『キングスマン』 知性の本質とは?

KINGSMAN / キングスマン ブルーレイ プレミアム・エディション (初回限定版)(日本オリジナルデザイン ダブルジャケット仕様スチールブック&ブロマイド5枚セット+Kingsmanオリジナル封筒) [Steelbook] [Blu-ray] 「スパイ映画は好きか?」
 「最近のはシリアスで好みじゃないが、昔のは素晴らしい。荒唐無稽でね。」
 「古いボンド映画とかな。」

 そう、そうなのだ。最近の007シリーズへの挑戦状ともいえる『キングスマン』の会話を聞いて、私は膝を打ちたくなった。
 マシュー・ヴォーン監督が仕掛けたのは会話ばかりではない。荒唐無稽でケレン味たっぷりの『キングスマン』は、全編が古いボンド映画のような痺れる作品だ。

 今のボンド映画も面白い。他のスパイ映画、たとえばミッション:インポッシブルシリーズだって面白い。テンポの良さといい、アクションの迫力といい、総じて新作のほうが古い映画を上回っていると思う。
 それは間違いないのだが、足りないなぁと思うものもある。それが荒唐無稽さだ。
 仕方がないのだろう。アクションの凄味を出すにはリアリティが欠かせない。何も持たない主人公が崖から突き落とされたら観客は驚くだろうが、万能の秘密道具を体中に仕込んだ主人公が突き落とされてもハラハラしない。アクションを重視すればするほど、荒唐無稽さは引っ込めざるを得ない。

 それに、かつて007シリーズは荒唐無稽になり過ぎた。シリーズ第11作『007/ムーンレイカー』で宇宙戦争になったときは、ボンド映画にここまで求めていないよと思ったものだ。
 007が洒落たスーツやタキシードに身を包み、美食にこだわっているあいだに、シルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーやブルース・ウィリスが汗と汚れにまみれたボロボロのヒーローを演じて喝采を浴びるようになった。時流に合わせてリアルなアクションを志向した第16作『007/消されたライセンス』では、007が殺人許可証を剥奪され、ボロボロになりながら孤軍奮闘してみた。滅法面白かったけれど、それがボンド映画なのかという疑問は残った。

 ボンド映画のリニューアルは裏目に出ることが多い気がする。だが、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に就いた第21作『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)以降は、シリアス路線が功を奏したようだ。
 バットマンもスーパーマンもリブートのたびにシリアスになる御時世だ。荒唐無稽さはファンタジー映画やSF映画に譲り、リアルな社会が舞台の映画はシリアスを極めたほうが観客には受けるのかもしれない。

 それでも荒唐無稽だった頃のボンド映画が好きな人はいる。アニメーション作家のクリス・ルノーとピエール・コフィンは怪盗グルーシリーズで60年代のボンド映画の荒唐無稽さの復活を試み、とうとう『ミニオンズ』では60年代を舞台にしてしまった。
 同様に60年代を舞台にボンド映画の荒唐無稽さを復活させたのが、マシュー・ヴォーン監督の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』だ。SF映画の枠組みを利用しながら、ヴォーン監督が目指したのは冷戦下のスパイ映画だった。

ポスター A4 パターンE キングスマン 光沢プリント そして『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の続編『X-MEN:フューチャー&パスト』の監督を断ってまで作り上げたのが、正真正銘のスパイアクション『キングスマン』だ。
 ヴォーン監督はこの作品でファンタジーやSFの衣をまとったりせず、60年代の話だと云い訳もせず、現代を舞台に本気で荒唐無稽なスパイアクションに挑んだ。
 登場するのは懐かしさ溢れるアイテムの数々だ。007シリーズ第2作『007/危機一発』(リバイバル時に『007/ロシアより愛をこめて』に改題)に出てきたのとそっくりな仕込みのある靴。同作の腕時計やブリーフ・ケースに対抗するように、本作では傘や万年筆が武器になる。義足の殺し屋ガゼルとの闘いに、『007/ゴールドフィンガー』に登場した殺人帽子のオッド・ジョブや『007/私を愛したスパイ』の義歯の男ジョーズを思い出す人もいるだろう。

