ヒーリングっど♡プリキュア 第２８話感想
- 2020/10/14
- 00:00
今話の名セリフ：「何度倒れても、私はもう、負けない！」(花寺のどか)
「ヒーリングっど♡プリキュア」第２８話「苦しみの再来！？ ダルイゼン、あなたは」の感想です。
～ オープニング前 ～
前話の続きです。
ダルイゼンにメガパーツを埋め込まれたグレース。その後、気を失い、ラビリンの呼びかけにも反応せず、変身も解けました。
埋め込まれたメガパーツがいつ出てくるかどうかは、メガパーツとの相性次第。自分の意志では取り出せないようです。
その直後、フォンテーヌとスパークルがダルイゼンに攻撃しましたが、ダルイゼンは回避。のどかの身体にメガパーツを埋め込んだと言い残して撤退しました。
～ Ａパート ～
ちゆ達は、のどかが倒れた事を両親に伝え、両親はのどかを病院に連れていく事にしました。
そして、そのまま付きっきりとなるため、アスミとラテは、ちゆの家に泊まる事に。また、ちゆ達が話している間に、ラビリンは車の中に入りました。
「どうか、再発じゃありませんように・・・。」
「え・・・。再発って・・・？」
「前の病気の時と様子が似てるの・・・。原因不明でね・・・。ただ、見守るしかできなかった・・・。」
「今でもどうして治ったのか、分からなくてね・・・。あんなのはもう、二度とごめんだ・・・。」
同じ頃・・・、
「ダルイゼン。近頃地球を蝕む事が疎かになってるようだが？」
「ああ、ちょっとした実験をね。」
「オレ達みたいなテラビョーゲンがもっといれば、メガビョーゲンを作れる人手が増える。その方が結果的に捗ると思って。」
「進化を待たずに増やそうという事か？」
「だからって、まさかプリキュアを宿主に選ぶとはね・・・。」
「フッ・・・。面白いだろ？」
「フン。すべてにおいて興味なさそうなお前が珍しい。」
「どういう風の吹き回し？」
「別に。ただの気まぐれさ・・・。」
その翌朝、のどかの両親は医師から、のどかの検査結果を聞きました。
体温や脈拍はやや低めだが、決定的な異常は見当たらないとの事。前と同じく、原因不明の病に侵されているようです。
ちゆ達は、ひなたの家のカフェにいました。皆、のどかの事が心配で、気が気でありません。
ちゆは、のどかが前にかかっていた病気もメガパーツのせいだったのかと考えました。
ペギタンは、その可能性はあると言います。メガビョーゲンの中には、初期段階で浄化できないまま育って進化するものもいて、それがキングビョーゲン、ダルイゼンなど、知性を持った者達だったりします。
メガビョーゲンの進化過程は、ヒーリングアニマルにも分からず。ちゆ達の不安は募るばかりです。
そんな中・・・、
「のどかに会いに行きましょう。」
「え・・・。でも・・・。」
「ご家族も動揺されている時にお邪魔するのは・・・。私達がお手当てしてあげられる訳ではないのに・・・。」
「でも、皆さんも不安で心配なのですよね？」
「そうだな・・・。」
「ラビリンの事も心配ペエ・・・。」
「ラテものどかに会いたがっています。」
「そして、私も。」
「行きましょう！」
「のどかっちに会いに！」
同じ頃・・・、
「のどか・・・。ごめんラビ・・・。ラビリンはヒーリングアニマルなのに、どうしたらいいか分かんないラビ・・・。何もしてあげられないラビ・・・。」
「巻き込んで、ごめんラビ・・・。ラビリンがのどかをパートナーに選んだから・・・。」
「ラビリンが代われるものなら、代わりたいラビ・・・。のどか・・・。のどか・・・。」
「ラビリン・・・。ラビリン・・・。」
「のどか！」
「泣かないで・・・。大丈夫だから・・・。」
「全然・・・、全然大丈夫じゃないラビ！」
「前はね、原因が分からないまま、ずっとずっと苦しいのが続いて・・・、身体も心も不安で辛いままだったけど・・・。」
「今は、ビョーゲンズのせいだって知ってるもん・・・。」
「のどか・・・。」
「身体はやっぱり辛いけど、でもね、心は頑張れる・・・。」
「だってね、ラビリンがいてくれるもん・・・。ラビリンと出会って、ビョーゲンズと戦う力をもらったもん・・・。毎朝ランニングもしてるもん・・・。」
「そうラビ・・・。のどかは強くなったラビ！」
「だから私、絶対負けないよ・・・。」
「のどか・・・。」
