けいおん!! #21「卒業アルバム!」 感想!
二期になってからやたらと、サブタイとは関係ないところがテーマだったり落ちどころだったりするなぁ
今回の3ポイント
・今回は女の子女の子してましたな。髪いじり楽しそう。
・りっちゃんのヘアーはサラサラ! 外に跳ねてるのにw 俺も触りたい
・卒アル回と見せかけて進路決定。
MVP
憂……かな。
感想
大した回じゃなかったんで、今まで言おうと思ってたけどなかなか書けなかった事をば。
まぁ大した回じゃないと言っても、「大した事やってない」という意味なんですけどね。実に普通でした。
そんな今回の脚本はシリーズ構成の吉田玲子さんですが、みなさんはアニメを見る時、どれくらい脚本家を意識しているでしょうか?
常々思っていたのだけど、特にけいおんの場合、脚本家って過剰に意識されすぎていると思うんです。
その回が終わった後に「今回の脚本は誰々で~」みたいな文を良く見ますが、「いや、それはどう考えても脚本家の仕事じゃない」というところまでいちいち突っ込んでいる気がしています。
最近良く言うのだけどアニメにおける(ドラマや映画でもいい)脚本ってものすごく分かりにくいファクターで、アニメは絵とセリフで進行するために、脚本って基本見えないんですよ。
キャラのセリフは脚本ですが、タイミングやストーリーボードは恐らく絵コンテや演出での作業。その回のストーリーが漠然と「良かった」場合、脚本が素晴らしかったかどうかは一概には分からないはずです。もちろん吟味したら分かるかもだけど。
意識しすぎの顕著な例が一期の吉田玲子回で、11話「ピンチ!」においてシリアスな雰囲気が描かれた事がありましたが、どういう訳か文句を言われたのはほとんど吉田さん。
複数の脚本家が基本的に存在するアニメにおいて、脚本の一から十をその回の脚本家が考えるなんて事はありえません。この11話はストーリーテリングに問題があったとは言えず、となると責めるならけいおん!メインスタッフ全員でしょう。
これは現場にもよると思うけど、ストーリーの最終決定は監督がするはず。じゃないと「監督」じゃないし。
二期でもそうで、良かった回良くなかった回と人それぞれ評価がありますが、安易に脚本家の功績・失敗にしたがっていると感じています。
俺は花田十輝先生が大好きだけど、けいおんにおいてやたらもてはやされる流れは好きでない。もちろんいい仕事をしているとは思うけど、もっと演出陣に目を向けたっていいんじゃないかな。
そうじゃなくても、もうちょっと総合的にさ。
今回なんて脚本段階においては恐らく超シンプルなものしか出来あがっておらず、髪をいじったり切ったり切りすぎたり写真を撮ったりと、内容の出来が演出家・作画陣にかなり依存していると思われます。
今回の作監は言わずと知れた(?)ハルヒの池田昌子、基本的にキャラが動かない回なのに細かい演技は相変わらずの素晴らしさ。
演出的には、あずにゃんが部室に入るまでと入ったあと、それから唯が髪を切るところなどが面白かった。フィックスフィックス!
絵コンテ・演出に北之原さん。二期では他に、マラソン回の主にラストのトリッキーな映像が記憶に新しいですな。
……とまぁ「大した回じゃなかった」とか失礼なヤツとか思われそうな事言ったけど、今回はなんと進路が決定するというかなり重要なお話。写真撮るだけじゃないのかw
唯たちの進路についてはあまり考えていなかったので、「みんなで同じ女子大に行こう!」という流れになったのはビックリしました。
でもこっちの方が、勉強にしっかり精が出ますね。
寂しがり屋の澪もこれで解決です。しかし推薦蹴ったかぁ、思いきった事をしたもんだ。
なんと次回は「受験!」、なるほど初詣から受験までを一気にやるんだね。時間が結構進みます。
徒然草
スタッフの名前なんて分からん! というのは別に問題ない
名前知らないとアニメ楽しめないなんて事はありえないですから。俺もそんなに知りません。


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