 オマージュを捧げられるのはボンド映画だけではない。
 コリン・ファース演じる主人公はメガネの諜報員ハリー・ハート。メガネの諜報員ハリーといえば、秘密組織キングスマンのリーダー役のマイケル・ケインが『国際諜報局』で演じたハリー・パーマーのことだろう。
 ハリーに見込まれてキングスマン候補生になるゲイリー・"エグジー"・アンウィンの名は、ゲーリー・アンダーソン制作の特撮番組『ロンドン指令X』(原題『The Secret Service』)の主人公アンウィン神父からの借用だ(『キングスマン』の原題が『Kingsman: The Secret Service』でもあるし)。

007/ユア・アイズ・オンリー Extra tracks, Soundtrack, Limited Edition 脚本・監督を務めたマシュー・ヴォーンの意向をスタッフもよく理解している。
 プロダクションデザイナーのポール・カービーは、ロジャー・ムーアが主演した時代のボンド映画を求められたと述べている。
 宣伝スタッフの仕事もいい。スラリと伸びた女性の脚の向こうに主人公の全身が見えるポスターは、『007/ユア・アイズ・オンリー』のポスターのもじりであろう。しかも、ただ美脚が描かれた『007/ユア・アイズ・オンリー』と違い、本作のポスターにはガゼルの義足に仕込まれた殺人剣を強調する効果もある。

 特殊な小道具だけなら2011年の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』にも登場した。ボンド映画のQほどではないが、ミッション:インポッシブルシリーズのベンジー・ダンは技術担当だ。怪盗グルーシリーズも秘密兵器にこと欠かなかった。
 だが、それでは私には不満だった。007シリーズでも、とりわけ『007は二度死ぬ』が好きな私には荒唐無稽さが足りなかった。だから本作の、飛行機が山の中に呑まれるシーンに感激した。
 山の中の秘密基地!悪の戦闘員たち!そうそう、コレなのだ。秘密兵器だけじゃダメなのだ。最後は秘密基地に乗り込んで、激しい戦闘を繰り広げなくては。海中とか宇宙とか秘密基地にもいろいろあるが、ロマンをかき立てられるのはやっぱり山だ。山の中をくり抜いた基地こそ悪役に相応しい。
 荒唐無稽さの絶妙なさじ加減に、私は感服つかまつった。


 さて、本作は痛快なスパイアクションなだけでなく、もう一つ骨太のテーマに貫かれている。
 「紳士」というテーマだ。
 007シリーズの原作者イアン・フレミングが、ジェームズ・ボンドに名優デヴィッド・ニーヴンをイメージしていたのは有名だ。『八十日間世界一周』の裕福な英国紳士役や『ピンクの豹』の泥棒紳士サー・チャールズ・リットン役で知られるデヴィッド・ニーヴンは、スマートで物腰の柔らかな、上流階級然とした人物だ(実際に彼は裕福な家に生まれ、英国王室をはじめ各国の王侯貴族が教育を受けるサンドハースト王立陸軍士官学校の出である)。イアン・フレミングはジェームズ・ボンドを紳士として考えていたのだろう。
 なのに初代ジェームズ・ボンドに起用されたのは、毛むくじゃらで目つきが鋭く獰猛そうなツラ構えの大男ショーン・コネリーだった。トラック運転手の父と掃除婦の母のあいだに生まれ、生協の牛乳配達をしていたショーン・コネリーは、およそデヴィッド・ニーヴンとは対極のイメージだ。

 本作の公式サイトは、ショーン・コネリーが007に起用されたエピソードが本作のきっかけだったと明かしている。
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 (本作の原作者)ミラーはある新聞記事について、ヴォーンに話した。その記事は、ジェームズ・ボンド映画の第1作『007/ドクター・ノオ』を監督したテレンス・ヤング監督が007の原作者であるイアン・フレミングの反対を押し切って、どうやってショーン・コネリーを起用したかを取り上げたものだった。
 フレミングが考えていたボンド役は、ジェームズ・メイソンやデヴィッド・ニーヴンのようなタイプだった。ミラーが言う。「ヤング監督は、エジンバラ出身のコネリーを紳士に仕立てなければならないことに気づき、撮影を始める前に、コネリーを自分が通っている紳士服の店やひいきにしているレストランへ連れて行き、食事の作法から、話し方、紳士的なスパイとしての着こなしまで徹底的に教え込んだんだ。」この話がきっかけとなって、『キングスマン』を製作する話は始まった
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 かつてマシュー・ヴォーン監督は、労働者階級のチンピラがどうして洗練されたスパイになったのかという物語をやりたくて『007』の企画を出したが、コンペで落ちてしまったという。『キングスマン』はヴォーン監督の復讐戦なのだと町山智浩氏は解説する。