「のどか！ のどか！ のどか、どうしたラビ！」
～ Ｂパート ～
ちょうどその頃、ちゆ達が、のどかの病室に到着。のどかが苦しんでいるのを目にします。
ラテの心の声によれば、のどかの体内でビョーゲンズが苦しんでいるとの事。プリキュアの力が作用して、のどかの身体からメガパーツを追い出そうとしているかもしれないと、ペギタンは考えます。
「いける！ いけるよ、のどかっち！」
「のどか、頑張って！」
「ラビリンも頑張って下さい！」
「のどか・・・。」
「ラビリン・・・。」
「悪い悪いメガパーツ・・・、のどかの身体から・・・。」
「私の身体から・・・。」
『出てって(ラビ)！』
「今の何！？」
「もしかしてメガパーツか！？」
「のどか！ 大丈夫ラビ？」
「のどか！」
「大丈夫！？ 何ともない！？」
「うん・・・。大丈夫・・・。生きてるって感じ・・・！」
「のどか！」
「ありがとう、ラビリン！ ありがとう、みんな！」
だが、安心するのは、まだ早いです。のどかの体内から出ていったメガパーツを何とかする必要があります。
メガパーツを追っていくと、ダルイゼンの姿が。そして、メガパーツが新たな姿に進化を遂げようとしていました。
メガパーツは一体どうなるのか？
「あれって・・・。」
「身体、動く・・・。ボク、進化した・・・。」
「ダルイゼンに似てるペエ・・・。」
「ダルイゼン、違う・・・。ボク、ケダリー・・・。」
「仕事、地球病気にする・・・。」
辺りが蝕み、ラテの体調が悪化。ケダリーを止めるために、のどか達はプリキュアに変身します。
ケダリーは軽々とした身のこなしで、プリキュア達の攻撃を回避し続け、的確にダメージを与えていきます。
その様子を見ていたダルイゼンは・・・、
「キュアグレース・・・。アイツ・・・。」
「のどか・・・。」
「しっかりして・・・。のどか・・・。」
「地球上にいるビョーゲンズ達よ・・・。我はキングビョーゲン・・・。」
「時は満ちた・・・。この星をビョーゲンズのものにするため、今こそ忌々しきヒーリングアニマルを滅する・・・。」
「さあ、我の元へ集うがいい・・・。」
「そうか・・・。そういう事か・・・。」
ケダリーの猛攻に対応しきれないグレース達。
そこで、アースは、空気のエレメントを利用した攻撃で、ケダリーを泡の中に封じ込めました。その後は、ヒーリングオアシスでケダリーを浄化。
この勢いでダルイゼンも浄化しようと、グレース達は一斉に突っ込みますが、ダルイゼンは地割れを起こして、勢いを止めました。
そして・・・、
「思い出したよ。」
「え？」
「オレを育てたのは・・・、キュアグレース。お前だって・・・。」
「メガビョーゲンの一部だったオレは、お前の中で成長して、この姿になったのさ・・・。」
「フッ・・・。まったく面白い・・・。ますます気に入ったよ、キュアグレース・・・。また会おうぜ・・・。」
それからしばらくして・・・、
「本当か！？」
「本当の本当に何ともないの！？」
「うん！ 元気元気！」
「のどか・・・。」
「お父さん・・・。お母さん・・・。私、もう大丈夫だから。」
「お父さん・・・？ お母さん・・・？」
「心配なんだ・・・。」
「今回はこれで済んだけど、また、いつ倒れるか分からないと思うと・・・。」
「大丈夫・・・。もしもの時は戦う・・・。一緒に戦ってくれるお友達も沢山できたの・・・。」
「何度倒れても、私はもう、負けない！」
「ダルイゼン・・・。ダルイゼンを育てたのが私なら・・・、私が、何とかしなくちゃ！」
今回は、これで終了です。
次回：「のどかのストレス？ 気分転換をさがせ♪」
メガパーツのせいで苦しかった身体の具合がすっかり良くなったのどか。そこで、もっと元気になりたいと思い、 最近は朝のランニングの時間を増やし、弁当も沢山食べる事にしました。
そんな中、吹奏楽部の「ことえ」が朝から公園でトランペットの練習をしていました。もうすぐ演奏会があるそうで、風邪で休んでいた分を取り返そうと、ここのところ毎日、必死で練習しているそうです。
それを見たのどかは、体力作りをもっと頑張ろうと気合いが入り・・・。
【まとめ】
ダルイゼンにメガパーツを埋め込まれたのどかでしたが、ラビリンと手を重ねて、メガパーツが出ていくよう叫ぶと、メガパーツが出ていき、のどかの体調が回復。メガパーツからは、ダルイゼンに似た「ケダリー」というテラビョーゲンが出現し、浄化しましたが、のどかは、ダルイゼンがかつて自分の身体の中で成長した事を知らされ、何とかしようと決意しました。
