーンに仕立てようとしたものの、いろは達と対面するまでは、悪者とは思えない一面が描かれました。まあ、そもそも、人間によって滅ぼされた種族のリーダーだと思うと、完全な悪者とは考えづらいですけどね。
 人間に対する恨みや怒りが大きいために、かなり殺気立っていて、とても近寄りがたい雰囲気をまとっていると思いきや、意外にも動物達に好かれていて、しかも、歩き疲れたこむぎを助けてもいました。
 人の姿になれる事や、しゃべれる事は、自分が大いに憎んでいるニコと共通しているのに、それでもこむぎを助けたのは、純粋な性格も持ち合わせている事がうかがえるでしょう。過去の話で語られた鏡石の言い伝えで、もっと人間と仲良くなりたいと神にお願いしたのは、ガオウが濃厚そうですね。

 そんな純粋なガオウが人間をすごく憎むようになるなんて、人間が狼に対してやった事は相当酷いものだったのでしょう。
 当時の人間側にも事情はあったのだと思いますが、それは、狼を迫害しなければならないようなものだったのか? 狼と手を取り合って困難に立ち向かう道は選べなかったのか? 今話を見終えて、人間が狼を絶滅に追いやった理由が、ますます気になりました。

 こむぎは、ガオウの手によってガオガオーンにされかけたものの、それでも、ガオウを憎む事なく、話し合いたい姿勢を見せました。
 ですが、狼達の悲しみや辛さは相当深く、こむぎには、彼らの苦しみは完全には理解できないでしょう。絶滅がどんなに酷いものなのかも分からないんじゃないかと思います。
 狼達の気持ちや過去の事は、よく分からない。でも、そんな事はどうあれ、いっぱいおしゃべりして、いっぱい遊んで、仲良くなりたい。それだけなんですよね。
 ガオウの心の傷を癒せるのかどうかは分からない上、人間に対する見方も最後まで変わらないのかもしれませんが、それでも、こむぎの裏表のない純粋な気持ちは受け入れてほしいかな、と思いますね。いつかそんな日は来ると信じて、後のストーリーを追っていきたいと思います。

 さて、次回は、いろはが犬に、まゆが猫になっちゃう話です。
 何・・・、だと・・・? まゆが猫になるだと・・・? という事は、合法的にまゆ吸いできるって事か・・・。
 フフッ・・・。フフフフフフ・・・。猫になったまゆのお腹に顔を押し付けて、思いっきり匂いを吸えるとか、胸がドキドキしてきましたよ・・・。(いや、お前、いろは達の世界に行けないよな?(笑))
 次回は、ギャグ要素の濃い話になるんじゃないかと思っていますが、もしかしたら、シリアス要素が濃い展開があるのかも? とりあえず、まゆ吸いしているユキをおいしく味わうために、しっかり腹を空かせておこう。(笑)

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プロフィール

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Author:Msk-Mtn
 プリキュアに絶賛ドハマリ中の1980年代生まれの老けたお兄さん。
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