 もちろん、仕立ての良い服を着て、レストランで作法に気をつければ紳士なわけではない。マシュー・ヴォーン監督は「紳士とは何か」を掘り下げなければならなかった。
 マシュー・ヴォーンはマンガ家マーク・ミラーを説得して『キングスマン』の舞台を米国から英国に変えさせ、コリン・ファースには三代目ジェームズ・ボンドとして七本ものボンド映画に出演したロジャー・ムーアよりもデヴィッド・ニーヴンを意識して役作りするように伝えた。デヴィッド・ニーヴンは本家007シリーズには起用されなかったものの、他社が作ったパロディ映画『007/カジノ・ロワイヤル』(1967年)にキャスティングされ、ナイトの称号を持つサー・ジェームズ・ボンドを演じている。この映画は無茶苦茶なコメディだが、紳士ジェームズ・ボンドとしては正しいイメージを表しているのかもしれない。

 マシュー・ヴォーンの考える紳士とは、単に上流階級や金持ちの家に生まれてなるものではない。高等教育を受ければよいわけでもない。
 それどころか本作は上流階級に極めて手厳しい。本作は、広い意味での上流階級が庶民の犠牲の上に理想の世界を作ろうとする話だ。だから上流階級はみんな敵だ。そこには金持ちや大物政治家や政府高官や大学教授や各界の名士が含まれている。本作はアメリカ映画ではなく、今なお身分制度が残るイギリスの映画だから、なおのこと上流階級への皮肉は辛辣だ。

 同時に労働者階級にも辛辣である。庶民のゲイリー・"エグジー"・アンウィンもその継父も取り巻き連中も、みんな粗野な荒くれ者に描かれる。継父の取り巻きたちは紳士のハリーによって容赦なくやっつけられてしまう。

 一方で"自由の国アメリカ"も厳しく批判する。アメリカ映画の悪役は英国風のアクセントで話すことが多い(つまり英国人)そうだが、本作の悪役――短絡的な発想を金の力で実現しようとするリッチモンド・ヴァレンタインは戯画化された米国人だ。
 金持ちばかりではない。本作はケンタッキーの教会に集まる偏狭な民衆の醜さをあらわにし、劇中で皆殺しにしてしまう。
 批判の矛先は四方八方、全方位的なのだ。

Kingsman: The Secret Service CD, Import この展開を目にして、私は反知性主義のことを考えていた。
 反知性主義(Anti-intellectualism)とは米国の歴史家リチャード・ホフスタッターが名付けたもので、既存の権威に立ち向かう思想のことだ。山形浩生氏は反知性主義をこんな風に説明する。
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大学いって勉強した博士様や学士様がえらいわけじゃない、いやむしろ、そういう人たちは象牙の塔に閉じこもり、現実との接点を失った空理空論にはしり、それなのに下々の連中を見下す。でもそんなのには価値はない。一般の人々にだって、いやかれらのほうがずっと知恵を持っている、という考え方だ。
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 金持ちや政治家を悪者扱いする映画は多い。
 だが、普通に大学で教鞭を執る教授をその一味とするのは珍しい。加えて、労働者階級から唯一キングスマン候補になったエグジーをバカにするのは名門大学卒のエリートたちだ。学業や知識でエグジーを圧倒する彼らは、しかし候補生に課された試練を乗り越えられずに次々脱落していく。まさに、下々の連中を見下す博士様や学士様がえらいわけじゃない、という映画なのだ。

 その点で、日本映画にはエグジーに先行するヒーローがいる。『男はつらいよ』シリーズの主人公、車寅次郎だ。寅さんは相手の男が医師や大学教授と判ると「てめえ、さしずめインテリだな!」と反発する。そして知識と教養を身につけたはずのインテリは、しばしば無学な寅さんに諭されたり元気づけられたりするのだ。

 かといって、反知性主義を肯定しよう、とはならないのが『キングスマン』のイカすところだ。
 反知性主義が強まり過ぎれば、営々と築かれた英知が否定され、衆愚に堕してしまいかねない。
 本作でうさん臭い牧師の説教を鵜呑みにして熱狂する民衆は、その悪しき例だろう。マシュー・ヴォーン監督は反知性主義の問題点も突いている。

