カテゴリ:WEBプログラミング
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- 2012/09/26 - W3C 規格に準拠した HTML & XHTML テンプレート
- 2011/08/09 - 秀丸エディタをPHPエディタとしても使う
- 2011/08/08 - CakePHP専門からCMSも取り入れるようにする
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W3C 規格に準拠した HTML & XHTML テンプレート
多くの WEB サイト制作で用いられるマークアップ言語(HTML, XML, XHTML 等)は,ベースとなる文章をタグで囲うだけというシンプルな文法構造から,他のプログラミング言語と比べると簡単で扱いやすい言語です.そしてさらに仮想サーバーが時代に伴って実用的になり,価格やセキュリティ面で敷居が低くなった影響もあって,今までプログラミングと縁がなかった人でも WEB サイトの制作にチャレンジした事がある人も少なくないと思います.
しかし,これほどシンプルで扱いやすい HTML(XHTML)なのですが,サイト制作を重ねていくほど「毎回 body タグの前の定型文を書く事」が億劫に感じてくる人もいると思います.
ここで指している "body タグの前の定型文" とは,主に head タグの中身の事です.
次世代の規格である HTML5 では,冗長であるコードは極力書かないようにデザインされていて大変優秀な言語ですが,現在の主流である HTML4.01 や XHTML1.0 では,この冗長部分である head タグを含めた body タグの前の定型文を毎回書かなければなりません.
さらに HTML (XHTML) はインタプリタ言語のため,ソースコードの文法に問題があったとしても,それが発見されにくいです.そのためこれらのデメリットを考慮すると,厳密な文法で書かれた HTML4.01, XHTML1.0 のテンプレートを用意し利用する事が,効率的な WEB サイト制作を実現する上で1つの有効な手段と言えるでしょう.
そこで今日は,私がウェブサイトを制作するときに使っている自作のテンプレートをご紹介します.
秀丸エディタをPHPエディタとしても使う
みなさんは PHP のソースコードを書くときどんなエディタを使っていますか?
私の場合は,秀丸エディタを使っています.
様々あるエディタの中から秀丸エディタを使っている理由は,単に PHP 以外のテキストファイルなどを扱う時に利用していることが多かったため,気がついたら PHP エディタとしても使っていました.
テキストの色分け
しかし秀丸エディタは最初から PHP エディタとして売っているわけではないので,他のエディタのように PHP コードが色分けされていなくて不便ですよね.
秀丸エディタには,正規表現を使ってテキストを任意のデザインにすることができますが,新規に PHP 用の設定を書くのは骨が折れる作業なので現実的ではありません.
そこで既にある強調表示用の設定ファイルをインポートして利用することにします.
CakePHP専門からCMSも取り入れるようにする
サイトを制作するときには,PHP が仕事や趣味に限らず大体使われています.
しかしフレームワークを使わないでコードを書く機会というのは,PHP を勉強する時ぐらいしかなく,多くの場合,商用でも趣味でも「CMS (コンテンツマネージメントシステム)」を利用してサイトを作っている所が多いです.
しかし私が当時イメージしていた CMS というのは「ブログや Wiki などある決まった動的サイトを簡易に作る事のできるツール」という認識だったので自由度がない印象でした.
私が制作したかったサイトは,既存サイトの二番煎じ (ブログやWiki) ではなく,まったくオリジナルな動作を実装したものだったので,CMS より下層のフレームワーク,つまり「Webアプリケーションフレームワーク」に着目し CakePHP を学習する事にしました.
CakePHP は細かい所までコーディング出来るためとても自分に合うフレームワークでした.
しかしそのあまり「ここはもっと簡易に実装できるだろう!」とか「管理が大変ダナー」など思う所が出てきたので,CMS にスイッチするとまでは言いませんが,ある程度 CMS で作るサイトも増やしてみようかな.と思い始めたのが CMS の取り入れの理由ですね.
そこで CMS について調べてみましたら,実は CakePHP のような「Webアプリケーションフレームワーク」のレベルでもコーディングできる自由度があるようで「これはもう CMS を利用するしかないな」と思い今に至るわけです.