マーブル局#5「code_36.」の宣伝ビジュアル①
2014年10月11日12日に
いわてアートサポートセンター風のスタジオで行われた
マーブル局#5「code_36.」に、宣伝ビジュアル担当として参加しました。
色々濃い体験だったので備忘録として記します。
【えっ!音響じゃなくて宣伝ビジュアル!?】
マーブル局主宰剛ちゃんとは知り合ってかれこれ10年ぐらいになりますでしょうか。
その間、俺が撮った自主映画に出てもらったり、
2人でワーナーマイカル北上までクローバーフィールド観にいったり、色々あった(雑)。
マーブル局を立ち上げてからの剛ちゃんとの絡みは
2011年の「最後から2番目の歌」で音響をオファーされたのが初めて。
続いて2013年の「ミッドナイト☆サイクリング」でも
作曲家福原くんとタッグ形式での音響担当として声をかけてもらい、
濃ゆいお芝居を作る楽しさを共有させていただきました。
そんな風であったから、てっきり今回も音響かと思ったら
「宣伝ビジュアルを」とな!?
「音響は?音響もイケるんだよ?」と食い下がりましたが、
今回は別な人事案があるとの事。
「そっかあ~」と若干の落胆をしたテテカワさんでしたが、
のちのち考えると音響兼任してたら
結婚式の準備と両立できなくて死んでた。
【かっこいいの作ろうじゃんよ】
公演日が10月という事で、宣伝ビジュアル仕事がゆるゆると動き始めたのが5月頃。
この頃のメモ帳には、剛ちゃんと打ち合わせた時に書いたとおぼしき以下のような言葉が並んでいる。
「黒板(学校)」
「英語」
「海」
「色おさえる」
「絵のインパクト」
「援交」
「覚せい剤」
「アンダーグラウンド」etc...
ビジュアルの方向性として北野武「ソナチネ」が話題に上がったのもこの頃か。
映画大好きっ子に見えて実は観てない名作が多いテテカワは
慌ててTSUTAYAにソナチネを借りに行った。
面白かった。
さてさて、そんな寄り道のような寄り道でないような
ビジュアル方向性打ち合わせ会議の末に、第一案として提出したのが下記のデザインである。
どーん!
(日付はおろか会場すら間違っていますがあくまで叩き台なのでご了承ください)
ベースとなる女の子の写真は、
ハイセンスな写真を著作権フリーで配布している
Unsplashというサイトからいただいてきたものである。
シャレオツである。無駄にシャレオツである。
この頃、上演台本がプロローグ部分しか配られていなかったので
芝居の全体像をつかめていなかったというのもあるけど、
公演が終わったいまなら言える。
これは違う。
無駄にシャレオツな方へベクトルをとったまま、
イラレをこねくり回してできたのが次の案である。
どーん!!
うわあ…
裏山に捨てられたエロ本みたいな色合いで、何ともいたたまれないですが、
作っているときは「よし、これでイケる!!」と思っているのですから、
主観の頼れ無さってハンパないですね。
さらにとんでもない案がHDDから発掘されたのでついでに晒しておく。
どーん!!!
5月にディズニーランドに行ったことと何か関係があるに違いない。
違いないが、間違っている(主にデザイン面で)
どうする~テテカワ~♪
苦悶を重ねた上で出た結論!!それは!!
つづく