 ここらへんの判りにくさは、日本語の問題もあるように思う。
 「知性」を英語で表現すれば「intellect」だが、知性の優れた人を表す「intellectual」の日本語訳は「知識人」になってしまう。でも「知識人」という言葉は、知性の優れた人ばかりでなく、豊富な知識を持つ人も指すように感じられる。
 知性に類する言葉を慎重に区別するのが田坂広志氏だ。
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「知識」という言葉も、「知性」という言葉と混同して使われることが多い言葉ですが、世の中には、多くの「書物」を読み、該博な「知識」を身につけた人物を、「知性」を身につけた人間と思い込む傾向があります。
しかし、実は、どれほど該博な「知識」を身につけても、それが「知性」を身につけたことを意味するわけではないのですね。
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 そして田坂氏は、「知性」の本質は「知識」ではなく「智恵」である、と説明する。

 18世紀の米国では、牧師連合会が「ハーバードかイェールを卒業した者でなければ、教会では説教させない」と定めたことに対して、「あなたがたには学問はあるかもしれないが、信仰は教育のあるなしに左右されない」と云い返すのが反知性主義の決めゼリフだったという。これはアンチ「知性」なのかアンチ「知識」なのか。

 ちなみに当ブログでは、特に必要がない限り、引用に際して発言者の肩書を書かないことにしている。たとえば田坂広志氏のことを「多摩大学大学院の田坂教授」とか「元内閣官房参与の田坂氏」と記述すれば引用文を権威づけられるかもしれない。しかし、そこに権威を感じて欲しくないのだ(肩書はリンク先を見れば判ることだし)。

 それはさておき、人はどうすれば紳士になれるのだろうか。
 キングスマン候補生になったエグジーに、先輩キングスマンのハリーは云う。「まず第一に我々は紳士だ。」
 エグジーはあわてて否定する。「僕はただの庶民だよ。」
 「ナンセンス。紳士であることは生まれとは関係ない。紳士とは学ぶものなのだ。」
 「どうやって?」
 「よろしい、最初のレッスンだ。君は椅子に座る前に許可を求めるべきだった。第二のレッスンは、きちんとしたマティーニの作り方だ。」
 こうしてエグジーは、あたかもショーン・コネリーがテレンス・ヤング監督の馴染みの店に連れて行かれたように、ハリーから紳士の教育を受ける。

【チラシ付き、映画パンフレット】キングスマン Kingsman: The Secret Service 劇中で何度も口にされるのが、「マナーが紳士を作る」という標語だ。
 これは英国の名門パブリックスクール、ウィンチェスター・カレッジのモットーである。日本での公開に当たり、「manners maketh man」の「man」を「紳士」と訳しているが、主人公が女性ならば「淑女」になるところだろう(ウィンチェスター・カレッジは男子校だけれど)。
 反知性主義の匂いのある本作だが、教育を軽んじるわけではない。権威づいたり、無学な者を見下すことを諌めているのであって、学びの重要性は強調している。「学ぶ」と「真似る」の語源が同じであることを考えれば、エグジーがハリーを真似るのは理にかなった行為といえるだろう。


 そして本作は、ありとあらゆる問題を飲み込んで、暴力の饗宴へと昇華する。
 ヴォーン監督の『キック・アス』を上回る盛大な暴力シーンが現れるが、ここで荒唐無稽なタッチが効いてくる。人体が切断されようと、頭が吹っ飛ばされようと、ほとんど血が流れないのだ。リアリズムを追及した作品ではないから、グロテスクなシーンですら美しく滑稽に描かれる。ここから感じられるのは、暴力の心地好さだ。

 米倉一哉氏は、グロテスクな漫画や映画を観賞するのは社会の平和にとって「いいこと」だと述べている。誰もが心に抱える「グロテスクなことや危険なことへの関心・興味」や「周囲への攻撃性」を、実生活で爆発させる前に昇華させたり発散させたりできるからだ。
 マシュー・ヴォーン監督の愉快で楽しい暴力シーンは、まさに攻撃性の発散に打ってつけだ。