やっぱり、のどかって、強い子だよな・・・。そして、元気な笑顔が可愛過ぎ！ 生きてるって感じ！
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。のどかが元気な姿を見せて今話が終わる事は今話視聴前から分かっていた事ですが、でも、それが嬉しく感じますし、至高だと思いますね。
のどかがかつて長期に渡って病に伏していたのは、ビョーゲンズによるものだと判明。あの時の苦しみと今回の苦しみは同じものでしたが、それゆえに、のどかの精神的な成長を感じました。
あの時は、苦しみの原因が分からず、苦しみを取り除く事もできず、キングビョーゲンの呼びかけで、のどかの身体からメガパーツが離れ、自力ではどうにもなりませんでした。
ですが、今回は、１日足らずでメガパーツを追い出す事ができました。今はプリキュアとしてビョーゲンズに対抗できるとか、ラビリンがずっと手を重ねてくれていたとか、ちゆ達が傍にいてくれたりといった違いはあるものの、何事にも前向きな気持ちがなければ、こうはいかなかったでしょう。
あの長期入院期間は、できない事ばかりで辛くも感じたでしょうけど、良い方向に進んだのかな、と思いますね。改めて、のどかの事を応援し続けて良かったと思いますし、今後も、のどかの強さに期待したいものです。
また、ダルイゼンが何者かも判明しました。その正体は、かつてのどかの体内に長きに渡って住みついて成長したメガビョーゲン。
オープニングでは、グレースとダルイゼンが対峙してるところに「この出会いが運命」という歌詞を合わせており、これまでの本編でも、この２人の間には何か因縁めいたものがあると感じていましたが、まさかここまでくるとはな・・・。
面白くなってきましたね。ますます、ダルイゼンが今作のラスボスになりそうな気がしてきました。
ラストでは、ダルイゼンを育てたのが自分なら何とかしなければと、のどかは決意しました。
その「何とかする」というのは、今回のケダリーや、これまでのメガビョーゲンと同じく、技をぶつけるなどして撃退する事が考えられるでしょう。
ダルイゼンは、長くのどかの体内に住み着いてたヤツ。コイツがいなければ、のどかは多くの友達と遊んだり、学校で色んな事を学んだりして、楽しい時間を過ごしていた事でしょう。
そして、過ぎ去った時間が帰ってくる事はありません。のどかの貴重な時間を沢山奪ったとなると、ヤツを許せない気持ちはあり、容赦なく撃退されてもいいと思う部分はあります。
しかし、あの何もできずに苦しみ続けていた日々があったからこそ、何事にも前向きになれているのも事実。
そう考えると、のどかは、ヤツを受け入れるのかもしれませんね。それに、のどかは優し過ぎる子ですし、そうなる可能性が高いように思います。
のどかとダルイゼンの関係にどう決着がつくのか、かなり気になりますが、まだまだ先の事でしょう。おそらく年明けでしょうかね。
まずは、目の前の話に注目していき、ダルイゼンが出撃した時には、のどかとどんなやり取りを交わすのか、楽しみたいと思います。
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のどかの体に埋め込まれたメガパーツ。
プリキュアの力で追い出すことができたのだけれど、生み出されたのはダルイゼンによく似た人体。
しかも、強い。これまで快調だったキュアアースが苦戦することも！？
ここで、ダルイゼンの「宿主」がのどかだったことが判明。
メガビョーゲンが、幼少の頃ののどかの体に入り込んだことが彼女の病気の原因だったみたい。
このときから運命だったということ…なのね。
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のどかの両親によれば、病気で休んでいた頃と似た症状だという。
病室でのどかの手を取り、自分のせいでこんなことになったと、パートナーに選んだことを謝るラビリン。
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ちょう...