 さらにヴォーン監督は、自分がグロテスクなことへの関心や周囲への攻撃性に呑みこまれておらず、メタな立場から俯瞰していることを「これは映画じゃない」というセリフで表明する。荒唐無稽な展開も、溢れる暴力も、映画だからいいじゃないかと云い訳せず、現実とのかかわりの中に位置づける。そんな覚悟が感じられるセリフだ。


 ところで、劇中、計画に支障を来したリッチモンド・ヴァレンタインは、「"E"か、こちらは"V"だ」と電話して、スペースX社のCEOイーロン・マスク(Elon Musk)に助けを求める
 映画『アイアンマン』の主人公のモデルといわれる天才発明家イーロン・マスクに敬意を表しているのだが、ヴァレンタインと仲が良いということは、この実在の人物もマイクロチップを埋め込んでいたのだろうか。


KINGSMAN / キングスマン ブルーレイ プレミアム・エディション(初回限定版) [Blu-ray]キングスマン』  [か行]
監督・制作・脚本/マシュー・ヴォーン  脚本/ジェーン・ゴールドマン
出演/コリン・ファース マイケル・ケイン タロン・エガートン マーク・ストロング ソフィア・ブテラ サミュエル・L・ジャクソン ソフィー・クックソン マーク・ハミル ハンナ・アルストロム
日本公開/2015年9月11日
ジャンル/[アクション]
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【theme : アクション映画
【genre : 映画

tag : マシュー・ヴォーンコリン・ファースマイケル・ケインタロン・エガートンマーク・ストロングソフィア・ブテラサミュエル・L・ジャクソンソフィー・クックソンマーク・ハミルハンナ・アルストロム

⇒comment

No title

「芦田愛菜が紳士を作るって?」

……「知識」も「智恵」もないな、俺。

No title

紳士についての解説はとても勉強になります。有難うございます。田坂氏がいつも言っていることとも確かに共通しますね。海外で上映が始まった時にたまたま観ました。
あんまり期待せずに劇場に出かけたのですが、鑑賞して予想と全く違うのでうれしい誤算でした。淡々とふるまう社会の上流層であるキングスメンの面々。ひよっこである上流層の子弟。労働者階級出身である主人公の屈折。見事に化けていく主人公。It's not that kind of movieという監督の言葉(リンク先)が良いですね。
システムとして築き上げた紳士階級のふるまい、思想の確固たる在り方が映画で簡単に観られるのはなんだか不思議な気もしますが、悪い気はしません。深刻じゃないし。
また観に行くかもしれません。

Re: No title

ふじき78さん、こんにちは。
マナをエネルギーにする怪獣はガメラ。良かった、怪獣にならなくて。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
本作は日本での公開がなかなかはっきりしなくてハラハラしました。
公開されて本当に良かったと思います。

本作の「紳士」は、日本でのサムライに置き換えると判りやすいかもしれませんね。
自分は労働者階級の出身だからジェントルマン階級とは違うんだと思っている若者に「紳士」の心得を手ほどきする本作は、武道を指南する師弟物語に通じるような気がします。

正義の味方のはずのキングスマンといえども、特権階級のエリート意識に囚われているのが面白いと思いました。

No title

拙ブログで「スパイ=忍者」という説を書きましたが、忍者が身分の低い者たちに比べて映画での英国スパイは家柄のいい者が多いですね。そもそもスパイというのは紳士ならためらわれるようなゲスいこともやらねばならないと思うのですが、そんな「スパイ」と「紳士」がカップリングになってるところが不思議というか興味深いです

>秘密基地への潜入

ブロスナンのころまではありましたね(^_^; 助けも呼ばずに大体ヒロインと二人っきりで
思えば最初の仮面ライダーが終盤敵の基地に単身乗り込むパターンも007の影響だったのかな

Re: No title

SGA屋伍一さん、こんにちは。
忍者はある地域に住む人たちの家業ですが、英国のスパイは国家機関に所属する個人ですからね。現実に、家柄というか身元調査の結果も含めた基準にパスしないと、国家公務員に採用されないかもしれません。
イアン・フレミング、グレアム・グリーン、ジョン・ル・カレ――英国には諜報機関出身のスパイ小説の書き手がいますが、たとえ小説でもみずからをおとしめるようなことはしないでしょうから、スパイは紳士的に描かれるのかもしれませんね。

『仮面ライダー』に限らず、当時のアクション物への影響は大きいでしょうね。
1号、2号の頃は、発信機を取り付けたアタッシュケースをショッカーに奪わせてショッカーのアジトを探る、なんて話が多かったように思います。スパイアクションそのものですね。立花レーシングクラブには美女がたくさんいたし。

ただ、私はヒロインと二人きりで敵の基地に乗り込むよりも、『007は二度死ぬ』や『007/ダイヤモンドは永遠に』のように物量で押しまくる戦いのほうが好きでした:-)

オマージュについて

こんにちは。
「キングスマン」制作の背景には、ボンド映画の(ショーン・コネリーも含めて)オマージュがあったのですね。とても興味深いです。
そう思うと、愛に満ちた作品だと感じたのはあながちハズレではなかったです。

Re: オマージュについて

ここなつさん、こんにちは。
愛に溢れた映画ですね。
ボンド映画と同じことをするのではなく、(近年の)ボンド映画にできないことをやってみせるあたりがとりわけ愛ゆえになんでしょうね。
作り手に愛があると、観るほうも楽しいです:-)

こんな小難しいこと考えながら見るなんてインテリですな。
ただ爽快に何も考えずに観れる映画でしたよ。

No title

『マシュー・ヴォーン監督の愉快で楽しい暴力シーンは、まさに攻撃性の発散に打ってつけだ』

教会でのハリーのバトルシーンを見て感じた何とも言えぬ感覚。
あれこそが自分の中のあくどいものが昇華されてゆく感覚だったのかと納得しました。

Re: タイトルなし

つじさん、コメントありがとうございます。
実に爽快な映画でしたね!

Re: No title

未記入さん、こんにちは。
教会のシーンは、口で説明するとひどい内容なんですよね。手当たり次第殺しまくりで。
でも観てみると、音楽に乗せて舞うように頭をかちわる光景がとても魅力的だったりします。
一歩間違えれば下品な残虐シーンになりかねないところですが、実に上手く描いてますね。

No title

映画「プリズナー」の記事から来ました。

ナドレックさんの書かれる批評記事は、たいへん勉強になります。

劇中のVがEなる人物にコンタクトをとるシーンで、

Vの次にEときましので、アルファベットが頭文字の悪人が26人居ることを示唆してい
るようで想像が描き立てられましたw

最近のエンターテインメント作品からすっかり姿を消してしまった"悪の組織"が
背景にいると思うと、ワクワクしますね~

Re: No title

BKさん、コメントありがとうございます!
まさしく、アルファベットの数だけシリーズを続ける気かとワクワクしました。
陳腐と外連味のギリギリの線で、"悪の組織"が暗躍する映画は楽しいですね。
『電撃フリント・アタック作戦』のような悪の美女軍団なんてのも見てみたいです:-)
Secret

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【KINGSMAN: THE SECRET SERVICE】 2015/09/11公開 イギリス R15+ 129分監督:マシュー・ヴォーン出演:コリン・ファース、マイケル・ケイン、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ソフィア・ブテラ、サミュエル・L・ジャクソン、ソフィー・クックソン、マーク・ハ...

『キングスマン』(2014)

予告編を観て、勝手にスパイ物のパロディ、コメディ映画だと思って楽しみにしていたんですが……どうもノレませんでした。確かにコメディ映画の成分が強いことは強いんですが、悪ふざけが過ぎるというか、かなり暴力的で残酷なシーンも。そもそも人がバンバン死に過ぎるし、王道と言えば王道だけれども「内部に裏切り者」パターンは食傷気味だし、自分には合わなかったですね。60年代70年代のスパイ映画風のガジェットや...

キングスマン

ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店「キングスマン」の裏の顔は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関。 エリートスパイであるハリーは、欠員補充のため街のチンピラ、エグジーを見込んでスカウトする。 実はエグジーの亡父もキングスマンの一員だった。 一方、世界各地で重要人物の失踪事件が頻発。 IT企業家ヴァレンタインが、密かに人類抹殺計画を進めていた…。 スパイアクション。 R-15

キングスマン

連休の ちょうど真ん中の日で・・・

「キングスマン」☆マナーが人を育てる

いやー、面白かった♪さすが「キック・アス」のマシュー・ボーン監督、アイデアが斬新! 下ネタやおやじギャグに頼らなくても、大真面目なスパイ映画も、ここまで面白くできるんだから~~

『キングスマン』をトーホーシネマス渋谷2で観て、マシュー・ヴォーンらしいなふじき★★★

五つ星評価で【★★★その「マシュー・ヴォーンらしさ」とは何か】 スタイリッシュ、かつ、モラルに興味がなく、小振りで小回りの効く話で攻めてくる。だと思う。 今回はスパ ...

キングスマン ★★★★★

『英国王のスピーチ』などのオスカー俳優コリン・ファースを主演に迎え、『キック・アス』などのマシュー・ヴォーン監督がメガホンを取って放つ痛快スパイアクション。世界を股に掛けて秘密裏に活躍するスパイ機関所属の主人公が、最強の敵相手に奮闘する姿が描かれる。『...

エグジーのマイフェア紳士。(爆)〜「キングスマン」〜

いや〜面白かった。なんも考えんとアクション楽しむよろし。 あたしゃ〜コリンファースと言われても「英国王のスピーチ」くらいしか記憶にございませんので、 しゃべるのもカミカミだったひとがようあんだけ動けるな〜でそりゃびっくり。 こういうアクション映画もやり...

『キングスマン』

□作品オフィシャルサイト 「キングスマン」□監督 マシュー・ボーン□脚本 ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン□原作 マーク・ミラー□キャスト コリン・ファース、マイケル・ケイン、タロン・エガートン、       マーク・ストロング、ソフィア・ブテ...

「キングスマン」

冒頭のシーン、中東のような砂漠の映像 そして敵兵を撃ち殺す・・・ 観ていて思わず考えてしまった こういうことを自衛隊もするようになるのかな ・・・・・・ と ほんの短いシーンなんですけど 映画は「キック・アス」の監督さんってことでアクションがめっ...

『キングスマン』

ダニエル・クレイグ版の良くも悪くも重たい「007」じゃなくて、昔の「007」っぽいスパイアクション映画。 最近はリアル路線か頭脳戦ばっかりになって、こういういかにもなスパイガ ...

キングスマン

 『キングスマン』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。 (1)評判が大層良いことを耳にして映画館に行ってきました。  本作(注1)の冒頭は、1997年の中東。  キングスマン達の乗るヘリコプターが石造りの建物をロケット砲などで襲撃します。  そして、建物の中に入り込ん...

キングスマン

王道と新鮮が融合された抜群のスパイアクション!  

マイ・フェア・レディス&ジェントルメン マーク・ミラー マシュー・ヴォーン 『キングスマン』

本来ならスパイ映画ラッシュの先駆けとなるはずが、日本では遅れに遅れて本国より9ケ

これぞ スパイの姿!

15日のことですが、映画「キングスマン」を鑑賞しました。 いかなる国の干渉も受けないスパイ集団「キングスマン」 ある日 組織の一員が殺され その代わりに新人をスカウトすることに ハリーはかつて命を助けてもらった恩人の息子で現在は不良少年であるエグジーを候補...

映画「キングスマン」

評価:B 映画公式サイトはこちら。「キック・アス」のマシュー・ボーン監督&マー

キングスマン

 イギリスらしいスタイリッシュで格好いいけど、ブラックユーモアも交えた脳天気なスパイ映画。過去のスパイ映画へのリスペクトも踏まえており、悪趣味だけどポップなエンタメとしてはきちっとした作品です。  作品情報 2014年イギリス映画 監督:マシュー・ヴォーン…

『キングスマン』を観てきた!?

『キングスマン』を観てきました。(ネタバレアリ) 「ブリジッド・ジョーンズの日記」ではありえない柄のセーターを着ていたコリン・ファースが今回は紳士として高級スーツを着こなしていました。あの頃は、彼もコリン星人なんだろうなぁ~と思っていたあの彼が!。(それって名前だけでしょっ;;) 高級テーラーに働いているとみせかけどこの国にも属さない、独立系諜報機関で重宝されてました。 なにより、防弾機...

[映画][☆☆☆★★]「キングスマン」感想

 「キック・アス」のマーク・ミラー原作&マシュー・ヴォーン監督、「英国王のスピーチ」のコリン・ファース主演。どの国にも属さない最強のスパイ機関「キングスマン」が、人類滅亡の危機に立ち向かうスタイリッシュ・スパイアクション。 「キッス・アス/ジャスティス・

キングスマン

試写会で観ました。高級テーラー“キングスマン”で仕立て職人として働く英国紳士のハリー 。その正体は、どの国家にも縛られることなく秘密裏に正義を遂行する国際的なスパイ組織“キングスマン”のエース・エージェント。ある日、エージェントの一...

マナーが人を創る~『キングスマン』

 KINGSMAN: THE SECRET SERVICE  典型的英国紳士であるハリー・ハート(コリン・ファース)は、表向きはロンド ンの高級テイラー 「キングスマン」 の職人。そしてその正体は、国家に属 さない独立系諜報機関のエージェント;コードネーム 「ギャラハット」。新人 エージェントをスカウトすることになった彼は、かつての同僚の息子で、今は ...

映画:「キングスマン」♪。

平成27年10月15日(木)。 監  督:マシュー・ボーン 脚  本:マシュー・ボーン、ジェーン・ゴールドマン 原  作:マーク・ミラー 音  楽:ヘンリー・ジャックマン 、 マシュー・マージソン キャスト: ハリー・ハート:コリン・ファース アーサー…

キングスマン [Kingsman: The Secret Service] (2014 UK R15+)

結構残虐なシーンをアッサリと見せてしまうせいか、R15指定になってしまったが、華麗なる英国紳士のスパイ映画の誕生だ。年末に「スター・ウォーズ」と真っ向勝負に出た「007」シリーズ最新作が、かつての宿敵スペクターを復活させて、いよいよネタ切れか?と思わせる中、…

キングスマン

キングスマン '14:イギリス ◆原題:KINGSMAN: THE SECRET SERVICE ◆監督:マシュー・ボーン「キック・アス」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」 ◆出演:コリン・ファース、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソン 、タロン・エガートン、マーク・スト...

「キングスマン」

イギリスの上流階級で構成される秘密結社に、労働者階級の青年がスカウトされ、遂には立派な「キングスマン」として成長していく「男子成長譚」として鑑賞。私はこういう構成に滅法ヨワイ。鑑賞し終えるまで知らなかったのだが、本作は「キック・アス」のマシュー・ボーン監督&マーク・ミラー原作の作品。そう思ってみると、タロン・エガートンはヒットガールだし、コリン・ファースはニコラス・ケイジである。父親を知らず...

「キングスマン」

 久しぶりにアクション映画を観ました!降下訓練でハラハラしたり、ひとり対so manyのアクションシーンに興奮したり、ブラックジョークが効いていたり、もう最高!fuuuuu!となってしまったのは、パンフレットの映画評に書かれた通りのツボに私もはまってしまったから、というのもあるでしょう。即ち、英国紳士とスパイのギャップ萌えというやつ。そうでなくとも、コリン・ファースとか英国とかアクションとか...

キングスマン

KINGSMAN: THE SECRET SERVICE 2014年 イギリス 129分 アクション R15+ 劇場公開(2015/09/11) 監督: マシュー・ヴォーン 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 製作: マシュー・ヴォーン 製作総指揮: マーク・ミラー 原作: マーク・ミラー『キン...

キングスマン

監督:マシュー・ヴォーン 出演:コリン・ファース、マイケル・ケイン、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ソフィア・ブテラ、サミュエル・L・ジャクソン、ソフィー・クックソン、マーク・ハミル、ハンナ・アルストロム 【解説】 『英国王のスピーチ』などのオス...

「キングスマン」 主役じゃなかったんだ?

お正月休みの間でiTunesで鑑賞しました。 去年公開した時に観たかったのですけ

『キングスマン』

キングスマン 国際スパイ組織のエージェントが IT富豪の世界征服の陰謀を阻止する... 【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞) 原題:Kingsman: The Secret Service 原作:マーク・ミラー デイヴ・ギボンズ

キングスマン

【概略】 ロンドンのサヴィル・ロウにある高級テーラー店“キングスマン"の実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった!17年前に父を亡くし、無職のままロンドンで母と暮らすエグジー。彼の前にある日、ブリティッシュ・スーツに身を包んだハリーと名乗る紳士が現れる。高級テーラー「キングスマン」の仕立て職人であるハリー、だがその裏の顔は秘密裏に活動する国際諜報機関「キングスマン」...
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